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『ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会 NEXT SKY』

『ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会 NEXT SKY』
監督:河村智之
声の出演:矢野妃菜喜,大西亜玖璃,相良茉優,前田佳織里,久保田未夢,村上奈津実,
     鬼頭明里,林鼓子,指出毬亜,田中ちえ美,小泉萌香,内田秀,法元明菜他
 
近所のシネコンでは観るものがないからなんばパークスシネマへ。
しかしここまで来たとてシネコンには変わりなく、選択肢はこれのみ。
 
女の子がいっぱい出てきたことしか覚えていません。
本作はOVA(オリジナルビデオアニメ)らしく、上映時間たった30分。
予告編を入れても45分の短尺のくせして、1,500円均一料金を取るんだよ。ぶーぶー。
文句を言うなら観に行かなきゃいいんですけどね。(^^;
 
さて、今回もよくわかりません。よくわからないけれども、このシリーズに関しては、
高校にスクールアイドル同好会っちゅうのがあるということだけわかっていれば大丈夫。
 
虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会が受け入れることになったのは、
ロンドンから短期留学で日本を訪れたイギリス人のアイラ。
スクールアイドルに憧れているアイラの夢を応援しようと、
同好会のメンバーたちはスクールアイドル体験プロジェクトを計画する。
 
スクールアイドル体験プロジェクトといっても、まぁ普通のおもてなしです。
美味しいものを食べに行ったり、観光名所を巡ったり、
時にはメイドカフェウェイトレスを体験してみたり。
アイラの帰国前日にはライブをおこなって、一緒にステージに立ちます。
 
楽しそうだけどなんとなく悲しそうなアイラを見て、メンバーのひとりがふと気づく。
アイラが帰った先ではスクールアイドル活動ができないのではないかと。
で、自分たちだって最初からこうして活動できていたわけではないことを話して、
アイラがんばれよ~って話になるわけです。
 
30分ですから、良いも悪いもラブライブ初心者には判断できません。
ま、ええんでないの。それだけ。
 
ただ、空港で出迎えのときに巨大クラッカーを打ち鳴らすのはアカンのやないかと。
音よりもそのゴミはどうするねんと気になってしまう(笑)。
 
こうしてここに書くに当たってビビったのは、役名なのか声優の名前なのかわからなかったこと。
平々凡々すぎる名前の持ち主としては、本名か芸名か知らんけど、きらびやかすぎてビックリ。
 
なんにせよええよなぁ、カワイイ子って。

—–

『君は放課後インソムニア』

『君は放課後インソムニア』
監督:池田千尋
出演:森七菜,奥平大兼,桜井ユキ,萩原みのり,工藤遥,田畑智子,斉藤陽一郎,
   上村海成,安斉星来,永瀬莉子,川崎帆々花,でんでん,MEGUMI,萩原聖人他
 
この週の目玉作品2本を封切り日に片付けたものだから、もう近所では観るものがない。
キタミナミまで出たところで時間的に観られるのは1本だけだし、
TOHOシネマズ伊丹で手を打つことにして、観る機会を逸していた本作を。
 
池田千尋監督といえば、私の中では断然『東南角部屋二階の女』(2008)。
いまやすっかり売れっ子になった西島秀俊を監督デビュー作で起用したのが彼女です。
近年はTVドラマの演出に携わっていらっしゃることも多いようですが、
『Red』(2020)や『空に住む』(2020)の脚本は彼女によるものでした。多才。
 
原作はオジロマコトの同名コミック。
『ビッグコミックスピリッツ』で2019年に連載が始まり、今も継続中らしい。
この脚本も池田監督ご自身が担当されています。
 
高校1年生の中見丸太(なかみがんた)(奥平大兼)は父親(萩原聖人)と2人暮らし。
不眠症に悩んでいるが、ほとんど会話のない父親には相談できない。
同級生たちから病気だと思われるのも嫌で打ち明けられず、
丸太の悩みを知っているのは幼なじみの受川太鳳(上村海成)だけ。
 
夜にまったく寝られない分、昼間に眠気が襲ってくる。
掃除当番の日にうつらうつらしているところをサボりと見なされ、
階上の天文台から脚立を取ってこいと、女子に言いつけられる。
 
