MENU

『西遊記 はじまりのはじまり』

『西遊記 はじまりのはじまり』(原題:大話西遊之三藏付魔)
監督:チャウ・シンチー
出演:ウェン・ジャン,スー・チー,ホアン・ボー,ショウ・ルオ,
   クリッシー・チョウ,シン・ユー,リー・ションチン,チウ・チーリン他

『MIRACLE デビクロくんの恋と魔法』を観た翌日もダンナが飲み会。
2日続けてTOHOシネマズ伊丹へ行くことに。

TOHOシネマズ伊丹が入っているイオンモール伊丹へは、
仕事帰りに寄るには通称「中環」、大阪府道2号線をずんずん行きます。
これが猪名川手前付近で国道171号線と交わり、
猪名川にかかる軍行橋を渡って南下すると、数分でイオンモール伊丹。
道がすいていれば吹田の職場からここまでは20分程度で行けるので、
終業後にダッシュで退出、17:45開映の作品に間に合わせることも可能です。

この日、本作の開映は18:40。
本来ならば余裕なのですが、イオンモール伊丹よりも西側に寄りたいところがあり、
用事を全部片づけると間に合うかどうか微妙。
しかも、イオンモール伊丹は職場から直接だと上記のように非常に行きやすいのですが、
一旦それを通過して西側まで出てしまうと、方向音痴の私には戻るのがなかなか難しい。

案の定、道に迷いました。
道が若干混んでいたため、伊丹に着いたのが18:10頃。
用事を片づけたはいいけれど、すぐそこにイオンモール伊丹が見えているのに、
高架下の側道からそこまではたどり着けない。
ちょっと涙目になりつつ、周辺を走り回ってようやく着いたのが18:45。
予告編はほぼ終わっていましたが、どうせ昨日も観ているし。本編にはセーフ。

伊丹で用事を片付けてから映画を観ようと思うとなぜかいつも道に迷います。鬼門だわ。
と、どうでもいい話をすみません。

とても楽しみにしていた本作、大好きなチャウ・シンチー監督の作品です。
チャウ・シンチー監督の大ファンである作家の馳星周氏
このペンネームが監督の漢字表記“周星馳”を入れ替えたものだというのは有名なお話
本作は“西遊記”をモチーフにした奇想天外な作品です。

三蔵法師が孫悟空たちと天竺を目指して旅に出る前の物語。

玄奘(後の三蔵法師)は、心優しき、冴えない妖怪ハンター。
妖怪をばったばったと退治したい気持ちもあるが、
師匠の教えにより、妖怪に“わらべ歌”を聞かせて、
妖怪が本来は持っていたはずの善き心に訴えかけることを毎度試みている。

川に出没する妖怪(後の沙悟浄)に襲われた村を救おうとやってきた玄奘。
しかしわらべ歌が効かずに四苦八苦していたところ、
凄腕の女性妖怪ハンターの段が現れて、あっというまに妖怪を退治する。

その後、山奥の料理屋を訪れた玄奘は、豚の姿をした妖怪(後の猪八戒)に遭遇。
苦戦していたところをまたしても段に救われる。
妖怪を生け捕りにしたはずが、そいつは豚から巨大な猪へと変身、逃げられてしまう。

猪の妖怪をどうすれば退治できるのかと師匠に相談したところ、
そいつを退治できるのは五指山の麓に幽閉されている孫悟空だけだと教えられる。
孫悟空に会うため、玄奘は五指山へと向かうのだが……。

邪悪な孫悟空が殺した相手をむしゃむしゃ食べるシーンなど、
結構グロテスクなシーンはあるものの、楽しいです。
こういう邪悪な顔つきのケダモノ系登場人物って、
『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』同様にはぐれ者感がおもしろい。

妖怪も妖怪ハンターも個性豊か。
段役にはお久しぶりの印象があるスー・チーで、両目の離れ具合が懐かしい。(^o^)
ラブストーリーが似合う女優だと思っていましたが、
これならアクションでルーシー・リューと張り合えるかも。
めちゃめちゃ強いのに弱っちい玄奘に惚れて女オンナするところも可愛かったです。

突如として流れる“Gメン’75”のテーマソングに笑ってください。
—–

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

目次