MENU
ChatGPT-Image01
ChatGPT-Image02
ChatGPT-Image03
ChatGPT-Image04
ChatGPT-Image05
previous arrow
next arrow

『Dr.コトー診療所』

『Dr.コトー診療所』
監督:中江功
出演:吉岡秀隆,柴咲コウ,時任三郎,大塚寧々,高橋海人,生田絵梨花,蒼井優,神木隆之介,
   伊藤歩,堺雅人,大森南朋,朝加真由美,富岡涼,泉谷しげる,筧利夫,小林薫他
 
でも同じ劇場ではなくて、109シネマズ大阪エキスポシティから箕面へ移動して。
 
ハシゴの1本目同様、何の思い入れもないシリーズです。
2003年から2期に渡って放送され、間には特別編もあった人気TVドラマ。
吉岡秀隆は良い役者ですが、どれも同じ演技に見えなくもない。
いつも泣きそうなあの顔は、「情けない顔」三人衆に加えてもよいかも。(^^;
 
沖縄の八重山列島のうちのひとつである離島・志木那島(架空の島)。
19年前にやって来たドクター・コトーこと五島健助(吉岡秀隆)は、
島にたったひとりの医師として島民のために奔走し、絶大な信頼を得ている。
数年前に結婚した看護師の彩佳(柴崎コウ)は現在妊娠中。
 
コトーと彩佳、コトーを長年支えてきた市役所職員の和田一範(筧利夫)、
島出身の西野那美(生田絵梨花)が看護師となって診療所を切り盛りしてきたが、
実家が病院だという新米医師・織田判斗(高橋海人)が研修医として東京から赴任し、
5人体制で島民を守ることに。
 
と、まぁこれだけの話ですよね。
なんて言い方をすると身も蓋もなくて、ファンの方には怒られそう。
もちろん出来事はいろいろあります(笑)。
 
今回はコトー先生自身が白血病に罹っていることがわかり、そりゃもう大変。
自分の治療をしなあかんのに、コトー先生は島民優先。
そうこうしているうちに島に台風がやってくる。
現実の離島もそうなのかもしれないけれども、パターンやなと思って引き気味。
 
コトー先生は立っているのもつらいほどなのに、息をしていない患者を蘇生しようとするわ、
緊急手術を要する患者の手術までしようとするわ。
時折意識を失うほどの状態でありながらメスを持つ!?
患者に突き刺さるかもしれんやんと怖い怖い。ないわ~とついつい思ってしまうのでした。(^^;
 
伊藤歩神木隆之介がいつ頃から出演していたのか知りませんが、
子役の頃からの彼らを知っている人はその成長を見るのも楽しいでしょうね。
シリーズ未見の私ですら、伊藤歩を見ると『スワロウテイル』(1996)を思い出して嬉しくなります。
 
で、何!?
彩佳の隣で亡くなったんかと思ってたコトー先生、生きとったんかい!
シリーズのファンには感慨深いものがあると思いますが、
未見だった私みたいな者は「オイッ」と叫んでしまうこと多々。
これはこれで楽しいからええのかしらん。

—–

『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』

『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』(原題:Avatar: The Way of Water)
監督:ジェームズ・キャメロン
出演:サム・ワーシントン,ゾーイ・サルダナ,シガーニー・ウィーヴァー,スティーヴン・ラング,
   ケイト・ウィンスレット,クリフ・カーティス,ジェイミー・フラタース,ブリテン・ダルトン他
 
なんと、前作『アバター』(2009)を未見です。
 
忘れもしない、前作公開当時のこと。
わが家から車で5分のところある109シネマズ箕面にIMAXシアターが入り、
友人から「関西初のIMAXシアターができたから『アバター』を観よう」と誘われたにもかかわらず、
もともと車酔いする私は3Dを観るなんて絶対無理だと思いました。
そんなわけでせっかくのお誘いを断ったまま今に至る。
 
その後、何の映画だったか忘れてしまいましたが3Dは体験し、大丈夫だと判明。
だけど、特に3Dで観たいとは思いません。
本作も前作すら観ていないことだし、2D版で結構。
 
