MENU
ChatGPT-Image01
ChatGPT-Image02
ChatGPT-Image03
ChatGPT-Image04
ChatGPT-Image05
previous arrow
next arrow

『いつのまにか、ここにいる Documentary of 乃木坂46』(TOHOシネマズ1ヶ月フリーパスにて鑑賞の22本目@伊丹)

『いつのまにか、ここにいる Documentary of 乃木坂46』
監督:岩下力
 
私が乃木坂46を観るって!?
まずありえないことですけれど、フリーパスがありますし。
封切り日の夜の回は舞台挨拶か何かがあったのしょう、早々に完売になっていました。
その回はフリーパスを使えないのは聞くまでもないことでしたから、
同日に『Diner ダイナー』を観たさい、それ以外の回はフリーパスが使えるか確認済み。
で、公開3日目の日曜日の朝イチに観ました。
 
いんや〜、まさかこんなのを観て泣くなんて。おみそれしました。良かった。
 
冒頭、なんとなく『劇場版 BiSキャノンボール 2014』(2015)や
『青春100キロ』(2016)を思い起こさせるような幕開け。
乃木坂ファンの方、アダルト作品と一緒にしてすみません。
私の好きそうな掴みで始まるドキュメンタリーという意味です。
 
それは岩下力監督のモノローグで始まります。
アイドルのドキュメンタリーを撮る仕事が来た。アイドルまるで知らない。
断ろうかと思った、そんな感じの。
 
撮ることにはしたけれど、本当に自分に撮れるのか。
少女たちがアイドルになる成長譚なら撮りようもあるが、
すでに彼女たちは完成したアイドル。いったい何を撮ればいいのか。
1年以上に渡ってカメラを回し続け、できあがった本作。
 
私が名前を知っていたのは白石麻衣のみ。あとは全然知りませんでした。
本作で主に時間を割かれているのは西野七瀬と齋藤飛鳥。
西野七瀬の卒業までを追っているので、彼女と親しかった与田祐希も頻出。
あとは生田絵梨花がまぁまぁ多かったでしょうか。
秋元真夏、桜井玲香、高山一実も私が顔と名前を覚えられる程度に登場。
 
面白いキャラだなぁと思ったのは大園桃子。
何を隠そう、私が泣かされたのは彼女。
みんなが乃木坂好き好き言うなかで、そうは言っていなかった彼女が、
「なんか、なんか、乃木坂も悪くないかも」と泣き笑いしながら言うシーン、
なんか、なんか、私も泣いてしまいました。
それと彼女の発言、「会えないことに、強くなる必要ってありますか」。
大好きな人に会えなくなる、そのことに鈍感になる必要は、確かにないね。
 
全然知らん子ばっかりやと思っていたのに、
『あさひなぐ』(2017)であの子もこの子も見てるやん、私。
齋藤飛鳥も本作で初めて知ったと思っていたけれど、
しっかり観てるがな私、『あの頃、君を追いかけた』(2018)で。
そのときも彼女のいちばん好きな作家が貫井徳郎ということを
ウィキペディアで知ってびっくりしてるがな。何度でも驚く(笑)。
ただし、貫井作品の中で彼女が特に好きだとして挙げる『乱反射』には同意するけれど、
いちばん好きだという『微笑む人』はまったく解せません。(^^;
 
『うた☆プリ』では全編爆睡、歌もまったく耳に入ってきませんでしたが、

乃木坂46の歌が良いことも初めて知りました。
カラオケ練習しよかなと思ってしもたがな。
 
今までまったく興味なくてすみません。
こういうのがあるからフリーパスって楽しいのに、
今年いっぱいでフリーパス特典終了なんて(泣)。

—–

『パドマーワト 女神の誕生』

『パドマーワト 女神の誕生』(原題:Padmaavat)
監督:サンジャイ・リーラ・バンサーリー
出演:ディーピカー・パードゥコーン,ランヴィール・シン,シャーヒド・カプール,
   アディティ・ラオ・ハイダリ,ジム・サルブ他
 
塚口サンサン劇場にて、
 
長いですよねぇ、インド映画って。これも164分。
寝不足の頭が持つかどうか心配でしたが、DVDで観るのはきっと無理。
いつでも一時停止できる状態では集中力が持ちませんから。
寝てもいいやのつもりで鑑賞。
 
16世紀に編まれた叙事詩『パドマーワト』の映画化で、
インド映画史上最大級の製作費をかけたという噂。
オープニングの前に「これは必ずしも史実どおりではない」という言葉が
若干しつこいぐらい表示されます。
史実とちゃうやんかと文句を言う人がそんなにも多いのでしょうか。
と思って調べたらなるほど、インドではさまざまな抗議運動が起きたらしい。
 
