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13回目の『RRR』はライブ音響かつ応援上映。

10回目でとどめておくはずが刻みはじめてしまった『RRR』
即観たくなるところを耐え、12回目を観てから3週間ほど経過。
ここまで耐えられたのも、この応援上映を早々に押さえていたからです。
 
チケット発売になったのがいつだったか忘れましたが、
発売日のオンライン予約開始時刻にパソコンの前でスタンバイ。
 
チケットは秒で完売して涙したものでした。
ええねんええねん、塚口マサラは紙吹雪もOKやけど、
客が自分で片づけなあかんねんからと心の中で負け惜しみ。
 
このたびはなんばパークスシネマにて、発声OKだけど紙吹雪NGの応援上映。
私はそっちのチケット確保に注力するのだ!
 
スタンバった甲斐あって、後ろから2列目の端っこゲット。
その後まったく繋がらなくなったオンライン予約ページを見て、
うひひ、今回はちゃんとチケット取れたもんね〜とほくそ笑みました(笑)。
私が参戦したのは金曜日だったので、土曜日より混雑はマシ。
それでも当日にはチケットが完売していました。嬉しい。
 
そんなわけで13回目の鑑賞は、ライブ音響上映、かつ発声OKの応援上映。
サイリウムの持ち込みも可能。
と言われても、周囲の応援姿が見たかっただけで、自身は静かにしているつもりでした。
 
ところがチケットのもぎりのところでタンバリンを手渡されました。
強制貸与かと思ったら、タンバリンは返却しなくてよいと。
なんと300人近い客全員にタンバリンプレゼントですよ。なんと太っ腹。
 
もらったらそりゃ振りますよね、鳴らしますよね。
応援上映慣れしているとおぼしきお客さんも大勢いて、
エドワードが軍人らを前に「ちょっとした問題があって」と言うシーンでは
「大問題だよ!」と客席から声が飛ぶ。
「逃げなさーい」とか「わかるよー」とかいろんな声が聞こえて楽しいったら。
 
5月にはまた別の劇場で応援上映が開催される模様。
まだまだ続きそうです、私の追い『RRR』。

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『search/#サーチ2』

『search/#サーチ2』(原題:Missing)
監督:ウィル・メリック,ニック・ジョンソン
出演:ストーム・リード,ヨアキム・デ・アルメイダ,ケン・レオン,
   エイミー・ランデッカー,ダニエル・ヘニー,ニア・ロング他
 
109シネマズ箕面にて、前述の『名探偵コナン 黒鉄金の魚影』を観た後に。
 
PCやスマホの画面だけで映画を成立させてヒットした『serch/サーチ』(2018)。
本作はその第2弾ということなのですが、シリーズ通じてキャストが地味。
知った名前はひとつもないし、美人でもないんだなぁ。いいけど。
 
幼い頃に父親を亡くし、母親と二人暮らしの女子高生ジューン。
父親のことが大好きだったジューンは、口うるさい母親にうんざりしている。
 
ある日、母親のグレースが恋人のケヴィンとコロンビアへ旅行に出かける。
母親なしで1週間過ごせるなんて、ジューンにとっては天国。
親友のヴィーナをはじめとする友だちたちと連日遊び呆ける。
 
ついに夢の1週間が終わり、約束していたとおり、ジューンは空港へ母親を迎えに行くが、
待てど暮らせどグレースはゲートに姿を現さない。電話しても出ない。
 
鬱陶しい母親とはいえ、さすがに心配になったジューンは、
グレースとケヴィンが宿泊していたはずの宿に連絡するが、当然ふたりはもういない。
警察に連絡してもコロンビアで防犯カメラを確認する権限がないらしく、
悩んだジューンは現地の何でも屋を調べ、格安の中年男性ハビを雇うのだが……。
 
キャストのせいであまり乗れないまま観はじめましたが、
主人公の顔に慣れた頃から(笑)面白くなってきました。
前作より家から飛び出したシーンも多く、PCやスマホの画面のみで成立とは言えませんが、
ケヴィンの素性がわかり、グレースも偽名だったことなどがわかってから怒濤の展開。
 
グレースの友人ヘザーとケヴィンが怪しいと思っていたら、全員に騙されました。
もう最後は母子を応援するしかなくなって、かなり楽しかった。
 
もっと話してしまいたいけれど、やめておきます。(^O^)
あ、そうそう。「私だけやないんや!」と嬉しくなったことがあります。
サイトにログインするときの「私はロボットではありません」で画像を選ぶやつ。
たとえば信号機を選べと言われたときに、信号機の隅がわずかにとか、
支柱が写っている画像も含めるかどうかいつも迷っていました。
とも「あれ、苦手」と話したことがありましたが、
本作の主人公も迷っているのを見て、なんや、みんな迷ってるんやとホッ。(^o^)

