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『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME3』

『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME3』(原題:Guardians of the Galaxy Vol.3)
監督:ジェームズ・ガン
出演:クリス・プラット,ゾーイ・サルダナ,デイヴ・バウティスタ,マイケル・ルーカー,
   カレン・ギラン,ポム・クレメンティエフ,エリザベス・デビッキ他
声の出演:ヴィン・ディーゼル,ブラッドリー・クーパー他
 
朝イチで前述の『アダマン号に乗って』を観た後、実家へ。
昼過ぎから晩まで母と過ごしてから、再び109シネマズ箕面へ行ってレイトショー。
 
前作を観たのはいつでしたっけ。1作目が2014年、2作目が2017年ですって。
間でちらほら姿は見かけたといっても、6年も経ったらアカンて。
めちゃめちゃ話を忘れてしもてるんですけれど。
 
8歳のときに地球を離れたピーター・クイル。
“ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー”は、彼が率いる銀河のスーパーヒーローチーム
恋人だったガモーラが、ピーターと過ごした日々の記憶を失ったらしく、
ピーターは絶望から立ち直れずに酒浸りに。皆も彼にどう接すればよいか困っている。
 
そんなある日、ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーが建設した本拠地ノーウェアに、
ウォーロックという全身金色の恐ろしく強い奴が飛来してノーウェアを攻撃。
アライグマのロケットが瀕死の重傷を負う。
 
直ちにロケットを治療しようとしたところ、手術すればロケットが爆死することが判明。
ロケットを開発したオルゴコープ社の創設者ハイ・エボリューショナリーが、
技術を盗まれるのを阻止するためにロケットの体にキルスイッチを埋め込んでいたのだ。
 
システムを解除するパスコードが存在するはず。
ピーターたちメンバーは、オルゴコープ社に乗り込むと決めるのだが……。
 
どれぐらい忘れていたかというと、ピーターが冒頭で酒浸りになっている理由がまるでわからず。
ガモーラと恋仲だったのは覚えていましたが、え、ガモーラって死んだんだっけ。
あらら、そうじゃなくて生きてるのね。でも記憶喪失なのかしら。
でも、ピーターのことは忘れているけれど、ネビュラが妹だという記憶はあるの?
 
このガモーラがいけ好かない奴なのです。
いくら忘れたからって、そんな嫌な女になるもんですかと思う(笑)。
ピーターはピーターで、ちょっとウジウジしすぎじゃないでしょか。
 
そういうところも含めて、結構笑えます。
シュワちゃんの娘と結婚したことを除けば昔から私のお気に入りだし(笑)、
ロケットの声を担当するブラッドリー・クーパーも大好きです。
ただ、彼って、顔が見えなくて声だけ聞くとイケメンとは思えませんよねぇ。
 
ドラックス役のデイヴ・バウティスタは、先月観たばかりの『ノック 終末の訪問者』からは想像もできない配役。
カレン・ギラン演じるネビュラもとても好き。
悪役のまま死ぬと思われたアダムが最後はピーターを助けるのもよかった。
アダム役のウィル・ポールター『リトル・ランボーズ』(2007)のときから顔が全然変わっていません(笑)。
 
前作までの話を見事に忘れていましたが、それでも全然眠たくならなかったから、
とても面白かったということなのだと思います。
エンロドールの後の1コマは意味がよくわからなかったけど、続編があるってことですよね!?

—–

『アダマン号に乗って』

『アダマン号に乗って』(原題:Sur l'Adamant)
監督:ニコラ・フィリベール
 
どう考えてもシネコン向きの作品ではないと思うのですが、
なぜか109シネマズ箕面で1日1回だけ朝イチに上映中。
GW中、実家に向かう前に寄りました。
 
ニコラ・フィリベール監督による日仏合作のドキュメンタリー作品です。
 
本作に登場する施設について、エンドロールまで何の説明もありません。
それはセーヌ川にずっと停泊したままの船で、動く様子はない。
集っているのが精神疾患を抱える人々だということがなんとなくわかります。
エンドロールのテロップによれば、これはデイケアセンター“アダマン”。
 
老若男女がまずは「今日は何をするか」について話し合います。
議長はスタッフのときもあれば、患者のときもある。
新しい顔を見つけた日は、「新入りを歓迎する」のが一番目。
 
