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『ビーキーパー』

『ビーキーパー』(原題:The Beekeeper)
監督:デヴィッド・エアー 
出演:ジェイソン・ステイサム,エミー・レイヴァー=ランプマン,ジョシュ・ハッチャーソン,ボビー・ナデリ,
   デヴィッド・ウィッツ,ジェマ・レッドグレイヴ,ミニー・ドライヴァー,ジェレミー・アイアンズ他
 
MOVIX京都にて、前述の『盗月者 トウゲツシャ』の次に。
もともとはこっちが本命でした。ハゲ俳優の中でいちばん好きな、ジェイソン・ステイサムが出ているから。
 
アメリカの片田舎でひとり暮らす心優しき老婦人エロイーズ・パーカーが拳銃で頭を撃ち抜いて自殺。
彼女から納屋を借りて養蜂を営んでいたミスター・クレイが第一発見者となり、
たまたまそこへやってきたエロイーズの娘でFBI捜査官のヴェローナは、彼が母親を殺したと思い込み、拘束する。
 
その後の調べで、エロイーズが同日フィッシング詐欺に遭って全財産を失っていたことがわかる。
誤解と無礼を詫びるヴェローナからそれを聴いたクレイは怒りに燃える。
 
実はクレイは“ビーキーパー”と呼ばれる極秘プロジェクトの元工作員
富裕な老人を探し出して財産を根こそぎ奪い取ることを平然とおこなう企業を潰すと決め、
かつてのツテを使ってまずはエロイーズを罠にはめたコールセンターを突き止める。
そこに乗り込むとビルごと燃やしにかかり、防犯カメラも何もかも消滅したものだから、クレイの姿は知られないまま。
 
コールセンターのスタッフの話から、ビーキーパーと名乗っていた襲撃犯はクレイではないかと考えるヴェローナ。
実家の納屋を訪れるとすでにクレイは去った後で、クレイを殺そうとしたらしい輩の死体がごろごろ。
自分の母親の仇を討とうとしているクレイではあるが、FBI捜査官としての任務は果たさねばならず……。
 
コールセンターをいくつも持ち、高齢者を騙しまくる長・デレク役のジョシュ・ハッチャーソンのニヤニヤ顔が腹立たしい。
こんな詐欺を働いているのに真っ当な企業として扱われ、警備主任のウォレスは元CIA長官って、なんやねんこの会社。
デレクの母親は凄い金持ちのようだけど、何者かがわかるときは衝撃を受けました。ただの金持ちじゃないのね。(^^;
余談ながら、ウォレスをジェレミー・アイアンズが演じていますが、かなり呂律が怪しくなっているのが気がかり。
 
ジェイソン・ステイサムが負けるわけはないので安心して観ていられます。それにしても強すぎ。
続編もありそうな雰囲気ですが、このキャップの形は似合わない。次回からはもっと似合うキャップでお願いします。
 
京都で痛快な映画2本、観終わったのは22時半すぎで、終電を逃さないよう新京極を駆け抜ける。

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『盗月者 トウゲツシャ』

『盗月者 トウゲツシャ』(原題:盗月者)
監督:ユエン・キムワイ
出演:イーダン・ルイ,ルイス・チョン,マイケル・ニン,アンソン・ロー,ギョン・トウ,田邊和也他
 
友人夫婦の車で東福寺へ。
蕎麦会席をいただく前にのお墓にも連れて行ってもらいました。これも一石二鳥と言ってよいですか。ちゃう!?(^^;
ゆっくり楽しく食事したあと、イノダコーヒ本店でお茶してからお別れ。
私はMOVIX京都で映画を2本観てから帰ることに。
 
行き当たりばったりで映画に行くことはまずありません。この日も出かける前にオンライン予約済み。
時間的にちょうど良い作品は何かなと調べたところ、ノーマークだった本作がひっかかる。
へ〜、こんな香港映画があるのねと興味を惹かれて観に行ったら、これが大当たりでした。
いきなりのドンパチシーンは終盤になってようやく「おおっ、こういうことか」。
 
確かな目と腕を持つ時計修理工のマー(イーダン・ルイ)は、パーツだけ本物を揃えて偽物を仕上げるなんてお手の物。
富裕で傲慢な客を相手に、そんな「本物を使用した偽の高級時計」を売りつけることもある。
 
ある日、裏社会では有名な老舗時計店を仕切る二代目ロイ(ギョン・トウ)から窃盗チームへの参加を強要される。
それは銀座の時計店に保管中の「ピカソ愛用の時計」3点を盗み出すというもので、
マーが断ろうとすると、偽物販売の件を知っているらしいロイに脅される。
返事次第では命すら奪われそうで、致し方なくマーはチームに参加することに。
 
