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『狎鴎亭スターダム』

『狎鴎亭スターダム』(英題:Men of Plastic)
監督:イム・ジンスン
出演:マ・ドンソク,チョン・ギョンホ,オ・ナラ,チェ・ビョンモ,オ・ヨンソ他
 
連休最終日は甲子園へ消化試合を観に行く。
その前に、方角が違うけどどうしても観たかった本作を観にシネマート心斎橋へ。
 
大好きなんです、マ・ドンソク。絶対面白いでしょ!?
 
ソウル漢江の南側の江南区に位置する繁華街・狎鴎亭(アックジョン)。
ここで生まれ育ったカン・テグクは、何を本業にしているのかさっぱりわからないけれど、
やたら人脈があって頼りになるおかげで住人たちから親しまれている。
 
ある日、テグクは馴染みのクラブで元同級生の弟パク・ジウを見かける。
クラブを経営するオ・ミジョンにこっそり事情を尋ねると、
ジウは「神の手」を持つと言われる天才美容整形外科医なのだが、ハメられて多額の借金を背負い、
自身の病院を乗っ取られたばかりか、医師免許停止中の身らしい。
そして現在、たいした腕もない医者の代わりに幽霊手術をさせられているという。
 
これはジウと組んで大儲けするチャンス。
テグクは早速ジウに近づき、どん底の人生から這い上がろうと誘うが、どう考えても怪しい。
躊躇するジウに、テグクは人脈を駆使して医師免許を復活させてみせ……。
 
マ・ドンソクだから面白くないわけはないと思いましたが、正直イマイチ。
共演のチョン・ギョンホを予告編で見たときは美形だと思えたのに、
本編で見ると「三角巾が似合いそうな玉森くん」を彷彿とさせる人だった(笑)。
ちょっと私のタイプじゃない。そのせいであんまりテンション上がらず。
 
周りがみんなグルで、ふたりは仲違いさせられてドツボにハマる。
最後にもっとスカッとする展開が待っているのかと思ったら、そうでもなくて。
つまらなくはなかったけれど、期待値が高かっただけに普通すぎました。
 
それにしても凄いですよね、美容整形大国、韓国
ミジョン役のオ・ナラも、VIP相手の病院スタッフ役のオ・ヨンソも、めちゃめちゃ綺麗。
おふたりとも整形美女なんですか。
わ、いま調べてビックリした。オ・ナラって劇団四季に在籍していたことがあるって。
日本で活躍するには少々ビミョーな響きのお名前に思えます。(^^;

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『ミステリと言う勿れ』

『ミステリと言う勿れ』
監督:松山博昭
出演:菅田将暉,松下洸平,町田啓太,原菜乃華,萩原利久,鈴木保奈美,滝藤賢一,でんでん,野間口徹,
   松坂慶子,松嶋菜々子,伊藤沙莉,尾上松也,筒井道隆,永山瑛太,角野卓造,段田安則,柴咲コウ他
 
TOHOシネマズ梅田にて、前述の『グランツーリスモ』の次に。
 
原作は田村由美の大人気コミックで、TVドラマ化されてそちらも大人気だったようですが、
私はドラマにまで手を出す余裕はなく、この劇場版でお初にお目にかかります。
予告編は台詞を覚えるほど観ました。「犬神家の一族……」「話を聴かない一族……」がお気に入りです(笑)。
 
東京に暮らす天然パーマの大学生・久能整(くのうととのう)(菅田将暉)は、広島の美術館を訪れた折、
犬堂我路(永山瑛太)から整を推薦されたという女子高生・狩集汐路(かりあつまりしおじ)(原菜乃華)に声をかけられる。
古くからある地元の名家・狩集家の当主(石橋蓮司)が亡くなり、遺産を巡る相続争いが勃発するのは明らか。
歴代の当主が亡くなったさいにも狩集家では必ず死人が出ているらしい。
それを阻止するために整に協力してほしいと言うのだ。
 
当主の遺言では、相続権のある4名それぞれに蔵の鍵が渡され、
与えられたお題を解いた者1人のみがすべての遺産を相続するとなっている。
その場に引っ張ってこられた整は、ここに滞在して謎解きをするはめに陥るのだが……。
 
