『君と100回目の恋』
監督:月川翔
出演:miwa,坂口健太郎,竜星涼,真野恵里菜,泉澤祐希,
太田莉菜,大石吾朗,堀内敬子,田辺誠一他
ダンナの出張中、土曜日は3本ハシゴ、
日曜日は1本のみだけど昼から晩までダラダラ飲みつづけ、
月曜日は宴会でところどころ記憶がなくなるほど飲み、
火曜日は眠いなぁと思いつつ終業後にTOHOシネマズ伊丹で2本ハシゴ。
水曜日は義父の誕生日で仕事帰りに美味しいかぶら寿司を届け、
そのまま帰るか映画を観に行くか悩んでやっぱり映画を観ることに。
結局水曜日もTOHOシネマズ伊丹で2本ハシゴしたのでした。
最近なんでこうもタイムループものばかりなのか。
これは主要キャスト以外前知識なく観に行ったものだから、
途中で「えっ、またタイムループ!?」とびっくり。
監督は『黒崎くんの言いなりになんてならない』(2016)の月川翔。
シンガーソングライターのmiwaちゃんと坂口健太郎くんの共演。
胸キュンキュンしてもよさそうだけど、う~ん、ビミョー。
なんぼ死なせたくないからって100回も戻るなよ。(^^;
大学生の日向葵海(miwa)と長谷川陸(坂口健太郎)は幼なじみ。
一緒にバンドを組み、葵海はボーカル、陸はギター。
同じ大学にかよう松田直哉(竜星涼)がベース、中村鉄太(泉澤祐希)がドラム。
葵海と親しい相良里奈(真野恵里菜)がライブのチラシや看板を担当。
陸のことが大好きなのに、いまさら告白できない葵海は、
近く留学することが決まっている。
このままでいいのかと里奈に聞かれても、どうしていいのかわからない。
今は葵海の誕生日の7月31日におこなわれるライブに精一杯臨むだけ。
もうじきライブ本番という日に直哉からコクられた葵海は、
つれない陸といるよりも、直哉でもいいかもと里奈の前で口走る。
ところが里奈がずっと直哉に想いを寄せていたと知り、
もやもやした気持ちのまま臨んだライブは散々な結果に。
落ち込んでライブ会場をあとにした葵海は事故に遭ってしまう。
自分は死んだと思いきや、目覚めると大学の教室。
1週間前と同じ光景が広がり、葵海は呆然。
戸惑う葵海に陸が打ち明けたのは、陸が時間を巻き戻せるということ。
葵海が死んでしまうという運命を変えるため、
陸は何度も時間を巻き戻していて……。
葵海の母親役に堀内敬子。彼女の福々しい顔にはいつも癒やされます。
時間の巻き戻し方を甥の陸に教えるカフェ経営者に田辺誠一。
彼が経営するカフェハセガワがとても素敵で、
もしも近所にこんな店があったらまちがいなくかようでしょう。
何度時間を巻き戻しても、「死ぬ」という運命だけは変えられない。
それを悟ったら、今を悔いなく生きるしかない。
王道のラブストーリーで、出ている男子みんなカワイイけれど、
こんなにお涙頂戴に走られると、私はちっとも泣けません。
miwaちゃんの歌も歌声も嫌いじゃないですが、
こういう恋愛もののヒロインとしてはなんだかわざとらしさが鼻につきます。
やっかみと言われればそれまでだけど、
彼女の演じる姿は同性からは疎まれそう。
同じ列に座っていた中学生女子は号泣していましたけどね(笑)。
……ということは、ターゲットがアラフィフじゃないんだわ。って当たり前!?(^^;
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