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『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』

『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』(原題:Star Wars: The Rise Of Skywalker)
監督:J・J・エイブラムス
出演:デイジー・リドリー,アダム・ドライヴァー,ジョン・ボイエガ,オスカー・アイザック,
   マーク・ハミル,キャリー・フィッシャー,ルピタ・ニョンゴ他
 
一通りしか観ていないせいか、“スター・ウォーズ”にほぼ思い入れがないため、
ムビチケを買うこともせずにレディスデーを待っていました。
ちょうどダンナは忘年会、109シネマズ箕面にて。
 
40年以上にわたって語り継がれてきた“スター・ウォーズサーガ”の完結編とのこと。
と言われてもピンと来ない私は、スター・ウォーズファンから激しく叱られそうです。
ごめんなさい。
 
あらすじを書こうにもまったくわからない。
出てくる片仮名すべてが私にとっては謎なんです。
デイジー・リドリー演じるレイとアダム・ドライヴァー演じるカイロ・レンが軸なのはわかる。
しかしふたりの間にどういう繋がりがあるのかは復習不足でわからん。
 
レジスタンスの面々もなんとなくはわかる。
ジョン・ボイエガ演じるフィンとオスカー・アイザック演じるポー、
このふたりとレイを合わせて三羽ガラスみたいな印象と言ったら怒られる?
 
『アス』(2019)がめっちゃ怖かったルピタ・ニョンゴ
美人なのに顔全部は見せる機会なしのケリー・ラッセルが味方で出ていて、
この辺りはなんか嬉しい。
 
人の名前以外の片仮名がちぃともわからんのですよ。
シスとかファーストオーダーとか、基本中の基本でしょ?でもよくわからん。
地名も全然覚えられなくて、いま思い出そうとしても、
エクセルゴンだかなんだか、エクセルみたいな名前があったなぁとしか。
 
こんなにふざけた鑑賞者ではあるのですが、
ちぃともわからないのに睡魔に襲われることがないって凄くないですか。
アダム・ドライヴァーの顔を見ながら、やっぱり苦手だわ、
でも引き寄せられるのは実は好きなのかしらなどと思ったり。
 
ラストにマーク・ハミルが出てきたところでは、
またしても『キングスマン』(2014)で脳ミソぶっ飛ばされた彼を思い出して、
一時はあんな役をしていたのに、ルーク・スカイウォーカー復活やなぁとしんみり。
 
話にまったくついていけていなくても面白いと思える。
それがスター・ウォーズの凄いとこ。

—–

『ラスト・クリスマス』

『ラスト・クリスマス』(原題:Last Christmas)
監督:ポール・フェイグ
出演:エミリア・クラーク,ヘンリー・ゴールディング,ミシェル・ヨー,
   リディア・レオナルド,ロブ・ディレイニー,エマ・トンプソン他
 
“午前十時の映画祭”で『ウエスト・サイド物語』を観た後に。
TOHOシネマズなんば別館にて。
 
鑑賞日はクリスマス直前の日曜日でした。
日本で知名度の高い俳優が出ているわけでもないのにチケット完売、満席です。
しかもカップル率90%。これはやはりクリスマスゆえか。
 
私はすでに「貯まったポイントで観る月間」に入っていたため、無料鑑賞。
でもワム!の同名曲をモチーフにしていること、
ヘンリー・ゴールディングが出演していることも気になって選択した作品。
アメリカでは凡庸だという評判で、ほんとそのとおりなんですが、泣けた。
私はこれ、大好きでした。
 
ジョージ・マイケル命のケイトは、ユーゴスラビア出身。
まだ幼い頃に家族でロンドンへと移住してきた。
心配性の母親は扱いづらく、一緒にいるとこちらまで気が変になりそう。
父親も同様らしく、タクシー運転手をして家に居る時間を減らすように務めている。
 
そんなわけで友人の部屋を渡り歩いているケイトだが、
酒を飲んでは男を逆ナンパ、すぐに連れ込むものだから、
どんなに親しい友人も堪忍袋の緒が切れてケイトを放り出す。
 
本業は歌手だと言いたいところだが、それも駄目。
寝坊してオーディションに遅刻、駆けつけても失態ばかり。
彼女を雇ってくれたクリスマスショップの女性オーナー・サンタも
そのうちケイトに愛想を尽かすかもしれない。
 