誰もいないはずの天文台に足を踏み入れると、誰かが寝ていてビックリ。
そこにいたのは同じく不眠症に悩む曲伊咲(まがりいさき)(森七菜)。
意気投合したふたりは、天文台で一緒に過ごす日々が多くなる。
 
ところが、天文台に忍び込んでいることを教師の倉敷兎子(桜井ユキ)に見つかってしまう。
ふたりから不眠症であることを打ち明けられた倉敷は、
彼らが大手を振って天文台を使えるように、天文部を復活させるようにアドバイスして……。
 
伊咲は生まれつき心臓疾患があって、両親(斉藤陽一郎MEGUMI)から大事に育てられ、
口の悪い姉(工藤遥)もなんだかんだで優しいけれど、
眠ったら心臓が止まってしまうかもしれないと思うから眠れません。
 
一方の丸太は、幼い頃、眠っている間に母親が出て行ってしまった過去があり、
自分が眠っている間に悪いことが起こるのではないかと思うと眠れない。
 
不眠症には縁がないため、私にはよくわからないけれど、
の闘病中は心配で確かによく眠れなかったし、
弟が亡くなった今も、私が死ぬと両親が困ると思うと眠れなくなりそうです。
実際のところ、眠れないなんてことはまったくないんですが。(^^;
 
なぜ眠れないのかがわかっても、原因を取り除くことはなかなかできないから、
やっぱり眠れないのでしょうね。ふたりの心配の種がわかると胸が痛みます。
 
お涙頂戴のオチだったら私は冷めるなぁと思っていたら、そんなことは無し。
「大好きです」とか、観ていてこっちが恥ずかしくなって、私が照れ笑いしてしまった。
でもね、君たち、その歳で今から「一生一緒にいます」とは言わないほうがいいのでは。
人生、何があるかわからないから(笑)。

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『東京リベンジャーズ2 血のハロウィン編 決戦』

『東京リベンジャーズ2 血のハロウィン編 決戦』
監督:英勉
出演:北村匠海,山田裕貴,杉野遥亮,今田美桜,眞栄田郷敦,
   清水尋也,永山絢斗,村上虹郎,高杉真宙,間宮祥太朗,吉沢亮他
 
イオンシネマ茨木で『インディ・ジョーンズと運命のダイヤル』を観た後、
109シネマズ箕面へと車を飛ばしました。
仕事帰りに2本を違う劇場で観るハシゴはなかなか大変です。(^^;
 
永山絢斗の逮捕で公開があやぶまれていましたが、無事こぎつけられてよかった。
 
人生でただ一人の交際相手であるヒナ(今田美桜)を死なせたくない。
総長マイキー(吉沢亮)率いる東京卍會が大好きだった東卍に戻ってほしい。
ヒナが死ぬのを阻止するためなら、東卍がまるで変わってしまうのを阻止するためなら、
何度でもタイムリープすることに決めたタケミチ(北村匠海)。
 
あの日、何があったのかを副総長ドラケン(山田裕貴)から聞いたタケミチは、
自分が東卍のトップになってすべてを止めるしかないと考え、
東卍と芭流覇羅(バルハラ)の決戦を迎える直前に飛ぶのだが……。
 
って、あんまり書くようなあらすじ、ないやん!
 
どうでもいいですけど、カズトラ(村上虹郎)の態度って、逆恨みそのものじゃないですか。
窃盗に入った先がたまたまマイキーの兄貴(高良健吾)の店で、
そうとは知らなかったとはいえ彼を殺しておきながら、マイキーがかばってくれなかったと恨んでいる。
マイキーがくれなんて言ってないバイクを盗もうとしたくせに、
マイキーのために盗みに入ったのにと言って恨むなんて、ええ加減にせぇよこのガキって感じですよね。
 
それに引き換え、カズトラをかばうバジ(永山絢斗)の素晴らしきオトナなとこ。
本作でこんなにいい役を演じているのにクスリやって捕まるだなんて、もったいない。
 
今回特にいいな~と思ったのは高杉真宙でしょうか。
前編では顔腫れすぎのところへ包帯なんかも巻いているから、彼とはわからず。
今回は包帯を巻いていないシーンもちゃんとあってよかったです(笑)。
 
