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『燃えよスーリヤ!!』(TOHOシネマズ1ヶ月フリーパスにて鑑賞の7本目@西宮)

『燃えよスーリヤ!!』(原題:Mard Ko Dard Nahi Hota)
監督:ヴァーサン・バーラー
出演:アビマニュ・ダサーニー,ラーディカー・マダン,
   グルシャン・デーヴァイヤー,マヘーシュ・マーンジュレーカル他
 
前述の『ジュマンジ/ネクスト・レベル』を観たら帰るつもりでいました。
だってこの日はもう4本観たんだから。
でも、もう1本、観る体力と気力は残っていたので思い切って。
 
生まれたばかりの男児スーリヤを両親と祖父が連れて出かけたさい、
首飾りを狙うひったくりに遭った母親は事故死。
スーリヤは父親と祖父に育てられるが、難病を抱えていた。
 
彼の病気は先天性無痛症
殴られようが蹴られようが、何も痛みを感じない。
血が出ても骨が折れても痛くないスーリヤは、
そこら中を走り回って無茶をするから、生傷が絶えない。
 
父親はそんなスーリヤにゴーグルを着けさせ、
手足を縛って動けないようにする。
そうでもしなければスーリヤが何をしでかすかわからないから。
 
祖父はといえば、痛みとはどういうものかをスーリヤに教えようとする。
人に殴られたときは「痛っ」と言え。
自分を鍛えて強くなれ。そう言って、祖父はカンフー映画を孫に見せる。
 
いつしかカンフーマスターを夢見るようになったスーリヤ。
彼が憧憬と尊敬の念を持って見つめるのは、片脚の空手家マニ。
百人と戦って勝ったマニを勝手に師とし、いつか会いたいと願っていたところ、
マニの道場のポスターを貼る女性を見かける。
 
彼女はスプリ。いじめられっ子だったスーリヤの唯一の友だち。
運命の再会を果たし、生まれて初めて恋心を知るスーリヤだったが……。
 
巷の評価は低いなぁ(笑)。確かにちょっと評価に困るインド作品です。
カンフー映画へのオマージュというけれど、真面目なアクション映画とは言い難い。
コメディといわれてもそんなに笑えないし、ファンタジーっぽくもある。
ボリウッドらしさにも欠けて、踊りを見る楽しみもなし。
そしてちょっと長めの138分って、なんか寝そうですよねぇ。
が、まったく眠くなりませんでした。
私は嫌いじゃないけれど、人には薦めない作品ということになりそうな。
 
独特の間(ま)が苦痛でないかどうか。
がらがらの客のなか、1組だけカップルがいて、これはつらかろうと心配しました。
どちらが選んだのか知らないけれど、上映終了後に喧嘩になってないかなぁ(笑)。

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『ジュマンジ/ネクスト・レベル』〈吹替版〉(TOHOシネマズ1ヶ月フリーパスにて鑑賞の6本目@西宮)

『ジュマンジ/ネクスト・レベル』(原題:Jumanji: The Next Level)
監督:ジェイク・カスダン
出演:ドウェイン・ジョンソン,ジャック・ブラック,ケヴィン・ハート,カレン・ギラン,
   ニック・ジョナス,アウクワフィナ,ダニー・グローヴァー,ダニー・デヴィート他
声の出演:楠大典,高木渉,伊藤健太郎,白石涼子,KENN,ファーストサマーウィカ他
 
字幕版を観たからもういいかとも思ったのですが、
大好きなシリーズだし、タダで観られるのだし、時間もこれしか合うのがないし。
 
そんな選び方をして観たのですけれど、
これはもしかしたら吹替版のほうがアタリだったかも。
なんかすげぇ楽しいんです、吹替の翻訳が。
 
オッサンオバハンにしかウケない可能性も大ですが、
「驚き、桃の木、山椒の木」とか「冗談よしこさん」とか、思いっきり昭和。
誰が笑うねん、こんなダジャレ!と思いながらも笑ってしまった。
 
ハシゴの4本目でかなり疲れてきていたため、
マンドリルから逃げる辺りは若干寝ましたが、
観るものがなくなったらもう1回観てもいいかな〜。
 
あ、またやる気の感じられない文と言われそうですが、
観るの2回目だから書くことがないねんっちゅうことで。(^^;

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『ロング・ショット 僕と彼女のありえない恋』(TOHOシネマズ1ヶ月フリーパスにて鑑賞の5本目@西宮)

『ロング・ショット 僕と彼女のありえない恋』(原題:Long Shot)
監督:ジョナサン・レヴィン
出演:シャーリーズ・セロン,セス・ローゲン,オシェア・ジャクソン・Jr.,
   ジューン・ダイアン・ラファエル,ラヴィ・パテル他
 
TOHOシネマズ西宮にて5本ハシゴの3本目。
前述の『劇場版 すみっコぐらし』で爆睡して睡眠じゅうぶん(笑)。
でもこれはもし寝不足でも寝なかっただろうな。
 
私、数年前までは苦手だったはずなんです、セス・ローゲンのことが。
なのにいつの頃からかそんなに苦手でもなくなり、
気がつけばわりと好きかもと思っていたりします。
たぶん『50/50 フィフティ・フィフティ』(2011)以降はオッケー。
ジョナサン・レヴィン監督の作品は阿保さと真面目さのバランスがいい。
その点もセス・ローゲンと合っているように思います。
 
ちなみに原題の“Long Shot”には「大穴」の意味があるそうです。
 
体を張った取材で定評のあるフレッドは、ニュース雑誌『ブルックリン』のジャーナリスト。
しかし、会社が成金のメディア王ウェンブリーに買収されると知って激怒、退職する。
落ち込むフレッドを勇気づけようと親友ランスが連れ出したパーティーで、
かつての隣人でありシッターであり、なおかつ初恋の相手だったシャーロットに再会。
 
