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『弱虫ペダル』

『弱虫ペダル』
監督:三木康一郎
出演:永瀬廉,伊藤健太郎,橋本環奈,坂東龍汰,栁俊太郎,菅原健,竜星涼,皆川猿時他
 
最新作ばっかり先にUPしたら、それより前に観たやつをUPするのがどんどん遅くなる〜。
でもせっかく公開初日に観たんだから、新しい間にUPしたいやん。
TOHOシネマズデーだった14日に封切り。その日の晩の回を観に行きました。
お盆のおかげで17時半頃の中環も国道171号線(通称イナイチ)もすいすい。
いつもなら上映開始時間キワキワのところ、余裕でTOHOシネマズ伊丹に到着。
 
原作は渡辺航の大人気コミックというけれど、当然読んだことはありません。
漫画にまで手を出したらエライことになる。
でも、かつて公開された劇場版アニメは観たことがあります。
そうそう、そのときはまだTOHOシネマズの1ヶ月フリーパスポートがあったから(泣)。
 
若い子を起用した青春ドラマがお得意の三木康一郎監督。
今回は“King&Prince”の永瀬廉を主演に抜擢。
映画初主演かと思ったら、『うちの執事が言うことには』(2019) でも主演を務めているのですね。
しかしこれだけ映画を観ているのに、なんでその執事なんたらは観なかったのか、私。
キンプリなんて知らんしと思って避けたのかもしれません。
 
千葉県にある総北高校の新入生・小野田坂道(永瀬廉)は筋金入りのオタク
内気な彼に友だちはひとりもおらず、アニメだけが心の友。
高校入学を機にアニメ研究部に入部して同じ趣味の友だちと語り合うことを夢見ていたのに、
部員がいなくて休部状態だと知って愕然。
がっくりしながらも長年の習慣で放課後に秋葉原へとママチャリを走らせる。
千葉から秋葉原までは往復約90km。おかげで自然と培われた自転車能力。
 
その能力に気づいたのが同じく新入生の今泉俊輔(伊藤健太郎)。
入部前から自転車部のエースになることを期待されている俊輔は、
勾配のきつい道路をママチャリで平然と駆け上る坂道に驚き、
自分が負けたらアニメ研に入部することを条件に勝負を挑む。
話に乗った坂道は俊輔に惜敗。俊輔から「自転車部で待っている」と言われ……。
 
原作も未読なら自転車競技のこともまったくわからないので、
この実写映画版を原作ファンはどう思っているのかとか、
また、自転車に詳しい人がこれを観てどう思うのかとか想像もできません。
ただ何も知らない私としては、ママチャリにしか乗ったことのない少年が
いきなりロードレーサーを渡されて乗りこなせるものだろうかとか、
これって「ない、ない」という話じゃなかろかと思ったりも。
そもそも「ケイデンス」という言葉は誰でも知っているものなのですか。
お恥ずかしながら私はこの言葉を本作で初めて知りました。
ケイデンスって自転車のペダル回転数のことなのか〜。
 
もうひとりの新入生・鳴子章吉役の坂東龍汰はまぁ高校生に見えるとして、
3年生のキャプテン・金城真護を竜星涼というのはちょっと無理がある。
同じく3年生の巻島裕介役、栁俊太郎もそう。
君ら、せいぜい大学生にしか見えんから。と思って実年齢を調べたら、
新入生役の3人は、永瀬廉が21歳で最年少、あとの2人は23歳。
竜星涼は27歳で栁俊太郎にいたっては29歳。ムリムリ(笑)。まぁええけど。
ちなみにマネージャー役の橋本環奈は21歳。いつまでできるかしらん、高校生役。
 
孤高のロードレースではなく、チーム競技としてのロードレースを知りました。
こんなふうにさまざまな役目を果たしてこその勝利だとは。
チャリってひとりで漕いでるものではないのですね。面白かったです。

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『シネマ歌舞伎 京鹿子娘二人道成寺』

『シネマ歌舞伎 京鹿子娘二人道成寺』
演出:坂東玉三郎
出演:坂東玉三郎,尾上菊之助他
 
最新作を次々と先にUPしたもんだから、
これは観てからすでに1カ月近く経っています。
ほかに観るものがなかった日、半年ぶりにシネマ歌舞伎
109シネマズ箕面にて。
 
