MENU
ChatGPT-Image01
ChatGPT-Image02
ChatGPT-Image03
ChatGPT-Image04
ChatGPT-Image05
previous arrow
next arrow

『ジェリーの災難』

『ジェリーの災難』(原題:Starring Jerry as Himself)
監督:ロー・チェン
出演:ジェリー・シュー,ジェシー・シュー,ジョナサン・シュー,ジョシュア・シュー,キャシー・シュー,
   ハオソン・ヤン,ジャン・ツァイ,ファン・ドゥ,ニック・ベイリー,ヨニ・ロタン他
 
昼間にTOHOシネマズ梅田で『少年と犬』を観て、福島のバーで飲んで、NGKで吉本新喜劇を観て、
そこで帰りゃいいものを、TOHOシネマズなんばに寄ってもう1本。
22:00~23:30の回で、レイトショーもレイトショー。これ観て家まで帰れるんかいなというほどの時間帯。
はい、ちゃんと帰れましたけど。
 
なんとも風変わりな作品を撮ったものです。
完全なる実話で、詐欺被害に遭った張本人とその家族を俳優として起用しています。
ドキュメンタリーかと思って観はじめたら、どうやらそうではない。
けれど俳優にしては素人くさく、演技にしてはリアルすぎると思ったら、騙された本人が演じていたというわけで。
 
台湾出身のジェリー・シューは、アメリカンドリームに憧れて米国に渡り、何十年。
妻のキャシーとは離婚し、息子3人も成人してそれぞれに暮らしているから、ジェリーはひとり暮らし。
それでもキャシーとは定期的に会って頻繁に連絡を取り合う中で、息子たちもよく様子を尋ねてくれる。
 
ところがある日、ジェリーの電話をあと2時間で止めるとの通達を受ける。
何が何やらわからないが、電話を止められては困るなら中国警察に通報するように言われてすぐに電話。
話を聞けば、ジェリーは資金洗浄(マネーロンダリング)の国際的な捜査で容疑者になっているとのこと。
ジェリーがフロリダに持つ銀行口座を介して128万ドルが違法に移動されていると。
 
まったく身に覚えがなくて焦るジェリーに、警察官を名乗るジャンは丁寧に優しく応対。
金の流れを突き止めるため、口座を解約して警察に送金するようにジェリーに指示。
疑わしい銀行に出向き、ジャンに言われたとおりに次々と解約して送金。
株で儲けた金はもちろんのこと、生命保険を解約、年金も満額を払い出して送る。
 
すべての口座が空っぽになった途端、ジャンとは連絡がつかなくなり、詐欺に遭ったと知る。
その額98万8000ドル、日本円にしておよそ1億5千万円。
 
こんな手に引っかかるなんておかしいやろと思うけれど、騙されるときは騙されるんですねぇ。
コツコツ貯めたお金を息子たちのために残そうとしていたのに、まるごと持って行かれて。
けれど救いは家族みんながジェリーに温かかったこと。
ジェリーと正反対に金遣いが荒く派手好きのキャシーは最初こそ「アホか」という態度ですが、
国民性なのでしょうか、彼女も息子たちも「しゃあないわな」という感じ。
 
たぶん生きる気力を失っただろうと思うのに、映画化の話が降ってきて、ジェリーはロー・チェンと共に脚本を執筆。
そのおかげで元気を取り戻したとキャシーも嬉しそう。
 
自分のような詐欺被害者が出ないようにしたくて本作を作ったと言うジェリー。
人の良いお年寄りを騙すような悪人には罰が当たるように祈ります。

—–

『少年と犬』

『少年と犬』
監督:瀬々敬久
出演:高橋文哉,西野七瀬,伊藤健太郎,伊原六花,嵐莉菜,木村優来,栁俊太郎,一ノ瀬ワタル,
   宮内ひとみ,江口のりこ,渋川清彦,美保純,眞島秀和,手塚理美,益岡徹,柄本明,斎藤工他
 
春分の日。JR大阪駅から環状線で1駅、福島にある大好きなバーで青森の醸造家がつくるワインの並ぶイベントがありました。
15時からのそのイベントの前にTOHOシネマズ梅田でこの日封切りの本作を観る。
 
