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今年観た映画50音順〈か行〉

《か》
『カレとカノジョの確率』(原題:Love at First Sight)
2023年のアメリカ作品。Netflixにて配信。
アメリカ人の女子大生ハドリーのもとへ、ロンドンで教鞭を執る父親から連絡が入る。
父親曰く、再婚することになったから結婚式に出席してほしいとのこと。
気乗りせずも致し方なくJFK空港に向かったところ、4分遅刻して搭乗を逃す。
次の便を予約して待つ間、携帯の充電切れに気づいて再びガックリ。
そのとき声をかけてくれたのがイギリス人で数学オタクのオリバー。
ヒースロー空港行きの飛行機の中、隣り合う奇跡に恵まれたふたりは意気投合。
着陸後にオリバーから携帯の番号を教えてもらったのに、
別れた直後に携帯を落として破損、番号がわからなくなってしまう。
沈んだ気持ちのまま父親の結婚式に参列すると、披露パーティーまでの間に近くから聞こえてきた話にびっくり。
参列者のひとりが偶然にもオリバー一家の知り合いらしく、今からオリバーの母親のお別れ会なのだと言う。
パーティーの開始までは4時間。父親に必ず戻ると伝え、ハドリーはオリバーに会いに行くのだが……。
オリバー役が『ボヘミアン・ラプソディ』(2018)でロジャーを演じたベン・ハーディというだけでもう嬉しいですねぇ。
ベタなラブコメではありますが、生前葬の話がとてもよかった。
父娘で踊るときのBGMがバグルスの“ラジオ・スターの悲劇”というのも楽しい。
 
《き》
『キル・ゲーム』(原題:Apex)
2021年のアメリカ作品。日本では劇場未公開。TSUTAYA DISCASにてDVDレンタル。
人間狩りゲーム“APEX(エーペックス)”は、6人のハンターが同じ獲物を追い、
見事獲物を殺したハンターが勝者となるエンターテインメント。
近頃獲物が弱すぎるという不満がハンターたちから湧き出て、
主催者が今度こそと選んだのは、仮釈放なしの終身刑に処せられている元刑事マローン。
今さら自由を得るつもりもなかったマローンだが、自分に孫がいると知って意思を翻す。
6人のハンターはいずれも諸般の事情を持つ富豪で、
中でも一代で製薬会社を築き上げたレインズフォードは強くてずる賢い。
ハンター同士が殺し合うように仕向ける作戦も考えたマローンは……。
今年2月に認知症であることが家族を通じて発表されたブルース・ウィリス
本作の彼にはまるでキレ味がなく、こんなヨレヨレの爺さんに勝てるわけがない。
表情もどことなく呆けた感じで、この頃にはもう症状が出ていたのだろうと思います。
そんなことを思いながら観ていると悲しくなってしまいました。
 
《く》
『空気殺人 TOXIC』(英題:Air of Murder)
2022年の韓国作品。TSUTAYA DISCASにてDVDレンタル。
2011年に韓国で実際に起きた事件に基づく。
医師チョン・テフンのまだ幼い息子が原因不明の肺の病で突然倒れて重体に。
同日、息子の入院に必要なものを取りに帰った妻が同じ病で亡くなる。
妻の妹である検察官ハン・ヨンジュは、半年前の人間ドックでは姉に異常がなかったことから、
義兄と共に原因究明に乗り出したところ、加湿器用殺菌剤が原因だとわかる。
被害者の会を結成し、製造販売元の大会社オーツーを訴えるが、
オーツーの社長は遣り手の社員ソ・ウシクにすべてを任せ、
どんな手を使ってでも裁判に勝つようにと命じ……。
酷い会社です。毒性があることを認識していながら売ればそれは殺人なのに。
議員や専門家に金を積んで、自社の非を揉み消そうとし、実際に揉み消しに成功する。
と思えたときに、まさかのまさかのドンデン返しがあってびっくり仰天。
ソ・ウシクも実はこの殺菌剤で妻子を亡くしていたのですよねぇ。
一発逆転を狙うには、こうするしか方法がなかった。
遺影に向かってどうしているかと尋ねるシーンは泣きました。
死んだ人に向かってそんなことを聞くのは変なんですが、私もよく思うんです、弟、元気かなって。
 