それにしても192分とは。あの『RRR』より長い。
当然109シネマズ箕面では駐車サービスが足りないので、109シネマズ大阪エキスポシティへ。
 
上映開始後しばらくして睡魔に襲われました。
話がまったくわからないうえに、全員同じ顔に見える。名前もなんとなくややこしい。
そもそも“アバター”がなんたるや知らないし。
3時間寝続けてしまうのではと不安に駆られましたが、途中なんとか持ち直し、最終的には面白かった。
 
よくわからないままなので、とっても適当なあらすじになりますけれども。
 
ジェイク夫婦には4人の子どもがいます。森に住まう部族らしい。
かつてジェイクと戦ったとおぼしきマイルズが部下を引き連れてジェイクを捕らえるために飛来。
ジェイク一家は身を隠すために海の部族に救いを求めます。
 
森の部族と海の部族では呼吸の仕方も何もかも異なり、
ジェイクたちは新生活に馴染むために悪戦苦闘。
海の部族の若者から嫌がらせを受けたり喧嘩したりしながらも順応していきます。
 
ジェイクの居場所を突き止めようとしていたマイルズは、
森の部族と共に暮らしていた人間の少年スパイダーを拉致。
スパイダーを使ってジェイクを探します。
 
海の部族と固い絆で結ばれている海洋生物トゥルクンは人間以上の知能と感情を保有しており、
そこに目をつけた学者がトゥルクンを狩っている。
マイルズは学者が駆るトゥルクン狩猟船に同乗してジェイクを探すのでした。
         
そして始まる大バトル。
マイルズの卑劣なところは、トゥルクンに攻撃を仕掛けてジェイクを煽るところ。
群れからのけ者にされているパルカンという名前のトゥルクンと、ジェイクの息子ロアクが親しくなり、
マイルズや学者たちから攻撃を受けるほかのトゥルクンやアバターたちを助けるシーンは感動的。
マイルズ以上に腹立たしいのは、トゥルクンから髄液を抽出して金儲けに使おうとする学者かも。
 
ジェイク夫妻に子どもは4人いると書きましたが、スパイダーは夫妻の養子なのですね。
そして実父はマイルズですと。これは鑑賞後に知ったこと。
 
それから、私はこうしてここに書くまで、ジェイクの妻はサリーという名前だと思っていました。
違った。ジェイクのファミリーネームがサリーだったじゃあないか。
そっか、サリー一家はって何度も言ってたような。(^^;
 
そして今も“アバター”が何たるかは不明のまま。
とりあえず前作を配信で観て、それからもう一度観るかどうか検討します。
でも何度観てもキリ以外は同じ顔に見えると思うの。

—–

『マスター 見えない敵』

『マスター 見えない敵』(原題:Master)
監督:マリアマ・ディアロ
出演:レジーナ・ホール,ゾーイ・レネー,アンバー・グレイ,タリア・ライダー,タリア・バルサム,
   エラ・ハント,ブルース・アルトマン,ジェニファー・ダンダス,ジョエル・デ・ラ・フエンテ他
 
2022年のアメリカ作品。
Amazonスタジオの制作で、Amazonプライムビデオにて配信中。
『ゲット・アウト』(2017)や『アンテベラム』(2020)がお好みだった方は楽しめると思います。
いや、「楽しめる」という言い方は語弊があるでしょうか。
 
ニューイングランド のエリート大学、アンカスターカレッジ。
黒人女性で初めて学寮長(=マスター)として就任したゲイルは、希望を胸に現地に乗り込む。
 
一方、黒人女子ジャスミンも地元の高校を首席で卒業して入寮するが、
新入生を歓迎すべく近寄ってきた寮生たちは、ジャスミンが302号室に入ると言うと嘲笑。
302号室に入った学生は自殺する運命にあるらしい。
 
学生たちの前で挨拶する新学寮長ゲイルは、マーガレット・ミレットの話をする。
マーガレットはその昔この地で魔女呼ばわりされて絞首刑に処された女性。
そのせいでアンカスターカレッジは呪われていると学生たちは信じており、
魔女への生け贄として毎年女学生が差し出されるのだという噂を知るジャスミン。
 
