MENU
ChatGPT-Image01
ChatGPT-Image02
ChatGPT-Image03
ChatGPT-Image04
ChatGPT-Image05
previous arrow
next arrow

27回目&28回目の『ボヘミアン・ラプソディ』

26回目までの『ボヘミアン・ラプソディ』についてはこちら
 
26回目の爆音絶叫上映があるまじき楽しさだったため、
それを超える鑑賞はないだろうと、その後はなかなか観に行けず。
 
数週間経って、そろそろ久しぶりに観たいかなと思った頃、
そういえば、小さめのシアターでは『ボ・ラプ』を観ていないことに気づきました。
あらゆるバージョンを観たつもりだったから、網羅しなくては。
 
で、27回目はTOHOシネマズ梅田のシアター5にて。
3月14日、TOHOシネマズデーのことでした。
上映は日に1回か2回のみだったと思いますが、
安い日だったからというわけではなく、いつも満席。
たぶん私のようなリピーターでしょうね。
前列の女性が最初から最後まで泣いていましたが、私は特に感慨もなく。
慣れるってこういうことなのねなどと思いながら(笑)。
 
ここまで来たら30回目まで到達したい気もするけれど、無理くり30回観んでも。
まだ観るとすれば、塚口サンサン劇場の特別音響応援上映に行きたい。
けれどもその週末のチケット争奪戦には敗れていました。
敗れた結果、今年のベストにもなりそうな『バジュランギおじさんと、小さな迷子』を観られたから、
まったく、ちっとも、悔しくはなかったのですけれど。
 
塚口のリベンジができるならばしたいなぁと、鑑賞の可能性を熟考。
ちょうどダンナがタイ出張から帰国する日、土曜日だから普通に外食の予定。
その時間にちょうど合いそうな特別音響応援上映があるやんかいさ。
前回と同じくオンライン予約開始数分後には完売だろうとあきらめ気分で
午前0時にPC前に待機。……1分後に取れましたぁ。ちなみに、2分後には完売。
 
こうして晴れて臨んだ28回目の『ボ・ラプ』。
 
前説、もちろんあります。気合いの入ったフレディ姿は劇場支配人。
シアターの中央通路を拍手喝采のなか入場。発声練習ももちろんあり。
塚口ウェンブリーは、ライブシーンのスタンディングはOKですが、
鳴り物やサイリウムの持ち込みは禁止なのです。
必要なのは、お客さんの熱い心と声援。NGは恥ずかしがる気持ち(笑)。
 
客のノリ、サイコーです。
なんてったって、“NO MORE 映画泥棒”ですでに「ヒューヒュー」の掛け声。
最初からそんなんですから、楽しくないわけがない。
最後まで熱冷めず、めちゃめちゃ楽しい応援上映でした。
 
一応これを私の『ボ・ラプ』の〆としたいと思います。
今後、爆音絶叫上映がどこかであれば、30回目到達の日もあるかもしれません。
とにもかくにもありがとう!『ボヘミアン・ラプソディ』。

—–

『そらのレストラン』

『そらのレストラン』
監督:深川栄洋
出演:大泉洋,本上まなみ,岡田将生,マキタスポーツ,高橋努,石崎ひゅーい,
   眞島秀和,安藤玉恵,庄野凛,鈴井貴之,風吹ジュン,小日向文世他
 
ダンナが帰国したので、平日の映画三昧はできなくなりました。
帰国日だった土曜日、いつもどおり晩ごはんは外食
それまでダンナは家でごろごろしているとのことですから、私は映画に。
 
塚口サンサン劇場のタダ券を1枚所持中でした。
これはこの事件が起きたときに同劇場でいただいたもの。
有効期限はそう長くないので、使っておこうかと。
 
あまり観る気はなかったのです。
『しあわせのパン』(2011)、『ぶどうのなみだ』(2014)と同じ製作陣だから。
どちらもいい話なのはわかるんです。でも出演陣も何もかも優等生すぎて。
これらの作品が嫌いだというと極悪人と思われそうな作品がどうも私は苦手っぽい(笑)。
でも、北海道が舞台の映画シリーズ第1弾と第2弾だったそれらは三島有紀子監督。
この第3弾は監督が変わって深川栄洋に。ほなまぁ観てみますかね。
 
北海道の海が見える牧場酪農を営む亘理(大泉洋)。
ある雪の日に突然訪ねてきたこと絵(本上まなみ)と結婚し、娘が生まれた。
 
亘理は自分の牧場でとれた牛乳をチーズ職人の大谷(小日向文世)に届けている。
亘理自身も大谷からチーズづくりを習っているのだが、
大谷のチーズの味にはどうしても近づけず、試行錯誤を繰り返す。
 
