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『ラブライブ!サンシャイン!! The School Idol Movie Over the Rainbow』(TOHOシネマズ1ヶ月フリーパスにて鑑賞の26本目@西宮)

『ラブライブ!サンシャイン!! The School Idol Movie Over the Rainbow』
監督:酒井和男
声の出演:伊波杏樹,逢田梨香子,諏訪ななか,小宮有紗,斉藤朱夏,
     小林愛香,高槻かなこ,鈴木愛奈,降幡愛他

隣の有人窓口で、フリーパス鑑賞の席を押さえていた男性は、
私とまったく同じハシゴを選択していらっしゃいました。
『ボヘミアン・ラプソディ』『ホイットニー オールウェイズ・ラヴ・ユー』
『ワイルド・ストーム』という。
しかし私はそこにさらに1本潜り込ませてしまったのですよね。
『ホイットニー』と20分かぶり、『ワイルド・ストーム』とも10分かぶっている本作を。

建前としては、フリーパスでは重複する時間帯の作品鑑賞は不可です。
でも丸ごと時間がかぶっていない限りは指摘されることもなさそう。
もともとスルーするつもりだった作品ですから、最初の10分観逃しても平気。
よくわからない二次元の世界をちょこっと見られればよいのです。

すでに上映が始まっている場内へ。入口すぐの端っこ席を取っていました。
客はたぶん男性ばかり。みんな目を輝かせている(ような気がします)。

もちろんTVアニメ版は未見。予備知識ゼロ。
ただなんとなく“THE IDOLM@STER”みたいな作品なのかなと想像。
「アイドル」と付くからというだけなんですけど。

静岡県沼津市内浦という実在の町が舞台らしい。
私立の女子高にスクールアイドル部なるものがあり、その部員たちが主人公。
本作では統廃合されることとなった学校に彼女たちが編入。
編入を受ける側の保護者たちは編入者たちを危険視しているかのようで、
それを払拭するためにスクールアイドル部の部員たちががんばる。

という話じゃないかと思うのですが、合ってます!?

なにしろ初体験なのでいろいろと目が点に。
ハマる人がいるのはわかります。
ほかのお客さんが真剣に見入っているところで笑ってしまったりして、
あきらかに私は浮いていました。みなさんごめんなさい。

まぁしかし、私は無料鑑賞の1回きりで十分です。
とにかくアニメ声というのが頭に突き刺さってツライ。
可愛い声だか知らんけど、このテンションの高さもしんどいし。

ふだんなら絶対観ない作品を観られるのもフリーパスの楽しさだけど、
私はこれなら“仮面ライダー”のほうがいいや。(^^;
—–

『ホイットニー オールウェイズ・ラヴ・ユー』(TOHOシネマズ1ヶ月フリーパスにて鑑賞の25本目@西宮)

『ホイットニー オールウェイズ・ラヴ・ユー』(原題:Whitney)
監督:ケヴィン・マクドナルド

前述のとおり、これが劇場鑑賞の新年1本目になるはずだったのに果たせず、
その座を『ボヘミアン・ラプソディ』に明け渡した翌日、リベンジ。

ホイットニー・ヒューストン、確かによく聴きました。
でもそれはそこら中でかかっていたから聴いたという程度。
カセットテープを聴いたりもしましたけれど、
私の中ではあくまで流行っていた歌手のうちのひとりに過ぎません。

これだけ映画を観ているわりには『ボディガード』(1992)も観ておらず、
ボビー・ブラウンと結婚したと聞いて、へ~っ。ヤク中と聞いて、へ~っ。
亡くなったと聞いたときは驚いたけれど、特にショックもなく。

このドキュメンタリーを観ると、私は知らなかったことばかり。
ホイットニーのお母様も歌手だったことすら知りませんでした。
彼女が売れっ子になってからというもの、
バスケットボールの選手だったけどその夢の潰えたお兄ちゃんやら
なんだか仕事が上手く行かなくなった親族とか、み〜んな絡み、
すごいファミリービジネスを展開していたんだなぁという印象。
有り余るお金を持つということは、人生を変えてしまうのだという、
月並みな感想しか出てきません。

彼女の歌はやはり素晴らしい。
初めてのテレビ出演時の歌には心を打たれました。
それだけに、すっからかんになってやむを得ず再開したツアーの様子など、
痛々しくて見ていられない。
途中で帰ってしまう客もいたほどのコンサートなんて。

売れっ子になって、ドラッグで身を滅ぼして、頂点からどん底へ。
たいした稼ぎがなくとも平穏無事に生きるのと、
どちらが幸せかなんて本人にしかわからない。
少なくともずっとつましい人生を送ってきた人には
お金も人も周りにあふれている人生はわからないのだから、
どちらも体験できたことはよかったか、とは、死んでからしか思えない気がします。
—–

