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弟の車を車検に出す。

昨年6月に肝内胆管がんで亡くなったトヨタのマークXに乗っていました。
15年以上おなじ車に乗り続けていて、たいそう気に入っていた様子。
大阪にいるときに買って、お正月は三重県松阪まで車を走らせる。
当時の弟の趣味はパチスロだったのですが、お正月は条例で休業となるパチンコ店が多いなか、
松阪のパチンコ店だけはずっと営業できるらしくて。
その後、どういうわけだか三重県の桑名に異動になり、パチスロに行くのも楽になった模様(笑)。
 
三重から大阪へ戻った後も乗り続け、走行距離は9万キロ超。
それでもじゅうぶんに走るから手放す気ないままに闘病生活に入りました。
 
自分が死んだらこの車をどうしようか。ずっと気がかりだったようです。
それをウチのダンナに話したら、「たけちゃん(=弟)の車、ウチで引き取ったらええやん」。
えーっ、ええの!? ウチは夫婦ふたり家族で、しかもダンナはタイに駐在中やし、車2台も要らん。
弟の車を引き取ったら駐車場代に車検代、自動車税と、めちゃめちゃ維持費がかかるで。
「ええやん、それでも」とダンナが言ってくれたので、そうすることに。
 
ついでに、私がお世話になっているスバルで弟の車も面倒を見てもらうことに。
弟がトヨタの担当だった人と懇意だったならばそちらで継続して見てもらえばいいのですが、
弟曰く、「点検に行くたんびに車買い替えろってうるさいねん。
鬱陶しいから、ディーラーに車預けたら家に一旦帰るようにしている」と以前聞いていたため、
スバルに尋ねたところ、「ウチで見させてもらいます!」と即答してくれて。
 
病床の弟に「スバルで見てくれることになったで!」と伝えると、
「ホンマ!? それはありがたいなぁ。いちばん安心やわ」と喜んでくれました。
 
車検に通し、自動車税もきちんと払ってからこの世を去った弟ですが、
来年1月に切れるので、このたびスバルで車検に出しました。
なにしろそろそろ走行距離が10万キロに達するから、ルームミラーの接着剤が劣化して落ちたり、
ドアのハンドルカバーが外れたりと、それはそれはいろいろなことが起きています。
でもまだまだ大丈夫。
弟が綺麗に、大事に乗っていた車。ぶっ壊れるまでは乗り続けるつもりです。

—–

『劇場版 SPY×FAMILY CODE: White』

『劇場版 SPY×FAMILY CODE: White』
監督:片桐祟
声の出演:江口拓也,種崎敦美,早見沙織,松田健一郎,中村倫也,賀来賢人,銀河万丈,武内駿輔他
 
公開初日だった先週金曜日、実家で母と晩ごはんを食べた後、イオンシネマ茨木でレイトショー。
 
ところで本作とは全然関係のないことなのですが、鬼太郎人気が凄まじいそうですね。
『鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎』も公開初日に観に行き、来場者特典をもらいました。
どうせ取っておいたって愛でる気持ちもなければ使い道もないので、
飲み友だちの兄さんに処分を委ねたところ、メルカリで2,222円で即売れたとのこと。
どうやらもう少し高額に設定しても売れたようだと兄さん。
へ〜、鬼太郎がそんなに人気があるとは知りませんでしたねぇなどと話したのでした。
 
で、先週。車のディーラーに寄ったら、「鬼太郎、また観に行くご予定はないですか」と店長がおっしゃる。
なんでそんなことを聞くのか思ったら、23日から来場者特典第4弾の配布が始まるという。
鬼太郎が好きで好きでたまらん店長は、第4弾がほしいけど、年末に仕事は休めない。店長だし(笑)。
で、鑑賞料金を負担してもよいから私に観に行ってほしいと思ったそうです。
 
