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『ピートと秘密の友達』〈吹替版〉(TOHOシネマズ1ヶ月フリーパスにて鑑賞の6本目@梅田)

『ピートと秘密の友達』(原題:Pete’s Dragon)
監督:デヴィッド・ロウリー
出演:ブライス・ダラス・ハワード,オークス・フェグリー,ウェス・ベントリー,
   カール・アーバン,ウーナ・ローレンス,ロバート・レッドフォード他

12月最後の週。月曜から金曜まで毎日忘年会の予定。
月曜日、午後休を取って忘年会前に梅田で2本。

映画が始まるまでアニメだと信じていました。
始まってからも、『妖怪ウォッチ』のごとく実写パートなのかと思っていました。
アニメじゃないとわかるまで数分。
どんだけ知らずに観に行ってるねんと自分で呆れました。(^o^;

「洋画は字幕で観る派」なので、これもそうしたかったのですが、
どこを見渡しても吹替版しかなく。
どうせタダなんだからまぁいっかと妥協しました。
鑑賞後の今、やっぱり字幕で観たかったけれど、
吹替版でもじゅうぶんに楽しい作品だと思えます。
『ピートとドラゴン』(1977)のリメイクだそうで、それも知らなんだ。

幼いピートは両親と楽しいドライブに出かけるが、
目の前に飛び出してきた鹿を避けようとして、車が転落。
両親は死亡し、ピートだけがその場に残される。

ピートが森の中をさまよっていると、獰猛な動物に取り囲まれる。
ところが、ピートを襲う気満々だった動物たちが急に逃げ出す。
それはとてつもなく大きなドラゴンが現れたから。
ドラゴンに食べられてしまうのかと観念するピートだったが、
思いがけずドラゴンはピートに手を差し伸べ、森の中で共に暮らすようになる。
ピートは大好きな絵本のキャラクターに因んでドラゴンにエリオットと名づける。

6年後。相変わらず森で暮らすピートとエリオット。
平和な毎日のはずが、このところ近くまで人間が来ているようだ。
それは、森を守ろうとしている女性グレース。
しかしグレースの抗議も実らず、森の木が次々と伐採されてゆく。

その日も木の伐採にやってきた森林組合の男たち。
ピートがこっそり様子を窺おうとすると、
グレースの恋人ジャックの娘ナタリーと目が合ってしまう。
逃げ出したピートをナタリーが追いかけるうちに負傷。
ピートの存在がバレて大騒ぎになり、ピートは保護される。

幼い少年が6年間たったひとりで生き延びたとは思えない。
事情を聞こうとするグレースに、ピートはエリオットのことを話すのだが……。

最初はなんだこの『ジャングル・ブック』(2016)のドラゴン版はと思いました。
『アーロと少年』(2015)なんてのもあったし、どれもこれもディズニー。
新しいネタで勝負してほしいとも思ったけれど、無難にいい話。

ロン・ハワード監督の娘であるブライス・ダラス・ハワードは、
『ヘルプ 心がつなぐストーリー』(2011)では陰険なマダムが似合っていましたが、
本作では愛情深い女性を演じていてビックリ。ものすごくイイ。
彼女の父親役にロバート・レッドフォード。シワシワでもさすがです(笑)。

二番煎じどころか五番煎じぐらいの感がなきにしもあらずですが、
大人も子どもも安心して観られる1本。
森が消えてなくなりませんように。
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