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『劇場版 ブルーバースデー』

『劇場版 ブルーバースデー』(原題:Blue Birthday: The Movie)
監督:パク・タンヒ
出演:キム・イェリム,ホンソク,イ・サンジュン,キム・ギョルユ,パク・ジュヒョン他
 
一昨日、がホスピスに転院しました。
残り少ない命を思うと悲しくて切なくてたまりません。
映画を観る気になろうはずもないところですが、家に帰って酔っぱらうわけにもいかない。
コロナのせいで面会はまだ規制があるものの、
「お姉さんはどれだけ居てくれてもいいです」と看護師さんから言われていますので、
転院後は極力病室に居るようにしています。
 
本作は転院前日、109シネマズ大阪エキスポシティにて鑑賞した作品。
“Red Velvet”のキム・イェリムと“PENTAGON”のホンソクの共演と言われても、どっちも知らん。
2021年にWebで配信されたドラマで、未公開シーンを追加し再編集した劇場版とのこと。
いつ観に行こうが割引なしの2,000円均一。
儲ける気満々やんと思ったのですが、137分の長尺というだけでもまぁ納得。
そして、甘アマの恋愛ものだと思っていたら、すげぇサスペンスフルで驚いた。
 
オ・ハリン(♀)とチ・ソジュン(♂)は幼なじみ。
彼女は彼のことが好きでたまらないのに、想いを打ち明けられないまま高校生に。
オ・ハリンの誕生日、チ・ソジュンが所属する写真部の部室で会う約束をし、
今日こそ告白すると決意して向かったのに、チ・ソジュンは手首を切って死んでいた。
 
あれから10年経ってもオ・ハリンの気持ちはまだちっとも癒えていない。
ちゃんと就職し、表面的には明るく過ごしているが、
高校時代の友人が祝ってくれる自分の誕生日には特に凹む。
 
そろそろ気持ちの整理をつけなければと、あの頃写真を燃やしたとき、
耳鳴りがするとともに意識を失い、気づくと10年前にタイムスリップしていた。
チ・ソジュンが亡くなる前だから、運命を変えられるかもしれない。
 
手元にある写真を燃やすことでタイムスリップできることに気づいたオ・ハリンは、
当時へと戻ることを繰り返し、あの手この手を使って運命を変えようとするのだが……。
 
珍しい話とは言えないじゃないですか。この出だし。
タイムスリップして運命を変えようとする話の場合、起こることはほぼ2通り。
亡くなる運命だった人は、何をどう変えようが結局亡くなるか、
あるいは、その人が亡くならない代わりに誰かが亡くなるか。
ふん、これはどっちに転がる話なんだと思ったら、まさかの!
 
チ・ソジュンはなぜ自殺したのか、オ・ハリンはどうにも解せずに10年生きてきましたが、
過去にタイムスリップしているうちに、彼は自殺したのではなく、他殺だったことがわかります。
犯人は誰なのか。高校時代に同級生だった、なぜかチ・ソジュンを嫌っている変な奴。
あいつが彼を殺したに違いないと誰もが思うところ、まさかまさかの真犯人。
この辺りは下手なホラーより怖かった。やめて~(笑)。
 
怖すぎるから2度は観たくない。
でも2,000円分の楽しさはじゅうぶんにありました。
過去に戻っているのが自分だけだと思ったら、え、彼も!?ってね。あ、ネタバレだ。
しかも、自分を助けるために彼も戻っていたと知ったら、泣きますよね。(^^;

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2022年5月に読んだ本まとめ

2022年5月の読書メーター
読んだ本の数:9冊
読んだページ数:2696ページ
ナイス数:810ナイス
 
■十代に共感する奴はみんな嘘つき (文春文庫)
あらら、ならば私も嘘つき。薄さだけに釣られて買い、最初の数頁で、しまった、これは川上未映子の『わたくし率 イン 歯ー、または世界』のように、薄いのにやたら時間がかかるやつかと後悔。でも違った。わかるよその気持ちと言いたくなるシーンがどれだけあったことか。ラップになりそうな文体とか、確かにオバハンにはついて行きづらいけど(笑)、教師の言動を「あなたパンでも作っているんですか」と言ってみたり、一度は告った相手に「それ言われて喜ぶと思ったの?」と毒づいてみたり。わかるよほんとに。傷ついても生きる。今日が好き。
読了日:05月03日 著者:最果 タヒ
 