13世紀末、西インドの小国メーワールの王ラタン・シンは、
真珠を求めてシンガール王国を訪れる。
ちょうどそのとき、狩りに出かけていた同王国の王女パドマーワティ。
動くラタンを動物だと思ったパドマーワティは矢を放つ。
それがラタンに体に命中してしまい、負傷したラタンを介抱するうち、
パドマーワティとラタンは恋に落ちて結婚。
王妃となったパドマーワティは人々から尊敬の念を集める。
 
ある日、ラタンとパドマーワティの睦み合う姿を覗き見た王宮司祭チェータン。
パドマーワティの意見を採用してラタンはチェータンを国外へ追放。
いずれ必ずメーワールを潰してやると捨て台詞を吐いてチェータンは去る。
 
一方、北インドのイスラム教国の皇帝の座に就いたのは、
野心溢れる女たらしの武将アラーウッディーン・ハルジー。
なんとかメーワールを潰したいチェータンはアラーウッディーンに近づき、
パドマーワティの美貌について話すと、アラーウッディーンは強い興味を示す。
しかしアラーウッディーンがいかにしようともパドマーワティへの面会が叶わず、
顔を見ることすらできないものだから、アラーウッディーンのイライラが募り……。

ところどころ寝ましたけど、こうして書いてみたら、
意外にちゃんと観ているじゃあないか、私。
 
正直言って、これが良い話なのかどうかわかりません。
美貌と知見を兼ね備えたパドマーワティですが、
彼女を王妃として温かく迎え入れたチェータンをいとも簡単に追放。
ラタンは最初はそこまでするつもりがなかったのに、
パドマーワティに言われてすぐに「追放!」と言っちゃう。
女房の尻に敷かれて、言うこと聞いてるだけちゃうんかと思ったりも。
 
話としてはどうなのと思うところはありますが、
カネがかかっているだけあって映像はスゴイ。
特にラストシーンは圧巻。女の怖さ凄さを見せつけられます。
 
男性陣の顔がほぼ同じに見えてしまうのが困りもの。
ヒゲ生やして、髪の毛伸ばして、なんでそんなに似ているの。
「悪そうかどうか」で判断するしかない(笑)。
 
ええ、私はこんなインドの歴史スペクタクルなら、
『バーフバリ』のほうがずーっと好きです。

—–

『シティーハンター ベイシティウォーズ/百万ドルの陰謀』

『シティーハンター ベイシティウォーズ/百万ドルの陰謀』
監督:こだま兼嗣
声の出演:神谷明,伊倉一恵,玄田哲章,伊藤美紀,麻上洋子,
     小林優子,阪脩,原田一夫,佐々木優子他
 
ダンナが帰国したのでまたしばらく映画三昧の日々はありません。
帰国当日もいつもの土曜日と同じく晩ごはんは外食。
ダンナは夜までお疲れでごろごろしているでしょうから、
私はさっさと洗濯物等かたづけて、晩ごはん前に映画を2本。
この日は武庫之荘で食事の予定だったから、動線よく塚口サンサン劇場へ。
 
“もっこり”かけ声応援上映リターンズと称して再び応援上映を開催中。
シティーハンター初心者の私は一度でもう十分だから、
観たことのない1990年の劇場版を観ることしました。
 
TVアニメ版の人気を受けた二度目の劇場映画化が『ベイシティウォーズ』で、
併映作品が『百万ドルの陰謀』だったそうです。どちらも45分。
上映前の幕間、「あ〜いよ、消えないでもう〜♪」と流れる曲に
ほぼ満員の客席から口ずさむ声がそこら中から聞こえます。楽しい♪
 
『ベイシティウォーズ』の舞台は、東京湾上に新設された東京ベイシティ。
アメリカに軍事介入された南米コステロ共和国の元独裁者一派が、
ベイシティ内のホテルに設置されたスーパーコンピューターをハッキング
アメリカを核攻撃して復讐しようとします。
それに立ち向かうもっこりリョウちゃんと海坊主ファルコン。
 
『百万ドルの陰謀』は、陰謀によってCIAの美人エージェントから
命を狙われることになったリョウちゃん。
どうやらこちらのほうがTVアニメ版の定番筋立てらしいです。
 
「もっこり」ってつまりは何なのよと思うこと多数(笑)。
「もっこり一発つけて」って、今ならセクハラすぎてご法度ですよね(笑)。
スケベすぎるリョウがここぞというときにはカッコよくて、
いまだにこうして集客できる人気に納得。
 
強すぎて窮地に陥ることもほぼないから、安心して観ていられます。
劇場の雰囲気も含めて◯。
やっぱりこの手の作品はサンサン劇場で観るに限る。

—–

『Diner ダイナー』(TOHOシネマズ1ヶ月フリーパスにて鑑賞の21本目@伊丹)

『Diner ダイナー』
監督:蜷川実花
出演:藤原竜也,玉城ティナ,窪田正孝,本郷奏多,武田真治,斎藤工,佐藤江梨子,
   金子ノブアキ,小栗旬,土屋アンナ,真矢ミキ,奥田瑛二他
 