《け》
『警官の血』(英題:The Policeman’s Lineage)
2022年の韓国作品。TSUTAYA DISCASにてDVDレンタル。
佐々木譲の同名ベストセラー小説を韓国でリメイク。
祖父と父親に続き、自らも警察官になった新人刑事チェ・ミンジェ(チェ・ウシク)は、
広域捜査隊の刑事パク・ガンユン(チョ・ジヌン)を内偵捜査するよう、打診される。
不名誉な仕事だと断ろうとするミンジェに、警官殺しが絡んでいるとのこと。
ガンユンはあり得ないぐらいホシを挙げているエース刑事で、闇組織との癒着が疑われる。
それがバレそうになって警官を殺したのではないかというのだ。
かつて父親が殉職した過去を持つミンジェは、父親の死についての真相を知りたくなり、
この任務を果たせば教えてやると監察官から言われて受けることに。
捜査を始めたところ、ガンユンはミンジェをなぜか可愛がる。
人間として魅力を持つガンユンに惹かれ、信用したくなったミンジェは、
監察官にガンユンの嫌疑は何もないと報告するのだが……。
ミンジェ役のチェ・ウシクは、『The Witch/魔女』の冷酷無比な男役が印象に残っています。
冷酷無比でもイケメンだなぁと思った彼がこんな無垢な役をしたらさらに惚れる(笑)。
ばりばり一重まぶたの私は、彼がやはり一重まぶたであるところにも親近感を持ちました。
続編を作ってほしいぐらい面白かったし楽しかった。
 
《こ》
『コンビニエンス・ストーリー』
2022年の日本作品。TSUTAYA DISCASにてDVDレンタル。
脚本家の加藤(成田凌)は執筆に集中したいというのに、
同棲中の女優の卵ジグザグ(片山友希)の飼い犬ケルベロスがやかましく吠える。
ジグザグが出かけた隙にケルベロスを捨てに山奥へ。
しかし帰宅したジグザグが騒ぎ立てるものだから、再びケルベロスを連れに山奥へ戻る。
途中、車のエンジンがかからなくなって困り果てていたところ、
不思議なコンビニのオーナー夫人・惠子(前田敦子)が車を直してくれるという。
ところが一緒に車を停めていた場所に戻ると車がない。
彼女の夫・南雲(六角精児)の厚意でしばらく家に泊めてもらうことになるのだが……。
実はこのコンビニではかつて惨殺事件が起きていて、
オーナー夫妻も従業員もみんな殺されていましたというやつ。
三木聡監督お得意の不条理脱力系のはずが、かなり退屈。
惠子が登場する辺りからは少し面白くなりますが、摩訶不思議な話というには物足りず。
幻想譚なのでしょうが、イマイチ幻想的ではないのですよねぇ。
惠子に救われて最後はこっちの世界へ戻ってきたのかと思いきや、オイッ、死ぬんかいっ。

—–

今年観た映画50音順〈あ行〉

22回目となりました。恒例におつきあいください。
 
12月22日までに劇場で観た作品についてはすべてUP済みなので、
ここに挙げるのはそれ以外のDVDあるいは配信で観たものばかり。
好きだったとか嫌いだったとかは関係なし。
どれも今年レンタルや配信が開始されて視聴可能となった作品です。
ネタバレ御免。
 