そんなある日、風変わりな青年トムと遭遇。
トムはケイトが落ち込むたびにどこからか現れ、
いつのまにかケイトは彼に惹かれていくのだが……。
 
ケイト役のエミリア・クラークがたまらなくキュート。
彼女のことを私は“スター・ウォーズ“ターミネーター”で観ているはずなのですが、
全然記憶にない。たぶん本作の彼女のほうが断然イイ。
エミリアは何年か前にクモ膜下出血で倒れて言語障害も残っていたそうで、
そんな彼女がここまで喋りまくる役というのが嬉しいです。
 
トム役のヘンリー・ゴールディングとサンタ役のミシェル・ヨーは、
『クレイジー・リッチ!』(2018)で親子を演じています。
ミシェル・ヨーっていいなぁ。美しく気高くこんなコメディも演じられる人。
 
エマ・トンプソンの原案と脚本だというのが驚き。
凡庸でもいいじゃないか。
完全なハッピーエンドとも言えないけれど、
クリスマスのカップルにうってつけのいい話。
 
「毎日のおこないがその人の人格を形成する」。
ひとつひとつ、善いこと、正しいことができたなら、
そのひとの人生は豊かなものになる。

—–

『テッド・バンディ』

『テッド・バンディ』(原題:Extremely Wicked, Shockingly Evil and Vile)
監督:ジョー・バーリンジャー
出演:ザック・エフロン,リリー・コリンズ,カヤ・スコデラーリオ,ジェフリー・ドノヴァン,
   アンジェラ・サラフィアン,ハーレイ・ジョエル・オスメント,ジョン・マルコヴィッチ他
 
“午前十時の映画祭”で『サウンド・オブ・ミュージック』を観た後に、
同じくTOHOシネマズ西宮にて。
 
1970年代にアメリカの7つの州に渡って30人以上の女性を殺害したとされるテッド・バンディ。
世にも恐ろしいこの連続殺人鬼を形容するために「シリアルキラー」という言葉が生まれたとか。
ちょっとウィキペディアを覗いてみましたが、凄いボリュームです。
途中で読むのを断念してしまったぐらい(笑)。
男前ゆえに声をかけられた女性が皆だまされたという話だけれど、この顔、男前か?
そりゃもう彼役のザック・エフロンのほうがずーっと男前。
 
監督のジョー・バーリンジャーはテッドのドキュメンタリーも手がけた人とのこと。
原題の“Extremely Wicked, Shockingly Evil and Vile”は直訳すると「極めて邪悪、衝撃的に凶悪で卑劣」。
テッドに死刑判決を言い渡すさいに裁判長が口にした言葉だそうです。
 
1969年のワシントン州シアトル
シングルマザーのリズは、バーで声をかけてきたテッドと恋に落ちる。
リズのひとり娘モリーもすっかりテッドに懐き、訪れる幸せな日々。
 
ところが1974年、若い女性の行方不明事件が多発、
その犯人としてテッドが逮捕されてしまう。
テッドの必死の訴えに、リズは無実を信じようとするものの、
彼の犯行と考えざるを得ない状況証拠が次々と明らかになり……。
 
殺戮にまつわるえげつないシーンもあるのかと思ったらほぼ無し。
テッドとリズの穏やかな日常とそれが一転してからの獄中の日々、
そして華々しいとも言える裁判の様子が繰り広げられます。
 
リズ役にはリリー・コリンズ
まったく、彼女の父親があのハゲ親父のフィル・コリンズだとはいまだに信じがたい。
どうしたらあのオッサンからこんな可愛い娘が生まれるのか。(^^;
そして何度見ても驚いてしまうのが、ハーレイ・ジョエル・オスメント
覚えてはります?『シックス・センス』(1999)のあの少年を。
確かに目と口は少年のときのままで、顔の面積を広げたら今の顔なんですけど。
あんなに太って腹の出たオッサンになるとは、誰が想像できるのか。
 
普段は美人のヒロイン役が多いカヤ・スコデラーリオ
実在のテッドの相手に容貌をかなり近づけていて、
エンドロールを見たときには登場人物の中でいちばん似ていると思いました。
 
彼とテッドの法廷でのやりとりが面白く、ここは見どころ。
最後の最後まで本当に彼が犯人なのか考えさせられますが、犯人なんですねぇ。
 
しかし、こんな変態殺人鬼にいとも簡単に殺される女性がいる一方、
一緒に暮らしていても殺されない女性もいる。
この境界っていったいどこにあるのでしょう。

—–

“午前十時の映画祭”ファイナルに行く。

今日からしばらくは旧年中に観た作品の話です。
「今年観た映画50音順」を始めてから中断していた分。
 
2010年に始まった“午前十時の映画祭”
第1回は1950年代~1970年代を中心とする外国映画に限定して50本が上映されました。
 
映画祭はその後も続き、年代も前後に広がって邦画もかかるように。
全国の劇場で、上映は午前10時からの1回のみ。
私の行動範囲内の劇場だと、大阪ステーションシティシネマ、
TOHOシネマズ西宮、なんばが上映館でした。
 