亘理同様、自然に寄り添いつつ食を追求する仲間たちと、
互いに切磋琢磨しながら楽しい毎日を送っていたのだが……
 
タダだし、寝てもいいやと思って観に行ったのですが、
意外に寝たのはちょっとだけでした。寝とるんかい(笑)。
 
『パン』と『ぶどう』にはついていけない部分もありましたが、これは普通。
バランスのあまりよくないファンタジー的要素もないから、普通に観られます。
しかし、本上まなみって、やっぱり優等生という感じがしませんか。
綺麗で優しそうで、非の打ちどころがない。
そこがファンタジーといえばファンタジーかも。(^^;
 
料理が第1弾と第2弾より断然おいしそうなのが良い。
特に最後の「大地のミルフィーユ」はめちゃくちゃ食べてみたい。
 
『ザ・カセットテープ・ミュージック』をさんざん観てからだと、
マキタスポーツがちゃんと俳優している!と思ってワラけます。笑ってごめん。

—–

『ダンボ』

『ダンボ』(原題:Dumbo)
監督:ティム・バートン
出演:コリン・ファレル,マイケル・キートン,ダニー・デヴィート,エヴァ・グリーン,
   アラン・アーキン,ニコ・パーカー,フィンリー・ホビンズ他
 
映画三昧するラストチャンスの金曜日にTOHOシネマズ伊丹にて。
『映画 少年たち』とハシゴしました。
 
もとは1941年に製作された同名のディズニーアニメ。
リメイクというわけではなくて、それをモチーフにした作品。
ティム・バートン監督ということで期待して観に行ったのに、
なぜか鑑賞中はバートン監督作品だということを忘れていました。
 
マックス・メディチ率いるサーカス団
経営が次第に悪化していることを悩むマックスは、
サーカスの目玉にしようと出産間近のを購入。
赤ちゃん象で世間の興味を引こうという魂胆だ。
 
象の世話係を任されたのは、戦争で片腕を失くして帰還したホルト。
出征中に妻は病死。戦争に行く前は花形の曲馬師だった自分が象の世話だなんて。
そう思うものの、娘ミリーと息子ジョーを育てるには仕事が必要。
仕方なくマックスの指示に従うことに。
 
ほどなくして象が出産するが、生まれた子象を見てみんな仰天。
子象は耳が異様に大きく、普通ではない。
あまりにも可愛くない子象のことをマックスは伏せようとするが、
興行が始まって客にバレ、ちょっぴり笑いを取っただけ。
 
ダンボと名付けられた子象をミリーとジョーは可愛がる。
ある日、羽根に反応したダンボが空中を飛ぶところをふたりが目撃。
これを客に見せられたら、一躍スターになるはず。
ふたりの予想どおり、ダンボの噂は瞬く間に広がるが、
それを聞きつけた興行師がサーカスごと買い取りたいと申し出て……。

ホルト役はコリン・ファレル。かつては悪童の異名を取った兄ちゃんですよ。
それがこんな父親役にハマるようになるんですから、感慨深いったら。
めちゃくちゃいい体をしているので、無駄脱ぎしてくれると嬉しいんですけど、
健全なディズニー映画にあってはそりゃ無理か。(^^;
 
サーカス団長役のダニー・デヴィート、健在が嬉しい。
マクドナルドを奪ったマイケル・キートンが、本作でも実に嫌なオッサン。
そのオッサンの愛人役で、登場時は悪人に見えたエヴァ・グリーンが素晴らしい。
すっとぼけた味の銀行員役、アラン・アーキン、大好きです。
 
登場人物に共感できる作品というのはいいですね。
バートン監督っぽいかと言われると、私は少々疑問ですが、
大人も子どもも楽しめる良作だと思います。

—–

『映画 少年たち』

『映画 少年たち』
監督:本木克英
出演:ジェシー,京本大我,高地優吾,松村北斗,森本慎太郎,田中樹,岩本照,
   深澤辰哉,宮近海斗,中村嶺亜,山下リオ, 森口瑤子,伊武雅刀,横山裕他
 
翌日にはダンナがタイから帰国する金曜日。
私が平日に映画三昧するラストチャンス。
仕事帰りにTOHOシネマズ伊丹へ。
 
前々日に観た『PRINCE OF LEGEND』が今年いちばんくらいのつまらなさだったから、
同じようにイケメンがダラダラと主演する本作は避けたほうが良いような。
でも、EXILEファミリーとジャニーズJr.は違う気もしません?
外れてもいいやということで封切り日だったこの日に観ました。
『PRINCE OF LEGEND』の百倍は言い過ぎか、でも五十倍ぐらいは面白かったです。
かと言って、いま何を観ようか迷っている人に薦めたりはしませんけれど。(^^;
 
で、本作はジャニー喜多川の企画・構成・総合演出の同名舞台劇を
ジャニーズJr.のSixTONES、Snow Manらの共演で映画化したミュージカル作品。
まぁこれだけいろんな顔立ちの少年が歌って踊れば、
中にひとりぐらいはタイプの子がいたりして、女子もおばちゃんも楽しめますよね。
 
