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『糸』

『糸』
監督:瀬々敬久
出演:菅田将暉,小松菜奈,榮倉奈々,斎藤工,山本美月,倍賞美津子,成田凌,二階堂ふみ,
   高杉真宙,馬場ふみか,永島敏行,竹原ピストル,松重豊,田中美佐子,山口紗弥加他
 
本公開は来週末。特別先行上映を観ました。
8月12日のみの限定先行上映で、一昨日の私はたまたま仕事が休み。
109シネマズ大阪エキスポシティにて朝イチの回を。
 
中島みゆきの『糸』をモチーフに瀬々敬久監督が映画化。
この曲は中島みゆきの35枚目のシングル曲で、1998(平成10)年リリースとのこと。
私が中島みゆきをよく聴いていたのはもっと昔のことで、
実はこの曲のことも数年前に招かれた結婚式で聴くまではよく知りませんでした。
そもそも友人知人の結婚式ラッシュなんて何十年も前に終了していて、
もう披露宴に呼ばれることはないだろうと思っていた数年前、
なぜか1カ月に3組の披露宴に出席することに。当然ずっと年下の友人の式です。
そのうち2組が宴でこの曲を用いていて、へ〜っ。確かに良い曲。
 
平成元年に北海道で生まれた高橋漣(菅田将暉)と園田葵(小松菜奈)。
13歳のとき、花火大会で出会ったふたりは恋に落ちる。
 
ある日、葵が義父に虐待されていることを知った漣は、
彼女を連れ出して駆け落ちを図るが、行くあてがあるわけでもなく、
翌日警察に保護され、そのまま離れ離れに。
いつのまにか葵は母親(山口紗弥加)と共に北海道を去っていた。
 
それから8年が経過。
中学生の頃はサッカー選手になることを夢見ていた漣は、地元のチーズ工房に就職。
葵からもらったミサンガ代わりの紐を捨てられないまま。
いつも何かに怒っているかのような漣を工房の先輩である桐野香(榮倉奈々)が茶化す。
 
そんな折、親友の竹原直樹(成田凌)が、中学時代から交際していた後藤弓(馬場ふみか)と結婚することに。
披露宴がおこなわれる東京に向かった漣は、そこで葵と再会して……。
 
「縦の糸はあなた、横の糸は私、逢うべき糸に出逢えることを人は仕合わせと呼びます」。
13歳の初恋、21歳で再会、30歳になったふたり。
現実にはこんなに上手くはいかないもんでしょうが(笑)、
最初に再会したときにはそれぞれ相手がいたり事情があったり。
でも時を経るうちにお互いのパートナーはいなくなって、
逢うべきタイミングでまた再会を果たして初恋が成就する。
ケッとか思いつつも、泣きますよねぇ。(^^;
 
物語の中では小松菜奈と斎藤工がつきあっている設定で、
現実世界で菅田くんと斎藤工を比べたら、大人の魅力があるほうに行っても不思議じゃないけれど、
菜奈ちゃんは菅田くんとおつきあいしているとのこと。
若者よ、おじさんに負けずにがんばれ。(^O^)
 
オリジナルの“糸”が2回、エンドロールでは菅田くんと石崎ひゅーいが歌う“糸”が流れます。
菅田&石崎版もよかった。
作品中、カラオケで“ファイト”を歌うのは榮倉奈々と成田凌。これもどちらもよかった。
ちょうどこの日は坂本九の命日だったから、“上を向いて歩こう”を思い出していました。
良い曲はいろんな人に歌い継がれてゆく。
 
「偉い人になんてならなくていいから、
泣いている人がいたら、悲しそうな人がいたら、抱きしめてあげて」。

—–

『映画 ドラえもん のび太の新恐竜』

『映画 ドラえもん のび太の新恐竜』
監督:今井一暁
声の出演:水田わさび,大原めぐみ,かかずゆみ,木村昴,関智一,木村拓哉,渡辺直美他
 
109シネマズ大阪エキスポシティにて、『ぐらんぶる』『3年目のデビュー』→これ。
コロナ禍でもさすがに“ドラえもん”には客が入る。満席でした。
親子で隣り合って座っていて、劇場スタッフから1席空けるようにと注意を受けていた人も。
劇場版通算40作目、声優陣を一新した2005年以降の作品としては15作目に当たるそうです。
 