■ジグソーパズル48 (双葉文庫)
頭を使わずに読めそうな本だと思って手に取ったのに、めちゃめちゃ難しいじゃあないか。そもそもどうして48なのかと思ったら、登場人物の名前がAKB48のメンバーのアナグラムになっているんですと。知らんがな。同じ女子高に通う生徒が登場する短編7つ。日常に起きた事件と言うけれど超非現実的。笑ったのは「サドルは痴漢」。当時「サドルになりたい」とつぶやいていた男子がいたと何十年も経った最近知ったから(笑)。トイレに行って手を洗わずに出てくる女子が多いということもこの本で教えてもらいました。隠された謎、ひとつも解けず。
読了日:05月05日 著者:乾 くるみ
 
■死にゆく者の祈り (新潮文庫)
中山七里初心者だった頃には犯人を推理しつつ読んでいましたが、今は推理なんて全くしません。推理したところでどうせ当てられないから、「無」の気持ちで臨む。教誨師といえども、目の前にいる死刑囚が自分の命の恩人だったら冷静ではいられない。残された時間が一日だけだったとしても、生きていることに価値を見出せない時間を過ごすよりは、経を読むことにはよっぽど価値があるという言葉は突き刺さる。最後にドンヨリした気持ちで終わることにはならないと信じて読めるのも中山作品の魅力。御子柴弁護士登場か!?と思ったけど、来んか(笑)。
読了日:05月08日 著者:中山 七里
 
■流浪の月 (創元文芸文庫 LA な 1-1)
作中の台詞に出てきたように、ストックホルム症候群かと思って読み始めました。しかも『完全なる飼育』を思わせるような。小児性愛者と聞いただけで理解しがたくてゾッとしてしまうものですが、こういうケースもあるのですね。切なくて、苦しくて、堪らない。たった2カ月一緒に暮らした青年と少女。ふたりの間に何があったか、いや、何もなかったのだということはふたりしか知らない。どうして人は「あった」としか考えられないのか。理解されることはなくとも、ふたりが穏やかな時間を過ごしているラストシーンに救われる。こんな愛情の形もある。
読了日:05月11日 著者:凪良 ゆう
 
■死刑にいたる病 (ハヤカワ文庫JA)
【再読ではなく、映画版を観たので書き込み】原作ではイケメンなんですよね、連続猟奇殺人犯。確かに阿部サダヲは上手いけど、どアップをそんなに見たい顔ではない。やっぱりイケメンのほうがよかったような。白石和彌監督らしく、直視に耐えないえげつないシーン多数。爪剥がす、腱切る、嬰児を焼くシーンまでモロ映しで、下手なホラー映画より怖いから、その手の作品が苦手な人はご注意くださいませ。岡田健史は良かった。岩田剛典にはちょい違和感。ラストシーンに至るまでゾーッとさせられるので、心身ともに元気な人にだけご覧になること推奨。
読了日:05月11日 著者:櫛木理宇
 
■流浪の月 (創元文芸文庫 LA な 1-1)
【再読ではなく、映画版を観たので書き込み】公開初日の本日、舞台挨拶付きの回を鑑賞して帰ってきたところです。挨拶込みだと実に200分の長尺。もしも原作を読んで、文って結局どういう状態だったのかとモヤモヤしている方がいらっしゃるなら、あまりにも具体的な映画の描写にスッキリするはずです。松坂桃李がモザイクなしの全裸になってそこを晒す。更紗は原作よりも人づきあいを上手くこなす印象で、建物は原作のほうが瀟洒な印象。亮は「突き落とされた」とまでは言わない、最後はマシな人。原作の切ない感じは映画でも出ていると思います。
読了日:05月13日 著者:凪良 ゆう
 