2017年に読んだ本のうち、私はいちばん好きだった本を1冊に絞れませんでした。
国内の作品では『雪の鉄樹』『ダイナー』、つまり本作の原作がベスト。
その本が映画化されるのだから、観に行かないわけにはいきません。
ダンナ帰国の前日、終業後に映画を2本ハシゴするラストチャンスだった金曜日、
奇しくも本作の封切り日で、いそいそと。
 
いそいそととはいうものの、予告編に大きな違和感を抱いていました。
だって私のイメージならば本作の主人公ボンベロは遠藤憲一か、
もうちょっと男前がいいから佐藤浩市(エンケンさん、ごめんなさい)。
それ以上に見たいのがジェイソン・ステイサムのボンベロです。
藤原竜也は確かにいい役者だと思いますが、ボンベロではない。
予告編で「俺は〜、ここの〜、王だ!」と芝居がかった姿になんだかなぁ。
 
1枚の写真に魅せられて、どうしてもその地を旅したくなった少女カナコ(玉城ティナ)。
旅行代金30万円を工面するために怪しげなバイトに手を出し、闇組織に捕まる。
一緒に仕事に失敗した2人(斎藤工佐藤江梨子)が命乞いをするもお陀仏。
「おまえは何かできるのか」と問われたカナコは、咄嗟に「料理が得意です」と叫ぶ。
 
連れて行かれた先は殺し屋専門のダイナー、客は全員人殺し。
そのダイナーのシェフも元殺し屋のボンベロ(藤原竜也)。
そこでウェイトレスとして働くことになったカナコは、
少しでも粗相をすれば誰かに殺されるかもしれない状況に震え上がる。
前任のウェイトレスたちも次々と殺された様子。
 
カナコは、たまたま解錠に成功した金庫の中にお宝があるのを発見。
それを盗んで隠すと、「見つけたければ私を殺さないで」とボンベロに言う。
仕方なくカナコを雇いつづけることになったボンベロ。
 
スキン(窪田正孝)、キッド(本郷奏多)、ブロ(武田真治)と、
続々入店するイカれた殺し屋たち。
ボンベロのもと、はたしてカナコは生き延びられるのか。
 
蜷川実花監督ですから、スタイリッシュなけばけばしさがあります。
しかし原作ではヨダレが出そうだったハンバーガーがまったく美味しそうじゃない。
色が綺麗なだけでパサパサ感が漂っている。
ほかの料理にも「温度」、特に温かい料理のそれが感じられなくて心が躍らない。
 
まぁ、料理を見るための映画ではありませんから、
蜷川監督らしさを楽しめればそれでいいのでしょう。
 
意外にロマンチックな最後が待っていますが、
そんなシーンも藤原竜也と玉城ティナでは私は全然憧れない。
やっぱりジェイソン・ステイサムでハリウッドリメイクをお願いします。
カナコ役はハリウッド女優なら誰がいいかなぁ。
真矢みき演じる姉御ブレイズ役にはエヴァ・グリーンを推したい。

—–

『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』〈字幕版〉(TOHOシネマズ1ヶ月フリーパスにて鑑賞の20本目@伊丹)

ファーストデーに109シネマズ箕面でIMAX3D版を有料鑑賞しましたが、
フリーパスを持つ身としては無料鑑賞もしておきたい。
ということで、『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』をふたたび。
 
3Dで字幕版を鑑賞済みなので、吹替版を観たいと思っていたのです。
しかし終業後にTOHOシネマズ伊丹へ向かったら間に合わず、
予定を変更して字幕版を選択しました。
 
実はこの翌日がダンナの帰国日で、
出張だったのは19日間、その間にすでに20本以上観ていたので
ほんとにへろへろ。このところ上映中によく寝てるでしょ(笑)。
これは3D版を観たときにすごく面白かったから、
なんぼ疲れていても寝ないだろうと思っていたのに、
2回目はやっぱり寝ますね。(^^;
 
話の流れは頭に入っているから、ここ寝といてもええとこやとか、
ここ好きなシーンがあるしちゃんと起きとことか、
タダで観ているゆえにもったいない感なく、計算して寝られます(笑)。
 
前回観たときには書き忘れていたオープニングのこと。
トニー・スタークをはじめとする“アベンジャーズ”の亡くなったメンバーを追悼。
真面目にそう思っていたら……で可笑しい。
 
AC/DCがかかった瞬間に、ツェッペリンが好きだと叫ぶピーター・パーカー
MJがジェームズ・エルロイの『ブラック・ダリア』ファンだという話って、
前作のどこかに出てきましたっけね。知らんなぁ。
 
と、まぁ2回目も楽しく。
ジェイク・ギレンホールに悪役はしてほしくなかった思いは消えませんが、
これはこれで彼も楽しそうだ。
 
あとはフリーパスで吹替版の鑑賞を狙っています。
→結局、吹替版は無料鑑賞しそびれましたぁ(泣)。

—–