絵を描いたり音楽を聴いたり文章を綴ったり。
描いた絵について自らの言葉で説明する時間も設けられています。
冒頭の歌とギターのセッションは胸に刺さる。
 
毎日短時間オープンするカフェの売り上げを計算すると、
いつもわずかに誤差が生じて、なかなかピッタリとは合いません。
どこでどう間違ったのかをみんなで考える。
 
十代で発症して40年近く病気と向き合っているフランソワの言葉が悲しい。
とても賢いお父さんから強いられたわけではないのに、
お父さんを喜ばせたいと思っているうちに精神を患ってしまった。
だけどお父さんが願っているのは息子の幸せだけ。
医師や看護師など話を聴いてくれる人の存在は必要だけど、
やっぱり薬は必要なんだ、薬のことを悪く言う人がいるとしても、
薬がなければ自分はこんなふうに普通に話はしていられないんだよと言います。
 
ダンサーだった女性患者は、ほかの患者にダンスを教えるワークショップを提案。
ダンスを教えることができたなら、私も相手も幸せなのと訴えますが、
運営上、患者に講師を任せることには慎重にならざるを得ません。
 
それぞれが自分が精神疾患を抱えていることはわかっている様子。
双子の娘の姿を描くオリヴィエだとか、明るい表情を見せたあとに、
ふと口を強く引き結んで寂しげな顔になることがあります。
 
無料で利用できる施設なのだそうです。
ここへの送迎は誰がどのようにしているんだろうと思ったりも。
実際に悪いところは何もない施設なのかどうかはわかりませんが、
この立地だけでもう素晴らしいものに思えます。

—–

『聖闘士星矢 The Beginning』

『聖闘士星矢 The Beginning』(原題:Knights of the Zodiac)
監督:トメック・バギンスキー
出演:新田真剣佑,ショーン・ビーン,ファムケ・ヤンセン,マディソン・アイズマン,
   マーク・ダカスコス,ディエゴ・ティノコ,ニック・スタール他
 
109シネマズ箕面にて、前述の『劇場版 TOKYO MER 走る緊急救命室』の次に。
 
『聖闘士星矢』ってハリウッドで映画化されるほど世界的に人気があるのですね。
読んだことがないから、私が社会人になってからの作品だと思っていたら、
まだ余裕で学生だった1985年から連載が続いているというではないですか。凄っ。
 
毎度のことだけど、予習は一切していません。
原作と設定が異なっているのかどうかもまったくわからず。どうなんすか。
 
星矢(新田真剣佑)は幼い頃に生き別れた唯一の身寄りである姉を探しながら、
地下格闘技で生計を立てる日々を送っている。
ある日、トップファイターのカシオスと対決したさい、
星矢に秘められたパワー「小宇宙(コスモ)』を発動する。
 
その場を後にした星矢に声をかけたきたのが中年男アルマン。
相手にせずに去ろうとするが、謎の集団に襲われて、致し方なくアルマンについて逃げる。
 
アルマンに連れて行かれた先には、彼の娘だというシエナがいた。
シエナは戦いの女神アテナの生まれ変わりで、星矢はシエナを守る義務があると言う。
そんな話を信じられるわけもなく、ドン引きする星矢だったが、
シエナが小宇宙を発動する姿を目の当たりにして、信じざるをえなくなり……。
 
と書いてはみましたが、「発動」という言い方が正しいのかどうかもわからんし、
そもそも「小宇宙」が何なのかもさっぱりわかりません。
ただ、星矢もシエナもその力を持っていて、それが発動すると強くなる。
シエナの力は強大なだけに、彼女が戦いの女神に完全に変身してしまうと、
自分の力を制御できない彼女だから、世界がエライことになるそうで。たぶん。
 
アルマン役にショーン・ビーン。秘書マイロック役のマーク・ダカスコスがめっちゃ良い。
シエナの母親でありながら今はシエナを亡き者にしようとしているグラード役にファムケ・ヤンセン
鬼のような母親だと思いましたが、娘を目の前にしていざ殺そうというときに母親の顔に戻り、
痛みに悶えるシエナを救おうとするところはちょっとジワーンとしました。
 
さて、これ、続編はどうなるのでしょうか。
たいして客は入っていないし、そこまで面白いわけじゃなし。
新田真剣佑はまったく私のタイプじゃないけれど、
こうしてハリウッド作品に出てもほかの俳優に見劣りすることはありません。
無駄脱ぎさせられることは必至かもしれません(笑)。

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『劇場版 TOKYO MER 走る緊急救命室』

『劇場版 TOKYO MER 走る緊急救命室』
監督:松木彩
出演:鈴木亮平,賀来賢人,中条あやみ,要潤,小手伸也,佐野勇斗,ジェシー,フォンチー,菜々緒,
   杏,徳重聡,古川雄大、渡辺真起子,橋本さとし,鶴見辰吾,仲里依紗,石田ゆり子他
 