16回目と17回目の『ボヘミアン・ラプソディ』(TOHOシネマズ西宮でTOHOシネマズ1ヶ月フリーパスにて鑑賞の23本目&24本目)

ここからが今年観た作品です。

大晦日のレイトショーで15回目『ボヘミアン・ラプソディ』を観て旧年を〆ました。
新年最初の劇場鑑賞も『ボ・ラプ』にしようと決めていたわけではありません。ホントです(笑)。

1月1日はダンナ実家、2日はワタシ実家、
3日は仲人の家で昼前から晩までごろごろというのがずーっと恒例です。
毎年初劇場鑑賞は4日と決まっている。
そして4日封切りになった作品が2本ありました。
『ホイットニー オールウェイズ・ラヴ・ユー』と『ワイルド・ストーム』です。

この2本ともを上映しているTOHOシネマズは関西では西宮しかありません。
両方1ヶ月フリーパスポートにて鑑賞すべく、
前日の酒を引きずりながらもなんとか10時前に到着。
2本とも12時前後に上映開始だったから、大丈夫だと思ったのに。
ところがまたまたひっかかりました、席数上限に
残席はまだまだあるのに、無料鑑賞者が夜の回まですでに上限いっぱいなんですと。

ガックリ。どうしよう。でも西宮まで来てんで。何も観んと帰るなんて。
せめて1本だけは観て帰ろう。何にしよかな。やっぱり『ボ・ラプ』やんな。
ということで、図らずも新年最初もこれで幕開け。

翌日の5日。
前日のリベンジを果たそうと、8時過ぎに阪急西宮ガーデンズに着いて開館待ち。
12時からの『ホイットニー オールウェイズ・ラヴ・ユー』と
15時からの『ワイルド・ストーム』をさっそく押さえ、その前に17回目の『ボ・ラプ』。
私同様に開館待ちをしていたフリーパス所持者の男性が、
まったく同じハシゴを隣の窓口で申し出ていたのが可笑しかった。

こうして新年1本目と2本目もめでたく『ボ・ラプ』となったのでした。

日本語の翻訳台詞は字幕を覚えるほど見たので(言い過ぎでしょうか(笑))、
このところ字幕を見ずに英語の台詞を必死のぱっちで聴いています。
YouTubeで予告編を観ると、公開後の字幕とは異なる翻訳もあって、
併せて観るとよりわかりやすかったりもします。いろいろと楽しい。

7回目の鑑賞時に積極的に睡眠をとったシーンもあったけれど、
その後はまったく目を閉じることなく観ています。
まったく涙の出ない日もあるし、目が潤む程度の日もあるし、やっぱり泣く日もあります。
それも面白いんだなぁ。

たぶんまだ観ると思います。(^O^)
—–

11回目から15回目までの『ボヘミアン・ラプソディ』

ここまでが旧年中に劇場で観た作品です。

10回目の鑑賞までのレビューはこちら
それ以降も1回毎に書くのはどうかと思い(笑)、まとめて書きます。

11回目はTOHOシネマズ梅田で鑑賞。
TOHOシネマズ1ヶ月フリーパスポートにて鑑賞の15本目でした。
これは本当に観るつもりなく劇場へ行って、
『シュガー・ラッシュ:オンライン』の字幕版と吹替版の両方とも
席数上限にひっかかって鑑賞不可になってしまったため、
致し方なく(ホンマか!?(笑))11回目の『ボ・ラプ』を。

12回目はクリスマスイブのこと。
なんばパークスシネマは、コンセッションで買い物するときにも
メンバーズカードを提示することになっています。するとたまに何かが当たる。
数ヶ月前に映画を観たときにフィッシュ&チップスを買ったら、
無料鑑賞券が当たりましたとのメールが後日届きました。
その利用期限が26日だったため、24日に使おうと思い。
しかしなんばパークスでは未見の作品が残っておらず。
だったらやっぱり観るでしょ!? かくして12回目の『ボ・ラプ』。

13回目はTOHOシネマズ梅田にて応援上映に行きました。
10回目を一緒に鑑賞した職場の友人たち3人と一緒に。
10回目の鑑賞後、みんなが「応援上映に行ってみたい!」と。
それまでにすでに3回応援上映を経験していた私ですが、そらまた行きたい。
私はフリーパスポート所持期間中で、応援上映も無料鑑賞できる身。
でも、当日有人窓口での予約では無理だろうと定価でオンライン予約しました。
いったい何をやっているんだか。
だけどこの応援上映も楽しかった。サイリウム振る初体験。
場内では「ブライアン!」の掛け声も飛び交い、
上映終了後は帰りのエレベーターに向かう客たちが
「ボヘ~イミアン、ラプソディッ!」とかってやたら良い発音で口々に言ってるんだもの(笑)。