原作は馳星周による直木賞受賞の同名連作短編集。感想はこちら
映画もきっと良い作品になりそうなところ、メガホンを取るのが瀬々敬久監督というのが気がかり。
瀬々監督は泣かせる話にするのが得意だと思われますが、改変も結構凄いときがある。
『64―ロクヨン― 後編』(2016)にはがっかりしましたし、
『護られなかった者たちへ』(2021)では犯人の性別が原作の男性から映画では女性に変わっていて、
さすがに死体を引きずって階段を上がるのは清原果耶には無理があるやろと思ったものです。
 
本作ではどんな改変が加えられているのかドキドキしていたら、まさかのファンタジーへの改変。えーっ。
 
原作は、男と犬/泥棒と犬/夫婦と犬/少女と犬/娼婦と犬/老人と犬/少年と犬から成っています。
最初の章“男と犬”に登場する男・中垣和正を演じるのが高橋文哉
“娼婦と犬”の章に登場するデリヘル嬢・須貝美羽を演じるのが西野七瀬
 
東日本大震災の半年後、宮城県仙台市に暮らす和正は、地元の先輩・沼口(伊藤健太郎)の紹介で、
被災地の空き家から金目の物を盗んでくる窃盗団のドライバーを務めている。
 
ある日、コンビニの前で見かけたシェパードと目が合い、なんとなく放っておけなくて連れ帰る。
首輪に付いていたタグに書かれている名前は“多聞”。
仕事に出るときも車に乗せて行くと窃盗は大成功。多聞はまるで守護天使のよう。
 
しかしこれで最後にするはずだった仕事の日に失敗。
和正は大怪我を負い、多聞もどこかに行ってしまう。
 
月日が経ち、多聞と巡り会ったのは滋賀県に住むデリヘル嬢の須貝美羽。
多聞に新たに“レオ”と名付けて可愛がっていたが、急病に見舞われたレオを病院に連れて行くと、
そこに和正がやってくる。服役して出所後、ずっと多聞の行方を捜していたのだ。
 
どうしてもレオを手放したくない美羽だったが、きっとレオには会いたくてたまらない人がいる。
その人を追って、はるばる宮城から滋賀までやってきたのだろう。
和正と美羽はレオ=多聞が会いたい人のいる場所まで連れて行く決意をするのだが……。
 
原作では最初の章で死んだ和正が映画版では死にません。それどころか多聞を追いかけてくる。
ところが、殺人を犯した美羽がレオを和正に託して自首した直後に和正が事故死。
おいっ、この後どうするんだよと思ったら、なんと和正が幽霊として多聞に同行。
 
別物として観ればいいんでしょうが、ここまで改変しちゃうかなと思って私は興醒め。
まぁ最後はちょっと泣いたけれど、やっぱり瀬々監督作品には納得いかない。
私以外はたぶんみんなボロ泣きのようで、あちこちから鼻をすする音が聞こえていました。(^^;
 
和正の姉役に伊原六花、母親役に手塚理美
美羽に殺されるヒモ役に栁俊太郎、デリヘルの経営者に渋川清彦、母親役には美保純
獣医には眞島秀和江口のりこ。原作でも心に残る老人役には柄本明
そして、多聞が会いたかった少年の父親役に斎藤工。みんな上手いですけどねぇ。

—–

『Flow』

『Flow』(原題:Flow)
監督:ギンツ・ジルバロディス
 
NGKへはひとりで行くことのほうが多いのですが、この日は午後休を取って友人と。
認知症の兆候が出はじめたお母さんを仕事しつつ介護している友人は、
私がの癌発覚当時に「笑いたい!」と思ったのと同じ心境らしく、
だったら漫才と新喜劇で笑おうよということで、これが2回目の同行です。
 
