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『IVE THE 1ST WORLD TOUR in CINEMA』

『IVE THE 1ST WORLD TOUR in CINEMA』(英題:IVE The 1st Workd Tour in Cinema)
監督:チョ・ユンス
 
ジョングクのおかげでK-POPファンになったものの、私はやっぱりBTSが好き。
アレクサに「BTSをかけて」と頼んだときにNewJeansが印象に残ったのをきっかけに、
彼女たちの曲も少し聴くようになりましたが、ほかの女性グループはわからない。
 
IVEと聞いてももちろんわからず、スルーしようかと思ったけれど、気になる。
きっと来場者特典があるだろうから、それ目当てで行ってみることにしました。
TOHOシネマズ伊丹にて。
 
IVEは2021年デビュー、韓国人5人と日本人1人からなる6人組のグループなのだそうです。
本作は、彼女たちの初のワールドツアー“SHOW WHAT I HAVE”のアンコール公演をフィルムに収めたもの。
ソウルのKSPO DOMEはオリンピック体操競技場であり、収容人数は韓国最大の15,000人とか。
 
BTSのファンはARMY、ZEROBASEONEのファンはZEROSE、SEVENTEENのファンはCARAT。
IVEのファンはDIVEと呼ばれているのですと。
メンバーは20歳前後で、リーダーがユジン。ウォニョン、ガウル、リズ、イソ、レイのうち、日本人はレイ。
 
みんな超カワイイんです。足が細すぎる子もいて、もう少し太くてもと思わないことはないけれど(笑)。
きっと髪型が変わると私は見分けがつかなくなると思いますが、ウォニョンがいちばんいいかも。
と思ったら、どうもウォニョンが最も人気のあるメンバーのようですね。
 
日本人としてはついつい応援したくなるレイも本当に可愛い。
ちょっとオタク受けしそうなルックスでもあります。
異国で頑張っているのを見ると、声援を送らずにはいられません。
 
寝てもいいやぐらいのつもりで行きましたが、それなりに楽しかった。
ルッキズムと言われても、見るなら可愛い子のほうがいいに決まっています。(^^;
でもイケメンを見るほうがもっと楽しいんだよなぁ。
 
そろそろジョングクが除隊。フルメンバーそろうBTSの活動再開が楽しみです。
↑と書いた時点では除隊までまだ2週間以上ありましたが、UPした今日時点、すでに除隊済み。(^O^)

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『岸辺露伴は動かない 懺悔室』

『岸辺露伴は動かない 懺悔室』
監督:渡辺一貴
出演:高橋一生,飯豊まりえ,玉城ティナ,戸次重幸,大東駿介,アンドレア・ベッラチッコ,井浦新他
 
休みを取って友人宅に遊びに行く前に、朝イチ、TOHOシネマズ伊丹にて。
 
『岸辺露伴 ルーヴルへ行く』(2023)に続く劇場版第2弾。
“岸辺露伴”シリーズって、“ジョジョの奇妙な冒険”シリーズのスピンオフ作品だったのですね。
第1弾を観たときにそのことを知ったはずですが、すっかり忘れておりました。
覚えていたとしても、どちらのシリーズも原作を知らないんだから何の助けにもならないけれど。
 
さて、第1弾の公開時にはまだタダの共演者にしか見えなかった高橋一生飯豊まりえは2024年に結婚。
リアル夫婦をスクリーンで見るのは不思議な感じもします。
 
芸術大学図書館の建設に関わる仕事でヴェネツィアを訪れた岸辺露伴(高橋一生)。
たまたま教会に足を踏み入れた折に告解にやってきた男の話を神父のふりをして聴いてしまう。
 
仮面をかぶったままのその男が言うには、この地にはかつて旅行に来ただけだったのに、
その途中で荷物をすべて盗まれて一文無しになり、致し方なく働くことになったらしい。
どれだけ肉体労働に従事しようとも、日本人であるせいで差別を受け、ろくに稼げない。
 
悔しい思いをしているとき、浮浪者(戸次重幸)に食べ物を恵んでほしいと縋りつかれた。
まずは働けよと腹を立てた男が浮浪者につれなく当たると、浮浪者は階段から転げ落ちて死亡。
すると死んだはずの浮浪者が男の前に現れて呪いの言葉を吐き、男が幸せの絶頂にあるときに絶望を味あわせてやると言う。
 
それ以降、男は信じられない幸運に見舞われる。
親族の遺産が入り、宝くじも当たって大金を手にし、会社を興せば大当たり。美女と結婚、可愛い娘も授かる。
しかし、幸せを実感すれば呪われた自分は不幸に襲われるはずだから、幸せの絶頂に到達してはいけない。
ひたすらそう考えて生きてきた男は、いつまでこの思いに囚われていなければならないのか悩んでいた。
 
