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『パピヨン』(TOHOシネマズ1ヶ月フリーパスにて鑑賞の8本目@西宮)

『パピヨン』(原題:Papillon)
監督:マイケル・ノアー
出演:チャーリー・ハナム,ラミ・マレック,イヴ・ヒューソン,ローランド・ムーラー,
   トミー・フラナガン,ヨリック・ヴァン・ヴァーヘニンゲン他
 
TOHOシネマズ西宮にて、前述の『スノー・ロワイヤル』とハシゴ。
 
『スノー・ロワイヤル』がリメイクだったことも知らなければ、
本作が『パピヨン』(1973)のリメイクであることも知らず。
アンリ・シャリエールの実体験に基づく小説が原作で、
オリジナルはスティーヴ・マックィーンとダスティン・ホフマンの共演でした。
脚本はダルトン・トランボだったのですねぇ。
 
アメリカ作品ですが、監督はデンマーク出身の新鋭マイケル・ノアー。
 
1931年のパリ。
胸もとに彫った蝶の刺青から“パピヨン”と呼ばれている金庫破りの男。
ある日、殺人の濡れ衣を着せられて終身刑を言い渡される。
 
パピヨンが収監されたのはフランス領ギアナの流刑地。
海に囲まれたこの島で囚人たちは過酷な労働を強いられ、尊厳などかけらもない。
厳重な警備が敷かれているから、脱獄は不可能。
もし脱獄を図って失敗すれば、さらに過酷な状況にさらされる。
 
囚人の誰もが絶望するなか、パピヨンは脱獄を決意。
脱獄には金が必要だと考え、金を偽造して捕まったドガに目をつける。
ほかの囚人たちから金持ちだと思われているドガは身の危険を感じていたため、
守ってやる代わりに脱獄の費用を払えというパピヨンの申し出を受け入れ、
以後、パピヨンとドガは行動を共にするようになる。
 
最初は利害の一致だけによる表面的な関係だったが、次第に奇妙な友情が芽生え……。
 
あらすじを聞くとめちゃめちゃ暗いじゃないですか。
実際暗くて、光を感じるシーンなんてひとつもないと言っていいぐらい。
だから、睡魔に襲われることも予想して観に行ったんです。
でも、眠くならなかったなぁ。
 
面白かったかと言われるとちょっと違う。
ただ、一瞬たりとも気を抜けない状況。
冷酷きわまりない署長や看守やほかの囚人に何をされるかわからず、
正気を保つことも難しい独房に放り込まれる。
食い入るように観てしまいました。
 
なにしろ『ボヘミアン・ラプソディ』を28回も観ましたから、
ラミちゃんを見てボラプを思い出すなというほうが難しい(笑)。
でも、彼の違う一面を見られた気もします。
 
生きるって、凄いこと。

—–

『スノー・ロワイヤル』(TOHOシネマズ1ヶ月フリーパスにて鑑賞の7本目@西宮)

『スノー・ロワイヤル』(原題:Cold Pursuit)
監督:ハンス・ペテル・モランド
出演:リーアム・ニーソン,ローラ・ダーン,トム・ベイトマン,トム・ジャクソン,
   エミー・ロッサム,ドメニク・ランバルドッツィ,ジュリア・ジョーンズ他
 
毎日終業後に映画を2本観ていたら、帰宅してお酒を飲む気力なし。
しかしダンナの出張中にはいつも思うのは、
毎晩終業後23時すぎまで映画を観るのと、直帰してお酒を飲むのと、
体にとってはどちらがマシなのだろうかということです。
映画も観ないお酒も飲まないというのは選択肢にないですからね。(^o^)
 
ノルウェー作品のリメイクだということはこれを書きはじめるまで知りませんでした。
オリジナルは『ファイティング・ダディ 怒りの除雪車』(2014)。
えらくB級っぽい邦題でちょっと笑ってしまいます。
ノルウェー出身のハンス・ペテル・モランド監督が自らハリウッドリメイク
 