終了後、黒門市場近くに駐めていた車に乗って阪神高速で池田まで。
友人を送り届けたその足でTOHOシネマズ伊丹へ向かいました。
 
ラトビア/フランス/ベルギーのアニメーション作品。
監督はラトビア出身のギンツ・ジルバロディス。
同監督が世界的に注目された第1作の『Away』(2019)を私は未見だったものですから、
どんな作品を撮る監督なのかを知らずに観たら、最初から息を呑みました。
 
森の中で暮らす1匹の黒猫
時には犬の群れに追いかけられて逃げ惑うことがあるも、自由気ままな毎日。
 
そんな森をある日大洪水が襲う。森どころか世界が丸ごと水の底に沈んでゆく。
流れてゆく木やがらくたに捕まってなんとか溺れ死せずにいた黒猫は、漂流する1艘の船に遭遇。
居合わせた動物たちと当て所のない旅をすることになる。
 
凄いです。2Dなのに3Dを観ているかのような臨場感。
台詞はひとつもなく、それぞれの動物の鳴き声のみ。
喜び、悲しみ、不安、驚き、何もかもがその声にあらわれています。
 
普段は半目し合っているはずの動物たちが時に力を合わせる。
それも決して「俺たち一緒に頑張ろうぜ」的なノリではなくて、自然とそうなる感じで。
 
たまらないアニメを見せてもらいました。
猫好きの人にも動物好きの人にも超オススメ。
大自然を描いた作品では寝てしまうという人にもお薦めします。
 
世界が再生される瞬間。

—–

2025年3月に読んだ本

2025年3月の読書メーター
読んだ本の数:10冊
読んだページ数:3400ページ
ナイス数:1122ナイス
https://bookmeter.com/users/762098/summary/monthly/2025/3
■キッチン常夜灯 (角川文庫)
主人公の勤める店が“キッチン常夜灯”だと思い込んで読みはじめたものだから、30頁ほど進んでからその思い込みに気づいて「おおっ」。私はひとりごはんもひとり飲みも大好きです。行きつけのお店で誰かと話したいとかではなく、単純に美味しいものを食べて飲みたいだけなんですけれど。飲みながら本を読むのも最高だし。そんな風な、どんな使い方もできそうな常夜灯。弟を癌で亡くした身としては、第5話だけは少し感傷的すぎて苦手だったものの、みもざの勤務先での話も心に刺さる。きっといいところは前からあった。そこを見る自分でありたい。
読了日:03月05日 著者:長月 天音
https://bookmeter.com/books/21502030
■変な絵 (双葉文庫 う 23-01)
電車内の広告に最後の謎解き問題が挙げられているそうですね。電車通勤の同僚が解こうとしたけれどわからないとのこと。そりゃそうだ、こんな解答だなんて本編を読まなきゃわかるまい(笑)。『変な家』を読んだときは、売れる本ってこういうものかと若干冷ややかな気持ちを抱きました。これも「売れる本」という点ではそうに違いありませんが、『変な家』よりもミステリーとしてずっと面白い。ツッコミどころは多くも、謎が解き明かされていく過程が気になって読むのを止められず。どうしても謎の答えが知りたいという同僚に全部喋ってすみません。
読了日:03月06日 著者:雨穴
https://bookmeter.com/books/22411245
■世界でいちばん透きとおった物語 (新潮文庫 す 31-2)
「絶対に予測不能な衝撃のラスト」って煽りすぎじゃあないかと思うものの、確かに予測不能。主人公は、推理作家だった父親とそのファンだった母親の間に生まれた不義の子。人間としてはクズらしいけど作家としては皆が絶賛する父親。と言っても主人公は父親に会ったことなど一度もない。父親から無視された存在だと思っていたのに、紙の本を読むと目がちかちかするという話がここに繋がるのですね。実在の作家の名前が出てきてウキウキ。特に京極夏彦ファンなら狂喜。京極さんの凄さがわかるこの本もページ跨ぎなしじゃあないか。ニヤリとしました。
読了日:03月13日 著者:杉井 光
https://bookmeter.com/books/21059020
■少年と犬
