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『湯を沸かすほどの熱い愛』

『湯を沸かすほどの熱い愛』
監督:中野量太
出演:宮沢りえ,杉咲花,篠原ゆき子,駿河太郎,伊東蒼,松坂桃李,オダギリジョー他

ダンナ出張中に映画三昧する最後のチャンスの日は109シネマズデー。
109シネマズへ行けば1,100円で観られる日です。

午後休を取ったけれど、いろいろと所用があり、すぐには劇場に向かえない。
銀行→郵便局→ケーキ屋(自分が食べたかったわけではなく任務(笑))→クリーニング屋。
その間に一旦帰宅して布団やクッションのカバーを冬物に交換したかったし、
TSUTAYA DISCASでレンタルしたDVDも観たかったけれど、そんな時間なし。
クリーニング屋にたどり着いたのが17時すぎでした。
18時開映の本作に間に合うだろうと、109シネマズ大阪エキスポシティへ。

銭湯“幸の湯”を代々営んできた幸野家。
一浩(オダギリジョー)と双葉(宮沢りえ)、夫婦で切り盛りしていたが、
一年前に一浩が蒸発。銭湯を休業せざるを得なくなる。

双葉は近所のパン屋でパート勤めをしながら、
一人娘で中学生の安澄(杉咲花)を育てている。
家ではよく話す安澄だが、学校では陰湿ないじめを受けているらしく、
休みたがる彼女を叱咤しながら、なんとか登校させる日々。

そんなある日、突然倒れた双葉。
病院で末期の膵臓癌と診断され、余命2カ月を宣告される。
ショックを受けているひまはない。
双葉は残された時間にやらなければならないことに取りかかるのだが……。

まずは蒸発した夫の捜索。探偵を雇えばこんなにも簡単にわかるのかと苦笑い。
その探偵役にはどんどん父親の鶴瓶に似てくる駿河太郎
夫を引きずり戻しに行くと、なんと浮気相手が産んだ女児・鮎子と同居中。
しかも当の浮気相手は、鮎子を一浩に押しつけて家出。
一浩と一緒に鮎子までもを幸野家に引き入れることに。
この鮎子役の伊東蒼ちゃんが泣かせます。
かわいい顔立ちというわけではなく、逆にぶすっとした顔が時に涙を誘う。
安澄と鮎子を連れて旅行に出る双葉が出会うのは、
松坂桃李演じる訳ありのヒッチハイカー。
また、旅先の食堂の店員には、『続・深夜食堂』で見たばかりの篠原ゆき子。

何もかもを引き受ける大きな大きな愛。
タイトルはそういう意味だったのかと最後にニヤリ。
いやいや、よくよく考えてみれば少々グロいとも言えますが、
いいのだ、これで。
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