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『名探偵コナン 黒鉄の魚影(くろがねのサブマリン)』

『名探偵コナン 黒鉄の魚影(くろがねのサブマリン)』
監督:立川譲
声の出演:高山みなみ,山崎和佳奈,小山力也,林原めぐみ,堀之紀,立木文彦,小山茉美,
     古谷徹,池田秀一,沢村一樹,緒方賢一,岩居由希子,高木渉,大谷育江他
 
すっごい人気ですよね。
公開初日、イオンシネマ茨木に『サイド バイ サイド 隣にいる人』を観に行った折、
21時過ぎだというのに駐車場にやけにたくさん車が入っていて、劇場ロビーも溢れんばかりの人。
なんじゃこの混みようは!と思ったら、ほぼ全員(たぶん)本作狙いの客でした。
 
大人気“名探偵コナン”シリーズの劇場版シリーズ第26弾。
今回のゲスト声優は沢村一樹。海上に浮かぶインターポール施設の責任者役です。
109シネマズ箕面で鑑賞。
 
八丈島近海に建設された“パシフィック・ブイ”は、インターポールの海洋施設。
この施設は世界中の防犯カメラを繋いでおり、まもなく本格稼働する予定。
その前に欧州の警察組織“ユーロポール”が管轄するネットワークとの接続が今まさにおこなわれようとしていた。
 
ちょうどそのとき、仲間たちとホエールウォッチングを楽しむために八丈島を訪れたコナンは、
ドイツのユーロポール職員がジンに殺害されたことを沖矢昴から知らされる。
コナンは仲間たちに嘘をついてその場を離れ、パシフィック・ブイへの潜入を試みるのだが……。
 
あまりに登場人物が多くて、劇場版しか観ていない私は敵か味方かどの組織の人なのか、
毎回序盤に戸惑います。そのせいで今回は少々睡魔に襲われました。
そのせいに限らんか。最近ちょっと退屈すると速攻で寝てしまいますから(笑)。
 
しかし途中からはさすがコナン。
誰が誰やら覚えきれなくても、目の前にいるこいつが悪人かどうかぐらいはわかるから、
敵の潜水艦を目指す当たりからは俄然面白くなって、その対決にはシビれました。
 
それにしてもこんなに人が死ぬアニメでしたっけね、コナンって。
わりと簡単に殺されるからちょっと驚きました。
この手加減のないところも魅力なのかしらん。それに絶対コナンは勝つのだから。
 
さぁ、灰原哀がシェリーだと敵にバレてしまった今、これからどうしましょう!?
もちろん次の劇場版も観ます。私はやっぱり“クレしん”のほうが好きだけど。(^^;

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『劇場版 美しい彼 eternal』

『劇場版 美しい彼 eternal』
監督:酒井麻衣
出演:萩原利久,八木勇征,高野洸,飯田基祐,金井勇太,伊勢佳世,綾乃彩,池田大,
   前田拳太郎,岩川晴,遠藤健慎,大友一生,落合モトキ,仁村紗和,和田聰宏他
 
TOHOシネマズ伊丹にて、前述の『ザ・ホエール』の後に。
 
凪良ゆうボーイズラブ小説を実写化したTVドラマの劇場版。
ドラマは当然のごとく未見、予習もしていないから、頭の中はまったく白紙の状態です。
シーズン2まであったそうで、本作はその後のお話という設定。
 
いやもう、冒頭のシーンは見ているこっちがかなり照れてしまい、
このままこういう路線で話が進んだらどうしようと思ったけれど、大丈夫(笑)。
 
学校一のモテ男子だった清居奏(八木勇征)を想い続けていた平良一成(萩原利久)。
晴れて恋を実らせ、今は平良の家で幸せな同棲生活を送っている。
 
大学で写真部に所属する平良は、一流カメラマンとなる日を夢見て、
人気カメラマン・野口大海(和田聰宏)のもと、アシスタントして働いている。
一方の清居はイケメン俳優として活躍中で……。
 
わざわざ劇場で観るほどのものではないと思いつつも意外に楽しかった。
平良の言うように、どう見ても清居が王様なのに、
なんだかんだで清居が平良にぞっこんなところとか、ニヤけてしまいます。
 
