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『ジュマンジ/ネクスト・レベル』〈字幕版〉

『ジュマンジ/ネクスト・レベル』(原題:Jumanji: The Next Level)
監督:ジェイク・カスダン
出演:ドウェイン・ジョンソン,ジャック・ブラック,ケヴィン・ハート,カレン・ギラン,
   ニック・ジョナス,アウクワフィナ,ダニー・グローヴァー,ダニー・デヴィート他
 
TOHOシネマズデーにTOHOシネマズ梅田で2本ハシゴの2本目。
 
続編の予告編を観るたびにワクワクしていました。期待に違わぬ楽しさ。
 
2年前、当時高校生だったスペンサー、マーサ、フリッジ、ベサニーは、
ゲーム“ジュマンジ”に期せずして入り込んでしまい、辛くも生還。
今は大学生となり、それぞれの道を歩んでいる。
 
生還後に交際を始めたスペンサーとマーサは遠距離恋愛中だが、
地元を離れてニューヨークの大学に通うスペンサーは、まだ生活に馴染めず、
マーサの楽しそうなインスタを見るたびに落ち込む日々。
 
ある日、地元で会うことになった4人。
実家に帰ったスペンサーは、どうしても待ち合わせ場所に行く気になれず、
ふと思い出して一旦は破壊して地下室に隠していたジュマンジに手を触れる。
その途端、再びジュマンジの中へと飛び込んでしまう。
 
いくら待てども姿を見せないスペンサーを直接誘いに行こうと、
マーサ、フリッジ、ベサニーは彼の実家へ。
スペンサーの祖父エディと、その長年の友人マイロに出迎えられる。
在宅と思われていたスペンサーがどこにもいないことから、
嫌な予感がして地下室へ降り、その予感が当たったことを知る。
 
スペンサーがあの世にも恐ろしいゲームからひとりで生還できるわけがない。
覚悟を決めた3人はスペンサーを救うため、ジュマンジの中へ。
ところがジュマンジの中に入ったのはフリッジとマーサ。
ベサニーはどうなったのかそこにはおらず、
代わりにエディとマイロが入り込んでいて……。
 
エディおじいちゃんを演じるのはダニー・デヴィート
それがジュマンジの中ではドウェイン・ジョンソンって、ワラけます。
足元すらおぼつかなかった老人が、最強の男ですもん。
 
しかしゲームの中のキャラはいいことばかりではない。
長所も短所もあって、それをお互いに補いながらイベントをクリアしていく。
個人的には動物としゃべる能力がほしい。
ヌンチャク振り回す力もほしいかなぁ。
 
エディとマイロは一緒に飲食店を経営する仲だったのに、
マイロが勝手に店を手放してから疎遠に。
それがこれを機会に仲直りして、そして……、泣いてしもがたな。
 
このシリーズは続いてほしい。
ドウェイン・ジョンソンの今の風貌が壊れるまでは。
ほんのさわりの部分ぐらいしか流れないこと。
ま、仕方ないか。今回はほぼジャングルじゃないから。

—–

『屍人荘の殺人』

『屍人荘の殺人』
監督:木村ひさし
出演:神木隆之介,浜辺美波,中村倫也,葉山奨之,矢本悠馬,佐久間由衣,
   山田杏奈,塚地武雅,ふせえり,池田鉄洋,古川雄輝,柄本時生他
 
TOHOシネマズデーにTOHOシネマズ梅田にて2本ハシゴの1本目。
映画を観終わってから前述のとおり坂本頼光さんの活弁ライヴへ行きました。
 
数日前に原作を購入したばかり。
なぜか勝手に青春学園ミステリーだと思い込んでいたので、
映画が始まってびっくり、まさかのゾンビものだなんて。
 
神紅大学のミステリー愛好会のメンバーは2人きり。
自称ホームズの会長・明智恭介(中村倫也)と、その助手・葉村譲(神木隆之介)。
葉村はミステリー小説オタクだが、推理が当たったことは一度もない。
 
2人は、同じ大学に通う美人女子大生・剣崎比留子(浜辺美波)から
ロックフェス研究会の合宿に誘われる。
昨年その合宿に参加した女子部員が1人行方不明になっており、
事件のにおいがすると剣崎は言うのだ。
こうして3人は、合宿開催地の山奥のペンション「紫湛荘」へ。
 