才色兼備の彼女は現在国務長官として大活躍する身。
次期大統領選への出馬も取り沙汰されている全米大注目の女性。
あの頃、思い余って彼女にキスをして、勃起してしまった過去があるから、
とても顔など合わせられないと逃げ出そうとしたとき、
彼女のほうからお呼びがかかる。軽く思い出話をしてさようなら。
 
ところが後日、スピーチライターになってほしいと頼まれ、
まさかそんなたいそうな話は受けられないと断るが、
彼女の熱意にほだされ、給料に釣られ、引き受けることにするのだが……。
 
シャーロットにはいくつになっても美しいシャーリーズ・セロン
メディア王ウェンブリー役はアンディ・サーキスなのですが、
この人のモーションキャプチャーばかり見ているからか、
こうして普通の顔で出てこられても、ゴラムに見えてしまう。(^^;
ボンクラ大統領にはボブ・オデンカーク
イケメンだけど笑い方がキモいカナダ大統領役のアレキサンダー・スカルスガルドは、
このところ凄いカメレオン役者ぶりを見せています。
ランス役のオシェア・ジャクソン・Jr.も頼れる親友そのもので、なんだか良いキャスト。
ボーイズIIメンも出演しています。懐かしくて嬉しい。
 
子どもさんには絶対に見せられない下ネタのオンパレード。
ようやるわとドン引きしたシーンもあるほどなのですけれど、
なぜこんなにも下ネタてんこ盛りの作品で涙ぐんでいるのか、私(笑)。
 
下ネタ満載でも真面目。笑ってドン引きして泣けます。
このバランスは大切。

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『映画 すみっコぐらし とびだす絵本とひみつのコ』(TOHOシネマズ1ヶ月フリーパスにて鑑賞の4本目@西宮)

『映画 すみっコぐらし とびだす絵本とひみつのコ』
監督:まんきゅう
ナレーション:井ノ原快彦,本上まなみ
 
あちこちで「すみっコぐらし」って聞くんですけど、いったい何!?
興味を惹かれて、タダで観られる間に観ておこうという気に。
 
“たれぱんだ”や“リラックマ”をヒットさせたサンエックスの人気キャラクターだそうで。
すみません、めっちゃ寝ました。
通路を挟んで座っていた男性も私に負けず爆睡。
おそらくその男性もフリーパス鑑賞の客だと思います(笑)。
 
すみっコが好きな面々がお昼ごはんを食べにお気に入りのお店“喫茶すみっコ”へ。
ひょんなことから地下室へ潜り込んだすみっコたちは、飛び出す絵本を発見。
絵本の中へ吸い込まれ、迷子のひよこと出会う。
すみっコたちはひよこのおうちを探しはじめるのだが……。
 
いや、無理、むり。どうやって私の集中力を保てと言うの。
最初こそ、ほぉ、これが噂のすみっコぐらしか〜と興味を持って観ていましたが、
どこで睡魔に襲われたのか、もうムリッ。
爆睡したわりに最後は覚醒していたので、話はわかった気分。
 
イノッチがナレーションを担当しているとも知らず、へ〜っ。
そもそも「すみっコ」のイントネーションが関西弁とは違うのです。
すみっコはすみっコやて。などと思いながら。
 
これが流行っているということがわかってよかったです。

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『男はつらいよ お帰り寅さん』(TOHOシネマズ1ヶ月フリーパスにて鑑賞の3本目@西宮)

『男はつらいよ お帰り寅さん』
監督:山田洋次
出演:渥美清,倍賞千恵子,吉岡秀隆,後藤久美子,前田吟,池脇千鶴,夏木マリ,
   浅丘ルリ子,美保純,立川志らく,小林稔侍,笹野高史,橋爪功,桑田佳祐他
 
映画好きを自負しているわりには、
“スター・ウォーズ”に思い入れもなければ、寅さんに至っては観たこともない。
これだって、もしもフリーパスがなかったらスルーしていたかもしれません。
ほんと、すんません。
TOHOシネマズ西宮にて。
 
過去49作つくられた“男はつらいよ”シリーズが、第1作から50周年となる2019年、
22年ぶりにスクリーンに復活する記念すべきシリーズ第50作ということで。
これが今年劇場で観た1本目。
 
寅次郎(渥美清)の甥っ子・満男(吉岡秀隆)は6年前に妻に先立たれ、
中学3年生の娘ユリ(桜田ひより)と2人暮らし。
妻の七回忌の法要で実家を訪れると、良縁があれば再婚をと皆から言われてゲンナリ。
 
サラリーマンを辞めて念願の小説家になった満男の最新刊は評判上々。
編集担当の高野節子(池脇千鶴)の仕切りでサイン会をおこなったところ、
初恋の相手・及川泉(後藤久美子)がやってきてビックリ。
再会にひそかに心をときめかせる満男だったが……。
 
客席の年齢層高い。みんな寅さんファンなのでしょうねぇ。
寅さんのことが全然わからない私でしたが、
画面にうつるマドンナたちに目が釘付け。
そっか、あんな人もこんな人もマドンナ役で出演していたのですね。
 
まぁ、懐古するという意味では面白かったですが、
それがいきなり「おこなわさせていただきます」ですもんね。
「さ入れ」は、言うちゃなんですがアホ丸出しっぽくて嫌いです。
しかもこの台詞を言うのがお寺さん役の笹野さんだったので、よりガッカリでした。
その直後の回想シーンで満男が「お父さん、運動会に来られる?」と
正しい日本語を使っているだけに、残念感が増す。
 
豪華キャストは楽しめますが、それだけ。
ただ、過去の寅さん作品はものすごく観たくなりました。

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