4名は当主の孫たち。
狩集理紀之助(町田啓太)、波々壁新智(ははかべねお)(萩原利久)、赤峰ゆら(柴咲コウ)、そして汐路。
汐路の父親(滝藤賢一)とそのきょうだいたちは、同乗していた車で8年前に事故死。
ゆえに孫たちに相続権がもたらされたわけですね。
狩集家に嫁入りした汐路の母親(鈴木保奈美)には何の権利もないから蚊帳の外。
思った以上にドロドロしている本作の中で、彼女と松坂慶子演じる親族が穏やかなのが救い。
 
さて、そうなんです。もっと明るく楽しめる話かと思ったら、予想以上にドロドロ。
これはホラーかと思う要素てんこ盛りで、まるで横溝正史です。やっぱり犬神家の一族(笑)。
 
いちばん怪しくない人が犯人ってよくあることですが、ホンマにそう。
怪しくないから逆に怪しくて、ほら、おまえやんと思いました。(^o^)
 
ちょっと(だいぶ)ネタバレしてもよいですか。
主要キャストなのにあらすじに名前が出てこない人。おまえだよぉ。怪しすぎる。
しかしこれって、精神鑑定したらおかしいってことになりませんかね。
こんな罪を犯していても、無罪放免になるかもしれない。
 
もっとネタバレしてもよいですか。
昔から伝わるの話を信じ込んで、容姿が異なる者が生まれると抹殺してきた一族。
旧家にはもしかすると実際にあったりしてと思うと恐ろしくて仕方ありません。
 
エンドロールに伊藤沙莉尾上松也筒井道隆の名前があったから、
えっ、どこに出ていましたかと思ったら、エンドロールの後に登場。
そうですか、彼らがTVドラマ版のレギュラーなのですね。観たいなぁ、ドラマ版も。
 
整くんがカレー好きだとは知らなんだ。この劇場版だけ観てもそりゃ知らん。

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『グランツーリスモ』

『グランツーリスモ』(原題:Gran Turismo)
監督:ニール・ブロムカンプ
出演:デヴィッド・ハーバー,オーランド・ブルーム,アーチー・マデクウィ,
   ダレン・バーネット,ジェリ・ハリウェル・ホーナー,平岳大,ジャイモン・フンスー他
 
連休中日、夙川でひとりランチした後、TOHOシネマズ梅田にて2本。
 
私もプレイステーションを持ってはいましたが、RPG専門。
“グランツーリスモ”が世界的人気を誇るドライビングゲームだとは知らず、
そのゲーマーからプロのレーシングドライバーを発掘して育成するプロジェクト、
“GTアカデミー”なんてものがあったとも知りませんでした。
 
ゆえに、その話に惹かれたというよりは、ニール・ブロムカンプ監督作品だということに惹かれて。
南アフリカ出身、『第9地区』(2009)や『エリジウム』(2013)の監督がまさかこれに手を出すとは。
 
“グランツーリスモ”にのめり込んでいる青年ヤン・マーデンボローは、
父親に呆れられながらも本物のレーサーになる夢を諦めきれず、
ゲームで好タイムを叩き出して“GTアカデミー”の予選会に参加するチャンスを得る。
 
“GTアカデミー”とは、SCE(ソニー・コンピュータエンタテインメント)と日産自動車が主催する、
優秀なゲームプレイヤーたちプロレーサーとして育成するための選抜プログラム。
 
アカデミー参加者の指導に当たるのは、元レーサーのジャック・ソルター。
ゲーマーがリアルなレースで通用するはずがないと内心では思っていたジャックだが……。
 
失礼ながら主人公ヤン役のアーチー・マデクウィにイマイチ花がない。
それよりもジャック役のデヴィッド・ハーバーがかっけーオッサン。
『バイオレント・ナイト』を観て以来、私は完全にこのオッサンの虜です。
久々に見るオーランド・ブルームは“GTアカデミー”の設立者ダニー・ムーア役。
“ロード・オブ・ザ・リング”シリーズで美しきエルフを演じていた頃が懐かしいですね。
 