マーと共に東京へ向かうのは他に3人。
リーダーは先代ロイの忠実な臣下だったタイツァー(ルイス・チョン)で、戦略の策定と遂行に長けている。
爆薬の扱いならピカイチのマリオ(マイケル・ニン)は、壁などの破壊のみならず逃走経路にも詳しい。
鍵師の母親を持つヤウ(アンソン・ロー)は、今は眼を患っている母親の手術代を稼ぐため、母親の代わりに自分のチーム入りを志願。
 
東京に到着した4人は、客を装って下見をおこない、入念な計画を立てるが……。
 
ロイから指示されたのは3点を盗むことで、それ以上でもそれ以下でも駄目だと言われます。
しかし銀座の時計店に行ったマーは、その3点ではない時計に目が釘付けになります。
マーが長年、どうしても本物を見てみたいと思っていた“ムーンウォッチ”の43番。
アポロ11号に搭乗した宇宙飛行士バズ・オルドリンが着けていたとされるこの時計は、月面で初めて使用された時計とされるアメリカの国宝。
それが目の前に現れたものだから、平常心ではいられません。
 
そもそもロイは先代の臣下をすべて断ちたいと思っているから、タイツァーやマリオは捨て駒。
その巻き添えを食いかけているマーとヤウだけど、この4人のチームワークが最高で。
 
種明かしにニヤニヤしてしまう痛快クライムアクションです。
イーダン・ルイとアンソン・ロー、ギョン・トウは香港の男性アイドルグループ“MIRROR”のメンバーだそうで、道理でカワイイ。
香港版リメイクの『おっさんずラブ』ではイーダン・ルイが主演、オリジナルで田中圭が演じた役を務めているとのこと。
本作で悪役を演じたギョン・トウがグループではいちばん人気らしく、彼やアンソン・ローのほうがよりアイドル顔だとは思いますが、
三枚目的なところのあるイーダン・ルイのほうが私はうんと気に入りました。
 
連日飲み続けているし、京都からとっとと帰っとけよ私と思っていたけれど、これは本当に観てよかった。
めちゃめちゃ楽しい。

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『RM: Right People, Wrong Place』

『RM: Right People, Wrong Place』(英題:RM: Right People, Wrong Place)
監督:イ・ソクジュン
 
京都の樽酒と蕎麦のお店へ行った帰り、T・ジョイ梅田にて。
冬休み中でなければ間違いなくイオンシネマ茨木で観たでしょうが、
どっちみち本作はいつどこで観ようが割引なしの特別料金2,600円。
 
RMといえばBTSのリーダー。
昨年『JUNG KOOK: I AM STILL』でジョングクにハマらなければスルーしていたかもしれないけれど、
あれだけハマったらリーダーを無視するわけにはいきません。
 
RMが兵役を前にリリースした2枚目のソロアルバムのタイトルが“Right Place, Wrong Person”。
本作はその制作過程に密着したというドキュメンタリーです。
ソウルと東京、ロンドンでほかのクリエイターらと過ごす姿が収められています。
 
日本酒とワインを少なくとも4合飲んでからの鑑賞だったから、
あかんあかんと思いつつも瞼が落ちてきて、はい、大半寝てしまいました。
「ジョングク」と一瞬名前が出たときだけ覚醒する感じで。
 
リーダー、ホントにすみません。
リーダーが根っからの善人で、凄い才能の持ち主で、世界的スーパースターであることはちゃんとわかりました。
でもジョングクを観たときのようにシンプルに「カワイイ」とか「カッコイイ」とかは思えなくて、
もっと考えるアタマが必要でした。ちょっと難しい。
リーダーの本名がキム・ナムジュンで、ナムさん=リーダーと知ったのも昨年末の私。
今年はもっとBTSについて勉強して精進します。(^O^)
 
「飲んだら観るな、観るなら飲むな」と思うけど、映画も酒もどっちも好きなんだもの。
両方一日に楽しめる機会があるならきっと今後もまたやってしまう。(^^;

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『ロード・オブ・ザ・リング/ローハンの戦い』

『ロード・オブ・ザ・リング/ローハンの戦い』(原題:The Lord of the Rings: The War of the Rohirrim)
監督:神山健治
声の出演:市村正親,小芝風花,津田健次郎,本田貴子,村治学,田谷隼,山寺宏一,中村悠一,
     森川智之,入野自由,斧アツシ,大塚芳忠,沢田敏子,飯泉征貴,坂本真綾他
 
元日にTOHOシネマズ西宮で3本ハシゴの〆。
客はかろうじて私ともうひとり。正月早々、上映終了時刻が23時の回にはそんなに客は来ないか。
 
アメリカ/イギリス/日本作品で、できればこれも字幕版を観たかったけれど、ここでは吹替版の上映しかなし。
“ロード・オブ・ザ・リング”3部作を手がけた製作陣が、その200年前に遡る戦いの物語を長編アニメ映画化。
 