ところが合宿初日、想像もできなかった異常事態が発生。
葉村たちを含む合宿参加者は、紫湛荘から一歩も出られなくなってしまい……。
 
えっとですねぇ、最初の最初はちゃんと起きていたのですが、
合宿地に赴いた辺りから睡魔に襲われ、
気づいたらゾンビだらけになっていました。(^O^;
だから、なぜこんなことになったのかはわかりません。きっぱり。
 
もうお目目ぱっちり開くのは無理ではないかと思われましたが、
途中奇跡的に覚醒し、肝心の謎解きの部分はしっかり拝見。
神木くんと美波ちゃんのやりとりが微笑ましくて可笑しくて、
わりと楽しむことができました。
 
でもねぇ、原作を読む気にはなかなかなれないかもしれません。
だってゾンビですよ。ゾンビものを読んで楽しいんだろうか。
すぐに読むべきか悩み中。

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『カツベン!』

『カツベン!』
監督:周防正行
出演:成田凌,黒島結菜,永瀬正敏,高良健吾,井上真央,
   音尾琢真,竹中直人,渡辺えり,小日向文世,竹野内豊他
 
前述の『ぼくらの7日間戦争』の後、同じくTOHOシネマズにて。
 
主演の成田凌を含む俳優陣に活弁の指導をした弁士・坂本頼光さん。
鑑賞翌日、頼光さんの活弁ライブを観に行きました。
これまでの活弁ライブでは噂に聞く「サザザさん」は題目になく、
動画では観たことがあったけれど、生は初めてのサザザさん。
めちゃくちゃ面白くて、さらに頼光さんのファンに。サイコーです。
 
さて、そんな頼光さんのライブに去年おじゃました折、
「来年公開される周防正行監督の活弁指導をしている」とチラリおっしゃっていて、
公開が待ち遠しくて仕方なかった。
封切りに合わせて地下鉄御堂筋線梅田駅南改札前は本作の広告ジャック。
たまたま通りかかってびっくりしました。壮観。
いったいこのジャックっていくらかかっているのでしょう。
 
幼い頃から活動弁士になることを夢見て成長した染谷俊太郎(成田凌)。
たまたま知り合った安田虎夫(音尾琢真)から弁士の仕事があると聞き、
喜んで話に乗ったのが運の尽き。
虎夫は活動写真小屋で俊太郎に偽弁士を務めさせ、
その隙に盗みを重ねる泥棒だったのだ。
 
こんな盗みの片棒を担ぐ仕事からは早く足を洗いたいと思っていた矢先、
偽弁士と泥棒コンビを追う警察官・木村忠義(竹野内豊)から追いかけられる。
虎夫が落とした金だけを拾ってなんとか逃げた俊太郎は、青木館へと流れ着く。
 
それは町の小さな映画館で、何もかもが古びている。
オーナー夫婦の青木富夫(竹中直人)と豊子(渡辺えり)に雇われたものの、
俊太郎が弁士を務められるなどとは信じてもらえず、雑用ばかり。
 
しかし、最新機器を装備した映画館、タチバナ館に弁士が次々と引き抜かれる事態に。
スター弁士・茂木貴之(高良健吾)まで持って行かれそう。
かつての花形弁士・山岡秋聲(永瀬正敏)は片時も酒瓶を手放せない酔っぱらい。
もう駄目だと嘆く富夫に俊太郎が自分に務めさせてほしいと言い募り……。
 
とても楽しかったです。
無声映画もたくさん登場して、心ウキウキ。
こうして映画館で生の声を当てて観る娯楽があったんだなぁ。
それらの無声映画を懐かしいと思えるほどは私は観た経験がないから、逆に新鮮。
無声映画の中の役者として登場します。
 
若手女優の中で、今まではあまり魅力を感じられなかった黒島結菜も、
本作では俊太郎が再会する初恋の相手・栗原梅子役がピッタリ。
現代の女性よりも昔の女性役を演じるほうが顔も髪型も似合っている。
 