『娘道成寺』というのは歌舞伎舞踊の大曲。
それをふたりで踊るのが『二人道成寺』なのだそうです。
 
恋人・安珍のことを想うあまり大蛇と化した清姫は、
紀州道成寺の釣鐘を焼いてしまう。
新しい釣鐘が奉納され、今から供養がおこなわれるところ。
そこへ白拍子花子が現れて、鐘を拝みたいと言う。
舞うのならば参列を許可するとのこと、花子は踊りはじめる。
けれども花子は実は清姫の怨霊。安珍を匿った釣鐘に恨みを残していて……。
 
これ、ちょっぴり予習をしてから行ったので、なんとかついて行けましたが、
予習なしで観たら睡魔に襲われたかもしれません。(^^;
これまで観たことのあるどのシネマ歌舞伎よりも台詞自体は少なく、
すべて舞と唄によって話が進められて行きますから、
唄の内容も耳の穴かっぽじって聴いてなあきません。
 
このタイプの歌舞伎は生で観るほうがずっと良さそう。
スクリーンで観てもじゅうぶん美しいですが、良さは伝わりにくい。
唄ってはる人の中に寝てる人とかおらんか探してしまった。
もちろん、そんな人はいてはりません。(^O^;

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『糸』

『糸』
監督:瀬々敬久
出演:菅田将暉,小松菜奈,榮倉奈々,斎藤工,山本美月,倍賞美津子,成田凌,二階堂ふみ,
   高杉真宙,馬場ふみか,永島敏行,竹原ピストル,松重豊,田中美佐子,山口紗弥加他
 
本公開は来週末。特別先行上映を観ました。
8月12日のみの限定先行上映で、一昨日の私はたまたま仕事が休み。
109シネマズ大阪エキスポシティにて朝イチの回を。
 
中島みゆきの『糸』をモチーフに瀬々敬久監督が映画化。
この曲は中島みゆきの35枚目のシングル曲で、1998(平成10)年リリースとのこと。
私が中島みゆきをよく聴いていたのはもっと昔のことで、
実はこの曲のことも数年前に招かれた結婚式で聴くまではよく知りませんでした。
そもそも友人知人の結婚式ラッシュなんて何十年も前に終了していて、
もう披露宴に呼ばれることはないだろうと思っていた数年前、
なぜか1カ月に3組の披露宴に出席することに。当然ずっと年下の友人の式です。
そのうち2組が宴でこの曲を用いていて、へ〜っ。確かに良い曲。
 
平成元年に北海道で生まれた高橋漣(菅田将暉)と園田葵(小松菜奈)。
13歳のとき、花火大会で出会ったふたりは恋に落ちる。
 
ある日、葵が義父に虐待されていることを知った漣は、
彼女を連れ出して駆け落ちを図るが、行くあてがあるわけでもなく、
翌日警察に保護され、そのまま離れ離れに。
いつのまにか葵は母親(山口紗弥加)と共に北海道を去っていた。
 
それから8年が経過。
中学生の頃はサッカー選手になることを夢見ていた漣は、地元のチーズ工房に就職。
葵からもらったミサンガ代わりの紐を捨てられないまま。
いつも何かに怒っているかのような漣を工房の先輩である桐野香(榮倉奈々)が茶化す。
 
そんな折、親友の竹原直樹(成田凌)が、中学時代から交際していた後藤弓(馬場ふみか)と結婚することに。
披露宴がおこなわれる東京に向かった漣は、そこで葵と再会して……。
 
「縦の糸はあなた、横の糸は私、逢うべき糸に出逢えることを人は仕合わせと呼びます」。
13歳の初恋、21歳で再会、30歳になったふたり。
現実にはこんなに上手くはいかないもんでしょうが(笑)、
最初に再会したときにはそれぞれ相手がいたり事情があったり。
でも時を経るうちにお互いのパートナーはいなくなって、
逢うべきタイミングでまた再会を果たして初恋が成就する。
ケッとか思いつつも、泣きますよねぇ。(^^;
 
物語の中では小松菜奈と斎藤工がつきあっている設定で、
現実世界で菅田くんと斎藤工を比べたら、大人の魅力があるほうに行っても不思議じゃないけれど、
菜奈ちゃんは菅田くんとおつきあいしているとのこと。
若者よ、おじさんに負けずにがんばれ。(^O^)
 
オリジナルの“糸”が2回、エンドロールでは菅田くんと石崎ひゅーいが歌う“糸”が流れます。
菅田&石崎版もよかった。
作品中、カラオケで“ファイト”を歌うのは榮倉奈々と成田凌。これもどちらもよかった。
ちょうどこの日は坂本九の命日だったから、“上を向いて歩こう”を思い出していました。
良い曲はいろんな人に歌い継がれてゆく。
 