ネタバレしてもいいのかしら。
タケミチはタイムリープした時代にとどまって、ヒナと会える日が来るのを待つのを決意。
どうしてフラれるのかわからないヒナに、タケミチが別れを告げるシーンは切ない。
頑張れよと声をかけたくなりました。
 
やっぱり好きだな~、これ。
とにかく、何事も人のせいにしてはいけません。

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『インディ・ジョーンズと運命のダイヤル』

『インディ・ジョーンズと運命のダイヤル』(原題:Indiana Jones and the Dial of Destiny)
監督:ジェームズ・マンゴールド
出演:ハリソン・フォード,フィービー・ウォーラー=ブリッジ,アントニオ・バンデラス,
   ジョン・リス=デイヴィス,トビー・ジョーンズ,イーサン・イシドール,マッツ・ミケルセン他
 
公開初日にイオンシネマ茨木にて、字幕版を観ました。
とりあえず、洋画は字幕で観なくては。面白ければ吹替版もいずれ観るつもりで。
 
“インディ・ジョーンズ”の第1作は『レイダース/失われたアーク《聖櫃》』(1981)でした。
その後、『魔宮の伝説』(1984)、『最後の聖戦』(1989)、『クリスタル・スカルの王国』(2008)と、
第4作まで作られて、いずれも大ヒット。そして15年が経ち、こうして第5作が公開に。
 
いずれも1回は観たはずですが、特に思い入れなく、話もほとんど覚えていません。
インディの職業すら忘れかけていたぐらいです。すみません。考古学者か。
 
開始早々思ったのは、「インディ・ジョーンズって、こんなにぽんぽん人が死ぬんだったっけ」。
なんだか躊躇なくどんどん殺されて行くので、子ども向けだと思っていたのは勘違い。
 
1944年のこと。
インディは旧友バジルと共に、ナチスが略奪した秘宝“ロンギヌスの槍”を奪還しようとしていた。
その途中、ナチスの科学者フォラーがもうひとつの秘宝“アンティキティラのダイヤル”を偶然見つける。
インディとバジルはフォラーからこのダイヤルの半分を奪うことに成功するが、もう半分は行方不明に。
 
さて、時は経ち、1969年。バジルはすでに他界。
インディといえば、息子を亡くしたせいで妻との仲がぎくしゃくし、離婚に至ってしまいそう。
定年を迎え、大学で最後の授業をおこなったさいに現れたのは、バジルの娘ヘレナ。
彼女からダイヤルの調査を依頼されるが、インディは気乗りしない。
 
ところが、フォラーもダイヤルのことを諦めてはいなかった。
インディの手元にあるダイヤルを奪いにやってきたフォラーだったが、
ヘレナがまんまとダイヤルを持って逃げてしまい……。
 
いつの時代という設定なのかしらと思ったら、舞台は1969年なんですね。
そりゃそうか。2020年代を舞台にしたら、インディどんだけ長生きやねんということになる(笑)。
 
SFは好きだけどなかなかついて行けていない私は、本作もいろいろとわかっていません。
どういう仕組みでこんなことが起こるんだかさっぱりわからないけれど、面白いのは面白い。
 
なんと言っても悪役フォラーを演じるのがマッツ・ミケルセンですからね。
大好きなので、できれば善人を演じてほしいのですが、
ハリウッド作品ではこのところとにかく悪役ばかり。でも似合っているから仕方ない。
確かに、ナチスだったら第二次世界大戦当時に戻って勝利を収めたいと考えそう。
そして、ヒトラーではなく、自分が英雄になるのだと。
飛んだ先がそれより遙かに昔だったというのは笑ってしまいます。
 
雑魚キャラが次々と死ぬのはまだしも、アントニオ・バンデラスまでそんなに簡単に殺さないで。
ウッソー、マジで!?と目が点になりました。
あ、雑魚キャラなんて言ってごめんなさい。死にすぎですよ、これ(笑)。
 