そんなふうに鬼太郎情報をいろいろ聞いてから劇場売店に寄ってみると、
パンフレットもグッズも完売しているところの多いこと。
中身は同じながら表紙に赤青があるパンレットはネットで高額で取引されているらしい。
23日のチケットも来場者特典第4弾狙いで早々と売れて、あちこちの劇場で満席。
知らなかったよ、ゲゲゲがこんなに人気とは。
 
店長は結局自分の娘とその友だちに頼み込んで23日に観に行ってもらい、無事に第4弾をゲットしました。
公開初日に特典の配布は規定数に達して終了。たぶんもう空いていますね、鬼太郎。
 
関係のない話をどこまでするねん。やっと本作の話。(^^;
 
鬼太郎と同じく、これもどれほどの人気なのか知らないまま鑑賞。
原作は2019年から『少年ジャンプ+』に連載されている遠藤達哉の同名漫画。
2022年にTVアニメ化され、今年はミュージカル版まで上演されたとか。
私は劇場のマナームービーで本作を知りました。
 
何にも知らない状態で観ると、下記のような理解になります。誤りがあるかもしれません。
 
フォージャー家は3人と1匹の家族。
夫のロイドはスパイ、妻のヨルは殺し屋。いずれも超優秀。
お互いに相手の真の職業を知らないが、利害が一致してかりそめの夫婦となる。
その娘として孤児院から引き取られたのがアーニャ。
 
実はアーニャは人の心の裡を読み取る力を持つ超能力少女で、
ロイドとヨルの考えていることもすべてわかるから、ふたりが何者であるかを知っている。
そして愛犬のボンドは未来予知能力を携えており、それをアーニャも共有可能。
つまり、家族の頭の中と今後起きることを知り得るのはアーニャとボンドだけ。
 
そんなアーニャは、ロイドの目的を果たすために良家の子どもたちが通う学校に入れられています。
あるとき、学校の調理実習の延長でお菓子のコンテストがおこなわれることになり、
そこで優勝して表彰されると、ロイドがある組織を調べやすくなる。
何がなんでもアーニャに優勝させるため、お菓子を審査する校長が好きなお菓子を調べあげ、
その作り方を習得しようと雪国フリジス地方へと家族で向かうのでした。
家族旅行にウキウキわくわくのアーニャでしたが、
食べてしまったチョコレートに機密のマイクロチップが埋め込まれていたせいで追われるはめに。
 
って感じです。
何にも知らないまま観たけれど、それなり以上に楽しくてワクワクしました。
食べたチョコレートは最終的にウ○コになって出るだろうと拉致されるアーニャ。
どこまでアーニャが漏れそうなウ○コを我慢できるのかわからなくて、
ウ○コネタ満載の作品が苦手な私としてはびくびくもしましたが(笑)、そうはならなくてよかった。
 
ロイドはイケメン、ヨルさんは美人で純粋なうえに凄腕でカッケー。アーニャかわいい。
万人が楽しめるアニメなのではないでしょうか。
 
来場者記念ももちろんゲットしましたとも。これ、売れますか。

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『ウォンカとチョコレート工場のはじまり』をScreenXで観る。

大阪市内か西宮北口辺りまで行かないともう観るものがない。
家に直帰すればいいものを、ふらふらと109シネマズ箕面に立ち寄り、
 
ScreenXが登場したばかりの頃はエグゼクティブシートから埋まっていましたが、
皆さん、このスクリーンに関しては後方席のほうがよいとわかったのか、
それともたまたま会員じゃない人ばかりが観に来ていて
鑑賞料金の高いエグゼクティブシートは避けたのか、後方席に客が集中。
集中と言ったって、そんなに混んでいるわけではありません。
 
基本的に映画は1回しか観ません。
とか言いつつ、30回観た映画とか、34回観てまだ継続中の映画とか、
15回観てこれもたぶんまた観る映画なんかもあるのですけれど(笑)。
複数回観ると、1回目に見落としていたり聞き取れていなかったりすることが意外と多いと気づく。
 