↑ここまで毎年コピペです(笑)。すみません。
 
《あ》
『あしやのきゅうしょく』
2022年の日本作品。TSUTAYA DISCASにてDVDレンタル。
兵庫県芦屋市の市制施行80周年記念映画として撮られたそうです。
給食好きが高じて栄養士となり、自分の出身小学校に着任した野々村菜々(松田るか)。
困ったときには相談できる前任者の立山蓮子(秋野暢子)の存在が心強い。
「食べることは生きること」という芦屋小学校のモットーを忘れず、
子どもたちが喜んでくれる給食を提供しようと知恵を絞るのだが……。
卵アレルギーの少年はオムライスが食べたくて、アレルギーの治療を決意。
ハラルフードしか食べられないイスラム教徒の少女は弁当持参だけれど寂しげ。
みんなが楽しく食べられるものはないだろうかと菜々は賢明に考えます。
調理師(石田卓也ほか)の面々も手を抜かない。
火を止めてから子どもたちが食べはじめるまでの時間も計算して、
出汁のしみ具合をきちんと考えるのですから。
校長先生役で桂文珍、出入りの精肉店の店主役に赤井英和豆腐店の店主役で堀内正美が出演しています。
お豆腐を使ったキーマカレーとか、よかった。
 
《い》
『インクレディブル・スパイ』(原題:The Spy Who Never Dies)
2022年のオーストラリア作品。日本では劇場未公開。TSUTAYA DISCASにてDVDレンタル。
ロシアの潜水艦から核ミサイル7基が盗まれる。
犯人は元CIAの女性エージェント・トライデントで、どうやら世界征服や金儲けを目論んでいるわけではなく、
男性エージェント・ブラッドへの個人的恨みから復讐しようとしているらしい。
当のブラッドは怪我をした犬を見つけて運び込んだ先の獣医・ヴェロニカに一目惚れ。
暗殺仕事ばかりのCIAを辞めて心穏やかにヴェロニカと過ごしたいと願うが、
ブラッドの上司・スザンナがそれを許すはずもない。
ヴェロニカとデート中もさまざまな指令や厄介事が舞い込むのだが……。
未公開は当たり前の中途半端なドタバタ作品(笑)。
『ミッション:インポッシブル』のスタッフが放つ作品となっているけれど、ホンマかいな。
ただ、観たことを後悔するほどにはつまらないわけではなくて、
“ミッション:インポッシブル”“007”をパロっているふうなのも結構可笑しい。
特に機械オタクのジェームズは愛すべき人物で、
巻き込まれて酷い目に遭わされそうになりながらも切り抜ける。
見た目は女子高生の殺し屋ロリポップに殺されかけるシーンには大笑い。
続編もありそうなんですが、ほんとに作ります?
 
《う》
『ウイング・アンド・プレイヤー』(原題:On a Wing and a Prayer)
2023年のアメリカ作品。Amazonプライムビデオにて配信。
2009年の復活祭の日に起きた実話に基づく
ショーン・マクナマラ監督が『ソウル・サーファー』(2011)と同様にデニス・クエイドを起用して。
薬剤師のダグ・ホワイトは妻のテリ、娘のマギーとベイリーの4人家族。
大好きだった兄ジェフが心臓発作で急逝し、葬儀に参列した後、
一家が搭乗したプロペラ機キングエアの操縦士が空の上で突然死亡。
遊覧飛行のセスナ機にたった一度乗ったことがあるだけのダグが操縦するはめに。
状況を知った管制塔では、なんとか一家の命を救おうと誘導を始める。
管制官の職員ダン・ファビオは、キングエア飛行教官のカリ・ソレンソンに連絡。
飛行機事故で家族を失った過去を持つカリは、自宅からダグに操縦方法を教える。
操縦士が急死するなんて思わないじゃないですか。
本当にこんな目に遭ったら生還できるなんて思わない。一巻の終わりですよね。
たとえセスナ機でも一度操縦した経験のある人だからできたのか。
将来パイロットになりたいという少女が無線をキャッチして奔走するのもよかったけれど、
実際のところ、彼女は何にもしていなくて、本作に必要だったかどうかは疑問。(^^;
テリ役にはヘザー・グラハム。数十年前に『バービー』を映画化していたら、彼女が演じられたかもしれませんね。
 