GWの狭間に109シネマズ箕面にて。
 
2年前にTBS系列の「日曜劇場」枠で放送された人気ドラマシリーズの劇場版ですが、
一度も観たことはないし、予習も一切していないので、相関関係はわかりません。
しかしこれだけ善人悪人がはっきりしていると、予備知識なんて不要。
もっとも、根っからの悪人は厚生労働大臣ただひとりのようですけれど(笑)。
 
「死者を一人も出さない」を標榜する都知事直轄の救命医療チーム“TOKYO MER”。
チーフドクターの喜多見幸太(鈴木亮平)、セカンドドクターの弦巻比奈(中条あやみ)、
看護師の蔵前夏梅(菜々緒)とホラン・ラン・ミン(フォンチー)、
麻酔科医の冬木治朗(小手伸也)、救急救命士の徳丸元一(佐野勇斗)という顔ぶれに、
研修医として新人の潮見知広(ジェシー)が加わる。
 
ある日、横浜のランドマークタワーの中層階で放火による爆発事故が発生。
下層階にいた人々は即避難したが、地上70階の高層階に193名が取り残される事態に。
火の手が回って退路を断たれないうちに現場へ向かうべきだと主張する喜多見に対し、
厚生労働大臣の両国隆文(徳重聡)が新設した“YOKOHAMA MER”のチーフドクターである鴨居友()は、
危険な場所に飛び込むのは消防隊に任せて医師は建物外で待機すべきだと反論する。
 
現場の全体指揮を執るのは、元TOKYO MERのメンバーで、
現在は厚生労働省MER推進部統括官を務める音羽尚(賀来賢人)。
TOKYO MERを潰してすべてYOKOHAMA MERの手柄にしたい両国の意向に逆らえずにいたが、
取り残された客たちの中に喜多見の妻でもうじき臨月の千晶(仲里依紗)もいることを知り……。
 
劇場で観るほどのものかどうかは置いておくとして、まぁ面白いです。
「走る緊急救命室」って、ただドクターたちが走り回るだけかと思っていた私は、
へ〜、患者をこんなふうに運びながら車内で手術までしちゃうのねと驚きました。
 
あまり笑えるようなシーンはなく、ほぼ真面目。
人の命を預かる仕事ですから、そんなにコミカルなシーンてんこ盛りにはできないか。
賀来賢人がクスッともしない仏頂面を見せつづけているのが新鮮。
東京消防庁の即応対処部隊とやらの隊長役、要潤が格好よかった。
この人、最近は一癖も二癖もある嫌なひと役も多かったから。
 
いちばん気になったのは、「お胸」という言い方なんですけど。
事故で負傷した子どもの「お胸を見ますね〜」とかって、いまどきは普通なんですか、こんな言い方。
なんでも「お」を付けて丁寧に言えばええっちゅうもんちゃうやろと思ったり。
それに「お胸」とは言うけど「お頭」とは言わないのね。「頭を開きますね」だって。
「飴」に「ちゃん」付けて「飴ちゃん」と言うような大阪人にこんな指摘はされたくないか。(^^;
 
放火犯役は「あんた、そこに愛はあるんか」と聞かれている今野浩喜です。
愛はあるんか。

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『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』〈吹替版〉

『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』(原題:The Super Mario Bros. Movie)
監督:アーロン・ホーヴァス,マイケル・ジェレニック
声の出演: 宮野真守,志田有彩,畠中祐,三宅健太,関智一他
 
前週に字幕版を鑑賞済み。
前日には盛り沢山なスケジュールのなか、京都で3本ハシゴして終電で帰宅しているし、
この日も心斎橋で『不思議の国の数学者』を鑑賞してから動物園前で落語を聴き、
すでに21時半だったからまっすぐ帰ればいいものを、あと2日出勤したら連休だし♪と、
勢いで寄ってしまったのです、大阪ステーションシティシネマへ。
 
22時近くからのレイトショーなのに、さすがGW。ほぼ満席でビックリ。
と言っても観に来ているのは大半が若い子でしたけれど。ジジババは寝る時間。
 
一応吹替版も観ておこうかと思っただけで、特にどちらが良かったってことはありません。
これほどまでに吹替版に違和感がないのも珍しい。
やはりそもそもが日本のゲームだからということもないのでしょうが。
 
1985年に1作目が発売されたせいか、ところどころ音楽が懐かしいのです。
a-haの“テイク・オン・ミー”とか、また流行ったりするのでしょうか。
あと、吹替で笑ったのは、終盤の「やろうか」「やらいでか」という台詞。
「やらいでか」って、若い子は言いますかね。この翻訳が私にはツボでした。
 
ま、でも今まででいちばん「字幕版と吹替版の両方を観る必要はないよ」という作品だった気がします。(^^;

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