恐竜博に行ったのび太は、恐竜の卵の化石らしきものを発見。
なんとそこから新種の双子の恐竜が誕生する。
オスの恐竜キューとメスの恐竜ミューの2匹をわが子のように可愛がるのび太。
しかし、成長を続ける2匹をこのまま現代に留めおくことはできず、
2匹を本来の居場所へ戻すことに。
のび太とドラえもん、ジャイアン、スネ夫、しずかちゃんは、
6600万年前の白亜紀に降り立ち、キューやミューの仲間の恐竜を探しはじめるのだが……。
 
なぜか私、“クレしん”“コナン”で睡魔に襲われたことはないんですが、
“ドラえもん”は必ずどこかで寝てしまうんです。
今回も序盤で寝てしまい、目が覚めたら恐竜の卵が孵っとった(笑)。
その後は眠たくなることもなく、バッチリ起きていました。
 
満席の子どもたちから退屈した声は上がらず、みんな集中して観ているのが凄い。
のび太が指を怪我したときなどは、「痛そう」と叫んでいた子がいました。
話の途切れ目で画面が暗転したときに「これで終わりなん?」という声が聞こえたときは、
「これで終わりのわけないやろ!」とツッコミ入れたくなりましたが。(^^;
 
やっぱりテッパンです。
友だちを大事にすること、あきらめないこと。教育的にとても良い。
ドラえもんを観て育ったら、グレることなんて無縁に思えます。

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『3年目のデビュー』

『3年目のデビュー』
監督:竹中優介
 
109シネマズ大阪エキスポシティにて。
前述の『ぐらんぶる』とハシゴするものを探していたら、なんかこんなんある。
やたら混んでいるようだけど何!?と思いつつ、なんとなく予約。
 
欅坂46、かろうじて知ってます。
でも、けやき坂46というのがあるとは知りませんでした。
「ひらがなけやき」というんですね。
それはなんぞやと思ったら、欅坂46のオーディションに残りながら、
訳あって最終審査に出られなかった長濱ねるっちゅう子が
ひとりで活動することになった、それがひらがなけやきらしい。
その後、ひらがなけやきのメンバーを募集、
長濱ねると彼女たちでの活動が始まったとか。
もしもこれらのことが間違っていたらすみません。
なにしろどれもこれも本作を観て知ったことなもんで。
 
そんなふうに始まったひらがなけやきが日向坂46となるまで、
そして日向坂46としてデビューしてからを追ったドキュメンタリーです。
 
私のようにひらがなけやきも日向坂も知らんという人、
知らないことに何の問題もありませんからご覧ください。
 
人より可愛く生まれてアイドルとなることを選んだ彼女たち。
多忙を極め、体調を崩しながらもアイドルであり続ける。
体力と精神力、両方なければとても続かない過酷な仕事。
もうなんか、泣けてきました。泣きました。
 
これだけ可愛いねんで、でも周りも可愛いねんで。
嫉妬したりせんのかいと思うけど、揃いも揃っていい子っぽい。
こんな若いくせして「人生でいちばんつらかった」とか
「人生でいちばん幸せ」とか言うてるのを聞いたら、
あんたら、人生何年のつもりやねんと思わんこともないけれど、
10代や20代前半でこれだけのことを経験したら、そらそう思うかなと思ったりも。
実際、私の人生を振り返っても、その辺りのことはやはり強烈に覚えているわけですし。
 
この子ら応援したいと思うのですが、
しばらく経つと誰がどこのグループの子やったとか忘れてしまうのです。すんません。(^^;
みんな応援してるでぇ!

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『ぐらんぶる』

『ぐらんぶる』
監督:英勉
出演:竜星涼,犬飼貴丈,与田祐希,朝比奈彩,小倉優香,石川恋,高嶋政宏他
 
7月に観た作品をまだあと10本UPできていないのですが、
このところ映画観すぎで全然UPが追いつかないので、
客が入らなければすぐに上映回数が激減するシネコン作品を先にUPします。
これは先週末の封切りで、昨日観たばかり。
109シネマズ大阪エキスポシティにて。
 
原作は当然知りません。同名の人気コミックなのだそうです。
こういうちょっとアホな青春映画がお得意な英勉監督。
今回もアホやってて可笑しい。たぶん老若男女笑えます。
 
日本でも珍しい、離島にある大学に入学した伊織(竜星涼)。
親戚の登志夫(高嶋政宏)の家で世話になることに。
キラッキラのキャンパスライフを夢見ていたのに、
なぜか目覚めると学内ですっぽんぽんで寝ていた模様。
その後もまるでタイムリープしているかのように、目覚めるとすっぽんぽん。
どうも登志夫の次女・千紗(与田祐希)に会った後に必ず記憶を失くしている気がする。
 