《え》
『疫起/エピデミック』(原題:疫起)
2023年の台湾作品。Netflixにて配信。
台北総合病院に勤務する外科医シアは、娘の誕生日に家路を急ぎ、
勤務時間があと数分残っているにもかかわらず退勤。
タクシーを捕まえて帰ろうとしたところへ、急患の連絡が入る。
致し方なく病院に戻るといきなり病院が封鎖されて、誰も出入りできなくなる。
8階でSARS感染者が出たらしく、急に閉じ込められた来院者はもちろんのこと、
何も知らされていなかった病院職員たちも戸惑い、パニックになる。
入院中のジャーナリストのジンは記事にすべく、まずは感染者を突き止めることをシアに提案。
感染者を明らかにすれば、濃厚接触者でない自分は帰宅できるだろうとシアも考える。
安全と思われる倉庫で作戦会議を開き、情報を集めはじめたふたりだったが……。
SARSに見舞われた2003年の台湾の様子がモチーフとなっています。
不眠不休で看護に当たろうとする職員もいれば、感染者の看護を拒否してストに入る職員も。
泣かせるのは男性看護師のタイホー。人手不足の8階を手伝いに行ったら、
本来の自分担当のフロアに戻ったときに皆から避けられ、8階に行けと言われます。
その後も献身的に重症患者の看護に当たり、ついには本人も罹患してしまう。
自分本位なシアに非難の目を向けていたタイホーが最後に微笑むのは8階でシアと目が合ったとき。
医療従事者の方々には頭の下がる思いです。ありがとう。
 
《お》
『丘の上の本屋さん』(原題:Il Diritto alla Felicita)
2021年のイタリア作品。TSUTAYA DISCASにてDVDレンタル。
風光明媚な田舎町の丘の上で、小さな古書店を営む老人リベロ。
隣のカフェに勤める青年ニコラは毎朝淹れ立てのコーヒーを届けてくれる。
ゴミ置き場を漁っては掘り出し物を見つけたと言って売りにくるボジャン。
哲学書に興味を示すスキンヘッドの男は、入店するなりなぜか「あなた」という呼び方はしないと宣言。
ラテン語の辞書ばかり売りに来る自称教授はどの書店にも自著がないと嘆く。
ニコラが片想いするキアラは、女主人のためにフォトコミックを買いたい。
友人のためにSM本を探しているという女性はその姿からしてハード。
こんな風変わりな客たちに混じってやってくるのは、移民の少年エシエン。
ブルキナファソからイタリアへ来て6年だという彼は漫画が好き。
しかし買うお金がないというエシエンに、リベロは漫画を貸すように。
やがてリベロがエシエンに貸し出すものは漫画から本へと替わってゆく。
リベロがエシエンに貸す本は、『イソップ物語』だったり、『星の王子さま』だったり。
最後はちょっと切なくて、エシエンが夢を叶えますようにと祈りたくなります。

—–

弟の車を車検に出す。

昨年6月に肝内胆管がんで亡くなったトヨタのマークXに乗っていました。
15年以上おなじ車に乗り続けていて、たいそう気に入っていた様子。
大阪にいるときに買って、お正月は三重県松阪まで車を走らせる。
当時の弟の趣味はパチスロだったのですが、お正月は条例で休業となるパチンコ店が多いなか、
松阪のパチンコ店だけはずっと営業できるらしくて。
その後、どういうわけだか三重県の桑名に異動になり、パチスロに行くのも楽になった模様(笑)。
 
三重から大阪へ戻った後も乗り続け、走行距離は9万キロ超。
それでもじゅうぶんに走るから手放す気ないままに闘病生活に入りました。
 
自分が死んだらこの車をどうしようか。ずっと気がかりだったようです。
それをウチのダンナに話したら、「たけちゃん(=弟)の車、ウチで引き取ったらええやん」。
えーっ、ええの!? ウチは夫婦ふたり家族で、しかもダンナはタイに駐在中やし、車2台も要らん。
弟の車を引き取ったら駐車場代に車検代、自動車税と、めちゃめちゃ維持費がかかるで。
「ええやん、それでも」とダンナが言ってくれたので、そうすることに。
 