■父と私の桜尾通り商店街 (角川文庫)
最も読みやすい芥川賞作家だと思っていますが、読み終わるといつも、苦しいような虚しいような、なんとも言いがたい感情に襲われます。どの著作にも出てくる、いわゆるちょっとイタイひと。空気を読めなかったり要領が悪かったりして、もしもそばにいたら苦笑いしてしまうかもしれません。そんなことを思う自分に嫌悪感を抱きます。これらの登場人物に私は優しく接することができるだろうか。そう考えること自体、自分を上に据えているのでしょう。彼女たちを幸せだとは思えない。でも幸せかどうかなんて本人にしかわからない。幸せであってほしい。
読了日:05月15日 著者:今村 夏子
 
■猫なんかよんでもこない。 (コンペイトウ書房)
漫画を登録するのは初めてです。なんとなく、漫画と本は別物で、読書の冊数に入れてもいいものかどうか迷っていたから。でもこれは読んだ本に入れておきたい。この猫の顔は猫なのか、全然好きな絵じゃないよと思うのに、読み終わる頃には可愛くて仕方ないように感じます。猫を飼ったことのある人なら誰でも「あるある」と笑い、「そうそう」と涙に暮れることでしょう。やっぱり、猫がなつかないなんて嘘ですよね。呼んでも来てくれないことは多いけど、呼ばなくても来てくれたりする。旅行帰りにミャーミャー鳴かれたときには悶絶したのを思い出す。
読了日:05月19日 著者:杉作
 
■院内カフェ (朝日文庫)
出版されて即購入し、一旦は読みはじめたものの頭に入って来ずに閉じてしまいました。あれから3年半。弟が癌になり、積読の山の中にあった本作に再び目が留まる。先月までが入院していた病院、そしておそらくもうじきホスピス棟に入ることになる病院のカフェを思い浮かべて読む。患者は、希望がない現実を見るよりもいいと、怪しげな道であってもミラクルを期待する。そんな時期がありました。現実を見るのはとても辛いことだけど、こんなカフェがあればいいなと思う。って、コーヒーはいたって普通のようですけれど(笑)。ここで待っていたい。
読了日:05月24日 著者:中島たい子

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『パーフェクト・ペアリング』

『パーフェクト・ペアリング』(原題:A Perfect Pairing)
監督:スチュアート・マクドナルド
出演:ヴィクトリア・ジャスティス,アダム・デモス,ルカ・サーデリス,
   サマンサ・ケイン,クレイグ・ホーナー他
 
5月19日よりNetflixにて独占配信中のアメリカ作品。
ワインのペアリングと聞いただけで飛びつきたくなるところ。
食べ物の話もワインの話も大好きだから。
なのに意外とそれは控えめだったのは残念です。
 
ワインの大手インポーター、ミトス社に勤める有能な女性社員ローラ。
偉そうだけど何もわかっちゃいない上司の尻拭いも厭わずにいたが、
彼女の手腕を買うある店のシェフから、独立を勧められる。
しかもシェフは、オーストラリアの名門ヴォーン家がワインを手がけていること、
そのワインの輸入業者はまだ世界中どこにもいないことを教えてくれる。
 
独立する気などなかったローラは、社の販路を開拓するつもりでヴォーン家に電話。
オーナーのヘイゼルは1カ月先までコンタクト不可とのことだったから、
しばらくその話は忘れることにしたのに、電話に聞き耳を立てていた同僚が、
ヴォーン家にコンタクトしたうえに、自分の手柄として上司に報告してしまう。
 
信じられる者など誰もいない。
ローラはミトス社を辞めるが、ヴォーン家のワインをあきらめるのは嫌。
オーストラリアへと渡り、牧羊業を営むヴォーン家へと乗り込むのだが……。
 