「偉い人になんてならなくていいから、
泣いている人がいたら、悲しそうな人がいたら、抱きしめてあげて」。

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『映画 ドラえもん のび太の新恐竜』

『映画 ドラえもん のび太の新恐竜』
監督:今井一暁
声の出演:水田わさび,大原めぐみ,かかずゆみ,木村昴,関智一,木村拓哉,渡辺直美他
 
109シネマズ大阪エキスポシティにて、『ぐらんぶる』『3年目のデビュー』→これ。
コロナ禍でもさすがに“ドラえもん”には客が入る。満席でした。
親子で隣り合って座っていて、劇場スタッフから1席空けるようにと注意を受けていた人も。
劇場版通算40作目、声優陣を一新した2005年以降の作品としては15作目に当たるそうです。
 
恐竜博に行ったのび太は、恐竜の卵の化石らしきものを発見。
なんとそこから新種の双子の恐竜が誕生する。
オスの恐竜キューとメスの恐竜ミューの2匹をわが子のように可愛がるのび太。
しかし、成長を続ける2匹をこのまま現代に留めおくことはできず、
2匹を本来の居場所へ戻すことに。
のび太とドラえもん、ジャイアン、スネ夫、しずかちゃんは、
6600万年前の白亜紀に降り立ち、キューやミューの仲間の恐竜を探しはじめるのだが……。
 
なぜか私、“クレしん”“コナン”で睡魔に襲われたことはないんですが、
“ドラえもん”は必ずどこかで寝てしまうんです。
今回も序盤で寝てしまい、目が覚めたら恐竜の卵が孵っとった(笑)。
その後は眠たくなることもなく、バッチリ起きていました。
 
満席の子どもたちから退屈した声は上がらず、みんな集中して観ているのが凄い。
のび太が指を怪我したときなどは、「痛そう」と叫んでいた子がいました。
話の途切れ目で画面が暗転したときに「これで終わりなん?」という声が聞こえたときは、
「これで終わりのわけないやろ!」とツッコミ入れたくなりましたが。(^^;
 
やっぱりテッパンです。
友だちを大事にすること、あきらめないこと。教育的にとても良い。
ドラえもんを観て育ったら、グレることなんて無縁に思えます。

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『3年目のデビュー』

『3年目のデビュー』
監督:竹中優介
 
109シネマズ大阪エキスポシティにて。
前述の『ぐらんぶる』とハシゴするものを探していたら、なんかこんなんある。
やたら混んでいるようだけど何!?と思いつつ、なんとなく予約。
 
欅坂46、かろうじて知ってます。
でも、けやき坂46というのがあるとは知りませんでした。
「ひらがなけやき」というんですね。
それはなんぞやと思ったら、欅坂46のオーディションに残りながら、
訳あって最終審査に出られなかった長濱ねるっちゅう子が
ひとりで活動することになった、それがひらがなけやきらしい。
その後、ひらがなけやきのメンバーを募集、
長濱ねると彼女たちでの活動が始まったとか。
もしもこれらのことが間違っていたらすみません。
なにしろどれもこれも本作を観て知ったことなもんで。
 
そんなふうに始まったひらがなけやきが日向坂46となるまで、
そして日向坂46としてデビューしてからを追ったドキュメンタリーです。
 
私のようにひらがなけやきも日向坂も知らんという人、
知らないことに何の問題もありませんからご覧ください。
 
人より可愛く生まれてアイドルとなることを選んだ彼女たち。
多忙を極め、体調を崩しながらもアイドルであり続ける。
体力と精神力、両方なければとても続かない過酷な仕事。
もうなんか、泣けてきました。泣きました。
 
これだけ可愛いねんで、でも周りも可愛いねんで。
嫉妬したりせんのかいと思うけど、揃いも揃っていい子っぽい。
こんな若いくせして「人生でいちばんつらかった」とか
「人生でいちばん幸せ」とか言うてるのを聞いたら、
あんたら、人生何年のつもりやねんと思わんこともないけれど、
10代や20代前半でこれだけのことを経験したら、そらそう思うかなと思ったりも。
実際、私の人生を振り返っても、その辺りのことはやはり強烈に覚えているわけですし。
 
この子ら応援したいと思うのですが、
しばらく経つと誰がどこのグループの子やったとか忘れてしまうのです。すんません。(^^;
みんな応援してるでぇ!

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