たぶん犬の話を読むたびに書いていることですが、私は犬よりも猫派です。だけど毎回、猫じゃなきゃ泣けないなんてことはなくて犬にも泣かされっぱなし。これも最後ボロ泣き。最近読む機会が減っていたこの著者については、その昔、香港映画にハマっていた頃に、香港映画好きのせいでこんなペンネームになったと知って物凄く嬉しかったことを思い出す。映画の予告編を観ると、高橋文哉演じる青年が犬を届けるまでずっと一緒に居るふうでしたけれども、それじゃこの原作とはまるで違ってきちゃいますね。どんなふうに映画化されているのか楽しみです。
読了日:03月17日 著者:馳 星周
https://bookmeter.com/books/15694781
■鑑定人 氏家京太郎 (双葉文庫 な 47-03)
中山七里シリーズオールスターキャストと言うほどではないにせよ、他シリーズの主役陣がカメオ出演以上にバッチリ出てきて仕事をする様子が見られます。DNA型鑑定が導入された頃、それが如何に盲信されていたか、そのせいで冤罪が生まれたことは『殺人犯はそこにいる』を読んだときに知って衝撃を受けました。本作と併せて再読したい。柔和そうな氏家さんだけど、あれほどクセの強い面々とやりあえるのだから決して普通ではない。光崎先生の屈託のない笑顔は私も見たいなぁ。ついでにアマゾネスの女らしい面も。って言うとセクハラになりますか。
読了日:03月18日 著者:中山七里
https://bookmeter.com/books/22368018
■少年と犬
【再読ではなく、映画版を観たので書き込み】予告編からは、「男」を演じるのが高橋文哉で、映画では死なずに多聞を送り届ける役目を果たすのだろうと思っていました。その通りではあったものの想定外の改変。最初には死なずに、西野七瀬演じる「娼婦」が引き取った多聞を追いかけてきます。彼女から多聞を託されてから事故死して、あとは幽霊となった彼が多聞を連れて行くって、こんなのあり!?と唖然とする私を除いて劇場内は涙の渦。私も最後はさすがに泣いたけれど、原作とはほぼ別物の展開。西野七瀬が歌う『ヘビーローテーション』聴けます。
読了日:03月21日 著者:馳 星周
https://bookmeter.com/books/15694781
■悪い夏 (角川文庫)
【再読ではなく、映画版を観たので書き込み】読んだのが4年半近く前だから、内容をつぶさに覚えているわけではありません。ただ、「鬼畜ノワールサスペンス」と評する以外ないと自分で書いたのを思い出す。映画版も終盤のわやくちゃ騒ぎは凄絶で笑ってしまうほどでした。ここで誰かに雷直撃とか、さすがにないか(笑)。まるで共感の持てない登場人物たちに嫌悪感すら抱くのに、スピード感もあって目が離せません。北村匠海河合優実窪田正孝、みんな○。木南晴夏の姿がつらかったけれど、放りっぱなしにしない城定秀夫監督の目線が好きです。
読了日:03月22日 著者:染井 為人
https://bookmeter.com/books/16478109
■みみそぎ (角川ホラー文庫)
大好きな三津田さん。平気さ♪と思いながら夜中に家で読んでいたらやっぱり怖くなり、出かけるときに電車の中で読むことに。いくつもの字体が使われている理由を知ったときはなるほどと納得。しかし通常の字体より洩れなく小さく変わるから、いつもの三津田さんほどはポンポン先へ進めない。最後まで読めばアナタにも何かが起きるかも……的な煽りに恐れをなして飲酒したが最後、終盤はすっかり酔っぱらってワケがわからなくなりかけました。どんな恐怖も掻き消す酒の力がいちばん恐ろしいと思うのでした。よう見てよう聴けよ、私。(^O^;
読了日:03月24日 著者:三津田 信三
https://bookmeter.com/books/22298132

■その復讐、お預かりします (双葉文庫 は 33-04)
同じ系統といっては失礼なのかもしれませんが、原田ひ香と垣谷美雨の著作のタイトルはどっちがどっちかわからなくなることがよくあります。同じような話だしなぁというのもこれまた失礼なことだけど、だからこそ和むというのか胸がすくというのか。ただ、美菜代にはかなり鬱陶しさを感じてしまいます。職種は違えど中山七里の『能面検事』で事務官を務める美晴を思い出し、ちょっと黙っといてんかと叫びそうになりました(^^;。人生で復讐したいほどムカつく出来事は何度かはあったはず。復讐に走らなかったからこそ今があるということなのかな。
読了日:03月27日 著者:原田ひ香
https://bookmeter.com/books/22231832

