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『バック・トゥ・ザ・フューチャー』

『バック・トゥ・ザ・フューチャー』(原題:Back to the Future)
監督:ロバート・ゼメキス
出演:マイケル・J・フォックス,クリストファー・ロイド,リー・トンプソン,
   クリスピン・グローヴァー,クローディア・ウェルズ,トーマス・F・ウィルソン他
 
先週の土曜日、またまた大阪ステーションシティシネマへ。
やっぱり“午前十時の映画祭10+”で旧作を鑑賞。
 
本当は9:30上映開始の『JAWS/ジョーズ』(1975)狙いだったんです。
(というと、便秘症かと尋ねられることがたまにあるのですが、
逆です、逆。便秘知らずだから、出さないままには出かけられない(^^;)、
それまでうだうだしていたら、間に合わなくなってしまった。
代わりに何を観ようかと考えたとき、10:00上映開始の本作が浮上。
 
1985年のアメリカ作品。
これはさすがに劇場で観たことがあると思うんです。
USJの“バック・トゥ・ザ・フューチャー・ザ・ライド”でゲロ酔いしかけたことも思い出す。
怖いんじゃないんです。
縦揺れはなんぼ揺れても平気なんですけど、横揺れはゲロゲロ〜。
 
誰もが知っている『バック・トゥ・ザ・フューチャー』ですけれど、おさらい。
 
クリストファー・ロイド演じるドクことエメット・ブラウン博士は、
スポーツカーのデロリアンを改造してタイムマシンを開発中。
マイケル・J・フォックス演じる高校生のマーティ・マクフライとは、
歳は相当離れているものの大親友。
 
ある日、タイムマシンを完成させたドクから呼び出され、
マーティは深夜のショッピングモール駐車場へ。
さていよいよ今から過去へ行くぞというとき、
ドクが部品を入手するために取引をしたテロリストの襲撃に遭う。
テロリストを騙したドクは銃弾を浴びて死亡。
 
ついデロリアンに乗り込んだマーティが着いた先は1955年。
デロリアンは故障しているから、このままでは元の世界に帰れない。
ドクの自宅を訪ね、未来の世界ではドクと自分が友だちであること、
ドクのタイムマシンに乗ってやってきたことを説明。
ふたりで考えた末、唯一の帰る方法を思いつく。
 
さて、1955年当時、マーティはもちろんまだこの世に生まれていない。
父親のジョージと母親のロレインは高校生で、話したことすらない様子。
このあと両親は恋に落ちるはずだったのに、
ふとしたことからロレインはマーティに好意を抱く。
 
自分はあなたの息子ですとも言えず、困り果てるマーティ。
このままではマーティも彼の兄妹も、存在が消えてしまう。
未来が変わらぬよう、両親の仲を取り持とうとするのだが……。
 
公開当時に観たとき、こんなに面白いと思った記憶がなく。
めちゃくちゃ面白かった。よかった。
本作で人気を極めたマイケル・J・フォックスが、
その後パーキンソン病に罹って大変な思いをしたことなどが
今はわかっているからかもしれないけれど、
だからって評価が甘くなっているわけじゃない。面白い。
 
ヒューイ・ルイス&ザ・ニュースの“The Power of Love”がかかった瞬間にテンションが上がり、
冒頭からワクワクします。
1955年の音楽だったりファッションだったりも楽しくて、
結果的には『ジョーズ』を観るよりもこちらのほうがいい鑑賞時間だったかも。
 
いじめられっ子だった父親が、マーティが過去を変えたせいでそうではなくなる。
嬉しいことではありますが、立場が逆転して偉そうにしすぎじゃないか。(^^;
その点だけはもうちょい器のでかいところを見せてほしかったような。
 
続編も公開中ですが、う〜ん、これは1がいちばん面白かった記憶は合ってます?

