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『今日も嫌がらせ弁当』(TOHOシネマズ1ヶ月フリーパスにて鑑賞の19本目@西宮)

『今日も嫌がらせ弁当』
監督:塚本連平
出演:篠原涼子,芳根京子,松井玲奈,佐藤寛太,岡田義徳,村上知子,佐藤隆太他
 
観たってわかるはずもない『うた☆プリ』に挑戦して撃沈される。
よく寝られたから良いような悪いような。
休息じゅうぶんでハシゴ2本目の本作へ。
 
『ファイナルファンタジーXIV 光のお父さん』と同様、これも人気ブログの映画化。
 
東京都でありながら東京から200キロ以上離れている八丈島。
持丸かおり(篠原涼子)は夫の島次郎(岡田義徳)を亡くして以来、
女手ひとつで娘たちを育ててきた。
長女の若葉(松井玲奈)は家を出て一人暮らしを始めたから、
今は次女の双葉(芳根京子)と二人の生活。
 
しかし、高校生になって反抗期を迎えた双葉はとことんかおりを無視。
車で送ってほしいときすら目の前にいるかおりに直接は頼まずにLINEで。
腹が立って仕方ないかおりは、なんとかしようと頭を巡らせる。
キャラクターは卒業したと双葉が友だちに話すのをたまたま聞き、
毎日キャラ弁を持たせるという嫌がらせを始めるのだが……。
 
キャラ弁って、見ているだけで楽しいものですねぇ。
凝りに凝ったかおりのキャラ弁をブログで見て、
自分もこんな弁当をつくりたいと思うシングルファーザー佐藤隆太
かおりに教えてもらい、ごはんに海苔で顔をつくったまではよかったけれど、
それだけで時間を取られすぎておかずがなくなる。
慌てて入れたミートボールのケチャップが流れて、
目ぇから血ぃ出してるみたいになり、幼稚園児が泣き出すシーンは笑いました。
 
素直になれない双葉ですが、お弁当に八つ当たりしたのは一度だけ。
なんだかんだで3年間完食、最後のお弁当は涙を誘います。
 
5年近く前のブログの映画化ゆえ、登場キャラがちょい古い。
あの芸人さんたち、今はどうしているのかと思うほどは古くないけど、
ちゃんと仕事があるのかちょっと心配。(^^;
 
個人的には、全然知らなかった八丈島のことが知られて楽しかったです。

—–

『劇場版 うたの☆プリンスさまっ♪ マジLOVEキングダム』〈応援上映〉(TOHOシネマズ1ヶ月フリーパスにて鑑賞の18本目@西宮)

『劇場版 うたの☆プリンスさまっ♪ マジLOVEキングダム』
総監督:古田丈司
監督:永岡智佳
声の出演:寺島拓篤,鈴村健一,谷山紀章,宮野真守,諏訪部順一,下野紘,鳥海浩輔,
     森久保祥太郎,鈴木達央,蒼井翔太,前野智昭,
     緑川光,小野大輔,代永翼,内田雄馬,高橋英則,木村良平,山下大輝他
 
またまた終業後に2本ハシゴ。TOHOシネマズ西宮にて。
 
まったく観るつもりはなかったのです。
そもそも本作の鑑賞にフリーパスは使えないと思っていました。
しかし、この日観るつもりだったのは20:55上映開始の作品で、
西宮ガーデンズに到着したのは18時半、食事しても時間が余る。
 
で、劇場スタッフに尋ねてみました。「これにフリーパスは使えますか」って。
そうしたら「使えるのは使えますけど」とのお返事。
なんでしょうね、このビミョーな返事は。
おそらく私のことを「絶対『うた☆プリ』知らん奴」と思わはったのでしょう。
事実、全然知りませんし。そやのに応援上映って、いささか無謀。
 
週末の応援上映はすでにほぼ満席でしたが、この日は空き空き。
それでも私以外の客はペンライト等の応援グッズをしっかり持参。
すんません、こんなド素人のやる気ない客が紛れ込んで。
 
結果、まったく全然ちぃともわからず。
おそらく『ラブライブ!』の男性版。
アイドル志望の男子たちが見事アイドルになり、本作はそのライブ。たぶん。
“ST☆RISH”、“QUARTET NIGHT”、“HE★VENS”という3つのアイドルグループらしい。
一応上記の声の出演キャストはグループ毎にしてみました(笑)。
 
誰がどうとか、今までの話とか、1ミリもわからん状態で延々アニメライブ映像。
歌がすごく良ければ聴き入る可能性はありましたが、私が気になる曲はない。
よって全編爆睡。これを「今年観た1本」に数えてすみません。
 