アカデミーを勝ち抜いた者をひとりレーサーとしてデビューさせるに当たり、
インタビューの受け答えが上手かどうかなんてこともダニーは考慮したがる。
ヤンのタイムは1位だったけど、僅差で2位につけた者のほうがメディア受けが良い。
ダニーはヤンの採用に反対したものの、ジャックはタイムが示す通りにヤンを採用します。
この辺、花がない人じゃないと話としてダメなわけですね。(^^;
 
ゲーマーからプロレーサーになるのは確かに凄いことだけど、そんなゲームが凄くないですか。
タイヤの状態までゲーマーはちゃんとわかっている。びっくりしました。
 
ヤンがレース前に気分を高めるために聴く勝負曲に笑ってしまいました。
ケニー・Gとエンヤですって。イケイケの曲じゃないんだわ。
対するジャックの勝負曲はブラック・サバスらしい。
どの時代のブラック・サバスが彼のお気に入りかは知りませんが、
劇中ではオジー・オズボーンの歌声が何度か流れていました。
 
皆さんの勝負曲って何ですか。

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『ダンサー イン Paris』

『ダンサーインParis』(原題:En Corps)
監督:セドリック・クラピッシュ
出演:マリオン・バルボー,ホフェッシュ・シェクター,ドゥニ・ポダリデス,ミュリエル・ロバン,
   ピオ・マルマイ,フランソワ・シヴィル,メディ・バキ,スエイラ・ヤクーブ他
 
前述の『私の大嫌いな弟へ ブラザー&シスター』でくじけた後、本作を観る。
同じくシネ・リーブル梅田にて。
 
フランス/ベルギー作品。
セドリック・クラピッシュ監督のことがとても好きです。
なんというのか、観るといつも清々しい気持ちになれる。
この監督の奥さんが誰かとか知らなかったのですが、いま調べてみたらローラ・ドワイヨン
「知らなかったのですが」って書いたけど、前にめっちゃ書いてるやん、私。(^o^;
そうでしたか、クラピッシュ監督の義父はあのジャック・ドワイヨンでしたか。
奥さんよりもお義父さんよりも、私はクラピッシュ監督の作品が断然好きだ。
 
パリ・オペラ座
エトワール(=最高位)を目指すバレリーナのエリーズは、その夢が今まさに叶うというとき、
舞台袖で恋人が別の女性を追いかけるのを目撃してしまう。
動揺したままステージに上がった結果、転倒して足首を負傷する。
 
捻挫ではあったものの、古傷も完治していないことを医師に指摘され、
数ヶ月様子を見てよくならないようであれば手術必至であること、
手術すれば2年は踊れないであろうことを告げられる。
 
ショックから立ち直れないエリーズは、以前一緒にバレエをしていたサブリナに偶然会う。
すでにバレエを諦めて今は女優を目指しているサブリナは、
それだけでは食べていけないからとモデルの仕事などをしているらしい。
サブリナから仕事を紹介してもらったエリーズは、彼女とはウマが合うと感じる。
 
サブリナの恋人は出張料理人のロイック。
今度の出張先ブルターニュへアシスタントとして同行することになったエリーズは、
そこでコンテンポラリーダンスのメンバーと出会い……。
 
ロイックが出張するのは、スタジオ併設の宿泊施設。
弦楽器の演奏家や歌手などの音楽家やダンサーなどが数日間だか数週間だか滞在します。
オーナーは脚に障害のある女性ジョジアーヌ。彼女のさりげない励ましが○。
ロイックの料理も美味しそうだし、サブリナとの痴話喧嘩も笑えます。
 
物語としては、一流のバレリーナになれそうだったところ怪我をして挫折しかけ、
ジャンルは違えども踊ることを再開する女性が主人公だから、『裸足になって』とそっくり。
でも国が違うからこっちのほうが軽め。どちらもよかった。
 
クラピッシュ監督がダンスを取り上げるとは意外。
ホフェッシュ・シェクターという本物のダンサー率いる実在のダンスカンパニーが登場し、
シェクターと何名かのダンサーが本人役で出演しています。
そして主演のマリオン・バルボーも本物のオペラ座のダンサー。
 
