『ヘルボーイ』(原題:Hellboy)
監督:ニール・マーシャル
出演:デヴィッド・ハーバー,イアン・マクシェーン,ミラ・ジョヴォヴィッチ,
ダニエル・デイ・キム,サッシャ・レイン,トーマス・ヘイデン・チャーチ他
大阪ステーションシティシネマで2本観てからTOHOシネマズ梅田へ移動。
ここでも2本ハシゴ。
『ヘルボーイ』といえばギレルモ・デル・トロ監督、
原作者のマイク・ミニョーラが監修を担当しているのだそうです。
地獄生まれの“ヘルボーイ”。
そのおぞましい容貌からは想像もつかない心根の優しいダークヒーロー。
育ての親であるブルーム教授を父親と信じるヘルボーイは、
いまや教授が勤める超常現象調査防衛局(B.P.R.D.)のエース。
そんななか、英国に人を食う巨人が3体も出没。
魔物退治隊の応援に向かうことを命じられるが、
隊員たちから攻撃を受けて殺されかけ、間一髪のところで逃げる。
隊員たちは出没した3体の巨人に無残に食いちぎられて全滅。
ヘルボーイはひとりでなんとか3体を退治して帰る。
味方のはずの隊員から命を狙われた憤りを教授にぶつけたところ、
今はそれについて愚痴っているひまはない様子。
“ブラッドクイーン”と呼ばれる最強の魔女ニムエが封印を解かれ、
1500年の眠りから目覚めたらしい。
その昔、アーサー王に体をバラバラにされたニムエは、人類に復讐したい。
人間界に魔物を解き放ち、地上を地獄に変える計画を実行に移し……。
かなりグロいです。直視できなかったシーン多数。
ギレルモ・デル・トロ版『ヘルボーイ』にそんな記憶はなく、
醜くも愛らしいヘルちゃんとその仲間たち、みたいな印象があったから、
このリブート版は私にとってはかなり衝撃的。
でも、グロい部分を除けば、グッとくる台詞もいろいろ。
魔物を退治する立場にありながら、ヘルボーイを拾い上げて育てた教授。
幼い頃に自分を助けてくれたヘルボーイのことを忘れず、
今度は自分が彼を救おうとするアリス。
ヘルボーイの相棒で最初は嫌な奴でしかなかったダイミョウ。
このチームが凄くいい。
ミラ・ジョヴォヴィッチ演じるニムエについて「豊満な胸」とかいう表現があって、
そこは「冗談やろ」と突っ込み入れたくなりました(笑)。
続編もあるようで。まぁ観るかな。
偏見を持たないことって難しい。でもそんな人間になりたい。
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