アメリカ人ではない監督が本国で撮ってハリウッドでリメイクというと、
ジョルジュ・シュルイツァー監督の『ザ・バニシング 消失』(1988)と『失踪』(1993)とか。
いずれも面白い作品でした。
本作も俄然オリジナルが観たくなる面白さ。
 
州都デンバーから少しばかり車を走らせたところに位置する雪深い町キーホー。
妻子とともに暮らす除雪作業員ネルズは、模範市民賞を授与されるぐらい真面目な男。
 
ところがある日、出かけた息子がヘロイン過剰摂取で死亡。
遺体確認に警察を訪れたネルズは、息子は麻薬をやらないと主張するが、
「親は誰でもそう言う」と警察官も検死官も取り合わない。
 
麻薬の取引に息子は何の関係もなかったのに、
息子の同僚ダンテのせいで巻き込まれたことを知ったネルズは復讐を決め、
まずはダンテの雇い主、さらにその雇い主というふうに、ひとりずつ突き止めては殺害。
 
しかし彼らは地元の麻薬王バイキングの部下。
自分の部下がひとりずつ失踪していることに気づいたバイキングは、
敵対するネイティブアメリカンの組織の仕業だと思い込み……。
 
リーアム・ニーソンが老体に鞭打って活躍するシリアスなアクションかと思ったら、
ブラックユーモアてんこ盛り。結構笑いました。
模範的市民であったはずのネルズが躊躇せずに殺人を犯す時点でもう可笑しい。
ネルズが除雪作業車でターゲットを追いかけるシーンはまるで『激突!』(1971)。
死体を金網でくるんで滝に放り込めば魚が食べてくれるなんてこと、
本で知っただけの善人があんなに手際よくできるでしょうか。まるでシリアルキラー(笑)。
 
いろんな勘違いが起きて殺し合いになるなか、
その勘違いを否定することなく弟を助ける兄が格好良くてシビれました。
見た目は単なるデブのオッサンなんですけどね。
 
バイキング役のトム・ベイトマン、これはハマリ役。
異動してきたばかりの女性警官役エミー・ロッサムも○。
バイキングのまだ幼い息子が暴力嫌いで賢い。救われます。
こんなアクション作品だけど、先住民の居留地問題も。
 
洒落ていたのはエンドロール。
キャストは“in order of appearance”と紹介されたりするものですが、
本作では“in order of disappearance”。
キャストの名前が一斉に現れて、いなくなった順に名前が消えていきます。
 
上映終了間際に焦って観に行ってよかったです。面白かった!

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2019年6月に読んだ本まとめ

2019年6月の読書メーター
読んだ本の数:10冊
読んだページ数:2726ページ
ナイス数:790ナイス
 
■校閲ガール トルネード (角川文庫)
暑くてジメジメするからちぃとも本が読めない。とにかく1冊読まなきゃと、薄くて読みやすくて確実に面白いことがわかっている本作を手に取る。なのになんで鼻声やねん悦子。ハダツバッドッタラヨミニグイガナ。幸いにして彼女の鼻づまり、いや鼻水ダダ漏れ状態は序盤で解消。そうしたら今度は校閲部から憧れの編集部へ異動ですと。ほんとだ、彼女はああ見えて人の悪口は言わないんだ。そう努めているわけではなくて興味がないんだ。第3弾まで来て初めてそんな人柄に触れて癒やされる。登場人物の誰も彼もが幸せになってくれることを切に願います。
読了日:06月06日 著者:宮木 あや子
 
■伊坂幸太郎×斉藤和義 絆のはなし
『アイネクライネナハトムジーク』を読んで、『ベリーベリーストロング』を聴いたなら、素通りはできないタイトル。伊坂幸太郎の小説が映画化されるとなぜに斉藤和義の曲ばかりが使われるのか、これを読めばよくわかる。対談と年表、好きな映画その他。伊坂氏のほうの年表は奥様とのなれそめまで書かれているのに、斉藤氏のほうは「結婚」のみ。オイッ(笑)。10年以上前に出版された本ですが、『アイネクライネ』を読んだ後のほうが楽しめるのでは。出版時点でSMAPに曲を提供したいと言っていた斉藤さん。この数年後に叶った模様でよかった。
読了日:06月06日 著者:伊坂 幸太郎,斉藤 和義
 
