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ライブ音響上映で『犬王』も観る。

16回目の『トップガン マーヴェリック』をライブ音響上映で鑑賞後、
今度は同じシアターで『犬王』のライブ音響上映。
しかもこれは歌詞字幕付きの無発声“狂騒”応援上映です。
コロナ前のさまざまな映画の応援上映とは違い、声援は無し。
『犬王』にハマって10回以上鑑賞済みだという友人も来ると聞いていたので、
到着後に「もう着いてる?」とLINEして会場で落ち合いました。
お手製の団扇を見せてくれましたが、上映前の周囲はいたって静かだったから、
はたしてその団扇を振り回せる雰囲気になるんだろうかと訝る私。
ところが、始まってみて驚いた。
確かに無発声だけど、多くの人がサイリウムは持参していて、ノリノリ。
私の隣席の人なんて松葉杖を突いた怪我人なのに、めちゃ楽しそう。
私ひとりドン引き状態ですみません。(^^;
これはもう少し後方の席に座ってみんなの姿を見るのが正解でしょう。
無発声でもじゅうぶんに楽しい上映会でしたが、
発声できるようになったらこの何十倍も楽しいだろうなぁ。
そんな日が戻ってくることを望みます。

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ライブ音響上映で『トップガン マーヴェリック』を観る。

数年前までわりと頻繁にあった爆音映画祭
それが、コロナのせいなのか縮小された印象です。
爆音という響きがコロナに悪そうな感じなのですかねぇ。
いつしかライブ音響上映なるものとして開催されるように。
ここまでに14回観た『トップガン マーヴェリック』
あと何回観てもいいのですが、さすがに通常版じゃ物足りない。
連日なんばパークスシネマまで足を運び、15回目と16回目を鑑賞しました。
まずはライブ音響上映初日、わりと前方の列の端っこ席で。
抱え持っている鞄の中までずしずし言うほど音が響きます。
スマホがブルっているのか判断がつかなかったぐらい(笑)。
翌日はもう少し後方の列だけどやっぱり端っこで。
2日続けて体験すると、前方の席より後方の席のほうが断然いいですね。
って、今ごろ気ぃついたんかい。すみません。
まぁしかし、109シネマズ大阪エキスポシティのIMAXレーザーGT版に敵うもの無しかもしれません。
音のみならず、横にも縦にもデカいスクリーンが最強です。
で、今週も予約してしまった、IMAXレーザーGT版を。
早めにチェックしたのに、エグゼクティブシートはとっくに売り切れ。
でも、このIMAXシアターに関しても、エグゼクティブシートより後ろの席のほうがさらによかったりします。
ところで『ボヘミアン・ラプソディ』は初めて観てから30回目までどれぐらいかかったのだろうと調べたら、ほぼ2年でした。
1回目から16回目まで3カ月ということは、30回は超えそう。

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『ハウ』

『ハウ』
監督:犬童一心
出演:田中圭,池田エライザ,野間口徹,渡辺真起子,長澤樹,モトーラ世理奈,深川麻衣,
   田中要次,利重剛,伊勢志摩,市川実和子,田畑智子,石橋蓮司,宮本信子他
 
なんばパークスシネマにて、15回目の『トップガン マーヴェリック』を鑑賞後、
1本だけで帰るのは駐車場代がもったいないので本作も鑑賞。
 
原作は脚本家の斉藤ひろしによる同名小説。
私は名前を存じ上げなかったのですが、古いところでは『秘密』(1999)、『きみの友だち』(2008)、
なんとも凄いヒット作の嵐。そんな脚本家を知らずにすみませんでした。
 
で、犬童一心監督となれば、ヒットは約束されたもの同然。
けど、最近の犬童監督には昔のような輝きを感じられないようにも思います。
本作も極めてビミョー。
 
市役所に勤務する赤西民夫(田中圭)は、婚約者(深川麻衣)にあっさりフラれる。
結婚式場は予約済み、35年ローンの一戸建てだって買ったところだったのに。
 
課長の鍋島史郎(野間口徹)は傷心している民夫を家に誘う。
聞けば鍋島の妻の麗子(渡辺真起子)は保護犬の世話をしており、
そのうちの1匹である白い大型犬を飼わないかと民夫は勧められる。
 