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2020年5月に読んだ本まとめ

2020年5月の読書メーター
読んだ本の数:11冊
読んだページ数:3946ページ
ナイス数:1520ナイス
 
■架空OL日記 2 (小学館文庫)
丁寧に読まなければ面白いところを逃してしまいそうで、意外と読むのに時間がかかる。といっても2時間はかからない。映画版を先に観ているから、頭の中に流れるのはバカリズムの声。はたして本当のOLが書いたものだとして私がこれほど笑えたかどうかはわかりません。でも、擬態語だけでもじゅうぶんに可笑しい。寿司屋で穴子も鰻も食べたいと思って「アナギください」と言ってしまったことのある私は、「雨かざれ」にニヤッ。私の場合、「うおっ、合体しとるがな」とありがたいツッコミを頂戴しましたが。恥ずかしかった。(;_;)←誰だお前。
読了日:05月02日 著者:バカリズム
 
■ネメシスの使者 (文春文庫)
いかに死刑廃止論が唱えられようとも、死刑制度があって良いと考えている人のほうがまだまだ多い。私もそうです。それでも、被害者の遺族でもないまったく赤の他人が正義をふりかざし、加害者の遺族を殺すのは異常だと感じます。異常な行為に走っていたわけではなかったのですね。緊急事態宣言発令直前に観た映画『プリズン・サークル』を思い出しました。他と比べて再犯率が低いこの刑務所。もしもここを出所した加害者が再び罪を犯すことなく生きていくとしたら、それは被害者の遺族の望むことなのだろうかと本作を読んで考え込んでしまいました。
読了日:05月05日 著者:中山 七里
 
■テミスの剣 (文春文庫)
ひと月の間にできるだけ、いろんなジャンルのいろんな作家の作品を読むと決めているので、上下巻でもない限り、同じ作家を続けて読むことはないんです。ないんですけど、『ネメシスの使者』を読んでおいて、その前日譚である本作を積読の山に入れたままなのが気になってつい。渡瀬刑事にはこんな過去があったのか。ネメシスを先に読んだおかげで、今も変わらぬ刑事であることがわかっているからちょっぴり安心。『その女アレックス』→『悲しみのイレーヌ』の順で読んだときと同じ感覚。それにしても毎度残り少なくなってからの展開が凄すぎて愕然。
読了日:05月06日 著者:中山 七里
 
■愛がなんだ (角川文庫)
恋愛は、「つきあってもらっている」という気持ちと「つきあってやっている」という気持ち、五分五分が理想だと思っています。どちらかに偏っているときの自分は好きになれないと思うから。しかし、本作のテルコは要するに都合のいい女で、「つきあってもらっている」とすらいえない関係。そんな彼女だけど、この恋の成就を願う気にはなれません。彼女の友人の言葉を借りれば、「ぞっとするほど頭が悪い」。でも、いっそマモちゃんになってしまいたいと考えるほど好きになれるのは、凄いことなのかもしれない。浅はかだ。アホだ。だけどこれが人間。
読了日:05月07日 著者:角田 光代
 
■銀翼のイカロス (文春文庫)
コロナのせいで、テレビには半沢直樹がなかなか帰ってこないからせめて読む。いんや〜、やっぱり面白いなぁ。私にとって、シュッと読めるお手頃頁数は320頁ぐらいまでなのに、それを100頁上回ってもシュシュッと読めるのは、今なら中山七里かたまにはずれるけど東野圭吾、そして鉄板の池井戸潤。法律以前に守るべき人の道。まっとうな商売してなんぼ。ほんと、そう思うのに、どうして人は身の丈に合わない欲をかき、良いものは良い、悪いものは悪いと言えなくなってしまうのか。「徹底的にやる」と「倍返し」とどっちが怖いだろ。倍返し歓迎。
読了日:05月08日 著者:池井戸 潤
 