終わったからとっとと退出しようとしたら、アンコールまでありましたがな。
「アンコールありがと~っ!」。
いえ、ここに早く出て行きたい客1名。場違いでした。ほんま、すんません。

—–

『海獣の子供』(TOHOシネマズ1ヶ月フリーパスにて鑑賞の17本目@伊丹)

『海獣の子供』
監督:渡辺歩
声の出演:芦田愛菜,石橋陽彩,浦上晟周,森崎ウィン,
     稲垣吾郎,蒼井優,渡辺徹,田中泯,富司純子他
 
連日連夜の映画三昧と飲み会でそろそろ体力も限界に近い。
でも、フリーパスがあるというのに、何も予定がない日に直帰するのももったいなくて、
TOHOシネマズ伊丹にて1本だけ。
 
わりと好きな絵で冒頭から引き込まれそうだったのに、
なぜか途中でまた爆睡してしまった。(^o^;
 
中学2年生の琉花。今日から楽しい夏休み、のはずだった。
部活のハンドボールで活躍して有頂天気味にプレーしていたら、
それをよく思わない相手から足をひっかけられて激怒。
仕返しに肘で鼻を突いてやったら相手は号泣。
顧問から職員室に呼ばれ、トラブルメーカー呼ばわりされる。
謝罪する気がないのならもう部活に参加するなとも。
 
私だって怪我をした。先に仕掛けたのは向こう。謝りたくない。
部活に参加できなくて時間を持てあます琉花は、
母親とは別居中の父親が勤める水族館へと向かう。
 
その水族館の大水槽の中を泳ぐ少年の姿に琉花はビックリ。
父親によれば、海という名前のその少年は、兄の空とともにジュゴンに育てられ、
このたび保護されたらしい。海で育ったせいでふたりの皮膚は極端に乾燥しやすい。
彼らが暮らしていけるように、今は水族館で預かって研究を重ねているとのこと。
 
琉花は兄弟と時間を過ごし、交流を深めてゆく。
そんな折、地球上ではさまざまな不思議な現象が勃発して……。
 
最初の水族館のシーンはまるで『アクアマン』だと思いました。
だから寝ることはないと安心していたら睡魔が。
 
海と空がなぜジュゴンに育てられたのかのがわからず、
いつかその説明があるのだろうと思っているうちに話がどんどん進み、
結局わからなくて寝てしまったのです、たぶん。
隕石騒動が起きた辺りからはやたら派手になってついていけず。
映像は非常に美しく惹かれたので、もう少し丁寧に描かれていたらと残念です。
 
ところで、私は仕返しに肘で鼻突いた琉花の肩を持ってしまいます。(^^;

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『劇場版 パタリロ!』(TOHOシネマズ1ヶ月フリーパスにて鑑賞の16本目@梅田)

『劇場版 パタリロ!』
監督:小林顕作
出演:加藤諒,青木玄徳,佐奈宏紀,細貝圭,金井成大,石田隼,吉本恒生,三津谷亮,小林亮太,
   木下ほうか,池田鉄洋,鈴木砂羽,魔夜峰央,西岡徳馬,哀川翔他
 
TOHOシネマズ梅田にて、2本ハシゴの2本目。
3時間半食べて飲みつづけた後だったのに、
前述の『ハッピー・デス・デイ』はまったく眠くならず。
これならば本作も寝ずに済むのではと思ったのに、爆睡。
やっぱり面白くなければ寝ちゃうのですよねぇ。
 
鑑賞後数日経つまで知らなかったのですが、本来は昨秋公開の予定だったとか。
それが出演者の不祥事発覚で半年以上延期になったそうで。
いったい誰が何をしたのか調べたくなるのが人間というもの。
調べました。へ~っ。
 
1978(昭和53)年に『花とゆめ』で連載が開始された『パタリロ!』。
私は『花とゆめ』派ではなく、『別冊マーガレット』派でしたが、
これはコミックが発売されるたびに買っていました。何巻まで揃えたかなぁ。
 
常春の国マリネラ王国の皇太子パタリロ・ド・マリネール8世(加藤諒)は、
側近のタマネギ部隊を引き連れて大英帝国ロンドンを訪問。
パタリロの前に現れたのは、警護担当として任命されたバンコラン(青木玄徳)と、
謎の美青年新聞記者マライヒ(佐奈宏紀)。
パタリロはどうやら権力争いで命を狙われているらしく……。
 
