『アトミック・ブロンド』(原題:Atomic Blonde)
監督:デヴィッド・リーチ
出演:シャーリーズ・セロン,ジェームズ・マカヴォイ,ジョン・グッドマン,
ティル・シュヴァイガー,エディ・マーサン,トビー・ジョーンズ他
TOHOシネマズ西宮で4本ハシゴの3本目。
この日のハシゴは無謀に時間がかぶっていることもなく、完璧(笑)。
2本目の『女神の見えざる手』と本作の間は25分空いていたから、
1階まで下りて買い物までできてしまいました。
40歳を過ぎても超美しいシャーリーズ・セロン。
もともとモデル上がりだけあって脱ぐことを躊躇しない女優さん。
本作でも豪快にというほどではないけれど、ちゃんと脱いでいます。
それをウリにはしていないのが本作のいいところ。
冷戦末期、ベルリンの壁崩壊が迫る1989年秋。
世界を激震させるほどの極秘情報を所持していたMI6の男性エージェントが、
殺されたうえにその情報を奪われる。犯人はKGBのエージェントらしい。
その奪還と二重スパイの正体を突き止めるという密命を受けた、
MI6の凄腕女性エージェント、ロレーン・ブロートンはベルリンへ。
現地で活動するスパイ、デヴィッド・パーシヴァルと合流するが、
なぜかロレーンの行動は敵側に筒抜け。
デヴィッドにも信頼が置けず、誰が敵か味方かまったくわからない。
次々と襲いかかってくる殺し屋に立ち向かうロレーン。
MI6はイギリス、KGBはソ連。
ここにさらにアメリカのCIA、フランスのDGSEも現れて、各国のスパイ集合。
MI6の上司にトビー・ジョーンズ、CIAのエージェントにジョン・グッドマン。
元シュタージのスパイにエディ・マーサン。
フランスの女性エージェントにソフィア・ブテラ。
謎の時計屋役、ティル・シュヴァイガーがしぶくてカッコイイ。
デヴィッド役のジェームズ・マカヴォイがこのところイカれた役なのが気になります。
ものすごく期待したほどではなかったのですが、
シャーリーズ・セロンの美貌と姿態と衣装を見ているだけで十分楽しい。
え~っ、こんなオチぃ?と思いきや。(^O^)
選曲もいろいろ楽しいなか、
何が可笑しかったって、ネーナの“ロックバルーンは99”の短調バージョン。
初めて聴きました。こんな悲しげな曲になるなんて。
鑑賞後のお手洗いの中。
二人連れの女性が「あれって、結局○○○やったってことぉ?」
ものすごいネタバレを未見の人がいるかもしれないトイレでしてはいけません。(^^;
続編もあれば観ます。
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