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『SEVENTEEN TOUR ‘FOLLOW’ AGAIN TO CINEMAS』

『SEVENTEEN TOUR ‘FOLLOW’ AGAIN TO CINEMAS』(原題:SEVENTEEN Tour ‘FOLLOW’ Again To Cinemas)
監督:オ・ユンドン
 
109シネマズ箕面のScreenXにて。
 
BTSなら今までにも観たことがあるし、2曲だけといえども知っている曲がある。
だけど、SEVENTEENはまったく知らん。
3,300円も払って観る意味あるのかしらと思ったけれど、ほかに観るものもないし。
応援上映だというのに客は私を除いて2名。ええんかいな、これで。
だけど、たいそう人気のK-POPアーティストグループなのだそうで。
 
デビューは2015年。
今年4月にソウルワールドカップ競技場における公演を開催したときの模様が収められています。
 
始まってすぐに舞台上の人数を数えてみる。
何度数えても13人。13人なのにセブンティーン?と思ったら、
2012年のグループ結成時は17人、平均年齢17歳でデビューすると発表されたそうな。
ずいぶんと長い準備期間を経て、最終的には13人でデビュー。
17人でも17歳でもなくなっているわけですね。
 
とにかく私は初めて知るグループだから、顔ばかり見てしまう。
この子、板垣李光人に似てるなとか、こっちの子は吉沢亮やとか、あらこの子は木南晴夏似やんとか、
わぁお、阪神タイガースの元監督、和田豊にめっちゃ似てへんかとか、
これは誰似や、なんかわりとおばちゃんの女優やけど誰やったかわからへんとか。
おばちゃんの女優似とは失礼なことですみません。(^^;
 
K-POPアイドルはみんな歌もダンスもめちゃくちゃ上手いですね。
BTSのファンはARMY(アーミー)、SEVENTEENのファンはCARAT(カラット)というそうで。
そう聞いたらすぐにFM COCOLOのマーキーの番組では女性リスナーの年齢にカラットを付けるのよと、要らんことを思い出す。
 
BTSのほうが好きかしら。

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『劇場版 オーバーロード 聖王国編』

『劇場版 オーバーロード 聖王国編』
監督:伊藤尚往
声の出演:日野聡,原由実,加藤将之,瀬戸麻沙美,青山吉能,生天目仁美,
     早見沙織,戸松遥,内田夕夜,鳥海浩輔,木内秀信他
 
TOHOシネマズ伊丹にて。
 
原作は丸山くがねのライトノベルで、それをアニメ化したTVシリーズが人気なのだそうで。
観に行ったところで話について行けない雰囲気が醸し出されていたからスルーするつもりでした。
しかし前述の『JUNG KOOK: I AM STILL』を観にわざわざ伊丹まで行ったら、
1本だけ観て帰るのがもったいない気がして、ついでに観て帰ることに。
 
上映開始後すぐに「無理だ」と悟る。まったく、全然、話がわからん。
冒頭の説明によれば、「オンラインRPGのサービスが終了することになり、
ゲーム内のキャラクターたちがそのまま生き続けるばかりか、
ログアウトできなくなったプレイヤーたちもゲームの中のキャラクターになっていた」ということらしい。
合っているかどうか自信がありませんけれども。(^^;
 
本作は聖王国の王女が大悪魔にさらわれて、聖王国の女戦士が救出に向かうのですが、
自分たちだけではどうにも勝ち目がないと、ギルド“アインズ・ウール・ゴウン”に援護を求めます。
このギルドの主こそ元はRPGのプレイヤーで、ゲームの中に取り込まれてしまった人みたい。
 
ということを知ったのは鑑賞後。
彼のキャラクターがいちばん面白いとは思っていたけれど、ホントはサラリーマンなの!?
 
ちっとも話がわからないからずっとウトウト。
国の名前もキャラクターの名前もややこしいから絶対覚えられそうにないし。
同名のまるで違う作品『オーヴァーロード』(2018)が面白かったのを思い出す。

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『JUNG KOOK: I AM STILL』

『JUNG KOOK: I AM STILL』(原題:Jung Kook: I am Still)
監督:パク・ジュンス
 
いまだにBTSのメンバーの名前すら覚えていないのに観に行ってもいいものか。
どうかしばし悩んだものの、やっぱり観たくなってTOHOシネマズ伊丹へ。
 
ジョングクはBTSのメンバーの中で最年少、現在27歳。
ほかのメンバーが次々と兵役を履行するため、グループとしての活動は一旦休止。
昨年12月の入隊を前にして、7月にソロデビュー。ビルボードでも1位に。
K-POPアーティストの中でこれだけ世界で認められた人は初めてらしい。
そんな彼がソロデビューに合わせて世界各地でおこなったライブの模様と舞台裏を収めたのが本作。
 
BTSの曲はいまだに2曲しか知らないし、誰が誰かもわかりません。
けれど、ジョングク、カワイイ。歌うまい。ダンスうまい。
ファンに喜んでもらうのはもとより、そうでない人にもダンスうまいなと思ってもらえるといいなぁという顔のどれだけ可愛いことか。
 
ドキュメンタリー映画の中の彼しか知らないけれど、めちゃくちゃ素直な子に見えます。
これもつくっているのなら、女も男もみんなコロッと騙されるはず。
2,600円払って彼を観ることができるなら、何度でも本作を観に行きたいと思うほど(笑)。
 
兵役に出る前に坊主にしに行った美容院では、髪切ってるオッサンが泣いていましたからね。
みんな彼のことが好きになる、という映像にまとめられているだけか、とは思いたくない。
 
ARMYの皆さんが振る丸いやつ、あれが目玉おやじに見えてちょっと笑ってしまった。
笑っているようではまだまだファンと言えません。てか、知っている曲を増やそうよ、私。
とりあえずジョングクのソロの曲を聴き倒してみますかね。
 
なんでこんなに可愛いんだ!