本作では、ラストにヌードルが母親に会いに行くシーンで、
どうして母親は図書館に住んでいるんだと1回目に観たときに思っていたのですが、
そうか、ヌードルもその母親も本の虫で、本だらけの家に住むのが夢だったんですね~。
 
2回観てもやっぱり楽しかった。
チョコレート組合の三人衆、特に「いちいち説明する人」はスベりすぎで全然面白くないけれど、
ウォンカと彼の仲間たちのことが大好きです。
特にジム・カーター演じる会計士アバカス、好きだな~。
彼は“ダウントン・アビー”で執事のチャールズ・カーソンを演じている役者ですよね。
電話交換手ロッティー役のラキー・ザクラルのことは今まで知りませんでした。好き。
だけど、地味すぎてほかの映画に出演していても見つけられる自信がない。
 
ところで、警察署長役のキーガン=マイケル・キーって、役所広司に似ていませんか。
1回目に観たときは「誰かに似ている」と思い、今回はもう役所広司にしか見えなかった。(^^;
 
観るものがなくなったら今度は吹替版を観てもいいかなと思っています。

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『80 For Brady:エイティ・フォー・ブレイディ』

『80 For Brady:エイティ・フォー・ブレイディ』(原題:80 for Brady)
監督:カイル・マーヴィン
出演:リリー・トムリン,ジェーン・フォンダ,リタ・モレノ,サリー・フィールド,
   トム・ブレイディ,ビリー・ポーター,ハリー・ハムリン,グリン・ターマン他
 
年間の劇場鑑賞数記録をすでに更新していることがわかったので、
師走の夜に無理して遠方の劇場に行くこともないかなぁと思い、
おとなしく直帰して家で配信鑑賞。
 
言うちゃなんですが、シネコンの上映作品はほとんど劇場で観ているため、
NetflixAmazonプライムビデオでは独占配信のオリジナル作品を選ぶことがほとんどです。
本作のことは聞いたおぼえがなかったから、Netflixオリジナルだと思い込んでいました。
そうしたら、ちゃうやんか。そうか、日本では劇場未公開の作品だったのですね。
 
実話に着想を得た作品なのだそうです。
アメリカンフットボールの人気選手トム・ブレイディが自ら製作に加わり、
彼に首ったけの婆様たちを描くという。ちょっとどうかなと思わなくもないけれど(笑)。
 
ルー、トリッシュ、モーラ、ベティはアラ傘寿(80歳)の大親友4人。
かつて、癌で化学療法を受けていたルーが寛解したことを祝うために集まった折、
たまたまテレビが故障してチャンネルが変わらなくなったことがある。
放映されていたのはニューイングランド・ペイトリオッツの試合で、
そのときに活躍したクォーターバックのトム・ブレイディに4人は魅入られる。
それから15年以上の間、4人揃ってテレビ観戦するのが常。
 
2017年、ペイトリオッツとアトランタ・ファルコンズがスーパーボウルで対戦することに。
癌が再発したかもしれないことを誰にも言えずにいるルーは、何が何でもスーパーボウルに行きたい。
しかし現地で観戦するとなれば、車を買うほどの大金が必要となる。
テレビ番組でチケットと現地までの旅費を4人組にプレゼントする企画があると知り、
当選するために感動的な話を書いた手紙を番組に出すことに。
 
そしてルーが見事に当選。
スーパーボウルのチケットを手に入れた4人は喜び勇んで現地入りするのだが……。
 
モーラにリタ・モレノ、ベティにサリー・フィールド
まず映画はやっぱりイケメンや美女を見るほうが楽しいから(笑)、
シワシワ、あるいはシワシワじゃないけど明らかに整形しているでしょという婆様4人を見ても、
それほど気分は高まらないどころか、テンション下がり気味です。(^^;
 
