『JAWAN/ジャワーン』(原題:Jawan)
監督:アトリ
出演:シャー・ルク・カーン,ヴィジャイ・セードゥパティ,ナヤンターラー,
ディーピカー・パードゥコーン,プリヤーマニー,サニャー・マルホートラ他
ボリウッドです。171分の長尺です。
駐車サービス3時間までしか出ない109シネマズ箕面では、予告編も観ると補えない。
どうせ知っている予告編ばかりだし、予告編開始後3分経ってから入場しました。
アトリ監督は『ビギル 勝利のホイッスル』(2019)などタミル語映画界で活躍している人。
これがヒンディー語映画デビュー作となるそうです。
主演はボリウッドのスーパースター、シャー・ルク・カーン。
2023年のインド映画興行成績1位に輝いています。まぁ面白いけど、無茶苦茶や(笑)。
インド北東部。ある部族が住む村に渡る川で、銃弾を浴びて重傷を負った男が発見される。
意識不明の男を村人たちが手厚く介抱するも、男は目覚めないまま月日が経過する。
ある日、村を潰そうと武装した奴らに村人たちが次々と襲われていると、
いままで一度も目覚めなかった男が覚醒して悪党共をなぎ倒す。
おかげで村は潰れることなく、男は神と崇められる存在になるが、
彼は記憶を喪失しており、自分が何者でなぜここにいるのかもわからない。
30年後。女性6人組と男性リーダーを有する謎のグループが跳躍。
このグループは、悪事を働いて金儲けをする権力者を標的に巧みな手口で大金を奪い取る。
奪取した金は自分たちの懐に入れることなく、困窮する人々に残らず分配する正義の味方。
実はリーダーのアーザードは女性刑務所の所長で、6人はいずれも囚人。
どの囚人も権力者に楯突いたせいで不当に逮捕された者ばかり。
看守の協力も得て刑務所から出かけては正義のための行動を果たしていて……。
神と崇められる男ヴィクラム・ラトールとアーザードが同じ顔だから(シャー・ルク・カーンの一人二役)、
え、30年経っても見た目変わらずなの?と思っていたら、アーザードの父親がヴィクラムなのでした。
息子の大ピンチにいきなり登場するヴィクラムが強すぎてワラける。
30年前にヴィクラムを殺したつもりになっていためちゃ悪の武器商人カリにヴィジャイ・セードゥパティ。
美人警察官ナルマダにこれまたスーパースターのナヤンターラー。
そりゃま、これだけ人気俳優を揃えたら、興行成績ナンバー1になりますわね。
インドの農業や公立病院の実態も描かれていて、いろいろと興味深い。
なんにせよ、ボリウッドが面白いのは間違いない。
あと、選挙。ちゃんと選んで投票しましょうとアーザードが言ってます。
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