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『シビル・ウォー アメリカ最後の日』

『シビル・ウォー アメリカ最後の日』(原題:Civil War)
監督:アレックス・ガーランド
出演:キルステン・ダンスト,ワグネル・モウラ,ケイリー・スピーニー,スティーヴン・マッキンリー・ヘンダーソン,
   ソノヤ・ミズノ,ジェファーソン・ホワイト,ネルソン・リー,カール・グルスマン,ニック・オファーマン他
 
『ドキュメンタリー オブ ベイビーわるきゅーれ』十三で観た後、新御をかっ飛ばして109シネマズ箕面へ。
IMAX版をレイトショーで鑑賞しました。
 
アメリカ/イギリス作品。
監督は『MEN 同じ顔の男たち』 (2022)がこのうえなく不気味だったアレックス・ガーランド。
全部ああいう「鬼才か奇才か」路線で行く人かと思っていたため、これは意外。
とはいうものの、こんな設定を考えつくこと自体、普通じゃあない。すごく面白い。
 
近未来のアメリカ。3期目を迎えた大統領への反発が強まり、激しい内戦が起きている。
政府連邦から19に及ぶ州が離脱し、分離独立運動を展開。
「西部勢力(WF)」を名乗るテキサス州カリフォルニア州の同盟軍はフロリダ連合と共に政府軍を次々と撃退。
ワシントンDCに到達して首都を奪うのも時間の問題。
大統領は政府軍の勝利は目前とラジオ放送で主張するも、大嘘なのはバレバレ。
 
ニューヨークに滞在中だった報道カメラマンのリー(キルステン・ダンスト)とロイター通信の記者ジョエルは、
大統領が14カ月間一度も姿を現さないことに着目。
WFがホワイトハウスまでたどり着けば大統領を殺害することは確実だから、
その前に大統領を見つけ出して単独インタビューをおこなえば大スクープになる。
どこを通ってワシントンDCに向かうべきか、居合わせたベテラン記者サミーに相談。
 
的確な提案を寄越したサミー自身も同行したい素振りを見せ、リーは了承するが、
老人でしかも巨漢のサミーは歩くこともままならないと、ジョエルは渋い顔。
その仕返しなのか何なのか、ジョエルはジョエルで前日に知り合った新米カメラマンのジェシカを同行させる。
ジェシカはまだ23歳。リーに憧れ、戦場カメラマンになりたいのだと言い……。
 
比較的安全そうな道を選んでワシントンDCまで千数百キロの旅に出た一行。
しかし至るところで凄絶な争いが繰り広げられています。
かと思えばタイムスリップしたのかと思うほど人々が平和に暮らしている町もある。
聞けば、巻き込まれないように知らん顔をしていると答える住人。
とはいうものの、屋根の上では武装した住人が見張っていたりもして、平和なふりだけしているわけです。
 
どこを通るにも油断はできず、狙撃される危険あり。
調子に乗って走っていたら、どこの味方なのかもわからない人物に拉致されて撃ち殺される。
この何者か不明の人物をクレジットなしでジェシー・プレモンスが演じています。
いちばん恐ろしいシーンかもしれません。
 
報道カメラマンは、何が正しいのかなどと自問自答しているときりがない。だから記録に徹する。
戦争はこんな酷いものだよと伝えたくてカメラに収めていたのに、戦争は終わらない。
 
大統領の最後のひと言も含め、非常に面白い作品でした。
架空の話なのに、何なんでしょう、このリアリティは。

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『ドキュメンタリー オブ ベイビーわるきゅーれ』

『ドキュメンタリーオブベイビーわるきゅーれ』
監督:高橋明大
 
シアターセブンにて。
 
同週に鑑賞した『ベイビーわるきゅーれ ナイスデイズ』の撮影現場に密着したドキュメンタリー。
なんとも嬉しい企画ではないですか。
 
いまや大人気となった“ベイビーわるきゅーれ”シリーズが生まれるきっかけは「偶然」なのだそうです。
阪元裕吾監督の『ある用務員』(2020)のプロデューサーだった角田陸氏が、
『ある用務員』に登場する女子高生殺し屋コンビを見て面白いと思い、
このふたりを主人公に脚本を書いてみてよと阪元監督に言ったのがきっかけだとか。
ものすごく面白いシリーズになりました。
 
『ナイスデイズ』を観て池松壮亮ってこんな役もできるんだと惚れ直した私ですが、
彼自身、このシリーズに僕を呼ぶんだと驚いたそうです。
もともとスタントパフォーマーの伊澤彩織は別として、あまりに見事なアクションシーンに、
髙石あかりと池松壮亮はスタントダブルを起用しているのかと思っていたら本人たちがガチで。凄い。
アクション監督の指導を見るのも、こんなふうに撮るのねと楽しい。
 
女性のお腹に蹴りを入れたり顔を殴ったりなんて、生理的に無理だと思ったという池松くん。
しかし、アクション監督が「伊澤は大丈夫です」と言うし、彩織ちゃん本人も「大丈夫ですから」と言う。
実際やってみると、池松くんの想像の遥か上、彩織ちゃんは強かったのだとか。
そりゃ彼女、もとはこれが本職ですもんね。池松くんの手加減無用。
 
このシリーズがなければ俳優を名乗ることはなかったと思うと言う彩織ちゃん。
ずっと台詞のないスタントパフォーマーだったかもしれません。
 
なんとも厳しく、そして楽しい撮影現場の様子を堪能させてもらいました。
もう一度『ナイスデイズ』を、いや、シリーズ第1弾から観直したくなります。

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