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『Diner ダイナー』(TOHOシネマズ1ヶ月フリーパスにて鑑賞の21本目@伊丹)

『Diner ダイナー』
監督:蜷川実花
出演:藤原竜也,玉城ティナ,窪田正孝,本郷奏多,武田真治,斎藤工,佐藤江梨子,
   金子ノブアキ,小栗旬,土屋アンナ,真矢ミキ,奥田瑛二他
 
2017年に読んだ本のうち、私はいちばん好きだった本を1冊に絞れませんでした。
国内の作品では『雪の鉄樹』『ダイナー』、つまり本作の原作がベスト。
その本が映画化されるのだから、観に行かないわけにはいきません。
ダンナ帰国の前日、終業後に映画を2本ハシゴするラストチャンスだった金曜日、
奇しくも本作の封切り日で、いそいそと。
 
いそいそととはいうものの、予告編に大きな違和感を抱いていました。
だって私のイメージならば本作の主人公ボンベロは遠藤憲一か、
もうちょっと男前がいいから佐藤浩市(エンケンさん、ごめんなさい)。
それ以上に見たいのがジェイソン・ステイサムのボンベロです。
藤原竜也は確かにいい役者だと思いますが、ボンベロではない。
予告編で「俺は〜、ここの〜、王だ!」と芝居がかった姿になんだかなぁ。
 
1枚の写真に魅せられて、どうしてもその地を旅したくなった少女カナコ(玉城ティナ)。
旅行代金30万円を工面するために怪しげなバイトに手を出し、闇組織に捕まる。
一緒に仕事に失敗した2人(斎藤工佐藤江梨子)が命乞いをするもお陀仏。
「おまえは何かできるのか」と問われたカナコは、咄嗟に「料理が得意です」と叫ぶ。
 
連れて行かれた先は殺し屋専門のダイナー、客は全員人殺し。
そのダイナーのシェフも元殺し屋のボンベロ(藤原竜也)。
そこでウェイトレスとして働くことになったカナコは、
少しでも粗相をすれば誰かに殺されるかもしれない状況に震え上がる。
前任のウェイトレスたちも次々と殺された様子。
 
カナコは、たまたま解錠に成功した金庫の中にお宝があるのを発見。
それを盗んで隠すと、「見つけたければ私を殺さないで」とボンベロに言う。
仕方なくカナコを雇いつづけることになったボンベロ。
 
スキン(窪田正孝)、キッド(本郷奏多)、ブロ(武田真治)と、
続々入店するイカれた殺し屋たち。
ボンベロのもと、はたしてカナコは生き延びられるのか。
 
蜷川実花監督ですから、スタイリッシュなけばけばしさがあります。
しかし原作ではヨダレが出そうだったハンバーガーがまったく美味しそうじゃない。
色が綺麗なだけでパサパサ感が漂っている。
ほかの料理にも「温度」、特に温かい料理のそれが感じられなくて心が躍らない。
 
まぁ、料理を見るための映画ではありませんから、
蜷川監督らしさを楽しめればそれでいいのでしょう。
 
意外にロマンチックな最後が待っていますが、
そんなシーンも藤原竜也と玉城ティナでは私は全然憧れない。
やっぱりジェイソン・ステイサムでハリウッドリメイクをお願いします。
カナコ役はハリウッド女優なら誰がいいかなぁ。
真矢みき演じる姉御ブレイズ役にはエヴァ・グリーンを推したい。

—–

『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』〈字幕版〉(TOHOシネマズ1ヶ月フリーパスにて鑑賞の20本目@伊丹)

ファーストデーに109シネマズ箕面でIMAX3D版を有料鑑賞しましたが、
フリーパスを持つ身としては無料鑑賞もしておきたい。
ということで、『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』をふたたび。
 
3Dで字幕版を鑑賞済みなので、吹替版を観たいと思っていたのです。
しかし終業後にTOHOシネマズ伊丹へ向かったら間に合わず、
予定を変更して字幕版を選択しました。
 
実はこの翌日がダンナの帰国日で、
出張だったのは19日間、その間にすでに20本以上観ていたので
ほんとにへろへろ。このところ上映中によく寝てるでしょ(笑)。
これは3D版を観たときにすごく面白かったから、
なんぼ疲れていても寝ないだろうと思っていたのに、
2回目はやっぱり寝ますね。(^^;
 
