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『映画 モンスターハンター』

『映画 モンスターハンター』(原題:Monster Hunter)
監督:ポール・W・S・アンダーソン
出演:ミラ・ジョヴォヴィッチ,トニー・ジャー,ティップ・“T. I.”・ハリス,山崎紘菜,ロン・パールマン他
 
もっと観たい映画はいっぱいあったのに、雨の日曜日、
大阪市内の劇場まで行く気になれず。
車でシュッと行けるTOHOシネマズ伊丹で2本ハシゴ。
 
1人は佳作の多い監督、もう1人は駄作の多い監督。
そして本作の監督は後者のほうです(笑)。
でもいいんじゃないでしょうかねぇ、こんな娯楽に徹した作品ばかりなのも。
開き直りみたいなものが感じられて、むしろ潔い。
 
始まりのシーンは、砂漠に雷が轟き、砂上を走っていた船を衝撃が襲います。
その船に乗っていたのは、ロン・パールマン山崎紘菜トニー・ジャー
砂の中からモンスターが出てきて、乗員を次々と惨殺。
トニーは船から投げ出され、そこで映像が切り替わる。
 
次に登場するのがミラ・ジョヴォヴィッチ率いる特殊部隊。
突然消息を絶った別チームの隊員たちを探していると、激しい砂嵐に見舞われます。
嵐が去ったかと思うと、そこは未知なる世界。
やはり砂の中から出てくるモンスターから逃げ惑ううち、隊員たちは皆死亡。
残るはミラのみ。
 
で、ミラとトニーが出会ってタッグを組み、モンスターと戦いつつ、
雷を発信している謎の塔を目指して突き進みます。
 
二人劇かと思うぐらい、終盤までずっとミラとトニーとCGのモンスターしか出てこない。
最初は敵か味方かわからずに投げ合い蹴り合いをするふたりの格闘が楽しい。
何しろ彼ってタイの至宝でしょ!? 私が勝手にそう思っているだけ?
言葉の通じないふたりがジェスチャーでコミュニケーションを取り合う姿に笑いました。
 
ロンと山崎紘菜は最初のあれだけで死んでもうたんかい。
と思っていたらそうじゃなかった。
私たちが住んでいる世界とロンたちが住んでいる世界、ふたつの世界が存在したんですねぇ。
 
元のゲームをまったく知らないから、ゲームファンの反応は知らないけれど、
こんな映画を小さな画面で観たってしゃあないし、大画面で観られて楽しかったです。

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