元の飼い主の非情な都合で声帯を切られて声を出すことができない犬。
鳴こうとすれば「ハウッ」という声にならない声が出るだけ。
飼うことをなんとなく断れずに押し付けられた格好だったが、
民夫は「ハウ」と名付けてその犬を引き取る。すると民夫の生活は一変。
 
ハウと過ごす時間が楽しくてたまらない民夫。
しかしある日、散歩に出かけた先で民夫がうたた寝した折、ハウがいなくなってしまう。
なんとハウは青森行きのトラックに飛び乗っていたのだ。
 
そうとは知らない民夫は、麗子たちの協力を得てハウを探すが見つからず。
月日が経ち、ハウは死んだものと断定され、民夫はあきらめるよりほかなくなる。
その頃、ハウは民夫のもとへ戻りたい一心で走り続けていて……。
 
ハウのロードムービーですね。
ハウが旅先で出会うなかで印象深いのは、宮本信子演じる傘店の老女。
店主だった夫(石橋蓮司)を亡くし、店があるのはシャッター商店街の中。
次々と閉店するご近所さんを見て心が折れそうになるけれど、
亡父が「雨が降らなくなることは絶対にない」と言っていたのを思い出し、
なんとか傘店の営業を続けています。そこを訪れるハウ。
 
また、夫からDVを受けてシェルターに逃げ込んだ女性をモトーラ世理奈が演じています。
ハウには人の痛みがわかり、それぞれを癒してくれる。
 
いい話だと思いますが、DV男が追いかけてきてナイフを振り回すシーンなどは少しやりすぎの感。
あんな深い傷を負って大丈夫なシスター、マジで大丈夫か。(^^;
こいつのことなんて助けなくていいんだよハウ、と思ってしまいました。
 
民夫のもとにハウが戻ってハッピーエンド、と思うじゃないですか。えーっ、違うの!?
こういう話は大団円であってほしい。ありきたりでいいから。
 
私のツボはまたしても野間口徹
民夫から結婚がボツになったことを聞いた瞬間に「俺、そういうのひとりで抱えるのムリ」と、
「はーい、みんなちょっと聞いて。赤西くん、結婚ダメになったから」と言っちゃうとこ、好きです(笑)。
 
大団円じゃなくて残念でガックリきましたが、心に残った台詞もいろいろあります。
最愛の飼い猫を亡くした同僚(池田エライザ)との会話中の、
「悲しみが消えてなくなることはないと思う。その悲しみを上手にしまい込むしかない」みたいな台詞とか。
 
悲しんでいる人を励ますつもりかもしれないけれど、
上から目線で「遅かれ早かれ命はなくなるもの」とか「いいかげん乗り越えろ」とか、
「とっとと次の犬を飼えばいい」というようなことを言う人。
おつきあいしたくない。

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亡き弟のあれこれ事務手続きを進めていて思うこと。

『トップガン マーヴェリック』ばかり観ているものだから、映画のネタがないんです。
でも何か書かないと、が亡くなった月を除いて毎日更新しているブログが途切れてしまう。
で、ずっと納得できずにいるこんなネタについて、私のぼやきを聞いてください。
 
弟のクレジットカードの解約や会員サイトの退会手続きを進めていて思うこと。
どこもフリーダイヤルはなかなか繋がらないけれど、繋がれば自動応答でいとも簡単に解約できたり、
オペレーターの人が丁寧にお悔やみを言ってくれて泣きそうになったり、いろいろです。
丁寧な対応ではあったけど届いた解約書類を見てみれば、返信用封筒は入っているのに切手代はこちら持ちとか(笑)。
それはまぁいいとして、昔から変だと思っていることがあります。
返信書類や封筒にあらかじめ「御中」と印刷されているやつ。
 
30年くらい前だったか、そういう封筒を職場で初めて目にしたとき、驚いて「変なの」と言ったら、
親しかったけどよく言い争いもした先輩が「変とちゃうやろ。相手のことを考えている親切な会社やん」と言う。
「どうしてですか。自分宛の返信にあらかじめ『様』を付けてきているということでしょ。失礼でしょ」と言ったら、
「いや、『行』とか『宛』を付けて送ったら、相手がそれを『様』に書き換えなあかん。
その手間をかけるほうが失礼やろ」って。
「いやいやいや、相手がもしも『行』を『様』に書き換えずに送り返してきたら、誰に対して失礼なんですか。
こっちに対して失礼なだけでしょ」と言い返しました。
先輩に「アホちゃうか」とまでは言わなかったと思いますが、言ったかもしれません、私。
 