弁士役で登場もしている頼光さんの現場の裏話を聴いた後ならたぶんさらに楽しい。
私は裏話を聴く前に観ちゃったから、もう一度行こうかと思っています。

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『ぼくらの7日間戦争』

『ぼくらの7日間戦争』
監督:村野佑太
出演:北村匠海,芳根京子,宮沢りえ,潘めぐみ,鈴木達央,大塚剛央,
   道井悠,小市眞琴,櫻井孝宏,宮本充,関智一,中尾隆聖他
 
公開初日だった金曜日、仕事帰りにTOHOシネマズ伊丹へ。
この時点でTOHOシネマズのシネマイレージが6,000マイルを超え、
400ポイント貯まっていました。
それまでとそのあとは貯まったポイントで無料鑑賞しまくる予定。
で、この日も何も割引のない回だったから、6ポイントを使って無料鑑賞。
 
原作は宗田理の1985年のベストセラー。
1988年に宮沢りえ主演で実写映画化されて大ヒット。
このたびのアニメ映画化は2020年という設定。
宮沢りえがキーになる役の声で特別出演しています。
 
北海道に暮らす鈴原守は、読書が趣味の引っ込み思案な高校2年生。
隣に住む幼なじみの千代野綾のことがずっと好きなのに言えない。
ところがその綾が親の都合で東京へ引っ越すことに。
 
気持ちを打ち明けられないまま会えなくなったら嫌だ。
この町に残りたいという綾の本音を耳にした守は、
思わず「一緒に逃げよう」と口走る。
 
思いのほか、綾は「うん、そうしよう」と即答。
喜ぶ守に続けた言葉は、「みんなで一緒に家出って、楽しい」。
ふたりきりではなく、友だちを誘ってということだった。
 
夏休みが終わったら綾は引っ越してしまうから、7日間だけの密かな抵抗。
綾は親友の山咲香織をはじめ、同級生の緒形壮馬、本庄博人、阿久津紗希を誘う。
一行は守が滞在先として目をつけていた高台の廃工場へと向かうが、
そこには町に不法滞在するタイ人夫婦の子ども、マレットがいて……。
 
入国管理局のお役人たちがマレットを探しにきて、捕まえようとする。
手荒な真似も辞さない様子に守たちが憤り、
マレットを助けようと廃工場に立てこもるっちゅう話ですね。
 
村野佑太監督の作品を観るのは初めてでしたが、絵がわりと好みです。
最近ものすごい売れっ子の北村匠海が本作でも主人公の声を担当していて、
またこれが上手くハマっている。
人気ベテラン声優の櫻井孝宏が脇役で軽やかな良い味。
 
腹の立つ議員にみんなが一斉に反撃するシーンはざまぁみろと思うものの、
全員でヅラを狙って泥投げるのはどないなもんかなという疑問も。
 
「なんとかなるよ」。
経験者のひとことに勇気づけられます。

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『バジュランギおじさんと、小さな迷子』at 爆音映画祭

今年の3月のことでした。
ご一緒することになっていた姉御に代わりに観に行く映画を相談。
私が観たかった本作を打診したら、「インド映画、絶対ないっ」。
せめてあらすじだけでも読んで検討してくださいとお願いし、
嫌々渋々つきあってもらうことになった『バジュランギおじさんと、小さな迷子』
 
結果、姉御「ごめん」。姉御も私もボロ泣き。
まだあと12月を10日ほど残してはいますが、
現時点で私が今年いちばん好きだった作品です。
それを爆音映画祭で観ることが叶い、なんばパークスシネマへ。
 
3月に観た塚口サンサン劇場より画面がデカい。
そして爆音映画祭だけあって音が良い。
2回目だからそうそう泣かないかと思ったけれど、
前回と同じシーンで泣き、そうでないシーンでも泣きました。
 
器の大きな人たちに心を打たれます。
モスクに足を踏み入れることを躊躇するバジュランギに対し、
宗教の違いなんて些細なことだと言わんばかりの僧侶。
バジュランギの婚約者ラスィカーも同様で、
宗教よりも何よりも、今は迷子のムンニが大事だと檄を飛ばす。
 
こんななのに、宗教を異にする人々の争いが世界中で起きている。
みんな、この映画を観ようよ。
と思ったら、それだけでまた泣けてきた。
 
159分という長さをまったく感じさせない、大大大好きな作品です。
死ぬまでに何度でも観たい。

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