ワインをつくる話だと思ったら、を育てる話でした(笑)。
 
あらゆる点において凡庸ではあるのです。
上司にも同僚にも裏切られたバリキャリ女子が一念発起して海外へ。
腹黒い気持ちもありながら乗り込んだ先でイケメンに出会う。
ちょっとしたいじめにも遭いながらそれを乗り越え、皆の信頼を得てイケメンもゲット。
ワインのインポーターとしても成功する。
 
こうして書くと、何も面白みのない話であることは確かですが、
想定外の嫌なことは何も起こらないという安心感。
裏切られようがいじめに遭おうが、ハッピーエンドは目に見えているから怖くない。
それに、羊の毛刈りや刈り取った毛を集めるシーンは結構新鮮。
 
こういう予定調和の作品は必要だと思うのです。
観終わったとき、とても幸せな気持ちになりました。
ヒロインカップルに見覚えはないけれど、美人と美男、しかもええ体つきですから。
ルックスって大事だと思わずにはいられません(笑)。
 
私は嫌いじゃないです、これ。いや、むしろ好きだな。

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『20歳のソウル』

『20歳のソウル』
監督:秋山純
出演:神尾楓珠,尾野真千子,福本莉子,佐野晶哉,前田航基,若林時英,佐藤美咲,宮部のぞみ,
   松大航也,塙宣之,菅原永二,池田朱那,平泉成,浅野忠義,石黒賢,高橋克典,佐藤浩市他
 
20歳で病に倒れた若者の実話が基って、今の私が観たら絶対あかんやつやないですか(笑)。
弟は若者ではないとはいえ、泣くに決まってる。
でも他に観る映画もないんで、またまた携帯を握りしめて、109シネマズ箕面にて。
 
千葉県船橋市立船橋高校の吹奏楽部に所属する浅野大義(神尾楓珠)。
顧問の高橋健一(佐藤浩市)は楽器の演奏よりも基礎体力作りを部員に命じるウザイ奴。
しかし言うことには間違いがなくて、今は高橋のことを最も尊敬している。
 
ある日、野球部の友人・滝沢翔(松大航也)が負傷して試合に出られなくなり、
応援団長を任されたことからふてくされている事実を知る。
応援に回った翔をなんとか鼓舞したいと、大義が作ったのが応援曲“市船soul”。
 
音大に進み、いずれ教師として市船に戻って吹奏楽部の顧問になる。
そう決めた大義は、つきあいはじめたばかりの彼女・宮田夏月(福本莉子)と共に大学生活を満喫。
前途洋々に思えたが、ある日、体調不良を感じて病院へ。
 
大義と母親・桂子(尾野真千子)が検査結果を聴きに行くと、
医師の星野(高橋克典)は大義の胚細胞に悪性の腫瘍が見つかったという。いわゆる「がん」。
抗がん剤の投与で腫瘍を小さくした後、切除の手術を受けて成功するのだが……。
 
以前の私であれば、お涙頂戴すぎて泣けないと冷ややかに観ただろうと思います。
今もこれを観てそれほどは泣いていません。じわっと来た程度。
でもお涙頂戴だとバッサリは言えない。
実際にこういう若者がいて、彼の家族がいるのだから。
 
人には泣き言を言わなくても、夜、病室でひとりになったとき、涙を流す大義。
それがそのまんま、弟の姿に見えます。こんな思いだったのかなって。
母親の「ただ生きていてほしい」という思い。それを冷ややかには見られない。
 
野球の応援曲は短調のほうが耳に残るという話は目からウロコでした。ほんまに?
個人的には長調のバラードがエモい(笑)と思っているので、
短調より長調派ですが(あくまでおおむね)、確かに甲子園で耳に残るのは短調のほうかも。

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『トップガン マーヴェリック』

『トップガン マーヴェリック』(原題:Top Gun: Maverik)
監督:ジョセフ・コシンスキー
出演:トム・クルーズ,マイルズ・テラー,ジェニファー・コネリー,ジョン・ハム,グレン・パウエル,
   ルイス・プルマン,チャールズ・パーネル,モニカ・バルバロ,エド・ハリス,ヴァル・キルマー他
 
