MENU

ライブ音響上映にて3本観る。

なんばパークスシネマにて、ライブ音響上映のラインナップ中3本を鑑賞。
 
もとは9回目の『RRR』を観るためでした。
その前後にも久しぶりに観たい作品が上映されるのがわかり、
ええい、翌日も仕事だけれど、この機会に観ておくかと思い。
 
1本目は『バーレスク』(2010)。
2本目は9回目の『RRR』。
 
1本目の『バーレスク』は公開当時劇場で観てテンションが上がった1本。
シェール目当てで観に行ったのを覚えています。
10年以上ぶりに観てもやはりド迫力で、画面に目が釘付けになりました。
本作で知ったクリスティーナ・アギレラの歌声にも度肝を抜かれる。
彼女が演じるヒロインのアリと恋仲になるバーテンダー役はカム・ジガンデイでした。
本作では善人の役だったけれど、どうにもあのニヤケ顔だから、
先日UPした『バイオレント・ナイト』では富豪の長女の恋人でろくでなしの役でしたねぇ。
 
なんといっても素晴らしいのは、シェール演じるテスを支えるショーン役のスタンリー・トゥッチ
あ、顔はジェイソン・ステイサムのほうが好きですけど。
ま、いくらライブ音響上映で観ようとハゲはハゲですから、
歌とステージあってこそのライブ音響上映。
6割ぐらいの客入りでしたが、めちゃくちゃよかった。
 
大人気の『RRR』は満席。これについては説明もう要らないでしょ(笑)。
エンドロールが終わるとあちこちで拍手が起こりました。
最近『RRR』を観ると必ず拍手が沸き起こります。なんか嬉しい。
 
ここで帰ってもいいはずでしたが、当時劇場鑑賞はしていないドイツ作品がどうにも気になる。
レンタルDVDで観た『ノッキン・オン・ヘブンズ・ドア』、
これは遅い時間からの上映だったこともあり、2割ぐらい客入りでしたが、
ジワジワと来る名作で、観てよかったと心から思えた1本。
 
病院の同室に入院したふたりの男は真逆のタイプ。
一方は見るからにワルで、列車内でも病院内でもプカプカ喫煙。
女にモテそうではあるものの、明らかに手が早そう。
もう一方は地味で冴えない奴で、気も弱い。
このふたりがどちらもあと数日の余命だというのですから、
自然との姿と重なることもあり、私はちょっと涙目モード。
生まれてから一度も海を見たことがないふたりは、最期に海を観に行きます。
 
ワルのほうの役のティル・シュヴァイガーが脚本も担当しています。
この人は演じるだけの人だと思っていたから、ちょっとビックリ。
本作の後はたいして話題になった作品もなく、TVシリーズに出ているぐらい。
でもこの1本があればじゅうぶんなようにも思います。
 
コロナで開催されなくなってしまった爆音映画祭ですが、
こうしてライブ音響上映があるというのはありがたいものです。

—–

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

目次