■高座のホームズ – 昭和稲荷町らくご探偵 (中公文庫)
日常の謎よりは若干ヘヴィーな事件。ある噺家の師匠と兄さんがそれを解いてみせます。高校時代、私は落研に所属していましたが(最も暇そうなクラブを選んだ結果)、本作を読んだら知らないことだらけ。興味を惹かれて第1話は面白く読みましが、うーん、第2話は女としてはかなり不愉快。女子高生に欲情する段は正直言ってキモい。その相手と……なのだから、余計なお世話ですかね。稲荷町の名探偵のモデルとなっているのは八代目林家正蔵師匠。師匠のお人柄がわかる特別寄稿は非常によかったです。あ、キモいのは師匠ではないのでご安心ください。
読了日:05月12日 著者:愛川 晶
 
■屋根をかける人 (角川文庫)
ブックカバーのかかった状態で友人から借り、「建築物好きの作家が自分の家を建てる話」だと完全に思い込んでいました。既読の著作が万城目さんとの建物探訪だったせい。そうしたら、実在の人物に着想を得た歴史小説で驚く。伝道者でありながら建築家にして商売人。マルチ商法まがいの話まで出てきたりして、たまにドン引き(笑)。終盤は時折涙腺を刺激され、紆余曲折、波乱万丈の人生に想いを馳せ、壮大な伝記を読んだ気持ちになりました。読了後にブックカバーを外す。最初にこうしなかったことがより深い感慨を呼び込みました。とても良かった。
読了日:05月13日 著者:門井 慶喜
 
■ゴールデン・ブラッド GOLDEN BLOOD (幻冬舎文庫)
もちろん本作の主役は消防士の圭吾なのですが、影の主役はあの人ではないですか。「実直そうではあるけれど、軽そうなところがどうもなぁ」(笑)。私が薦めて“藤堂比奈子”シリーズを読み始めた人が、いつのまにか私を追い抜いて先に読了。その後しきりと本作を読め読め言うのです。序盤は、あらこの人♪と思った程度だったのが、カメオ出演どころの出番ではない。ほかに、名前こそ出ないけれど「凄腕の検死官」も見え隠れ。なるほど早く読め読め言いたくなるはずだ。検察庁法改正案が可決されたら、ますます役人を裁けなくなるのかもしれません。
読了日:05月16日 著者:内藤 了
 
■AX アックス (角川文庫)
凄腕の殺し屋は恐妻家。世の中の妻は「夫よ、これぐらい気を遣ってみろ」と思うでしょう。逆に夫は「本当はこんなに気を遣っているのだよ」と思うかもしれません(笑)。伊坂幸太郎を読んだとき、私の胸に広がる想いをなんと説明すればいいのか。ありえないキャラクターにたまにふくほど笑わされ、幸せで、でも切なくて、何度も涙が溢れそうになる。とにかく私のツボに突き刺さるんですとしか言えません。何をしていたのかはわからないままでも、父親は父親。自分のことを見守ってくれていたのはわかるはず。きっとこの先、何度も読み返したくなる。
読了日:05月19日 著者:伊坂 幸太郎
 
■忘れ物が届きます (光文社文庫)
忘れた頃に届く良い話。この表紙ならそう思うじゃないですか。でも、ひとつめの話は出だしからなんだか嫌だった。数十年前の辛い過去が赤の他人にほじくり返されるなんて。少々むかつきつつ、ひねりは効いていたから、まぁふたつめ以降も読んでみたら。いずれの話も、気になっていたことの真相が年月を経て明かされます。ヘヴィーさはまちまち。あのとき何があったのか、知らないままよりも知れてよかったにちがいない。読了後の心情は表紙から受ける印象通りになりました。「思いとどまらせた」ふたつの話、『雪の糸』と『おとなりの』が好きです。
読了日:05月20日 著者:大崎 梢
 
