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『バッドボーイズ RIDE OR DIE』

『バッドボーイズ RIDE OR DIE』(原題:Bad Boys: Ride or Die)
監督:アディル・エル・アルビ,ビラル・ファラー
出演:ウィル・スミス,マーティン・ローレンス,ヴァネッサ・ハジェンズ,アレクサンダー・ルドウィグ,パオラ・ヌニェス,
   エリック・デイン,ヨアン・グリフィズ,ジェイコブ・スキーピオ,レイ・シーホーン,ジョー・パントリアーノ他
 
封切り日に109シネマズ大阪エキスポシティにてポイントを用いて鑑賞。
ポイントは何の割引もない日に使わなきゃもったいないですもんね。
 
演じるほうも観るほうも歳を重ね、まだ頑張るかと思えるシリーズが増えました。
この“バッドボーイズ”シリーズも第1弾は1995年ですから、30年近い。
第3弾の『バッドボーイズ フォー・ライフ』(2020)からは4年。
第2弾の『バッドボーイズ2バッド』(2003)と第3弾が15年以上空いたことを思えば、
これくらいとっとと続編を製作してくれたのは嬉しい。
もっともまた20年近くも空いちゃったらその間に誰かがお亡くなりになっているなんてこともありましょう。(^^;
 
マイアミ市警のベテラン名物刑事コンビ“バッドボーイズ”のマイクとマーカス。
前作からたった4年、されど4年経っているから、私の記憶はあやふやです。
第3弾でいったい何が起こったのだったっけと思い出してみると、
そうでした、マイクには実は息子がいたけれど、いつの間に生まれていたのか知らず、
息子のほうも父親が誰なのか知らないまま、魔女のような母親に極悪人に育てられていたという。
いやはや、思い出すのに苦労しましたが、4年ならわりと早いうちに思い出せる(笑)。
 
ある日、マイクとマーカスの上司だった故ハワード警部の汚職疑惑が報じられる。
ハワードが麻薬カルテルと癒着していたという証拠があるとのことだが、
信頼のおける上司がそんなことに絡むわけがないし、第一、取引口座に名前を残すはずもない。
やがて、署内にもぐらがいる、誰も信用するなという遺言メールがハワードから届き、
ハワードの無実を信じるふたりは、口無しの死人ハワードに代わって捜査に乗り出す。
 
黒幕の顔を唯一知っているのが、収監中のアルマンド。
前作でマイクと因縁の対決を果たしたマイクの息子だ。
裏組織に詳しいアルマンドの協力を得るべく、面会に出向くマイクとマーカス。
その後、刑務所内でアルマンドが命を狙われる事件が起き、
マイクはアルマンドを他の刑務所に移すよう、次期市長と目される地方検事ロックウッドに依頼。
それが叶ったというのに、今度はマイクとマーカスまでもが罠に陥れられて……。
 
“あぶない刑事”シリーズもそうですが、こういうシリーズの良いところはテンポ。
細かいことは知らずとも、初見の人が誰でも楽しめるように作られています。
マーティン・ローレンス演じるマーカスがたまにうざいくらいにやかましいけれど(笑)、
ウィル・スミスは50代なかばの今も動きにキレがある。
アクションスターとしてではなく演技派として認められたい気持ちがあっても、
結局あなたにはこういう役のほうが合っていると思うのです。自分でそれを認めよ。
 
アルマンド役のジェイコブ・スキーピオがめっちゃカッコよくて。
『エクスペンダブルズ ニューブラッド』(2023)にも出演していたようなのですが、知らんし。
彼はその顔からしていろんな役ができそうなので、もっと見たいです。
それと、デニス・グリーン演じるマーカスの義理の息子レジーが可笑しすぎる。
ゲームオタクのマスオさんっぽいのに、侵入者をいとも簡単になぎ倒す。笑った。
 
もうやめておけば〜と思う半面、まだまだやれそうにも思うので、
体力が続くかぎり続けてほしいシリーズです。

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『BREAK THE SILENCE: THE MOVIE』

『BREAK THE SILENCE: THE MOVIE』(原題:Break the Silence: The Movie)
監督:パク・ジュンス
 
さて、前述の『BRING THE SOUL: THE MOVIE』の上映終了後、
ええい、ついでにこれも観てしまえということで109シネマズ箕面にとどまる。
これまた“ARMY BOMB応援上映会”と銘打たれているのですが、
客は私ひとりだよ。ファンでもなんでもないのに。(^^;
21:35からの回でしたから、客がそうおらんのはわかるけど、
まさかBTS(防弾少年団)の映画を観るのが今年4度目の“おひとりさま”になろうとは。
 
こちらは2019年におこなわれたワールドツアー「LOVE YOURSELF: SPEAK YOURSELF」の密着映像。
『BRING THE SOUL: THE MOVIE』同様、そんなに音楽だらけというわけではなく、
『BRING THE SOUL: THE MOVIE』以上にひとりひとりをカメラに収めたシーンが多いから、
もしかしたら私、メンバー全員の名前と顔が一致するようになってる!?
 