ハリソン・フォード、80歳。まだまだご活躍を期待します。
でも、もうキスシーンとかは要らんと思いますけど。
 
“インディ・ジョーンズ”を調べたら、“ミス・淫ディジョーンズ”シリーズが出てきて笑った。
『魔界の子宮』とか『最後の性戦』とか、絶対観たくない。(^^;

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『ビデオドローム』【4K ディレクターズカット版】

『ビデオドローム』(原題:Videodrome)
監督:デヴィッド・クローネンバーグ
出演:ジェームズ・ウッズ,デボラ・ハリー,ソーニャ・スミッツ,レイ・カールソン,
   ピーター・ドゥヴォルスキー,ジャック・クレリー,リン・ゴーマン他
 
シネ・リーブル梅田にて。
この直前に観たのが前述の『To Leslie トゥ・レスリー』だったため、
できれば本作と順番を逆にしたかったと思いました(笑)。
 
御年82歳の彼が、1982年にこの世に送り出したのが本作。
当時はワケわからんとまるでヒットしなかったのに、
後にビデオ化されてからカルト作品としてもてはやされるようになりました。
現在、4Kディレクターズカット版が公開されています。
 
と、さも知っているように書きましたけれども、私は初見。
クローネンバーグ監督の作品って本当にワケわからんから、覚悟して観なアカンし。
でも嫌いじゃないんですよね。なんだか癖になる。
『マルホランド・ドライブ』(2001)なんて大好きです。
本作はグロそうで避けていましたが、この機会を逸したらたぶん一生観ない。
 
カナダのトロントにある人気のUHF(極超短波)テレビ局。
ソフトなものからハードなものまでAV(アダルトビデオ)を放送しつづけている。
 
刺激的な映像を求める若き社長のマックスは、
ある日、部下でエンジニアのハーランからまさに求めていた映像を見せられる。
それは、女性が拷問され、最終的には殺される映像。
“ビデオドローム”という海賊番組らしく、どこで撮影されているのかわからない。
 
こんなことが本当におこなわれているはずはないが、とにかくリアル。
マックスはハーランに映像の出どころを突き止めるように指示をする。
 
ハーランから渡されたビデオドロームの録画テープを観てみると、
それに興味を持ったガールフレンドのニッキーが、ビデオドロームに出演したいと言い出す。
てっきり撮影地は海外だと思っていたのに、ピッツバーグで撮られているらしい。
オーディションを受けると言って出て行ったニッキーはちっとも帰ってこない。
 
ビデオドロームの生みの親がオブリビアン教授であると知ったマックスは、
ニッキーを取り戻すために教授に接触を図るが、彼の娘ビアンカと会うことができただけ。
その後、教授からマックスに届けられたテープを観ると、幻覚が起きて……。
 
なんかね、ビデオドロームを観た日から、現実が変容して行くらしいんです。
人間の体内に腫瘍を作るらしいけど、正直なところ、ちぃともわかりません。
ビデオテープが変形して見えたり、現実とブラウン管の中の出来事がリンクしたり。
画面を観ている間に自分のお腹が割れて(シックスパックじゃないですよ(笑))、
そこにずぶずぶと自分の手を差し込んで行く。何が嬉しくてそんなことを。(^^;
 
『マルホランド・ドライブ』の映像とは違って、この映像は美しいとは思えない。
むしろ、苦しんで死にゆく顔は『プー あくまのくまさん』とどこがちゃうねんとも思う。
けれど、玄人が観れば、ここに描かれているものはB級とは全然違うのでしょうね。
 
画面の中から人が出てくるところは“貞子”を思い出すし、
奇妙な装置をつけて画面を観る様子はまるでVRの世界。
こういうのって、誰が最初に考えたものなんですか。
映画で語られるようになったのはクローネンバーグ監督が初めてとか、そんなことはないのかな。
と思ってちょっと調べてみたら、1935年にアメリカ人SF作家がすでにVRのコンセプトを思いついているのか。
 
不思議な世界で面白い。でも全然わからん。
気持ち悪いシーンはやっぱり直視でけんけど、40年前の作品を劇場で観られたのはよかったと思う。

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