売り出し中のアイドル・桐谷恵介(前田拳太郎)と人気女優・安奈(仁村紗和)のゴシップ記事が出ると、
その火消しに使われた清居が安奈のファン(落合モトキ)の恨みを買い、
襲われて監禁されるくだりは想像していなかっただけにビックリ。
こんな偏執狂的ファンも確かにいるに違いないし、
誰と誰がつきあうというような話には、事務所同士の駆け引きもあるんだろうなぁと思いました。
 
清居役の八木勇征は確かに美しい。
見たことないと思ったけれど、FANTASTICS from EXILE TRIBEのメンバーなのですね。
他作品でも見かけているはずなのに私に覚えがないのは、
 
世界中の人から石を投げつけられたとしても、その人だけがいてくれれば平気。
いやいやいや、それは平気じゃないよなぁ(笑)。
でも心の中にその人がいれば、それが自分の星になるというのは、あったらいいなと思う。

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『ザ・ホエール』

『ザ・ホエール』(原題:The Whale)
監督:ダーレン・アロノフスキー
出演:ブレンダン・フレイザー,セイディー・シンク,ホン・チャウ,
   タイ・シンプキンス,サマンサ・モートン,サティア・スリードハラン他
 
TOHOシネマズ伊丹にて。
 
なんだか懐かしい響きすらあるダーレン・アロノフスキー監督。
思えば、『トップガン マーヴェリック』(2022)で世のアラフィフ以上の女性の憧憬を誘ったジェニファー・コネリー
彼女が子役でデビューしてアイドル的人気を博した後に低迷した折、
『レクイエム・フォー・ドリーム』(2000)に起用して見事復活させたのがこの監督でした。
多作ではないものの、撮れば良くも悪くも話題になる監督ですよね。
 
本作の主演は元はイケメンのはずのブレンダン・フレイザー。
“ハムナプトラ”や“センター・オブ・ジ・アース”といったシリーズの人気俳優でしたが、
何やらとてもつらいことがいろいろあったようで、しばらくは世に出ず。
アロノフスキー監督が彼を抜擢したのは、余命わずかな極度の肥満症の男。
体重272キロという設定で、フレイザーがどこまで本当に太ったのかは知りません。
 
英語教師のチャーリーは歩行器なしでは移動できないほどの肥満症。
外に出られるような身体ではないから、今は顔を伏せてオンライン講座を担当している。
 
昔から太っていたわけではなく、その頃には結婚して娘にも恵まれた。
しかし、あるとき教え子だったアランと恋に落ち、妻子を捨てた。
アランと幸せに暮らすはずが、精神を病んだアランが亡くなり、
そのショックでチャーリーはすっかりひきこもりの過食症に陥ってしまったのだった。
 
友人と呼べるのは看護師のリズだけだが、彼女にいくら諭されても入院を拒否。
このままでは1週間ともたないだろうと思われたとき、
チャーリーは離婚してから一度も会っていない一人娘のエリーに連絡を取り……。
 
ブレンダン・フレイザーは本作の演技で第95回アカデミー賞主演男優賞を受賞しました。
確かに素晴らしい演技です。
だけど、正直なところ、ここまで太った人の姿はおぞましい。
 
自力でほとんど動けないのに、それでも食べて食べて食べ続ける。
引き出しの中はチョコレートバーなどでいっぱい。
リズにはバケツ盛りのフライドチキンをねだり、毎晩ピザのデリバリーを注文。
どうしてもやめられないぐらい、心に傷を負っていることはわかったけれど、
これらを映像で見せられると、まったく良い気分はしません。
 
最も共感を覚えたのは、サマンサ・モートン演じる元妻メアリーでしょうか。
ゲイでありながらそれを隠し、子どもほしさに自分と結婚した元夫。
父親を慕っていた娘は自分に心を開かずに問題行動ばかり起こす。
娘の存在だけが光だと考えるチャーリーに対して、メアリーは「あの子は邪悪と言い切ります。
離婚したとき、「夫は私たちを捨てて男に走りました」と周囲に言うしかなかった彼女の気持ち。
 
チャーリーが倒れたときにたまたまやってきた新興宗教の信者トーマスの話は、
カルト宗教の論理がいかにズレたものであるかを証明しているようでもあります。
神がどうたらという話になると、欧米人と日本人の捉え方はやはり違うなぁと思ったりも。
 
それにしても献身的な介護をしてくれるリズに自分は金がないと嘘をつき、
無償の奉仕をさせていたって、ひどくないですか。
ああ、私はこういう考え方だから、『パリタクシー』のようなカネが降ってくることはないのか(笑)。

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