■首無の如き祟るもの (講談社文庫)
“刀城言耶”シリーズと言いながら言耶さんなかなか出てこないし、出てきてもすぐどこかに行っちゃうし、どないなってるねんと思ったら、そういうことですか。内藤了の“堀北恵平”シリーズに記述のあった昭和7年の「首なし娘事件」が本作にも登場。実在の猟奇殺人はフィクションの中でもかぶるものですね。閉鎖的な村の中で起きる事件という設定は大好きだけど、言耶さんの推理が次から次へと展開して、真相はどこに落ち着くのか、ついていくのがたいへん。3冊分ぐらい読んだ感。シャッフルはややこしいから、着せ替え人形を作りながら読みたい。
読了日:05月31日 著者:三津田 信三

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『21世紀の資本』

『21世紀の資本』(原題:Capital in the Twenty-First Century)
監督:ジャスティン・ペンバートン
 
コロナ騒動の前は、平日の晩に2本ハシゴするのが常でしたが、
今はどこの劇場もレイトショーの時間帯の上映がないので、1本しか観られません。
しかも近所のシネコンでは“午前十時の映画祭10+”なんてのもやっていないから、
唯一未見の作品である本作を鑑賞。109シネマズ箕面にて。
 
フランス/ニュージーランド作品。
原作は世界的なベストセラー経済書『21世紀の資本』。
原作者のトマ・ピケティが自ら解説するドキュメンタリーです。
 
幼い頃、親が経済の話をしているのを聞くと、
ちっともわからん、でも大人になったらきっとわかるはずだと思っていました。
それが20歳を過ぎても全然そうはならず、
政治経済に疎いまま今まで来てしまいました。
何の自慢にもならないことで、本当にお恥ずかしいかぎりです。
 
そんな私でも、本作を観れば少しは賢くなれるのではと思ったのに。
資本主義についてわかりやすく解き明かしてくれる作品なのでしょ。
でも話は頭を素通りして、しまいには睡魔に襲われる。
何分うとうとしたかわかりませんが、
寝る前も寝た後も、印象に残っていることはごくわずか。
 
まず、18世紀には平均寿命が17歳だったという話。
びっくりしたけれど、どこの話でしたっけ、フランス?
奴隷の売買のポスターが普通に貼られているシーンもたまげました。
あと、イギリスは、上位1%の富裕層が70%の土地を所有しているという話。
 
どこの国の話だったか、何かが撤廃されて(←その何かを覚えていない(^^;)、
国民の年収は800%アップしたけれど、
富裕層の年収は2000%アップしたという話もあったような。
 
およそそれらしくない女性歴史学者は、美人なのでしょうが、
ドアップで顔が迫ってくると怖いのよと思ったり。
なんだかこんな感じで、資本主義についてわからないまま。
 
格差がありすぎる。
でも格差があるほうがそれを跳ね返そうと頑張る人がいるからいいのだ、
そういう持論の人もいるそうですが、
跳ね返せる格差と絶対無理な格差がありゃあしませんか。
 
面白かったのは、いろいろと出てくる映画のワンシーン。
『エリジウム』(2013)が映ったときだけはワクワクしました。
 
結局、私は阿呆のまま人生を終わる気がしてきました。(T_T)

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『E.T.』

『E.T.』(原題:E.T. The Extra-Terrestrial)
監督:スティーヴン・スピルバーグ
出演:ヘンリー・トーマス,ディー・ウォーレス,ロバート・マクノートン,
   ドリュー・バリモア,ピーター・コヨーテ,K・C・マーテル他
 
“午前十時の映画祭10+”で計5本目を鑑賞。
これも大阪ステーションシティシネマにて。
 
1982年のアメリカ作品。
なんと、これも劇場で未見だった気がするのです。
公開当時、私は高校生。
いや〜、もしかしたら友だちと観たかなぁ。その記憶はないなぁ。
 
前述の『ローマの休日』ではオードリー・ヘプバーンの可憐さに驚愕したけれど、
本作ではドリュー・バリモアの可愛さにキューン。何これ、可愛すぎる。
 
アメリカの郊外の町。森林に宇宙船が到着。
宇宙人が降り立つが、何かを調査中の人間たちに追われて帰還してしまう。
たったひとり、取り残された宇宙人が困っていたところ、
彼を見つけたのが近所に住む少年エリオット。
 