漫画はそら好きでしたよ。
パタリロを実写で演じるなら加藤諒だというのもわかります。
でも私にはこの実写版の何がおもしろいのかさっぱりわからん。
いちばん笑ったのはスタッフロールの「哀川翔甲冑」。
 
シアター5の真ん中からは結構笑い声が聞こえていましたから、
ウケる人にはウケるのでしょう。
佐奈宏紀やタマネギ部隊の面々には熱烈なファンがついているようで、
お気に入りのイケメンがいるのであれば、
男性同士の絡みやシャワーシーン等のサービスショットに目がランランとするはず。
 
不祥事を起こしたのは青木玄徳だったとのこと。
酒に酔っては女性に猥褻行為を働いていたようで、そらアカン。
エンディングでは続編をお約束しますと皆で踊っていますが、
酒は止められないだろうし、どうなりますことか。
 
あ、酒を止められないのは私も同じか。(^^;

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『ハッピー・デス・デイ』(TOHOシネマズ1ヶ月フリーパスにて鑑賞の15本目@梅田)

『ハッピー・デス・デイ』(原題:Happy Death Day)
監督:クリストファー・ランドン
出演:ジェシカ・ロース,イズラエル・ブルサード,ルビー・モディーン,
   レイチェル・マシューズ,チャールズ・エイトキン他
 
平日に有休を取り、大阪駅で昼飲みランチしたのは、
私が20歳の大学生だったときに10歳の小学生だったふたり。
あれから30年以上経ってこうして一緒に飲めるのが嬉しい。
 
アイドルタイムのない店なのをいいことに、
開店時刻の11時に入店して14時半まで3時間半。
目の前にワイングラスが並ぶ並ぶ。
〆にグラッパまでいただいて解散。
私はTOHOシネマズ梅田が入るナビオへと向かい、
コーヒーで酔いを覚ましながらバイオレンスな本(笑)を読む。
 
夕方から2本ハシゴの1本目に観たのが本作。
製作は『スプリット』(2017)や『ゲット・アウト』(2017)を手がけるブラムハウス・プロダクションズ。
冒頭に流れる製作・配給会社の映像が超コワイのがこのブラムハウス。
これだけでじゅうぶんホラーです。
 
ホラーの苦手意識を克服したどころか、最近は観たいホラーが多い私。
これも好奇心に勝てずに観に行ったら、めっちゃオモロイやんか!
監督は誰かと思えば『ディスターピア』(2007)の脚本家クリストファー・ランドン。
どうりで面白い&私が好きなわけだ。
 
女子大生のツリーは、美人だが高飛車な尻軽女。
その日も酔っぱらって目が覚めると、知らない男子学生のベッドの上。
いかにも真面目そうな彼はカーターと名乗ってツリーを気遣うが、
ビッチなツリーはろくに話もせずに退出。
 
女子寮に戻り、ルームメイトのロリにもいつも同様冷たい態度。
ツリーの誕生日のためにロリが手製のカップケーキを差し出すと、
礼も言わずにゴミ箱に投げ入れるツリー。
 
そんなツリーに天罰が下ったのか、
晩にパーティーに出かけようとしたところ、何者かにつけ狙われる。
逃げても逃げても追いつかれ、結局殺されてしまったツリー。
 
ところがそこで目が覚める。殺されたのは夢だったのか。
しかしそこにはカーターがいて、前日と同じように名乗る。
何もかも前日と同じで、狐につままれたような気持ちに。
 
夜になるとまた襲われて殺される。
起きるとやはり自分の誕生日。
こうして恐怖の誕生日が毎日繰り返され、抜け出せなくなるのだが……。
 
ツリー役のジェシカ・ロースのフィルモグラフィーを見ると、
これまでに彼女の出演作を見ているはず。
でも全然記憶にない。こんな美人なのに。
性格悪い役が似合いそうな彼女だから、本作のヒロインがピッタリ。
少しずついい子になって行って、終盤はホロリとまでさせられます。
 
タイムループというと思い出すのは当然『恋はデジャ・ブ』(1993)。
ハッピーなエンディングでカーターが「『恋はデジャ・ブ』みたいだね」と言うとツリーが「何それ」。
「えっ!?知らないの? ビル・マーレイを!? 『ゴーストバスターズ』も!?」に笑いました。
ビル・マーレーのこと、若い子はもはや知らないのか。アンマリだ(笑)。
 
せっかくのハッピーエンドなのに、続編あるってか。
こんなタイムループは嫌だけど、そら観ますよ、面白かったもん。

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