やがてジャスミンは英文学の黒人女性教授リヴから不当に扱われている感じるように。
レポートに酷い点数を付けられたジャスミンは、リヴのことをゲイルに訴える。
リヴとは友人のゲイルは、どのように対応すればいいものか悩むが、
本学でのリヴの終身雇用権を検討する学長たちにジャスミンの申し立てを伝えるのだが……。
 
ホラーはホラーなのですが、噂の魔女が姿を現すわけではありません。
ただ、ゲイルが住まう屋敷で妙な音がしたり、虫が涌いたり、そんな程度。
どれも屋敷の老朽化が原因に思えなくもないし、単なる風の音にも思えます。
だけど、そんな程度と言いつつ、それがめちゃくちゃ気味悪い。
 
何が起こっているわけでもないのに悪夢を見続けて苦しむジャスミン。
ルームメイトの白人女子アメリアとその仲間たちはジャスミンのことを笑い、
みんなで食べるピザ代を請求しても知らん顔。ケチくさいと言わんばかり。
あからさまな虐めではないけれどのけ者にされているのは明らかで追い詰められて行きます。
 
魔女の影に怯えるジャスミンに、ゲイルは言います。
敵は魔女じゃない、アメリカだと。
どこにいても同じだし、いつの時代も変わらないアメリカ。
悲惨な結末。アメリカは今もこうなのか。

—–

5回目の『RRR』

4回目の『RRR』を観てからひと月以上経過。
その間に塚口サンサン劇場では2度のマサラ上映がありました。
 
1度目は11月の最後の土曜日。
オンラインチケット予約開始は火曜日の午前0時でした。
仕事帰りに映画を2本ハシゴした日で、帰宅は23時半。
のんびりしつつ、0時を2分過ぎた頃にアクセスしたら、
えっ、オンラインではもう完売なの!?
窓口で若干の枚数を販売するだけになっているじゃあないですか。
それほどの人気とは思っていなくて唖然呆然。
 
2度目は12月の第2週の土曜日。
今度はナメてかかっていませんよ。0時までスタンバってアクセス。
大丈夫大丈夫、順調に画面は進んで行く。
なのに。座席が一向に確定できないのです。
座席を選択して次画面へ進もうとすると、同じページに戻る。
そうこうしているうちに、あれ?もう席がない(泣)。
完売まで何十秒か。1分なかったと思います。
 
悔しい。悔しすぎてしばらく立ち直れず。
しかしマサラ上映の後は舞い散った紙吹雪を客も掃除するのだと知り、
映画を観に行って掃除までしたかないよと気持ちを収める。
いえ、たぶん行けば掃除の時間も楽しいと思うんですよ。
完全なる負け惜しみ。(T_T)
 
次回マサラ上映時にもチケット争奪戦に参戦するかどうかは不明です。
とりあえずその前に5回目を観たいと思いました。
で、件(くだん)の塚口サンサン劇場で特別音響上映を鑑賞しました。
 
連日仕事帰りに2本ハシゴして帰宅が遅くなり、バリバリ寝不足。
だけど3時間の長尺で5回目にもかかわらず、まったく眠くなりません。
30回観た『トップガン マーヴェリック』のときどうしていたか覚えていませんが、
おそらく5回目ぐらいからは寝るところを決めていたように思います。
 
ところで私は、自分が大好きな映画の混み具合をチェックするのが好きです。
自分が観に行かない回でもどれぐらい混んでいるのか観て、
空いているとガッカリ、満席に近いと嬉しくなります。
最近では大阪ステーションシティシネマの『RRR』の混み具合を確かめるのが楽しみ。
そんな話をしたらみんなから笑われましたけど、皆さん、チェックしませんか。
しないか~。
 
最高だよ、『RRR』。カッコよすぎるよ、ラーム・チャラン♪

—–

『ハッピーニューイヤー』

『ハッピーニューイヤー』(英題:Happy New Year)
監督:クァク・ジェヨン
出演:ハン・ジミン,イ・ドンウク,カン・ハヌル,イム・ユナ,ウォン・ジナ,
   イ・ヘヨン,チョン・ジニョン,キム・ヨングァン,ソ・ガンジュン,イ・グァンス,
   コ・ソンヒ,イ・ジヌク,チョ・ジュニョン,ウォン・ジアン他
 