■ともにがんばりましょう (講談社文庫)
おそらくこの作家の代表作であろう『罪の声』は未読ですが、それより前の作品『拳に聞け!』が私の「どストライク」でした。さらに前に戻って『女神のタクト』もかなり好き。で、これに進んだら、私が労組のない職場に勤めているからなのかあまり興味を持てず、中盤は本作の「山下スイミングスクール」状態に。組合と経営側のやりとりがなかなか頭に入ってきません。しかし、無理に教育宣伝部長にされた主人公が、新聞記者になった頃の初心を思い出してスピーチするシーンはいい。敵は倒すためにあるんやない、歩み寄るためやという言葉にもジーン。
読了日:06月09日 著者:塩田 武士
 
■きみがすべてを忘れる前に 笑わない少女と見えない友達 (宝島社文庫)
自分をかばって死んでしまった親友。幽霊でもいいからまた会いたいという想いを募らせ、霊感の強い人に縋る姿はわからなくもありません。夢でもいいから嘘でもいいから、中島みゆきの曲じゃないけれど(笑)、気づいてと。でもやはり、成仏してほしくないというのは生きている人間のエゴじゃないかなぁ。主人公はまだ高校生とはいえ、これだけ同じ姓の人ばかり周りにいてみんな身内やとわからんかというツッコミはさておき、平易な言葉が用いられているから読みやすい。彼女と同じ年頃の人にはお薦めできそうです。私はもう歳を食いすぎて。(^^;
読了日:06月12日 著者:喜多 南
 
■恩讐の鎮魂曲 (講談社文庫)
第1弾の読了後にこういう経歴の弁護士が実際にいたと知り、被害者遺族の気持ちを思えば娯楽作として楽しんでいいものかと控えめに第2弾へ。次に実在の弁護士にも取材を試みたノンフィクションを読み、本シリーズでモデルにしたのは経歴のみ、御子柴はそれとは人間性がまったく違うと安心して(?)第3弾。著者は実在の事件や事故を作品中に取り入れるのが本当に巧い。セウォル号事故とどう繋ぐのかと思えばこう来たか。近しい人ばかりが当事者になりすぎですけれど、人と人って、たぐればやっぱりどこかで繋がっているケースが多いのかも。慟哭。
読了日:06月16日 著者:中山 七里
 
■悪母 (実業之日本社文庫)
「ママ友が、怖い」などという帯の惹き文句に釣られ、嬉々として読み始める自分が嫌だ(笑)。最初の嫌がらせがえげつなすぎて、その先に期待(?)したものの、真梨幸子の仕打ちのほうがよほどえぐいんじゃなかろうかと思えるレベル。それだけに、こんなことは結構ありそうで恐ろしい。ストレスが溜まるばかりの関係の中で描かれる登場人物たち。誰も好きになれません。親同士の関係に左右されることなく無邪気に遊ぶ子どもたちを見れば安心するけれど、いずれ子どもにまで影響が及ぶことは必至。それにしても男性の影が薄すぎる。何しとるねん!?
読了日:06月21日 著者:春口 裕子
 
■映画ノベライズ 町田くんの世界 (集英社オレンジ文庫)
ノベライズというジャンル自体にあまり良い印象はないのです。でもこの映画がかなり気に入ったので、もう一度その世界に浸るつもりで。果たして映画を観ていない人がこれを読んで面白いと思うのかどうか疑問ですが、映画を観た人なら思い出し笑いできるはず。特に前田敦子演じる栄の「なんだその質問」。なんぼ若手俳優でも高校生を演じるには無理がある面々だから、大コスプレショーと言えなくもないけれど、そこも楽しい。町田くんの周囲もあったかくて、「一生懸命」っていいなぁと思えます。1時間半もあれば読めますから、冊数稼ぎにもどうぞ。
読了日:06月22日 著者:後白河 安寿,安藤 ゆき
 