クレジット会社、ケーブルテレビ会社、挙句は家庭裁判所まで、みんなあらかじめ「御中」付き。
送付してきた会社と返送先が違うわけじゃありません。ビッタシ一緒。
どういうことやねんと思ってSNSにちらりと書いたら、ある先輩がマジレスしますと言って教えてくれました。
 
「この書類ですと、こちらで『行』を『御中』に直したとします。
そうすると、書類上部に捨印を押して、『1字削除、2字加入』と書かないと法的には無効文書になってしまいます。
捨印を押してくれる顧客はほぼいないと思われますので、それを避けるために、
予め『御中』が印刷されているんだと思います。」
 
なーるーほーどー。
これで「あらかじめ御中」の謎は解けましたが、それにしたって、やっぱりおかしくないですか、
最初から自分に様を付けて寄越すって。
ならばいっそのこと、宛も行も御中も何もなしで印刷せずに送ってくればいい。
 
そのうち、「あらかじめ御中」にしていない会社は非常識ということになるのでしょうか。
いや、すでにそんなふうに認識されているのかも。おかしいぜ。

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『エブリバディ・ウォンツ・サム!! 世界はボクらの手の中に』

『エブリバディ・ウォンツ・サム!! 世界はボクらの手の中に』(原題:Everybody Wants Some!!)
監督:リチャード・リンクレイター
出演:ブレイク・ジェナー,ゾーイ・ドゥイッチ,グレン・パウエル,ワイアット・ラッセル,
   オースティン・アメリオ,テンプル・ベイカー,ウィル・ブリテン,ライアン・グスマン,
   タイラー・ホークリン,J・クィントン・ジョンソン,ジャストン・ストリート他
 
『トップガン マーヴェリック』のハングマン役、グレン・パウエルの出演作が観たくて探しました。
 
本作は2016年のアメリカ作品。
観ていないわけがないと思いました。だって監督はリチャード・リンクレイター
しかも大好きだった『6才のボクが、大人になるまで』(2014)の「精神的続編」に当たるといわれる作品。
さらには野球がらみの話を私が素通りするはずはない。
だけど、記憶にない。自分のブログを探しても記事がない。
観たかどうか確かめるには観てみるしかないから、Amazonプライムビデオにてタダではなく400円払う。
 
やっぱり観ていたじゃあないか。(T_T)
でもいいや。グレン・パウエルがこんなんだったとハッキリわかったから。
 
1980年9月、大学入学シーズンに入る少し前。
野球推薦で入学を決めた新入生のジェイクは、野球部の寮へとやってくる。
入寮者は野球漬けの日々を送っていると思いきや、変な奴ばかり。
ほかの新入生と共に、先輩たちにさっそく連れ出されるジェイク。
 
なんちゅうことはない、彼らがバカやって騒いでいるのをダラダラ見せられます。
批評家に大絶賛されたらしいのに、私の記憶に残っていないのはなぜなのか。
ダラダラしていたからでしょう(笑)。
 
確かに、1980年代といえば、アメリカも日本もこんな時代だったろうと思う。
本作を観ればなんとなく懐かしく、郷愁を感じます。
でも同時に、退屈といえば退屈。実際、飲酒しながら鑑賞したら寝ました。
おそらく以前観たときもそんな感じで居眠りしてしまったのでしょう。
 
見どころはやはり今回の鑑賞の目的、グレン・パウエル。
彼は口が達者でナンパが得意、面倒見もよい先輩フィネガン役を演じています。
ちょっとだけロン毛でヒゲ生やして、そりゃやっぱりハングマンには敵わない。
脱ぐシーンは残念ながらありませんが、胸板の厚さも今とは全然ちがう。
 
本作ではジェイクの恋の相手ビバリー役を演じています。
 
これを観てからハングマンを見たら、またイメージが変わるかな~。

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