ほかの人間に見つかればきっと研究材料にされるだろう。
エリオットは彼に“E.T.”と名付け、自分が守ると決める。
最初は宇宙人の存在など信じなかった兄マイケルと妹ガーティは、
E.T.に会って仰天するものの、エリオットに協力。
そのうち、エリオットとE.T.が共鳴していることがわかる。
 
ま、こんな感じでしょうか。
すごーく楽しかった。童心に帰ったような気持ちになり、スクリーンに目が釘付け。
E.T.を研究対象としか見ていない大人たち。
マイケルの悪友たちも一致団結してE.T.を宇宙船に届けようとするシーンには涙。
うるッとする作品はいろいろありますが、
今回はマスクをつけていたこともあり、涙拭えず。頬を伝ったのは久しぶりかも。
 
あまりに可愛いドリュー・バリモアが妬み嫉みを受けて学校でいじめられ、
若くしてヤク中アル中になってしまったのは有名な話。
そのまま駄目になってしまう芸能人も多いけれど、彼女は立派に立ち直りました。
ここ数年は出演作を観ていない気がするので、そろそろよろしく!
 
ありがとう、“午前十時の映画祭”♪
 
ところで、エリオット少年を演じたヘンリー・トーマスって、
今も俳優を続けているのかしらんと調べたら、
『ドクター・スリープ』(2019)の出演者の中に名前が。
どの役だったかを知って驚愕。ジャックの役でした。
つまり、『シャイニング』(1980)でジャック・ニコルソンが演じた父親の役。
『ドクター・スリープ』では亡霊のようにちらりと登場するのですが、
それを演じていたのがあのエリオット少年役の俳優。
ほかにも多数の作品に出演していて、あれほど注目される役はもうないけれど、
地道に俳優を続けているとわかって嬉しいです。

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『ローマの休日』

『ローマの休日』(原題:Roman Holiday)
監督:ウィリアム・ワイラー
出演:オードリー・ヘプバーン,グレゴリー・ペック,エディ・アルバート,
   テュリオ・カルミナティ,パオロ・カルリーニ,ハートリー・パワー他
 
またまた大阪ステーションシティシネマにて2本。
 
なんとこれも劇場では観たことがありませんでした。
1953年のアメリカ作品ですから、こういう催し物でかからない限り、
スクリーンで観る機会はない。観なくちゃ。
 
「この作品は全編ローマで撮影されました」と最初にテロップが出ます。
当時はこういうことが少なかったのでしょうかねぇ。
 
オードリー・ヘプバーンのハリウッド映画デビュー作。
彼女が演じるのは某国のアン王女で、ヨーロッパ各国を表敬訪問中。
最後の訪問先はイタリアのローマ。
毎日過密なスケジュールで、つまらないわ、へとへとだわ。
泣きわめく彼女は医師から睡眠剤を投与されるが、
眠たくなる前にふと思い立ち、こっそり王女ひとりで外出
道端のベンチで寝込んでしまい、そこを通りかかった男ジョーが、
彼女を放っておけずに自分の部屋へと連れ帰ります。
 
凄い美人で教養もあるようだが、上からな物の言い方にジョーはカチン。
自分のベッドを横取りして寝息を立てる彼女のことが腹立たしい。
ところが翌朝、アン王女が病気に罹って予定取りやめとのニュースを見て、
いま自分の部屋で眠っているのがまさに王女だと気づきます。
ジョーの職業は新聞記者。こりゃ特ダネになることは間違いない。
職業を伏せたまま、親切な男のふりをしてネタを書こうとします。
 
オードリー・ヘプバーンの可憐さといったら。
グレゴリー・ペックはちょっと私のタイプとは違うんですが(笑)、男前は男前。
 
恋に落ちる流れになるのは見え見えだけど、
最後にふたりが誰もが願うハッピーエンドにならないところがイイ。
観たことがないという人は、人生で一度くらいはぜひご覧を。

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