一方、露伴を追いかけてヴェネツィアへやってきた編集担当者の泉京香(飯豊まりえ)は、
仕事の依頼主であるイタリア人男性ロレンツォ(アンドレア・ベッラチッコ)が近々結婚予定であることを知る。
彼は露伴の大ファンで、挙式に参列してもらえないかと泉を通じて打診してくる。
それを聞いた露伴は、仮面職人のマリア(玉城ティナ)がその結婚相手であり、あの告解の男の娘であると知るのだが……。
 
かつて浮浪者を死に追い込んだ男は水尾(大東駿介)。
金持ちになった男は、浮浪者から「おまえの顔を忘れない」と言われたのだから、自分の顔を変えてしまえば大丈夫だと考えます。
そこで汚れ仕事を頼んでいた・田宮(井浦新)を上手く騙くらかして、多額の報酬と引き換えに顔を入れ替えるのです。
浮浪者は水尾の顔をした田宮のことを自らの憎むべき相手だと思い込んで復讐するというわけで。
 
娘が幸せになれば自分も幸せを感じるだろう。そうすると幸せの絶頂期が訪れて、自分は殺されてしまう。
自分が死にたくないから娘にも幸せになってほしくない。だから娘を結婚させたくない。とんだ父親です。
 
でも、はたして「死=絶望」なのか。
死ぬよりも苦しいことがあるのではないか。泉の呟きをヒントに、そんなふうに考える露伴。
 
他人の頭の中を本にして読むことができる露伴の能力は面白くて、かなり羨ましい。
しかしこのシリーズ、不必要にグロいシーンが多い気がします。一瞬で良いのに延々そのシーンが続くし。
高橋一生の髪型とかメイクもないほうが好きだから、手放しで面白いとは言えないのでした。

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『デビルズ・バス』

『デビルズ・バス』(原題:Des Teufels Bad)
監督:ヴェロニカ・フランツ,ゼヴリン・フィアラ
出演:アーニャ・プラシュク,ダーヴィド・シャイト,マリア・ホーフスタッター,ナタリア・バラノワ,
   ルーカス・ウォルチャー,クラウディア・マルティーニ,アグネス・ランプル,カミラ・シチリア他
 
テアトル梅田にて2本ハシゴの2本目。
これが観たくて仕事帰りに車を飛ばしたわけですが、1本目の『サスカッチ・サンセット』でゲンナリ。
どんよりした気持ちを引きずったまま観たこのオーストリア/ドイツ作品がまた一段と暗かった。
 
舞台は18世紀のヨーロッパ。「代理自殺」なるものがあるということを知って本作に興味を持ちました。
 
母と兄との3人暮らしだったアグネスは、近隣の村のヴォルフと結婚することに。
家族と離ればなれになる不安に駆られながらも、優しいヴォルフとなら温かい家庭を築けるはず。
当然義母と同居するのだと覚悟していたのに、ヴォルフはアグネスとの新居を買ったという。
 
とにかく早く子どもを授かること。母や兄もアグネス自身もそれで幸せになれると信じている。
友人たちと飲んでいたヴォルフが帰宅した初夜、服を脱いで待つアグネス。
ところがヴォルフはアグネスに反対側を向くように言ってひとりで始め、終わるとすぐに寝てしまう。
以降、幾晩重ねようが、アグネスとしようとしないヴォルフ。これでは子どもを授かれない。
 
息子がそうだとは知らない義母は、アグネスに冷たい態度。
毎日のように新居にやってきては世話を焼きたがり、アグネスに文句をつけてばかり。
アグネスは徐々に心を病んで行き……。
 
冒頭から度肝を抜かれました。
若い母親が生まれてまもない赤ん坊を滝の上から投げ落とすシーンに唖然。
 
代理自殺という言葉が本作に出てくるわけではありません。
ちらりと調べたところによれば、キリスト教では自殺は最大の罪。
自殺した人は埋葬してもらえず、地獄に落ちる。
だけど、殺人を犯した人は告解すれば赦してもらえて天国に行ける。
 
だから、死にたくなったら他人を殺して告解する。
その結果、例えばこの村では斬首刑に処されるけれど、魂は天国へ召されるのです。
 
ヴォルフが恋していたとおぼしき男性リンツは首を吊ったせいで荒野にさらされ、
赤ん坊を殺した母親は首を切り落とされたまま刑場に放置される。
こんな場面を目の当たりにすれば、頭がおかしくなっても不思議はない。
 
ラストは、実家に戻されたアグネスが少年を殺して告解します。
斬首されたアグネスを見て狂喜乱舞する村人たち。
そしてアグネスの血を飲もうと群がるのですから、もう不気味以外の何物でもありません。
 
ひたすら暗いけれど、面白い作品でした。
仏教の国に生まれたことをありがたく思ったりもします。

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『サスカッチ・サンセット』

『サスカッチ・サンセット』(原題:Sasquatch Sunset)
監督:デヴィッド・ゼルナー,ネイサン・ゼルナー
出演:ライリー・キーオ,ジェシー・アイゼンバーグ,クリストフ・ザヤック=デネク,ネイサン・ゼルナー
 
