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『最高の花婿』、2回目。

大阪と兵庫に緊急宣言事態宣言が発令され、劇場は軒並み休業中。
営業している京都シネマまで出かけて『もみの家』『淪落の人』を鑑賞したけれど、
ほかに上映中の作品で未見のものは、その後2時間15分空けなければ無し。
普段であれば、ココン烏丸の1階にある“オーバカナル”で1杯飲みながら
読書してその2時間15分を潰すところですが、オーバカナルも休業中。
 
う〜ん、どうしようと迷っていたら、
500円で観られる名画リレーという催しで上映中の作品が目に飛び込む。
おっ、これは4年前にシネ・リーブル梅田で観て、めっちゃ笑ったやつ。
『最高の花婿』をもう一度観ることにしました。
 
フランスのシノンに豪邸を構える夫婦には娘が4人。
長女、次女、三女がそれぞれにフランス人ではない男性と結婚し、
四女だけはフランス人と結婚してくれるものだと信じていたら、
なんと今度はアフリカ系黒人を連れてきた、というお話でした。
もうほんとに楽しくて大笑い、ちょっぴりじんわり、
ハートウォーミングとはこういう作品のことだなと思ったものでした。
 
本当はこの続編である『最高の花婿 アンコール』が先月末から公開の予定でしたが、
コロナ騒動のせいで公開延期に。
で、こうして名画リレーでかかっているというわけですね。
 
2回目もやっぱりすごく楽しい作品でした。
こんな映画を観ている間は、世間の暗い話を忘れられる。
劇場を出てから、がら空きの街並みを見て、客の少ない電車に乗ると、
一気に現実に引き戻されます。そのときの喪失感の大きさといったら。
 
劇場もどこも大変。
今さらですが、この日は京都シネマの会員になりました。
これまでは第七藝術劇場などの劇場間相互割引価格で観ていたのですけどね。
劇場もがんばれ!

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