まぁ、でもこういう話は鉄板ですよねぇ。
ルーの病状をさらりと流してお涙頂戴に仕立て上げなかったのは良いところ。
観戦前のパーティーでは若者からもらったドラッググミをそうとは知らずに飲んでしまったり、
ポーカーの席に着くことになったり、激辛コンテストに出場したり。
いろんなことがあるもので、これは実話ではないでしょうが、楽しい。
 
トム・ブレイディ自身がプロデュースというのがどうも鼻につくのは否めない。
しかし、アメリカでは野球よりもアメフトのほうがずっと人気があるスポーツだそうですから、
話題にはなるでしょうね。鼻についても面白いことは面白いし、良い話。

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『ジャスト・ア・メリークリスマス』

『ジャスト・ア・メリークリスマス』(原題:Sa Var Det Jul Igjen)
監督:ペッテル・ホルムセン
出演:イーダ・ウルシン=ホルム,カナン・ギル,マリット・アデライド・アンドレアセン,
   ヴェスレモイ・モークリッド,マッツ・ショーゴード・ペテルセン他
 
クリスマス前になると、いったい世界でどんだけクリスマス向けラブコメを撮っとるねんと思います。
Netflixに上がるそれらを制覇したい気持ちに駆られるものの、とてもそんな時間はつくれない。
だけど何本かはやっぱり観たいじゃないですか。
 
本作も12月に入ってから配信が開始になりました。ノルウェー作品です。
なんとこれ、実話が基なのだそうで。
 
ノルウェー出身のテア(♀)とインド出身のジャシャン(♂)はドイツで同棲中。
もうじきクリスマスという日、ジャシャンがテアにプロポーズ。幸せすぎるふたり。
 
しかし、テアには気がかりなことがあった。
伝統的なクリスマスしか受け入れないと思われる実家の母親アンネリーセは、
娘の婚約者がインド人と知ればどうするだろうか。前もってジャシャンのことを知らせる勇気はない。
恋人を連れて行くということだけを知らせて故郷ノルウェーへと向かうテアとジャシャン。
 
案の定、ジャシャンを見るなりひきつった笑顔を見せるアンネリーセ。
ジャシャンはといえばさほど気にする風でもなく、いきなり「ママ」と呼ばれてアンネリーセは困惑顔。
 
やがてテアの兄シィーメンとその妻ヒルデグン、娘のロニヤが到着。
彼らもジャシャンを見て驚いたものの、そこはまぁまぁ大人。
アンネリーセに気を遣っていつもしんどそうなヒルデグンにいたってはむしろ歓迎している様子。
 
なんとかテアの実家で気に入られたいジャシャンだったが、やることなすこと裏目に出る。
しかも向かいの家に暮らすヨルゲンがテアと5年もつきあっていた元カレだったと知り……。
 
差別主義者とは言わないまでも、アンネリーセはかなり嫌な感じです。
でも普通は驚きますかね、ノルウェー人の娘がインド人を連れて帰ってきたら。
 
ノルウェーとインドでは何もかも違いすぎる。
ただでさえ違うのに、テアの実家では伝統を重んじるからもっと大変。
ジャシャンの味方でいなければいけないはずのテアは、ついついジャシャンに無理を強いてしまいます。
 
一方のジャシャンは陽気なイイ奴とはいえ、少々無神経に過ぎるところがある。
「クリスチャンでもないのにクリスマスというだけで教会に集うのはなぜだ」と尋ねたり、
調子っぱずれのうえに大きすぎる声で賛美歌を歌ったり。
くしゃみをしすぎて教会の外に追い出されると、そこからインドの母親に電話して、
これまた教会内にも聞こえるほどの大きな声で「変な文化だよ」みたいなことを話す。
 
あんまりいい話じゃない気もするのですけれど、テンポが良いおかげでわりと笑えます。
評価はあまり高くなくても、私は嫌いじゃないな~。
 
ずっと嫌なオバハンぶりを発揮しつづけるだけに最後のアンネリーセはサイコー。
クリスマスだというのにアルコールを摂取しない理由はそういうことか!

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