話の流れは頭に入っているから、ここ寝といてもええとこやとか、
ここ好きなシーンがあるしちゃんと起きとことか、
タダで観ているゆえにもったいない感なく、計算して寝られます(笑)。
 
前回観たときには書き忘れていたオープニングのこと。
トニー・スタークをはじめとする“アベンジャーズ”の亡くなったメンバーを追悼。
真面目にそう思っていたら……で可笑しい。
 
AC/DCがかかった瞬間に、ツェッペリンが好きだと叫ぶピーター・パーカー
MJがジェームズ・エルロイの『ブラック・ダリア』ファンだという話って、
前作のどこかに出てきましたっけね。知らんなぁ。
 
と、まぁ2回目も楽しく。
ジェイク・ギレンホールに悪役はしてほしくなかった思いは消えませんが、
これはこれで彼も楽しそうだ。
 
あとはフリーパスで吹替版の鑑賞を狙っています。
→結局、吹替版は無料鑑賞しそびれましたぁ(泣)。

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『今日も嫌がらせ弁当』(TOHOシネマズ1ヶ月フリーパスにて鑑賞の19本目@西宮)

『今日も嫌がらせ弁当』
監督:塚本連平
出演:篠原涼子,芳根京子,松井玲奈,佐藤寛太,岡田義徳,村上知子,佐藤隆太他
 
観たってわかるはずもない『うた☆プリ』に挑戦して撃沈される。
よく寝られたから良いような悪いような。
休息じゅうぶんでハシゴ2本目の本作へ。
 
『ファイナルファンタジーXIV 光のお父さん』と同様、これも人気ブログの映画化。
 
東京都でありながら東京から200キロ以上離れている八丈島。
持丸かおり(篠原涼子)は夫の島次郎(岡田義徳)を亡くして以来、
女手ひとつで娘たちを育ててきた。
長女の若葉(松井玲奈)は家を出て一人暮らしを始めたから、
今は次女の双葉(芳根京子)と二人の生活。
 
しかし、高校生になって反抗期を迎えた双葉はとことんかおりを無視。
車で送ってほしいときすら目の前にいるかおりに直接は頼まずにLINEで。
腹が立って仕方ないかおりは、なんとかしようと頭を巡らせる。
キャラクターは卒業したと双葉が友だちに話すのをたまたま聞き、
毎日キャラ弁を持たせるという嫌がらせを始めるのだが……。
 
キャラ弁って、見ているだけで楽しいものですねぇ。
凝りに凝ったかおりのキャラ弁をブログで見て、
自分もこんな弁当をつくりたいと思うシングルファーザー佐藤隆太
かおりに教えてもらい、ごはんに海苔で顔をつくったまではよかったけれど、
それだけで時間を取られすぎておかずがなくなる。
慌てて入れたミートボールのケチャップが流れて、
目ぇから血ぃ出してるみたいになり、幼稚園児が泣き出すシーンは笑いました。
 
素直になれない双葉ですが、お弁当に八つ当たりしたのは一度だけ。
なんだかんだで3年間完食、最後のお弁当は涙を誘います。
 
5年近く前のブログの映画化ゆえ、登場キャラがちょい古い。
あの芸人さんたち、今はどうしているのかと思うほどは古くないけど、
ちゃんと仕事があるのかちょっと心配。(^^;
 
個人的には、全然知らなかった八丈島のことが知られて楽しかったです。

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『劇場版 うたの☆プリンスさまっ♪ マジLOVEキングダム』〈応援上映〉(TOHOシネマズ1ヶ月フリーパスにて鑑賞の18本目@西宮)

『劇場版 うたの☆プリンスさまっ♪ マジLOVEキングダム』
総監督:古田丈司
監督:永岡智佳
声の出演:寺島拓篤,鈴村健一,谷山紀章,宮野真守,諏訪部順一,下野紘,鳥海浩輔,
     森久保祥太郎,鈴木達央,蒼井翔太,前野智昭,
     緑川光,小野大輔,代永翼,内田雄馬,高橋英則,木村良平,山下大輝他
 