■泣ける! ミステリー 父と子の物語 (宝島社文庫)
「泣ける映画」とか「泣けるミステリー」というキャッチコピーは嫌いです。10本映画を観たら6割以上泣く私ですが、それでもそんな煽り文句に乗せられたくない。観るかどうかのポイントは泣けるかどうかじゃないから。泣けるからっていい映画とは限らんし。てなわけで、「泣ける」に「!」まで付いたタイトルってどうよ。「父にまつわる一編」として書かれた5編。一風変わっていてミステリーなのかと訝りながら読んで驚かされたのは友清哲。小路幸也も好きでした。こうなりゃ親子関係そのものがミステリー。泣かなかったけど、どれも良い話です。
読了日:06月25日 著者:冲方 丁,岡崎 琢磨,里見 蘭,小路 幸也,友清 哲
 
■世界のへんな肉 (新潮文庫)
書店でとにかく薄い本を探していたら、新刊が平積みされるなか、書棚にたった1冊まします令和元年発行のこれ。憂き扱いが果たして納得できるものなのか読んでみましょう。面白い!肉を食べ歩くだけの旅ではありません。むしろ肉はオマケの楽しい旅行記です。食べ物が目の前にあればたとえ人が注文したものでも食っていい国とか、鍋でガチョウを撃退するおばちゃんの姿とか、ワラける。私も食べてみたい肉というのはありません(笑)。「澱んだ川で釣った鯉の味」とか「大味の白子の味」とか、要らんし。正味1時間で楽しい旅をさせてもらった気分。
読了日:06月28日 著者:白石 あづさ
 
■82年生まれ、キム・ジヨン (単行本)
「キム・ジヨン」が女子の名前かどうかもわからない私は、男性も女性も誰某氏と「氏」を付けて書かれているせいで混乱。両親祖父母兄弟姉妹恋人友人と、出てくる人が多すぎる(^^;。それはさておき、韓国がこんなにも男尊女卑の国だとは知りませんでした。キム・ジヨンの具体的な容貌が全然思い浮かばないから、余計にこれって一般的な韓国人女性の問題なのだとわかります。長く根付いた考え方は簡単には変わらない。でも、アメリカ合衆国最高裁判所の女性判事ルース・ベイダー・ギンズバーグやその夫のような考えを普通に持てるようになれたら。
読了日:06月29日 著者:チョ・ナムジュ

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『ニューヨーク公共図書館 エクス・リブリス』

『ニューヨーク公共図書館 エクス・リブリス』(原題:Ex Libris: The New York Public Library)
監督:フレデリック・ワイズマン
 
先週は月~木曜日まで毎日終業後に2本観て、
金曜日はいとこ会で飲んだくれ、土曜日は伯母の十三回忌
法事に集まったおばたち、最年少でも86歳、最年長は97歳。
車の乗り降りだけでも時間がかかるというものの、皆すこぶる元気。
私はこんなに元気で長生きする自信がない。
 
そんなこんなでへろへろだった週末、テアトル梅田で1本だけ。
おばたちみんな元気やなぁと思っていたけれど、
本作の監督も1930年生まれ、私の両親と同い年で、今年89歳。
 
上映時間205分のドキュメンタリー。
睡魔に襲われることほぼ間違いなしですが、家で観るとすれば集中力がもたない。
寝てしまうとしてもとりあえず劇場で観るほうを選びたい。
 
世界最大級の「知の殿堂」、ニューヨーク公共図書館の舞台裏をカメラに収めた作品。
私立の図書館でありながらその規模は世界屈指、
年間予算額は300億円超、年間来館者数は約1700万人にのぼる。
 