2012年、奈良の少年刑務所。
所内は大きく赤房と青房に分かれ、それを面白がって見つめているのが黒房の面々。
傷害罪で入所した少年ジュン(京本大我)は赤房のジョー(ジェシー)と同室になる。
同房のリーダー・ジョーはジュンに気さくに声をかけるが、ジュンは心を閉ざしたまま。
 
赤房と青房は顔を合わすたびに喧嘩。
青房のリーダー・コウタ(岩本照)はなぜかジョーを激しく憎んでいる様子。
それゆえ赤房の新入りジュンも青房から目を付けられてしまう。
そのうえ、新任の看守長・中林(横山裕)は最悪で……。
 
ジャニーズにそもそも興味がないために、本作を観てからいろいろ調べました。
いま始まったショーの映画版なのかと思ったら、
なんと1969年が初演の、ジャニーズ事務所に所属する若手メンバーの登竜門的作品とのこと。
もとはフォーリーブスによって上演された作品だったとは。
 
見たことある子はいても、ほぼ100%知りません、私。
顔の見分けがつかなかったりもするのですが(笑)、登場人物がそれなりに魅力的。
特に、田中樹演じる情報屋と、松村北斗演じるダイケンと呼ばれる少年は、
知的で頼り甲斐のある雰囲気を醸し出していて好感を持ちました。
 
入所したての頃は、自分だけが不幸を抱えていると思っていたジュン。
みんなそれなりかそれなり以上の事情があると知り、
少しずつ入所生活を楽しむようになります。
仲間と絆を固くしてゆく姿は王道でクサイけれど、嫌いじゃない。
 
子どもは大人になるけれど、大人は子どもになれない。
大人だって、今は今だけ。明日死んでもいいように生きなくちゃ。
やっぱりそう思うのでした。
 
それにしても横山くん演じる看守長、嫌な奴すぎ。(^^;

—–

『PRINCE OF LEGEND』

『PRINCE OF LEGEND』
監督:守屋健太郎
出演:片寄涼太,飯島寛騎,塩野瑛久,鈴木伸之,川村壱馬,佐野玲於,
   関口メンディー,吉野北人,藤原樹,長谷川慎,町田啓太,
   清原翔,遠藤史也,こだまたいち,加藤諒,大和孔太,白石聖他
 
TOHOシネマズ伊丹で『バンブルビー』だけ観て帰るつもりだったのですが、
なにしろこの日はレディースデー。
ちょっと元気も残っているし、もう1本観て帰ろうかという気になり。
 
結果的には観るんじゃなかった。つ、つまらん!(–;
HiGH&LOW”シリーズをプロデュースしたTEAM HI-AXが手掛ける新企画、
「プリンスバトルプロジェクト」の一環として製作されたとのことだけど、
それがもう何なのかがさっぱりわからんっちゅうの。
 
名門、聖ブリリアント学園に集う、美しく尊い男たち。
彼らは「王子」と呼ばれて崇められているが、
その王子中の王子を決める3年に1度の“伝説の王子選手権”が始まる。
優勝者だけが「伝説の王子」の称号を受けられるのだ。
 
学園の理事長(加藤諒)は、この選手権を盛り上げるため、
男たちが恋い焦がれている女子、成瀬果音(白石聖)にアルバイトを持ちかける。
「私、伝説の王子とつきあっちゃおうかな~」とひとこと言うだけ。
家庭の事情で数千万円の借金を抱える果音は、
1千万円の報酬と引き換えにこの話を引き受ける。
 
果音のひとことを聞いた男たちはもう大変。
我こそは伝説の王子になろうと画策するのだが……。
 
主な「王子」は、朱雀奏(片寄涼太)、京極尊人(鈴木伸之)、京極竜(川村壱馬)、
綾小路葵(佐野玲於)、天堂光輝(吉野北人)、結城理一(町田啓太)、嵯峨沢ハル(清原翔)、
まぁこんなところでしょうか。
他に葵の側近役で関口メンディーが異彩を放っています。
 
王子選手権の「種目」は壁ドンとかお姫様抱っことか30分デートとか。
学園の女子生徒が審査員で、キュンキュンさせられるたびに
いわゆる「いいね!」ボタンを連打。最高得点獲得者が伝説の王子に輝きます。
 
もう、まったくキュンキュンでけん。寝そうになった。
最終的にヒロインの気持ちを掴み取るのは奏で、最後まで張り合うのが尊人。
つまり、片寄涼太と鈴木伸之。
このふたりを並べられたとき、私の好みは圧倒的に鈴木くんなのです。
片寄くんには1ミリも気持ちが動かない。
だから彼のアップがなんぼ映し出されようと、ゲンナリする気持ちが増すだけ。
 
誰も私のタイプなんて聞いちゃいないでしょうが、
話も面白くなければ男もタイプじゃない。ならばどこを観ろというの。
あ、観に来るなっちゅうことですね。観に行った私が悪うござんした。
 
“HiGH&LOW”もたいがいやと思ったけど、
あっちのほうがよっぽどオモロかったでぇ。

—–