伊織は自分と同じ目に遭っている新入生・耕平(犬飼貴丈)と出会い、
一緒にこのタイムリープの謎を解き明かすことに。
すると事態は簡単、ふたりはダイビングサークル“ピーカブー”の面々に
しこたま飲まされて正気を失ったところを裸にされて学内へ運ばれていただけ。
こんなサークルに誰が入ってやるかと思うものの、
なんとなく抜け出せずに入部することになってしまい……。
 
こうしてあらすじを書いてみたら、今時ないですよねぇ、
新入生にしこたま飲ませて酔っぱらわせるなんてこと。(^^;
まぁ、二日酔いにすらなっていないところを見ると、
たいして飲まされていないのでしょう(笑)。
 
主演のふたり、どこかで見たことあるなぁと思ったら、
どっちも“仮面ライダー”上がりなのですね。
ここ数年、なんだかんだで観ていますから、見覚えがあるのも納得。
両名のキャラがなかなかよくて、何度も笑ってしまいました。
劇場内にクスクス笑いが沸き起こるのはいいもんです。
 
かつ、女性陣が皆カワイイ。
千紗役の与田祐希はきっとなんたら46やろなと思ったら乃木坂の子。
その姉役の朝比奈彩も清楚で可愛いく、でも重度のシスコンという設定。
サークルのメンバーである梓役の小倉優香は爆乳
ガングロから一転、ケバい化粧を落としたら別人みたいだったという女子役の石川恋も超カワイイ。
 
こうしていろんなタイプのイケメンと可愛い子が揃っていたら、
誰かお目当てができますよねぇ。
 
ダイビングもちょっぴり楽しんだ気持ちになれるし、
夏に軽く観るにはうってつけ。
私は“海より山派”だけど、こうして観るとやっぱり夏は海かなぁ。

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『私がモテてどうすんだ』

『私がモテてどうすんだ』
監督:平沼紀久
出演:吉野北人,神尾楓珠,山口乃々華,富田望生,伊藤あさひ,奥野壮,
   上原実矩,坂口涼太郎,ざわちん,優希美青,宮崎秋人,戸田菜穂他
 
109シネマズ箕面にて。
別に観逃してもいいやと思っていましたが、時間が合ったので。
観てみたら結構おもしろくて笑った。
しかし、客は私のみ。7月4回目の“おひとりさま”でした。
 
原作はぢゅん子の人気コミックとのこと、知りません。
イケメンキャストと言われても、名前ひとりも知らんし。(^^;
 
ぽっちゃり体型の高校生、花依(富田望生)はボーイズラブ好き。
同じ高校のイケメンたちを見て、彼らの絡みを妄想するだけで幸せ。
その気持ちを分かち合えるのは、親友のあまね(上原実矩)だけ。
 
ある日、大好きなアニメキャラが作品上で突然死。
ショックのあまりひきこもり、学校にも行けず。
1週間後、母親(戸田菜穂)から言われて花依を起こしに来た兄(宮崎秋人)は
布団をめくってびっくり。
図らずもダイエットとなった花依が激ヤセして超可愛くなっていたから。
 
登校すると、みんな花依(山口乃々華)の大変身に驚く。
今まで彼女に目もくれなかったイケメンたちがこぞって彼女の虜に。
同級生の五十嵐(神尾楓珠)、七島(伊藤あさひ)、後輩の四ノ宮(奥野壮)、
それに先輩の六見(吉野北人)らからつきあってほしいと言われた花依は……。
 
『ヲタクに恋は難しい』を観たときにも思いましたが、
オタクの人がオタクじゃない人と恋愛するのって大変なんですね(笑)。
趣味なんて人それぞれだから何でもいいような気がするけれど、
オタクだとバレると絶対ドン引きされるって、そうなんですか。
 
オタクの想像力、いや、妄想力がスゴイ。
後半30分ぐらいの、花依を痩せさせるために目の前にぶらさげられたニンジン、笑った。
こんなに効き目があるのなら、演じ甲斐もあるというもので。
 
彼女の見た目に唯一左右されなかった先輩・六見とくっつけばいいと思ったけど、
こちらの思うようには行かないんだなぁ。
安直に誰ともくっつかないところがいいところ。あ、ネタバレ御免。
 
残念ながらタイプの男子はいない。
タイプがいるからってこの歳で胸ときめかせたら、妄想すぎてあかん。(^^;

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