コンテンポラリーダンスは私にはわからない世界ですが、興味は湧きました。
エリーズが「クラシックバレエに出てくる女性は必ず悲劇に見舞われる。
死んでしまったり、亡霊になって出てきたり」とぼやくシーンにホントだわと思いました。
 
エリーズを担当する療法士のヤンもエリーズと同時期に恋人の裏切りに遭い、
お互いを慰め合ううちに恋に進展すると思い込んでいました。
その様子がかなり可笑しくて、劇場内に笑いが溢れたのも嬉しいこと。
 
エリーズに無関心を装ってきた父親が、バレエのレッスンに我が子を連れて行っていた頃を思い出すシーンには、
こちらももらい泣き。
ちょっと笑ってちょっと泣く。このバランスが良い作品でした。

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『私の大嫌いな弟へ ブラザー&シスター』

『私の大嫌いな弟へ ブラザー&シスター』(原題:Frere et Sœur)
監督:アルノー・デプレシャン
出演:マリオン・コティヤール,メルヴィル・プポー,ゴルシフテ・ファラハニ,パトリック・ティムシット他
 
TOHOシネマズ梅田別館で『名探偵ポアロ:ベネチアの亡霊』を観た後、
いったいいつになったら涼しくなるのか、厳しい日差しの下、てくてく歩いてシネ・リーブル梅田へ。
 
アルノー・デプレシャン監督は著名ですが、私は監督作を1本も観たことがないと気づく。
出演作の『ヒッチコック/トリュフォー』(2015)を観たことがあるだけ。
無意識に避けてきたのだろうか、なぜだろうと思ったけれど、本作を観てなんとなく納得。
 
この日のハシゴ2本目でした。1本目のTOHOシネマズ梅田別館ではビールを飲みました。
生ビールのつもりで注文したら、「缶ビールを紙コップにうつすんですが、それでもよろしいですか」と聞かれました。
「いいですよ」と答えたけれど、あのビールで800円って、ぼったくりやないですか。
甲子園の生ビールより高いっちゅうの。生である必要はないけれど、値段高すぎ。
 
で、それに憤って飲んだ気がせず、本作の鑑賞中にハイボール缶を飲みました。
これは冷え冷えで美味しかったけど、おかげで眠気に襲われてしまいました。
しかし、飲んでいなくても寝てしまったと思うのですよね。この監督とはたぶん合わない。
 
昨年がんで亡くなった私の弟。弟と私は本作のタイトルのような関係ではありません。
でも、姉弟の話ならば観たくなるじゃないですか。なのに、この関係性はまったく理解できず。
 
人気舞台女優のアリスには2人の弟がいるが、長弟で詩人のルイとは絶縁状態。
ルイがまだ幼い息子を亡くした折にアリス夫婦が弔問に訪れるも、ルイは追い返す。
アリスの夫ボルクマンはもともとルイの友人だったにもかかわらず、いまやボルクマンのことすら憎んでいる。
 
ある日、両親が交通事故に遭って入院。
次弟のフィデルから連絡を受けたルイも病院へと向かうが、アリスには絶対に会いたくない。
しかしお互いを避けたままでいられずはずもなく、姉弟は久々に再会するのだが……。
 
憎み合う関係になった理由すら思い出せないって、どういうことですか。
アリスのことを自分の著作でルイが悪く書いたから?
でもルイがそんなことを書くような感情を抱きはじめたのはなぜ?
 
序盤で睡魔に襲われたため、どういう流れだったのかおぼろげにしかわかりません。(^^;
だけど、理由もわからずに憎み合う様子は不愉快にしか感じられなくて。
スーパーで偶然会ってしまったときの姉弟の会話も私の理解を通り越し、
完全にルイの味方である妻フォニアの態度もよろしくなくて、すべてが不可解。
 
アリス役のマリオン・コティヤールもルイ役のメルヴィル・プポーも好きな俳優です。
でも彼女たちの出演作の中でいちばん意味不明でした。
最初から最後まで起きていたら共感できるところもあったのでしょうか。
何の脈絡もなく面と向かって「大嫌い」と言うところからしてワケわからん。

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