■ケモノの城 (双葉文庫)
たまに物凄くゲスい話を読みたくなることがあります。この本もそんなときに買ったものの、『消された一家 北九州・連続監禁殺人事件』がモチーフになっていると知ってさすがに読めず、8年近く経ちました。基となった事件が起きたとき、最初は大ニュースになったのに、途中からメディアが報道しなくなったのも納得できるほどえげつない。なぜ洗脳されてしまうのか。いくらでも逃げるチャンスはあったのではないのか。私は絶対に洗脳なんてされないと思っているけれど、こう思っている者のほうが危ないのかもしれません。どこかに城がまだありそう。
読了日:03月31日 著者:誉田 哲也
https://bookmeter.com/books/11776386

—–

『お嬢と番犬くん』

『お嬢と番犬くん』
監督:小林啓一
出演:福本莉子,ジェシー,櫻井海音,香音,松井遥南,井上想良,ぐんぴぃ,葵揚,岩瀬洋志,佐々木希,飯田基祐,杉本哲太他
 
109シネマズ大阪エキスポシティにて、前述の『劇場版 モノノ怪 第二章 火鼠』の次に。
 
今の私はSixTONESといえば断然松村北斗だから(笑)、ジェシーには釣られません。
高校生の青春恋愛ものハマるときハマらないときがあるし、これはどちらかといえばスルーだなと思ったけれど、
監督が『新米記者トロッ子 私がやらねば誰がやる!』(2024)の小林啓一と聞けばスルーできず。
原作ははつはるの同名少女漫画で、『別冊フレンド』にて2019年から現在も連載中だそうです。
 
瀬名垣一咲(いさく)(福本莉子)は幼い頃に両親を事故で亡くし、祖父である瀬名垣組組長・太助(杉本哲太)に引き取られた。
以降10年の間、一咲から片時も離れず面倒を見てくれているのは若頭の宇藤啓弥(ジェシー)。
しかし、そのせいで中学生のときは極道一家の孫であることがバレバレ。
そこで高校は敢えて通学に1時間以上かかるところを選び、普通の高校生活を送りたいと考える。
 
無事に入学したものの、「普通に友だちを作って普通に恋愛をしたい」と一咲が言うのを聞き、
心配になった啓弥は26歳のくせして高校生だと偽り、裏口入学。一咲の同級生となる。
 
一咲が友だちの作り方もわからず戸惑う一方、どういうわけだか啓弥はクラスにすぐさま溶け込む。
なのに、一咲が男子生徒に話しかけられようものなら啓弥がすぐに現れてボコボコに。
落ち込む一咲だったが、球技大会を機に勝木友麻(香音)や安藤優希(松井遥南)と親しくなる。
 
そんな折、瀬名垣組の兄弟分に当たる田貫組組長・淳之介(飯田基祐)が孫の田貫幹男(櫻井海音)を連れてくる。
素性を隠して高校に通う一咲と啓弥のことを面白がり、ちょっかいを出してきて……。
 
実年齢は福本莉子24歳、ジェシー28歳。
このふたりが並ぶことに違和感はないけれど、話中では16歳と26歳でしょ。
10年前からずっと一緒って、6歳の一咲に目をつけていたって、ロリコンやんかと思う。
啓弥のほうもそのときは16歳ならばロリコンってほどでもないですか。
いやいや、怖いって。(^^;
 
ま、ちょっと予告編からして引き気味だったんです。
啓弥が一咲を後ろから抱きしめて「俺に“待て”ができるのは一咲さんだけなんで」と言うシーンなんかは
ゲゲーッと思っていました(笑)。
 
タイプじゃないからハマらないのは仕方のないことで、「しょうもな!」でもなかったから良しとします。

—–