なんばパークスシネマにて、前述の『夜、鳥たちが啼く』とハシゴ。
こっちが本命でした。そして本命らしく、めちゃめちゃ楽しかった。
 
年の瀬のラグジュアリーなホテル“エムロス”を舞台にした群像劇
いわば韓国版『ラブ・アクチュアリー』(2003)。って、以前にも言ったことあるな。
そうそう、『ニューイヤー・ブルース』(2021)もそうでしたけど、
それよりも本作のほうがずっと華やかなイメージです。
なんてったって、主要なキャストがイケメンと美女揃いでわんさかいるのですから。
 
ホテルのマネージャーを務めるソジン(ハン・ジミン)は、
15年来の友人でラジオ局勤務のスンヒョ(キム・ヨングァン)のことが好き。
いつかそのうち向こうから告白してくれるだろうと思っていたのに、
スンヒョから呼び出されて、ピアニストのヨンジュ(コ・ソンヒ)と結婚すると聞かされる。
しかもソジンが勤務するこのホテルで挙式するのだと。
 
ソジンの歳の離れた弟で高校生のセジク(チョ・ジュニョン)は水泳の有望選手。
悪友3人が学校のマドンナであるアヨン(ウォン・ジアン)に告白するという。
何を馬鹿なことをと思うものの、実はセジクもアヨンのことが好き。
 
ホテルのドアマンを長く務めるサンギュ(チョン・ジニョン)。
その日、客として訪れたのは、初恋の相手キャサリン(イ・ヘヨン)。
彼女はヨンジュの母親で、結婚式に参列するために来たらしい。
訳あって別れたふたりだが、キャサリンはサンギュとよりを戻したい様子。
 
このホテルのCEO・ヨンジン(イ・ドンウク)は、自宅のボイラーが壊れたため、
年末をスイートルームで過ごすことに。
清掃等を担当することになったのはハウスキーパーのイヨン(ウォン・ジナ)。
イヨンはミュージカル女優を夢見ていたが、諦めざるを得ない状況。
 
公務員試験に落ち、恋人にも振られたジェヨン(カン・ハヌル)は自殺を決意。
住んでいた部屋を解約し、戻ってきた保証金片手にホテルへ。
新年の朝にはここから飛び降りて死ぬつもりだが、
モーニングコールをかけてきてくれる女性(少女時代のユナ)との会話が思いがけず楽しい。
 
下積み生活を経てトップスターの座にのぼり詰めた歌手ガン(ソ・ガンジュン)には、
大手プロダクションから引き抜きの声がかかっている。
マネージャーの兄サンフン(イ・グァンス)は気が気ではないが、ガンの希望がいちばん。
 
イケメンの医者なのに毎週土曜日にホテルで見合いし、必ずフラれているジンホ(イ・ジヌク)。
ソジンは思わず応援したくなり、あるとき成功の秘訣メモを渡すのだが……。
 
とまぁこんな感じで出てくる出てくる。
ほかにも気になる占い師がいたり、ソジンの部下がチョウ・ドンユイそっくりだったりして
(これ、チョウ・ドンユイじゃないんですかね)、目が離せません。
 
ほとんど爺婆カップルのサンギュとキャサリンは別として、あとは若くて美しい。
ホテルの客としてクォン・サンウが本人役でカメオ出演していますが、
CEOに認識されていなくて憤慨して出て行く役どころ。可笑しい。
 
ガン役のソ・ガンジュンは俳優5人で構成されたアイドルグループ“5uprise(サプライズ)”のメンバー。
歌も当然うまくて、その切なさにキュンキュンできます。
セジン役のチョ・ジュニョンはまだほとんど情報なし、今後売れるでしょう。
しかし韓国人俳優って同姓同名が多すぎて困ります。
 
楽しかったなぁ。幸せな時間だったなぁ。
こんなのを観ると、帰りが遅くなっても元気です。

—–