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『Re:ゼロから始める異世界生活 劇場型悪意』

『Re:ゼロから始める異世界生活 劇場型悪意』
監督:篠原正寛
声の出演:小林裕介,高橋李依,新井里美,岡本信彦,天崎滉平他
 
イオンシネマ茨木にて、前述の『カミノフデ 怪獣たちのいる島』の次に。
 
スルーしようかと思っていましたが、
が本作関連のアイテムをオンラインクレーンゲームで釣り上げていたのを思い出し、
どんなアニメなのか観ておこうと思いました。
弟がこのアニメ自体を観ていたかどうかは疑問なのですけれど。
薦められたこともないので、たぶん興味はなかったと思われます。
 
原作は長月達平のライトノベルで、2016年にTVアニメとして第1期の放送スタート。
本作は来月からの放送開始に先立ち、第3期の第1話90分スペシャルを劇場で公開するというもの。
 
観に行ってみたものの、どういう設定なのだかほとんどわからんやぁないかい。
主人公はナツキ・スバルという少年で、エミリアというお姫様の護衛なんすかね、これ。
で、ナツキがかわいがっている少女がベアトリス。
 
登場人物にはこういう「かたまり」がいくつかあり、
姫様、護衛、幼女というセットに私には見えます。
なぜにこういうことになったのかさっぱりわからず、
原作を読むなりTVアニメ版を観るなりしないと話について行くのは無理。
 
最後に登場するシリウス・ロマネコンティなる包帯ぐるぐる巻きの女性は何者ですか。
彼女の姿が異様で恐ろしく、その声もうるさすぎて耳を塞ぎたくなるほど。
おどろおどろしいシーンで終わるので、この先はちょっと気になります。
 
けれど、来月第3期から観たところで何もわからないと思うのです。
かといって第1期と第2期25話ずつ観る時間はつくれない。
こうして老後に観ようと思うものが増えて行くのでした。

—–

『カミノフデ 怪獣たちのいる島』

『カミノフデ 怪獣たちのいる島』
総監督:村瀬継蔵
出演:鈴木梨央,楢原嵩琉,町田政則,馬越琢己,吉田羽花,樋口真嗣,笠井信輔,
   春日勇斗,塚本このみ,柳澤花,釈由美子,斎藤工,佐野史郎他
 
イオンシネマ茨木にて。
 
原作者で総監督も務める村瀬継蔵は来月89歳の誕生日を迎える特撮界のレジェンド。
20歳そこそこで北海道から上京して東宝へ入社、特殊美術を担当したそうな。
1970(昭和45)年の万博では「太陽の塔」内の“生命の樹”にくっつけられた恐竜の造形も担当。
この人なくしては日本の特撮は語れないというぐらいの人のようです。
 
そんな彼に敬意を表し、本作のHPには山崎貴監督がコメントを寄せ、
“進撃の巨人”シリーズの樋口真嗣監督が役者として出演。斎藤工も友情出演を果たしています。
 
特殊美術造形家・時宮健三(佐野史郎)が亡くなり、お別れ会と称して作品の展覧会が開催される。
健三の孫・朱莉(あかり)(鈴木梨央)には厳しかった祖父の印象しかなく、
山ほどある祖父の作品もこれで片付けられるではないかと言うと、母親の優子(釈由美子)が少し寂しげに笑う。
優子の腕には大きな傷痕があり、あれもきっと健三のせいでできた傷に違いないと朱莉は思っている。
 
朱莉が会場をぶらついていると、同級生・城戸卓也(楢原嵩琉)の姿が。
卓也は大の特撮ファンらしく、崇拝していた時宮健三の孫が朱莉だと知って大興奮。
ふたりで話していると、健三の古くからの知人だという男性・穂積(斎藤工)が声をかけてくる。
 
穂積によれば、健三は『神の筆』という映画を企画していたらしい。
そのプロットのメモを渡された朱莉と卓也は、急に光に包まれて、映画の世界に紛れ込んでしまう。
こうなる前に穂積が朱莉にかけた言葉を思い返してみると、神の筆を探してほしいということ、
そしてもしそれができなければ世界は消滅してしまうということ。
世界を救えるのは朱莉しかいないと知らされ、朱莉と卓也は戸惑いながらも行動を開始するのだが……。
 