それが今年度で終わってしまう。
いまさらながらもっと観に行けばよかったと後悔。
よく、閉店するお店のスタッフたちが、閉店を告知するとお客さんがいっぱい来てくれる、
それまでに足を運んでくれていたら閉店しなくて済んだのに、
なんてぼやいていらっしゃるのを耳にしますが、
この映画祭もそんな感じなのかなぁ。
でも、TOHOシネマズのなんば別館なんて、いつも満席でしたけどね。
 
最後に観ておこうと思った2本は、
『ウエスト・サイド物語』(1961)と『サウンド・オブ・ミュージック』(1965)。
どちらも監督はロバート・ワイズ。
そしてどちらも劇場で観るのは初めてです。
 
先に観たのは『サウンド・オブ・ミュージック』、TOHOシネマズ西宮にて。
冒頭にかかる“ドレミの歌”のインストゥルメンタルだけでなぜか泣けてしまった。
50年以上経つ今も、日本でも歌われているんだなと思ったら。
小学生の頃、アホな替え歌も歌ったなぁ。
「ドは土管でプッ、レは連発でプップップ、ミはみんなでプッ、ファはファイトでプッ。
ソは空からプッ、ラはラッパでプッ、シは尻からプッ」とかって。
レとミとソとシはいいとして、土管でプッとか何!?(笑)
 
マリア役のジュリー・アンドリュース、84歳。
トラップ大佐役のクリストファー・プラマー、90歳。
両者健在なのが嬉しい。
逆に子役たちの何人かはすでに他界していて、順番には逝かないものなのですね。
 
翌日観たのは『ウエスト・サイド物語』、TOHOシネマズなんば別館にて。
こちらもヒロインの名前はマリア。ナタリー・ウッドが美人すぎてビビる。
43歳で事故死してしまった彼女、まだ生きていたら素敵なおばあちゃんだったでしょうか。
 
3月まで、名残を惜しんであと何作かは観たいと思っています。

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好きだった映画、嫌いだった映画〈2019年〉

あけましておめでとうございます。
去年こうして書いたときはまだ平成でした。令和もよろしくお願いいたします。
 
2019年に劇場鑑賞した作品は300本、DVD鑑賞した作品は53本で、合計353本。
去年11月末の段階では劇場鑑賞本数がまだ261本だったので、
2018年の295本を抜くのは到底無理だと思っていました。
が、なんとなく意地になってラストスパートをかけてしまい、
12月の鑑賞本数は39本。結果、初の300本達成。疲れた(笑)。
 
月間39本は過去最多だと思っていましたが、
一昨年も12月は39本観たようです。昨年の各月間鑑賞本数は、
1月28本、2月26本、3月29本、4月16本、5月27本、6月21本、
7月21本、8月25本、9月26本、10月26本、11月16本、12月39本でした。
 
300本観たうちからベストを選ぶのは大変です。
それよりもずっと簡単に選べるワーストを先に。
私がどうにも好きになれなかったのは以下の5本です。
 
 
ちなみに、DVDで観たワーストはぶっちりぎでこれ。↓
 
 
ベストのほうは順位をつけるなんて無理だからと、
毎年、順位はつけずに好きだった作品を観た日付順に挙げているのですが、
2019年のベストは断然これ。
 
 
以下、特に好きだったのは下記の20本でしょうかねぇ。
明日書いたらまた挙げるものが変わりそうなんですけれども。
好きな度合い順ではなく、観た順です。
 
 
そのほか、印象に残っているのは次の10本。
 
 
昔より泣かなくなりましたが、それでもまだ10本観れば5本は泣きます。
そんななかでもボロ泣きだったのは次の2本。
 
 
毎度キリがありません。
最後に、人と人との繋がりに幸せを感じさせてくれる作品として、
ちょっとよかった『アイネクライネナハトムジーク』を挙げておきます。
 
ついでに、2019年に読んだ本は例年より少なくて132冊でした。
まぁ映画をこれだけ観たら読書の時間は減るか。(–;
ハマったのは中山七里。“御子柴礼司”シリーズに没頭中。

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