ついでに、私がお世話になっているスバルで弟の車も面倒を見てもらうことに。
弟がトヨタの担当だった人と懇意だったならばそちらで継続して見てもらえばいいのですが、
弟曰く、「点検に行くたんびに車買い替えろってうるさいねん。
鬱陶しいから、ディーラーに車預けたら家に一旦帰るようにしている」と以前聞いていたため、
スバルに尋ねたところ、「ウチで見させてもらいます!」と即答してくれて。
 
病床の弟に「スバルで見てくれることになったで!」と伝えると、
「ホンマ!? それはありがたいなぁ。いちばん安心やわ」と喜んでくれました。
 
車検に通し、自動車税もきちんと払ってからこの世を去った弟ですが、
来年1月に切れるので、このたびスバルで車検に出しました。
なにしろそろそろ走行距離が10万キロに達するから、ルームミラーの接着剤が劣化して落ちたり、
ドアのハンドルカバーが外れたりと、それはそれはいろいろなことが起きています。
でもまだまだ大丈夫。
弟が綺麗に、大事に乗っていた車。ぶっ壊れるまでは乗り続けるつもりです。

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『劇場版 SPY×FAMILY CODE: White』

『劇場版 SPY×FAMILY CODE: White』
監督:片桐祟
声の出演:江口拓也,種崎敦美,早見沙織,松田健一郎,中村倫也,賀来賢人,銀河万丈,武内駿輔他
 
公開初日だった先週金曜日、実家で母と晩ごはんを食べた後、イオンシネマ茨木でレイトショー。
 
ところで本作とは全然関係のないことなのですが、鬼太郎人気が凄まじいそうですね。
『鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎』も公開初日に観に行き、来場者特典をもらいました。
どうせ取っておいたって愛でる気持ちもなければ使い道もないので、
飲み友だちの兄さんに処分を委ねたところ、メルカリで2,222円で即売れたとのこと。
どうやらもう少し高額に設定しても売れたようだと兄さん。
へ〜、鬼太郎がそんなに人気があるとは知りませんでしたねぇなどと話したのでした。
 
で、先週。車のディーラーに寄ったら、「鬼太郎、また観に行くご予定はないですか」と店長がおっしゃる。
なんでそんなことを聞くのか思ったら、23日から来場者特典第4弾の配布が始まるという。
鬼太郎が好きで好きでたまらん店長は、第4弾がほしいけど、年末に仕事は休めない。店長だし(笑)。
で、鑑賞料金を負担してもよいから私に観に行ってほしいと思ったそうです。
 
そんなふうに鬼太郎情報をいろいろ聞いてから劇場売店に寄ってみると、
パンフレットもグッズも完売しているところの多いこと。
中身は同じながら表紙に赤青があるパンレットはネットで高額で取引されているらしい。
23日のチケットも来場者特典第4弾狙いで早々と売れて、あちこちの劇場で満席。
知らなかったよ、ゲゲゲがこんなに人気とは。
 
店長は結局自分の娘とその友だちに頼み込んで23日に観に行ってもらい、無事に第4弾をゲットしました。
公開初日に特典の配布は規定数に達して終了。たぶんもう空いていますね、鬼太郎。
 
関係のない話をどこまでするねん。やっと本作の話。(^^;
 
鬼太郎と同じく、これもどれほどの人気なのか知らないまま鑑賞。
原作は2019年から『少年ジャンプ+』に連載されている遠藤達哉の同名漫画。
2022年にTVアニメ化され、今年はミュージカル版まで上演されたとか。
私は劇場のマナームービーで本作を知りました。
 