14回目はTOHOシネマズ梅田でDolby-ATMOS版を鑑賞。
TOHOシネマズ1ヶ月フリーパスにて鑑賞の21本目でした。
通常版以外のいろんな版を観てきたけれど、
そういえばDolby-ATMOS版は観ていない。
応援上映のスクリーンが少し小さめだったせいで物足りず、
この日は大きなスクリーンで堪能したくなって、追加料金を払って観ました。

15回目は109シネマズ箕面でIMAX版を。
大晦日のレイトショー、ほかに客おるんかいなと思ったけれど、いましたねぇ。
大晦日はダンナは家でCS放送を観ているだけだし、
私が映画を観に行ったところで何の借りもでけんやろと思って。
が、年明けにあるお宅へおじゃましたときにその話をしたら、
ダンナが「大晦日にほんまにレイトショーを観に行くと思ってへんかったから
びっくりした」と話していて、えっ、ビックリしとったんかい!とビックリしました。

2018年、劇場鑑賞の295本目、これで〆られて大満足の1年でした。
—–

『それだけが、僕の世界』(TOHOシネマズ1ヶ月フリーパスにて鑑賞の22本目@梅田)

『それだけが、僕の世界』(英題:Keys to the Heart)
監督:チェ・ソンヒョン
出演:イ・ビョンホン,パク・ジョンミン,ユン・ヨジョン,ハン・ジミン,
   チェ・リ,キム・ソンリョン,ムン・スク,ファン・ソクチョン他

テアトル梅田で『ピアソラ 永遠のリベルタンゴ』を観て、
TOHOシネマズ梅田で14回目(笑)の『ボヘミアン・ラプソディ』を観て、
もういっちょTOHOシネマズ梅田で本作を鑑賞。

これは2018年の「好きだった映画」に追加してもいいかなと思ったぐらいよかったのですが、
イ・ビョンホンへの贔屓目が入っているかもしれないと自重しました。(^^;
でも、贔屓目抜きにしてもすごく良かったはず。

プロボクサーのジョハは、かつて東洋チャンピオンに輝いたほどの腕前。
今は落ちぶれてネットカフェに寝泊まりする日々だが、プライドは捨てられない。
よろけた拍子に金持ちのお嬢らしき女性が運転する車に撥ねられ、
たかり呼ばわりされたため、金を辞退してその場を後にする。

くさくさした気分で友人と食堂に入ると、年老いた女性店員から声をかけられる。
それはジョハが幼い頃に別れた母親インスク。
彼女はDV亭主に耐えられず、ジョハを残して家を出たのだ。

罪の意識に駆られていたインスクは、ジョハに一緒に暮らすことを提案。
ジョハに断られてもおかしくはなかったが、
住む場所と食事を提供される話が嫌なわけはないとジョハは二つ返事。

インスクにはサヴァン症候群の息子ジンテがいた。
つまりジョハの弟に当たるジンテは自閉症ではあるが、すばらしいピアノの才能を持つ。
一旦聴いた曲はどんなに難易度が高くてもすべて覚えて演奏できるのだ。

あるときインスクは食堂の新店オープンのためにしばらく釜山へ行くと言う。
その間、ひとりでジンテの世話をすることになったジョハ。
また、インスクはピアノコンクールにジンテを出場させるべきか悩んでいると言い、
ジョハはその判断を任されるのだが……。

ネタバレすると、ジョハを撥ねた車の運転手が
ピアノを弾くことをあきらめてしまったピアニストで、
ジンテが憧れつづけていた演奏家でもあったという設定です。

もともと「音楽×映画」に甘い私です。
だから『ボ・ラプ』もこんなに何度も観に行っている。
しかも楽器の中ではピアノがいちばん好きで、
さらにショパンが好きならば、これはもうド真ん中。

冒頭、ジョハの髪型が変で、このイ・ビョンホンは無しやなと思ったら、
そのあとの彼のカッコイイのなんのって。
こんな小汚くてやさぐれた役でも魅せてくれます。これは贔屓目じゃないと思う(笑)。

去年DVDで観た作品の中ではいちばん好きだったのが『パーフェクト・ボウル 運命を賭けたピン』(2016)。
そこでは知的障害のある天才ボウラー役を演じたイ・デヴィッドが光っていました。
本作ではジンテ役のパク・ジョンミンが素晴らしい。

笑って泣いて、年の終わりを良い1本で締めくくれた、
そう思っていたのですけれど、〆にもう1本観ちゃったんですよねぇ。
大晦日に、言わずと知れたアレを(笑)。
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