テアトル梅田で2本ハシゴの1本目。
 
美女やイケメンを見られないのはわかっている作品だから、あまり食指は動きませんでした。
でも、後述の2本目を観たくて、それとハシゴするならこれかなぁと、なかば渋々。
製作総指揮を務めるのが『ヘレディタリー/継承』(2018)や『ミッドサマー』(2019)のアリ・アスター監督だから、
なんとなく嫌な予感がするじゃないですか。
予感どおりということはなかったけれど、なんで私はこんな映画を観ているんだと嫌にはなりました(笑)。
 
“サスカッチ”をご存じですか。
北米の森の奥深くで人知れず生息しているといわれる未確認生物で、別名“ビッグフット”
それが本当に存在していたらという仮定のもとで撮られた作品です。
 
大自然の中に生きるサスカッチ一家。
登場人物はライリー・キーオジェシー・アイゼンバーグ、クリストフ・ザヤック=デネク、ネイサン・ゼルナーの4人が演じるサスカッチのみ。
特殊メイクを施しているので、顔だけでは男女の別すらわからない。
胸があるかどうかで女性であることをかろうじて知り得ます。
 
台詞はなく、4人がウホウホ言っているだけ。交尾の場面ではアヘアヘ言うだけ。
誰と誰が夫婦なのかわからんし。2人がヤッている姿を遠巻きに別の2人が凝視していたりして、気持ち悪さしかありません。
残りの2人のうちの1人は女性の子どもらしくて、おっぱいを吸ったりも。
 
4人で食料を探してきちんと分けながら食べていたのに、1人が新しい植物を見つけて誰にも渡そうとしない。
食べると性的興奮をおぼえるのか、女性に襲いかかって拒絶されると、
丸く穴のあいた木にアソコを突っ込もうとするシーンなんて、ほんとにゲロゲロ。
 
こいつに天罰が下ったか、ライオンに食われて死んでしまいます。
残った3人は平和に暮らすかと思いきや、うち1人が丸太に乗って川でおちゃらけていたらその下敷きになって溺死。
その前辺りから付近に人間の影を感じます。木が伐採されたり、森の中にテントが張られていたりして。
 
女性とおそらくその子どもが生き残り、この女性が出産を迎えます。
生まれてくる子どもがまた全然可愛くないからドン引き。
あ、そうだ。3人まだ生きているときに道路に糞尿垂れ流しでマーキングする姿にもゲンナリしたんだったなぁ。
 
生き残りの2人と赤ちゃんが歩いているうちにとある建物を見つけます。
これがビッグフット博物館でしたというオチだけはちょっと笑った。
 
観なきゃよかったと思うぐらい不愉快だったにもかかわらず、眠気には襲われず。
だからどのシーンもつぶさに覚えているのが余計に嫌だ(笑)。

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2回目の『ミッション:インポッシブル/ファイナル・レコニング』はシアタス心斎橋のグランシアターにて。

先行上映で観た1回きりというわけにもいかない『ミッション:インポッシブル/ファイナル・レコニング』
2回目はシアタス心斎橋のグランシアターで鑑賞しました。
 
グランシアターは客席が全部で全8席(+車椅子スペース)、ものすごいプライベート感。
ここで観たいと思わされる作品しか観ていません。
何を観たんだっけと振り返ってみると、最初が『グレイテスト・ショーマン』
最後に行ったのが7回目『RRR』だから、2年半ぶりのグランシアターということになります。
 
値段はそのときと変わらず4,000円。
シアタス心斎橋ではオンライン予約した場合は発券不要ですが、
グランシアターで観るときはドリンクとフードチケットがあるため、発券必須です。
アイスクリームとソフトドリンクという選択肢もあるけれど、私は必ずビールとおつまみ。
ビールは小江戸ビール3種類のうちからひとつ選べます。
 
注文だけして入場すれば、後から席まで持ってきてくれるシステム。
お手拭きもちょっといいやつ。
ただ、オープン当初はあった「持ち帰りOK」のブランケットの貸し出しはコロナ以降ないままで、
ブランケットの貸し出しすらない模様です。
 
上映開始までは人の出入りがあるから他に客がいることはもちろんわかるけど、
一旦始まると隣に人がいるかどうかすらわかりません。
どの客も靴を脱いでリクライニングを利用しているから、膝を曲げたりしていると脚が見えないんですよね。
仕切りで完全に隣と仕切られているし、よほどやかましい人がいない限り、まるでひとりで観ているかのよう。
これまでにやかましい人がいた経験はありません。
 
こんなシアターで観るのにうってつけの作品。音響も素晴らしい。
居心地よすぎでアルコールが入ったら眠気に誘われるというもので。(^^;
2回目の鑑賞ということもあってちょっとだけ居眠りしました。
 
この椅子とスクリーン、家にほしい。もちろんそんな余裕はないけれど。
何度でも行きたい劇場です。
 
あ、カップルで行くには不向きです。
上記のように完全に仕切られているせいでイチャイチャできません。手も繋げません。わはは。

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