シュガが松田龍平に似ている気がするということは以前にも書きました。
ジョングクは伊藤健太郎に似ていると思って調べたら、そう思うのは私だけではない様子。
たまにジンとジョングクどっちがどっちかわからなくなるのは私だけですね。(^^;
てっきりジョングクもヴィジュアル担当だと思っていたら、
そうですか、ヴィジュアル担当はジンとヴィですか。
っていうのか、もしかするとヴィジュアル担当=メンバーの中でいちばん美しいということだと思っている私の認識が間違っている!?
もうホントに彼らは美形。でもいちばんカワイイのはジミンだなぁ。
 
K-POPアイドルって、全然脱いでいるシーンがないですよね。戦略なのかしら。
脱がないせいなのか、公演中に舞台上でジミンがチラリとお腹を見せただけで、凄い嬌声。
そりゃあんな色っぽい仕草されて、ヘソも見えんほどの腹チラリなら絶叫でしょ(笑)。
 
あともうひとついつも思うこと。
K-POPの人たちは、字幕のとおり、敬語でしゃべり合っているのですか。
そのせいでより礼儀正しく素直で善い子たちに見えます。
 
余談ですが、韓国映画は翻訳を担当されているのが根本理恵さんのことが多いですね。
韓国語はまったくわかりませんが、丁寧でわかりやすい翻訳だなぁと何を観ても思います。

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『BRING THE SOUL: THE MOVIE』

『BRING THE SOUL: THE MOVIE』(原題:Bring The Soul: The Movie)
監督:パク・ジュンス
 
109シネマズ箕面にて。
 
BTS(防弾少年団)のファンというわけではありません。それどころか程遠い。
曲は“Dynamite”と“Butter”の2曲しか知らないし、何人組なのかも定かではない。
SHINeeとメンバーが入れ替わったら私は気づかないと思います(笑)。
そんな状態でも観に行けば楽しいのだと、『BTS: Yet To Come in Cinemas』(2023)を観たときに思ったから、
先月は『SUGA | Agust D TOUR ‘D-DAY’ THE MOVIE』もきっちり観に行きました。
 
2018年、ソウルを皮切りにヨーロッパなどの各都市を巡った「BTS WORLD TOUR“LOVE YOURSELF”」。
そのツアー最終日翌日、パリで開かれたささやかな打ち上げ。
これはホテルなのかアパルトマンなのか、街並みに溶け込んだ建物の最上階。
豪華な客室ではなくて、普通に居住しているかのような部屋の中で料理がサーブされて、
本当にささやかではあるのですが、なんかいいなぁ、こんな打ち上げ、という感じ。
 
ツアーを終えてホッとしているメンバーたちの会話を取り上げ、ツアーを振り返るというもの。
『BTS: Yet To Come in Cinemas』のように曲がてんこ盛りではないうえに、知っている2曲はかからない。
だから、BTS初心者がその音楽を楽しむというふうではないけれど、
そのおかげでメンバーのことを以前よりも覚えることができました。
 
みんな可愛い。しかも素直そう。こりゃイカれるオバハンが多いのがわかる(笑)。
だけど、この回って“ARMY BOMB 応援上映会”だったんですよ。
客は私を含めて5人だし、応援する気満々で来場したとおぼしき女性2人も恥ずかしそうで声出し無し。
まぁ、2019年の作品の再上映ですもんね。ARMYの皆さんはすでに観まくった後なのか。
それとも箕面だからわざわざ足を運ばないのか。
大盛り上がりの応援上映会を一度は観てみたいものです。
 
さて、このあと続けてもう1本。

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35回目の『トップガン マーヴェリック』

34回目を観たのは昨秋、なんばパークスシネマのライブ音響上映でした。
あれから約7カ月が経ちまして、今も同劇場でライブ音響上映開催中ですが予定立たず、
しばらく観る機会がないかなと思っていたら。
 