今の時代の特撮と比較すると、そりゃもうなんというのかチャチい。
恐竜なんかの動きもビミョーなのですが、CGを駆使した絵とは異なり、なんだかぬくもりがあります。
昔の怪獣映画の空気が漂っていて憎めません。
子どもの頃に観た“ウルトラマン”とか“仮面ライダー”、“超人バロム・1”、“キカイダー”など、
次々と思い出して懐かしい気持ちがこみ上げてきます。
 
だからってすごく面白かったかと言われるとそこまでは。
ただ、前日途中退場したTHE 3名様Ω これってフツーに事件じゃね?!よりは確実に大画面で観るべき作品です。
途中で帰りたくもなりませんでしたし。(^^;

—–

『映画 THE3名様Ω これってフツーに事件じゃね?!』

『映画 THE3名様Ω これってフツーに事件じゃね?!』
監督:森谷雄
出演:佐藤隆太,岡田義徳,塚本高史,小林大介,桃月なしこ,安藤玉恵他
 
あまり気乗りしないけれど、1本だけ観て帰ろうと思い、109シネマズ箕面へ。
何も割引のない日だったので、貯まったポイントを使って鑑賞しました。
 
「石原まこちんの同名漫画を実写化した人気シリーズの劇場版第2弾」とのことだけど、客は私ひとり。
今年7度目の“おひとりさま”だよ。ほんとに人気あるのかい?
このところ入場者特典を託しているお姉様にすぐに写メして送ったら、
メルカリで速攻調べてくださったのですが、1件もヒットせず。こんなことありますか。
 
フリーターで親友の3人を演じるのはジャンボ(佐藤隆太)、まっつん(岡田義徳)、ミッキー(塚本高史)。
深夜のファミレスに集い、ただダラダラと過ごす。
向こうに落ちたの隕石じゃね? 隕石って1億円で売れるらしいよ。探しに行く?とか、
スマホを持つようになってから暇つぶしのレベルが落ちてるように思う、スマホ使うのしばらく禁止しよ、とか。
 
すみません。最後まで観ることができませんでした。
この3人のことは別に嫌いじゃないけれど、大画面で観たい顔というわけでもなし、話もつまらない。
だからといって途中で出ていくのは「退屈でも最後まで観る(劇場内に居る)」のが信条だから許せない。
ならば寝ていようと思ったら、声を含めて音響がデカすぎるせいでやかましいから眠れない。
客は私ひとりだというのに、寝ることもできないなんて。
結果、耐えられなくなって途中で退出してしまいました。
 
なぜそうなったのかを考えてみても、話が退屈なのと声がデカすぎること以外は思い当たらないのですが、
私はそもそも「現実に許しがたい行為」がそこで繰り広げられているのが嫌なのかもしれません。
殺人とか、そういうことではなくて、一般的なマナー違反が普通におこなわれていることが。
 
いくら深夜の客の少ないファミレスとはいえ、そこらじゅうに響き渡るほどの大声で話したり、
テーブルをバンバン叩いたり、彼らの行動はうざくて仕方ない。
このあとどんな事件が起きたのか知らんけど、こいつらに解決されてもねぇ。
安藤玉恵が出てくるならばせめてそこまでは観ればよかったか。
いや~、でも無理でした。
 
途中退場した作品なんて記憶にないんですけど。無理。すみません。

—–

打倒、手湿疹の巻〈10年ぶりに再発〉

今は結構ツライ状態にあります。
 
あれから一度もステロイドは使っていません。ステロイドどころか、どんな塗り薬もまったく。
虫に刺されようが、擦り傷や切り傷をつくろうが、薬は塗らず保湿もせず、ひたすら自然治癒を目指す。
10年前に掻き壊すまで掻いたおかげで皮膚は確実に強くなり、少々の傷や掻き痕は数日で消えます。
 
ところが2週間ほど前、片方の手のひらに水ぶくれができました。
すぐ治るだろうと思っていたら、指がピキピキと割れてきて、10年前を彷彿とさせる状態に。
思い当たるのはボディソープか。10年前から石鹸しか使っていなかったのに、使ったやつ。
あるいは、そのころ風邪をひいて発熱したときに飲んだ解熱剤がきっかけかも。
原因の特定はできませんが、日ごとに湿疹が広がって行き、10本中6本の指が酷いことに。
 
あまりにつらくなって、ドラッグストアへステロイドを買いに行こうかと思いつつも、
自分の過去のブログ記事を読んで思いとどまる。
そうだ、あのときに比べれば今なんて全然マシじゃあないか。
 