ってね、すみません。これ、ウィキペディアの受け売りです。
というのも、本作にはこうした説明が一切ない。
なんかすごく大きな図書館で、分館もあちこちにあるらしい。
さまざまな分野の著名人による講演会が開かれたり、
興味深いワークショップがおこなわれたりしているようだけど、
それに関するナレーションもないし、テロップによる説明もありません。
 
ただ映像を追うだけ。
追っているうちに、いま話している人が誰で、どんな講演なのか、
いま映っている本館や分館では何がおこなわれているのかがわかります。
職員の知識の深さに驚いたり、納品までの作業の流れを知ったり。
かといって全容がわかるわけではない。凄い図書館だなと漠然と思うだけ。
 
そりゃもうずっと起きているのは無理(笑)。
でも予想していよりは寝ませんでした。
寝て起きてもまだ図書館の中にいる、そんな感じ。
 
きっとこんなところに反応するのは私だけだと思ったのは、
スタテン島に分館があるということ。
同週に観た『パージ:エクスペリメント』の舞台がスタテン島でした。
あの島に図書館が存在するのか!?とビックリ。
 
ひとつ、字幕に文句を言わせてください。
「シュミレーション」はあかんやろ。
B級映画じゃあるまいし、正しく「シミュレーション」でお願いします。

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『メン・イン・ブラック:インターナショナル』(TOHOシネマズ1ヶ月フリーパスにて鑑賞の6本目@伊丹)

『メン・イン・ブラック:インターナショナル』(原題:Men in Black: International)
監督:F・ゲイリー・グレイ
出演:クリス・ヘムズワース,テッサ・トンプソン,エマ・トンプソン,リーアム・ニーソン,
   レベッカ・ファーガソン,レイフ・スポール,ロラン・ブルジョワ,ラリー・ブルジョワ他
声の出演:クメイル・ナンジアニ
 
TOHOシネマズ伊丹にて前述の『アラジン』〈吹替版〉とハシゴ。
 
『アラジン』のジーニー役がハマったウィル・スミス
そもそも出ていたシリーズ“メン・イン・ブラック”だと思うと、
こっちに彼の姿がないのは不思議な気がしますね。
新キャストとして名前を連ねるのは、クリス・ヘムズワーステッサ・トンプソン
『アベンジャーズ/エンドゲーム』のコンビをここで見るのも不思議。
 
『ワイルド・スピード ICE BREAK』(2017)に抜擢されたF・ゲイリー・グレイ。
 
幼い頃に自宅に紛れ込んだエイリアンを助け、
以来、政府の最高機密機関“メン・イン・ブラック(MIB)”で働くことを夢見続けていた少女。
公にはされていないMIBのニューヨーク本部をひとりで探し当て、自分の採用を直訴する。
 
採用試験を受けた彼女は高得点で合格をもぎとり、
エージェントMとしてまずは見習いで働きはじめる。
研修期間中に成果を挙げようとMは画策。
ロンドン支部のエース、エージェントHとコンビを組むことに成功。
 
ある重要人物の護衛に指名されたHはMを連れて任務に就く。
ところが護衛に失敗し、苦し紛れの言い訳に「MIB内部にスパイがいる」と主張。
Hの上司ハイTは、Hの話に信憑性があるとして、捜査を言い渡すのだが……。
 
予告編では“マイティ・ソー”をからめたしょうもないダジャレ(笑)の翻訳がありましたが、
本編ではもう遅いからかその翻訳は無し。
 
リーアム・ニーソン演じるハイTの裏切りだろうということは簡単に予想がつきます。
あまりにもそれっぽいから、どんでん返しがあるに違いないと思ったのに、
やっぱり悪いのはおまえかい!
組織のトップが裏切るという構図、ありすぎでつまんない。
 
相変わらず派手でそれなりに面白かったけれど、それなり以上ではない。
トミー・リー・ジョーンズとウィル・スミスがいた頃のMIBよりだいぶ落ちることは否めません。
 
しかしやっぱりエマ・トンプソンはいいんだなぁ。エージェントOにはご注目。

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