今日は公開3日目ですが、すでに2度観ました。
1回目は封切り日だった一昨日、109シネマズ大阪エキスポシティにて。
2回目は昨日、IMAX2D版を109シネマズ箕面にて。
昨日は21:15からの回だったにもかかわらず、客がよく入っています。
年代はほぼ私と同じぐらいでしょう。この年齢層の客で溢れかえる劇場は久しぶりで嬉しい。
 
懐かしいですよねぇ、『トップガン』(1986)。
普段はどんなに好きな作品でも1度しか観ない私ですが(注:30回観た某作品は除く(笑))、
『トップガン』に関しては何度も観た気がします。
すごく好きだったとかではなく、観る機会が多かったのでしょう。
でも内容はそれほど覚えていないんです。むしろ聴き倒したサントラが思い出深い。
 
その聴き倒した曲が36年の時を経た今も使われて幕が開けるのですから、
気分が高揚しないわけはありません。ケニー・ロギンスの“デンジャー・ゾーン”。
ケニー・ロギンスってまだ生きてるんかいなと思わず調べました。74歳か。
前作の監督トニー・スコットが自ら命を絶ってしまったのは10年前。無念です。
 
オープニングで説明がありますが、“トップガン”は海軍パイロットのエリートを育てる場。
トム・クルーズ演じるピート・“マーヴェリック”・ミッチェルは、
伝説の卒業生でありながら、昇進を頑なに拒んでずーっと大佐のまま。
 
有人戦闘機は無駄、無人戦闘機の開発に金をかけるべきという向きが高まるなか、
マーヴェリックはエド・ハリス演じるケイン少尉の命令を無視してテストを敢行。
無人戦闘機がまだ到達することのできないマッハ10を実現してみせます。
 
少尉の怒りに触れたマーヴェリックは永久追放されそうなところ、
海軍の英雄であり、盟友であるトム・“アイスマン”・カザンスキーの後ろ盾を得て、
あるミッションを成功に導くため、トップガンの教官となることを命じられます。
 
アイスマン役は言わずと知れたヴァル・キルマー
病で声を出すのも困難という設定ですが、ヴァル・キルマーは実際に喉頭がんで闘病中です。
それでも本作への出演を熱望したというのがもう泣かせるじゃないですか。
 
ミッションとは、「ならずもの国家の極秘ウラン濃縮プラント施設」の破壊。
トップガンの教官として赴任したマーヴェリックですが、
メンバーの中にはマーヴェリックの親友だった故ニック・“グース”・ブラッドショーの息子、
マイルズ・テラー演じるブラッドリー・“ルースター”・ブラッドショーもいます。
自分の父親と組んでいたマーヴェリックとの間にわだかまりがある。
そんなルースターを含むトップガンのパイロットたちにマーヴェリックは特訓を始めます。
 
1回目に観たとき、公開をさんざん待たされ過ぎたせいもあって、
面白かったのは面白かったけれど、こんなもんかなぁと思いました。
ところが帰宅してからすぐにもう1回観たくなり、どーゆーことやねん、この感情は、と不思議に。
 
今は弟のことがあって、人の生死について考えるときが多いのと、
弟がこんな状況にあるなかで観に行った映画ということで、思い出深いものになりそうです。
 
「考えるな。行動しろ」。
弟がDVDを貸してくれた『燃えよドラゴン』の「考えるな。感じろ」と同じだなぁ。
いつまでも心に残りそうです。
 
それにしても、まったくお呼びがかからなかった前作のヒロイン、ケリー・マクギリスはお気の毒。
でもねぇ、最近の画像を見ると、これでは声をかけられなくて当然と思えます。ただのおばちゃん。(^^;
やっぱりジェニファー・コネリーぐらいの美しさがないと、
これで再来月還暦とは信じられないトム・クルーズと並んだらアカンでしょう。
自分より30歳以上も下の若造たちと裸でビーチにおっても引けを取らないトム、すごい。(^O^)
 
単純に面白かった。そして感慨深かった。
誰もに生きていてほしいと思った。
また観に行くかもしれません。

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