MENU

『BADBOYS THE MOVIE』

『BADBOYS THE MOVIE』
監督:西川達郎
出演:豆原一成,池﨑理人,山中柔太朗,井上想良,井頭愛海,岩永丞威,大下ヒロト,山谷花純,兵頭功海,青柳翔他
 
の命日に休みを取り、墓参に行く前にまずは109シネマズ大阪エキスポシティにて前述の『ヴィクラム』を鑑賞。
名神に乗って京都へ向かい、雨のなか傘を差しつつ花を替えたり軽く掃除したり。
ほとんどデンして帰るぐらいの勢いでごめんね、弟よ。(^^;
 
再び109シネマズ大阪エキスポシティに戻り、本作を観ました。
休みを取った日に映画1本だけというのが勿体ない気がしていただけなので、観ても観なくてもどうでもよかったんですけど。
で、平日の昼間、本作のシアターには私ひとりきり。今年4回目の“おひとりさま”でした。
 
原作は1988年から1996年に渡って『ヤングキング』に連載されていた田中宏の伝説的不良漫画
1993年にOVA化され、2011年に実写映画化。三浦貴大、阿部進之助、細田よしひこ、鈴木勝吾、徳山秀典などが出演。
このうち、鈴木勝吾が演じた桐山司を主人公に2013年にはTVドラマ化され、同年劇場版公開。
司役は中島健人だったそうです。ほかの出演者も当時のジャニーズJr.乃木坂46の面々が多数出演していた模様。
 
そして今回、司を演じるのはJO1豆原一成。っちゅうても私は全然知らんのですけれど。
 
桐木司(豆原一成)は小学生の頃、不良に絡まれてカツアゲされかけていたところを村越(青柳翔)に助けられる。
そのとき、テッペンを取って伝説になると司に語っていた村越は、本当にそれを成し遂げる。
以降、行方をくらましてしまった村越への憧れがピークに達し、司は不良になるべく家出する。
 
チャリで飛び込んだのは最大勢力を誇る“陴威窠斗(ビースト)”が集まる場所。
ナンバー2の高間数俊(大下ヒロト)から面白がられ、喧嘩に勝てば仲間に入れてやると言われるが惨敗。
ふざけた野郎だと皆から追いかけられて必死に逃走。
その途中、レクサスにぶつかり、持ち主の川中陽二(池﨑理人)から弁償を求められる。
 
陽二に連れて行かれた先は単車のリペアショップ“走死走愛(そうしそうあい)”。
そこには陽二の連れの中村寿雄(山中柔太朗)と岩見エイジ(井上想良)がいた。
3人ともかつてはどこぞのグループに所属していた不良だが、今はどこにも属さず、気ままな毎日を送っている。
数々の改造車に目を輝かせる司が意外にも金持ちであることを知り、怒っていた陽二も機嫌好転。
 
家出中の司はこうして3人と親しくなり、走死走愛に寝泊まりを許されるように。
3人と懇意の喫茶店“魔羽巣(マウス)”の店主は“極楽蝶(ごくらくちょう)”の総長・トシこと原辺俊昌(山根和馬?)。
勢力拡大を狙う陴威窠斗がほかのグループを潰そうとしているため、
それを阻止すべく司を含む4人に力を貸してほしいとトシから言われるのだが……。
 
聞き分けのよいボンボンだった司は、女子と口を利いたこともありません。
陽二たちに連れて行かれたナンパスポットでも上手くナンパできずにひとりでいたところ、
同じように浮いていた由本久美(井頭愛海)と仲良くなって恋をする。そんなあるあるの恋愛話も入っています。
 
ヨワヨワの男子がいきなり喧嘩に強くなったり、単車を乗りこなしたり、ないっ(笑)。
陴威窠斗の総長・段野秀典(兵頭功海)になんて到底勝てそうにないのに、互角に渡り合います。ウッソー。
 
こいつら何して稼いでるねんと思うけど、悪いことしているシーンは一切なし。
ただお互いに張り合って喧嘩するのみ。
おそらくイマドキ描ける「悪いことするシーン」は限られているのでしょうね。
 
ヤンキー映画はそれなりに楽しいから嫌いじゃないけれど、そろそろ無理な時代になってきているのかもしれません。

—–

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

目次