またまた終業後に2本ハシゴ。TOHOシネマズ西宮にて。
 
まったく観るつもりはなかったのです。
そもそも本作の鑑賞にフリーパスは使えないと思っていました。
しかし、この日観るつもりだったのは20:55上映開始の作品で、
西宮ガーデンズに到着したのは18時半、食事しても時間が余る。
 
で、劇場スタッフに尋ねてみました。「これにフリーパスは使えますか」って。
そうしたら「使えるのは使えますけど」とのお返事。
なんでしょうね、このビミョーな返事は。
おそらく私のことを「絶対『うた☆プリ』知らん奴」と思わはったのでしょう。
事実、全然知りませんし。そやのに応援上映って、いささか無謀。
 
週末の応援上映はすでにほぼ満席でしたが、この日は空き空き。
それでも私以外の客はペンライト等の応援グッズをしっかり持参。
すんません、こんなド素人のやる気ない客が紛れ込んで。
 
結果、まったく全然ちぃともわからず。
おそらく『ラブライブ!』の男性版。
アイドル志望の男子たちが見事アイドルになり、本作はそのライブ。たぶん。
“ST☆RISH”、“QUARTET NIGHT”、“HE★VENS”という3つのアイドルグループらしい。
一応上記の声の出演キャストはグループ毎にしてみました(笑)。
 
誰がどうとか、今までの話とか、1ミリもわからん状態で延々アニメライブ映像。
歌がすごく良ければ聴き入る可能性はありましたが、私が気になる曲はない。
よって全編爆睡。これを「今年観た1本」に数えてすみません。
 
終わったからとっとと退出しようとしたら、アンコールまでありましたがな。
「アンコールありがと~っ!」。
いえ、ここに早く出て行きたい客1名。場違いでした。ほんま、すんません。

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『海獣の子供』(TOHOシネマズ1ヶ月フリーパスにて鑑賞の17本目@伊丹)

『海獣の子供』
監督:渡辺歩
声の出演:芦田愛菜,石橋陽彩,浦上晟周,森崎ウィン,
     稲垣吾郎,蒼井優,渡辺徹,田中泯,富司純子他
 
連日連夜の映画三昧と飲み会でそろそろ体力も限界に近い。
でも、フリーパスがあるというのに、何も予定がない日に直帰するのももったいなくて、
TOHOシネマズ伊丹にて1本だけ。
 
わりと好きな絵で冒頭から引き込まれそうだったのに、
なぜか途中でまた爆睡してしまった。(^o^;
 
中学2年生の琉花。今日から楽しい夏休み、のはずだった。
部活のハンドボールで活躍して有頂天気味にプレーしていたら、
それをよく思わない相手から足をひっかけられて激怒。
仕返しに肘で鼻を突いてやったら相手は号泣。
顧問から職員室に呼ばれ、トラブルメーカー呼ばわりされる。
謝罪する気がないのならもう部活に参加するなとも。
 
私だって怪我をした。先に仕掛けたのは向こう。謝りたくない。
部活に参加できなくて時間を持てあます琉花は、
母親とは別居中の父親が勤める水族館へと向かう。
 
その水族館の大水槽の中を泳ぐ少年の姿に琉花はビックリ。
父親によれば、海という名前のその少年は、兄の空とともにジュゴンに育てられ、
このたび保護されたらしい。海で育ったせいでふたりの皮膚は極端に乾燥しやすい。
彼らが暮らしていけるように、今は水族館で預かって研究を重ねているとのこと。
 
琉花は兄弟と時間を過ごし、交流を深めてゆく。
そんな折、地球上ではさまざまな不思議な現象が勃発して……。
 
最初の水族館のシーンはまるで『アクアマン』だと思いました。
だから寝ることはないと安心していたら睡魔が。
 
海と空がなぜジュゴンに育てられたのかのがわからず、
いつかその説明があるのだろうと思っているうちに話がどんどん進み、
結局わからなくて寝てしまったのです、たぶん。
隕石騒動が起きた辺りからはやたら派手になってついていけず。
映像は非常に美しく惹かれたので、もう少し丁寧に描かれていたらと残念です。
 
ところで、私は仕返しに肘で鼻突いた琉花の肩を持ってしまいます。(^^;

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