『カーライル ニューヨークが恋したホテル』(原題:Always at The Carlyle)
監督:マシュー・ミーレー
シネ・リーブル梅田で『火口のふたり』を観たあと、テアトル梅田に移動して。
百貨店とかホテルとかブランドのドキュメンタリー、わりと好きです。
中でも特に印象に残っているのは『ニューヨーク・バーグドルフ 魔法のデパート』(2012)。
バーグドルフの販売員の年収を聞いておったまげた覚えが。
おったまげた割にはいくらか覚えていませんが、
日本のそこそこの企業の役員年収を超えていた気がします。
1930年創業の老舗ホテル“ザ・カーライル ア ローズウッド ホテル”。
いくらセレブでも200万円となると「屁でもない」とは思えませんが、
世界中のセレブが絶賛するホテルのようです。
セレブ御用達のホテルのお約束、従業員は絶対に口が固くなくてはなりません。
支配人はもちろん、コンシェルジュ、エレベーター係、客室係、みんな口が固い。
でも茶目っ気たっぷりにセレブ客について話してくれます。
従業員に特に人気が高いのは、ジャック・ニコルソンとジョージ・クルーニーの模様。
本作のインタビューで面白かったのは、アンジェリカ・ヒューストンとアラン・カミング。
いやもう顔ぶれだけで楽しいではないですか。
生まれ変わったら、そうだなぁ、こんなホテルに泊まれる身分になってみたい。
気分だけでも映画で味わってみてはいかがですか。
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