脱ステ脱保湿を試みていたときは、体内からステロイドが完全に抜けるまで、
汚い浸出液に悩まされ、泣きそうになっていたものでした。
今はというと、ピキピキ割れて血が滲んだりはするけれど、あの黄色い浸出液はまったく出ない。
自分のブログに励まされ、ステロイドの使用を思いとどまりました。
 
いちばん酷かったときは、今回も若干便秘気味になりました
と言っても、もともと「1日出ないことはあっても2日出ないことはない」という体質ですから、
「毎日出るけど、スッキリってほどではないなぁ」という感じ。
それが快方に向かってくるとスッキリ快便になるんです。
排尿回数もいつもより減る。からだがいかなる水分の排出も押しとどめている感じ。
 
手指がこんな状態ではあるものの、幸いにしてあまり痒くはありません。
ピリピリするからイライラするけど。
いま痒いのは、手指ではなくて首筋。
身体が全力で手指の湿疹を保湿しようとしているせいでしょう。
それ以外のところに痒みが出る。痒いのは本当につらい。
あまりに痒いときはかまわず掻く。もちろんナマ掻きで。そして掻いても自己嫌悪に陥らない。
 
「何もしない治療法」は人には絶対勧められないですね。
でも今は幸いにしてダンナが海外駐在中。
も亡くなってしまったから、毎日私ひとりのペースで動けます。
 
飲酒をやめればもっと楽になりそうなのですけれど、やめられんもん、酒(笑)。
帰ってもこんなんではどうせ安眠できないから、映画を観に行く。
そして劇場までの道中は車の中で思いっきりひとりカラオケ
 
頑張れる。「頑張ります」宣言しておきます。

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『きみの色』

『きみの色』
監督:山田尚子
声の出演:鈴川紗由,髙石あかり,木戸大聖,やす子,悠木碧,寿美菜子,戸田恵子,新垣結衣他
 
公開初日のレイトショー、前述の『ACIDE/アシッド』と同じくイオンシネマ茨木にて。
 
『映画 聲の形』(2016)の監督&脚本コンビニよるオリジナルストーリー
そうです、私がそれだけで凄いと思うオリジナル脚本。
けどこれも監督よりも髙石あかりが気になっていた部分が大きいです。
 
クリスチャン系の女子高に通う日暮トツ子は、幼い頃から人のことが「色」で見える。
おかしな奴だと思われるだろうから、誰にもそんな話をしたことはない。
美しい青色を放つ同校生の作永きみのことが気になり憧れていたが、
話す機会もないままにきみが自主退学してしまったと知り、残念に思う。
 
そんなある日、きみが古書店でバイトをしているらしいとの噂を耳にし、
偶然を装って入店してみると、ギターを弾くきみの姿が。
咄嗟に口をついて出たのは「バンドを組まないか」という言葉。
たまたま来店中だった男子高校生の影平ルイが綺麗な緑色を放っていたことから、
勢いでルイも誘うと参加したいと、即答が返ってきて……。
 
悪い人が出てこない話というのはなんだかんだで落ち着く。
そのせいでドキドキ感はいっさいないから、ところどころ睡魔に襲われたのも事実です。
 
トツ子は家庭に問題があるふうではないけれど、毎日聖堂にひとりでいる。
目立たずおとなしい彼女には友だちもいないようで、“ぼっち・ざ・ろっく!”とかぶるものの、
敬虔なクリスチャンらしき設定に、宗教臭の強い作品が割と苦手な私は少し引き気味。
 
一方のきみは、学校でも人気者だったのに、なぜか急に辞めてしまう。
親に代わってきみを育ててくれている祖母に、学校を辞めたことを伝えられません。
しかしこんな私立の学校を保護者に内緒で辞めるなんて無理じゃなかろうか。
 
ルイは小さな島の診療所を経営する医者一族に生まれ、継ぐのは必至。
医学部を目指す優秀な学生で、自分の進む道もきっちり決めていますが、
音楽が大好きで趣味として続けていることを母親に言えない。
彼が演奏するのがテルミンという点には非常に惹かれました。面白い。
 
良くも悪くも平和に話が進みすぎると思っていたところ、終盤の演奏シーンは白熱。
3人の演奏がとてもよかった。
品行方正にしか見えないシスター日吉子がギターについて熱く語るところは笑いました。
新垣結衣が声を担当するこのシスターが素敵すぎて、飛び入り演奏してほしかったぐらい。
 
終わってみれば眠かったシーンがあることも忘れ、うん、まぁよかったと思うのでした。

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