何にも知らない状態で観ると、下記のような理解になります。誤りがあるかもしれません。
 
フォージャー家は3人と1匹の家族。
夫のロイドはスパイ、妻のヨルは殺し屋。いずれも超優秀。
お互いに相手の真の職業を知らないが、利害が一致してかりそめの夫婦となる。
その娘として孤児院から引き取られたのがアーニャ。
 
実はアーニャは人の心の裡を読み取る力を持つ超能力少女で、
ロイドとヨルの考えていることもすべてわかるから、ふたりが何者であるかを知っている。
そして愛犬のボンドは未来予知能力を携えており、それをアーニャも共有可能。
つまり、家族の頭の中と今後起きることを知り得るのはアーニャとボンドだけ。
 
そんなアーニャは、ロイドの目的を果たすために良家の子どもたちが通う学校に入れられています。
あるとき、学校の調理実習の延長でお菓子のコンテストがおこなわれることになり、
そこで優勝して表彰されると、ロイドがある組織を調べやすくなる。
何がなんでもアーニャに優勝させるため、お菓子を審査する校長が好きなお菓子を調べあげ、
その作り方を習得しようと雪国フリジス地方へと家族で向かうのでした。
家族旅行にウキウキわくわくのアーニャでしたが、
食べてしまったチョコレートに機密のマイクロチップが埋め込まれていたせいで追われるはめに。
 
って感じです。
何にも知らないまま観たけれど、それなり以上に楽しくてワクワクしました。
食べたチョコレートは最終的にウ○コになって出るだろうと拉致されるアーニャ。
どこまでアーニャが漏れそうなウ○コを我慢できるのかわからなくて、
ウ○コネタ満載の作品が苦手な私としてはびくびくもしましたが(笑)、そうはならなくてよかった。
 
ロイドはイケメン、ヨルさんは美人で純粋なうえに凄腕でカッケー。アーニャかわいい。
万人が楽しめるアニメなのではないでしょうか。
 
来場者記念ももちろんゲットしましたとも。これ、売れますか。

—–

『ウォンカとチョコレート工場のはじまり』をScreenXで観る。

大阪市内か西宮北口辺りまで行かないともう観るものがない。
家に直帰すればいいものを、ふらふらと109シネマズ箕面に立ち寄り、
 
ScreenXが登場したばかりの頃はエグゼクティブシートから埋まっていましたが、
皆さん、このスクリーンに関しては後方席のほうがよいとわかったのか、
それともたまたま会員じゃない人ばかりが観に来ていて
鑑賞料金の高いエグゼクティブシートは避けたのか、後方席に客が集中。
集中と言ったって、そんなに混んでいるわけではありません。
 
基本的に映画は1回しか観ません。
とか言いつつ、30回観た映画とか、34回観てまだ継続中の映画とか、
15回観てこれもたぶんまた観る映画なんかもあるのですけれど(笑)。
複数回観ると、1回目に見落としていたり聞き取れていなかったりすることが意外と多いと気づく。
 
本作では、ラストにヌードルが母親に会いに行くシーンで、
どうして母親は図書館に住んでいるんだと1回目に観たときに思っていたのですが、
そうか、ヌードルもその母親も本の虫で、本だらけの家に住むのが夢だったんですね~。
 
2回観てもやっぱり楽しかった。
チョコレート組合の三人衆、特に「いちいち説明する人」はスベりすぎで全然面白くないけれど、
ウォンカと彼の仲間たちのことが大好きです。
特にジム・カーター演じる会計士アバカス、好きだな~。
彼は“ダウントン・アビー”で執事のチャールズ・カーソンを演じている役者ですよね。
電話交換手ロッティー役のラキー・ザクラルのことは今まで知りませんでした。好き。
だけど、地味すぎてほかの映画に出演していても見つけられる自信がない。
 
ところで、警察署長役のキーガン=マイケル・キーって、役所広司に似ていませんか。
1回目に観たときは「誰かに似ている」と思い、今回はもう役所広司にしか見えなかった。(^^;
 
観るものがなくなったら今度は吹替版を観てもいいかなと思っています。

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