109シネマズ大阪エキスポシティと109シネマズ箕面で『トップガン マーヴェリック』を再上映中。
できれば前者でIMAXレーザーGT版を観たかったけれど、時間が合わず。
4DX字幕版なら間に合いそうな時間にありましたが、
そこで後者のScreenX版を鑑賞することに。
 
ここまで私が「追いトップガン」したくなる理由はここに記したとおりです。
半年以上ぶりに観ると、やっぱりオープニングシーンから胸いっぱいになります。
もう新たな発見などは皆無だけど(笑)、ずっと気になっていたことを思い出す。
 
たとえば、マーヴェリックとルースターが「んで、今からどうするねん」と話すシーン。
ならず者国家の基地を偵察しているときって、かなりの高さの山の上にいませんか。
あんなところから下まで降りるのって、なんぼほどかかるねんと思う。
それがシュシュッと降り立って、戦闘機F-14を盗んで飛び去ることに成功するのですよね。
 
まぁそもそもマーヴェリックがマッハ10.3まで到達したあとに墜落して、生還できること自体、不思議なのですが。
ルースターを助けた後に撃墜されたときも、パラシュートも開いていないのに無事だったのも私は驚きましたけれど、
そこのツッコミは本業の人たちから入っていないようなので大丈夫なのでしょう。
 
そういえば、これは以前から思っていたのに書いたことがありませんでしたが、
マッハ10.2だか10.3に到達することに成功したときにチラリと映る黒人の俳優が気になっていました。
ちょっとイドリス・エルバに似たおじさん。
この人の名前を調べようと思って忘れていたのでこの機会に。チャズ・イングラムというらしい。
ちなみにダークスター墜落後に立ち寄るダイナーウェイトレスのおばちゃんはレイチェル・ウィンフリー。
めっちゃいろんな映画に出演している女優のようですが、日本の映画データベースではヒットなし。
てなふうに、いろんな俳優の名前を調べるのも楽しい。
もっとも、楽しいのはその役名が何になっているかということなのですけれど。
 
再上映期間中にIMAXレーザー版も観に行けたら行きたいと思っています。

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『あんのこと』

『あんのこと』
監督:入江悠
出演:河合優実,佐藤二朗,稲垣吾郎,河井青葉,広岡由里子,早見あかり他
 
なんばパークスシネマにて2本ハシゴの2本目。
 
入江悠監督が目に留まった三面記事をモチーフに撮った作品。
『愛なのに』(2021)を観て以来、大注目している河合優実は、今や大変な売れっ子のようで。
 
幼い頃から母親に虐待され、売春で金を稼いでくることを強いられていた杏(河合優実)、21歳。
覚醒剤を打って体を売っているときに相手の男が倒れたことから警察に捕まる。
 
彼女に更生の道を示したのが刑事の多々羅(佐藤二朗)。
一匹狼で態度もでかい彼は組織には馴染まず、よく思わない者が多いが、
生まれて初めて信用できる大人に出会った杏は、次第に多々羅に心を開きはじめる。
 
多々羅の友人で週刊誌記者の桐野(稲垣吾郎)もそんな杏のことを気にかけ、
3人でラーメンを食べに行くなど、行動を共にすることが増える。
 
しっかりと更生への道を歩んでいるかに見えた杏だったが、
彼女を稼ぎ手としか考えていない母親の春海(河井青葉)は、杏を家に連れ戻そうと必死。
自分に優しい祖母の恵美子(広岡由里子)の力にはなりたいと、
介護職の資格を取ろうと真面目に働く杏のもとへ春海が乗り込んできて……。
 
機能不全家族というのですね。
河合青葉演じる母親は『市子』(2023)の母親像とかぶるものの、あっちがマシにすら思えます。
あっちは障害を抱える娘のためという面がまだあったけれど、こっちは一切なし。
小学生の娘に体を売らせる母親ってどんなですか。娘を愛していると言えますか。
 
せっかく毒親から離れて一人暮らしを始めても、コロナ禍がそのじゃまをする。
小学校すらまともに行かずに読み書きが難しい杏が学ぶことに喜びを見いだすと休校になり、
働いていた介護施設も職員を減らさざるを得なくなる。
生きることが本当に大変でもがき続ける杏を見ているのがつらい。
 
ひと筋の光も見えません。
小さな記事の中にいた杏が、今こうして映像の中の主人公となったことで少しは救われたかどうか。

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