誇り高き騎士の国ローハンでは、偉大なる王ヘルムのもと、民も平和な日々を送っていた。
ある日、ヘルムが招集した領主のうちのひとりで横柄なフレカが、自らの息子ウルフとヘルムの娘ヘラを結婚させよと言う。
ウルフとヘラは幼なじみでお互いに好意を抱く仲ではあるが、ヘラは誰とも結婚する気などない。
また、ヘルムはフレカの息子にヘラを嫁がせる気持ちなど皆無で、あっさり断る。
 
憤慨したフレカはヘルムに殴りかかり、ヘルムが殴り返したところ、一撃でフレカは死亡。
ウルフもローハンから追放されることになり、ヘルムを激しく憎む。
 
ウルフの消息はわからないまま時が経つが、出先で猛獣を退治したヘラが何者かに拉致される。
ヘラのいとこフレアラフや侍女オルウィンらがひそかにつけて行くと、なんとそこにはウルフがいた。
ローハンを征服することを目論むウルフが同志を集め、リーダーとなって襲撃の機会を図っているらしい。
 
ヘラの救出には成功したものの、ウルフは大軍を率いてローハンに襲いかかり……。
 
夜も遅いし、134分の長尺だし、絶対眠くなるだろうと思っていたのに、全然そうならず。
“ロード・オブ・ザ・リング”は一通りしか観ていないけれど、思いのほかわかりやすい話で没入できました。
さまざまな登場人物のことをもっと覚えていれば、もっともっと楽しいと思います。
私が「おおっ、この人は」と思い出せたのはサルマンだけですからね。(^^;
 
200年前から始めて、シリーズをまた辿るのが良いかもしれません。

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『ソニック × シャドウ TOKYO MISSION』

『ソニック×シャドウ TOKYO MISSION』(原題:Sonic The Hedgehog 3)
監督:ジェフ・フォウラー
出演:ジェームズ・マースデン,ジム・キャリー,クリステン・リッター,ナターシャ・ロスウェル,
   シェマー・ムーア,ティカ・サンプター,リー・マジドゥー,アリーラ・ブラウン他
声の出演:中村悠一,山寺宏一,渡辺昭乃,斎藤こず恵,咲野俊介,井上麻里奈,濱野大輝,悠木碧,
     中川大志,森川智之,木村昴,広橋涼他
 
元日にTOHOシネマズ西宮で3本ハシゴの2本目。
 
行動範囲内の劇場はどこも吹替版の上映しかしていないし、洋画は字幕で観る派の私はスルーするつもりでいました。
けれど1本目と3本目の隙間を埋める時間帯の作品はこれしかなく、
そういえば『ソニック・ザ・ムービー』(2020)は意外と楽しかったのを思い出して観ることに。
 
書くまでもないと思いますが、“ソニック”は日本が誇るセガが生んだ世界的人気ゲームのキャラクター。
超音速で走れる青ハリネズミです。
 
ハリモグラのナックルズとキツネのテイルスと共にワカウスキー夫妻のもと、幸せに暮らしているソニック。
ある日、みんなでパーティーを開いていたところ、政府の極秘施設“GUN”の長官ロックウェルがやってきて、
日本の沖合にある刑務所に50年間氷漬け状態で収容していた黒ハリネズミのシャドウが突然目を覚まし、脱走したと言う。
ついては“チームソニック”でシャドウを捕まえてほしいと。
 
要請を受けて東京へと向かったソニックたちだったが、シャドウは想像以上の強敵。
50年前に研究施設でプロフェッサー・ジェラルドによってつくられたシャドウは、
ジェラルドの孫娘マリアと仲良くなり、施設から出ることはできずともマリアといれば幸せだった。
しかしあるとき施設が破壊され、マリアは亡くなってしまうという出来事があり、人間を激しく恨んでいるのだ。
 
シャドウを止めるためにはソニックの宿敵でイカれた科学者ドクター・ロボトニックに相談するしかなく、
致し方なく手を組むことにするのだが……。
 
人間への憎悪を募らせるシャドウがこの世を潰したいジェラルドに上手く利用されます。
途中それに気づいてソニックたちと世界を救おうとするのはお決まりの話。
何の珍しさもないけれど、思ったよりも楽しめました。
 
エンドロールで字幕版のシャドウの声を担当しているのがキアヌ・リーヴスだと知る。
ナックルズの声はイドリス・エルバだし、やっぱり字幕版を観たかったなぁと思うのでした。
 
なんにせよ、ジム・キャリー演じるドクター・ロボトニックの腹は見たくない。
それでもブラマヨの小杉のお腹よりはまだマシかななどと、本作を観ながら思っていました。(^^;

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