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『名探偵コナン vs. 怪盗キッド』【TVシリーズ特別編集版】

TVシリーズ特別編集版『名探偵コナンvs.怪盗キッド』
構成:宮下隼一
声の出演:高山みなみ,山口勝平,山崎和佳奈,松井菜桜子,小山力也,緒方賢一,永井一郎他
 
せっかくTOHOシネマズ伊丹まで行ったので、
前述の『エクスペンダブルズ ニューブラッド』1本で帰るのはもったいないと思い、本作も鑑賞しました。
なんだかよくわからないのですけれど、4月に公開予定の“名探偵コナン”シリーズの劇場版最新作は、
“怪盗キッド”とやらが出てくるそうで、その復習予習を兼ねた特別編集版ということか。
 
高校生の黒羽快斗は、世界的マジシャンだった父親が実は怪盗キッドで、
謎の組織に殺害されたことを知ってしまい、真相を探るために自ら二代目怪盗キッドを名乗ります。
父親が追っていた伝説のビッグジュエルを手に入れれば謎の組織の正体がわかるのかどうか私は知らんけど、
そのビッグジュエルを餌に怪盗キッドを誘い出そうとする財閥の相談役・鈴木次郎吉。
次郎吉の挑戦に乗った怪盗キッドがいつもどおり鮮やかな手口で盗みだそうとします。
そのトリックを解き明かそうとするコナン。
 
てな話なのですが、コナンにもともと思い入れはなく、TVシリーズも観たことがない私にはつらかった。
工藤新一が訳あってコナンと化したことぐらいは知っていますが、
新一と快斗が似すぎているうえに、声まで同じ人が担当しているではないですか。
怪盗キッドを初めて見る者としては、何がどうなっているのかさっぱりわからず、困惑。
劇場版新作は観るつもりだったからこれが予習になるはずが、爆睡してしもたやんか。
 
TVシリーズの編集版ということで、今までに怪盗キッドが登場した話を集めているのかしら。
それを解明する前に寝ちゃったから、無理。
たぶん劇場版だけ観るほうが話がわかりやすい気がします。(^^;

—–

『エクスペンダブルズ ニューブラッド』

『エクスペンダブルズ ニューブラッド』(原題:Expend4bles)
監督:スコット・ウォー
出演:ジェイソン・ステイサム,カーティス・“50セント”・ジャクソン,ミーガン・フォックス,ドルフ・ラングレン,
   トニー・ジャー,イコ・ウワイス,ランディ・クートゥア,アンディ・ガルシア,シルヴェスター・スタローン他
 
前週、ちょうど良い時間に上映がある109シネマズ大阪エキスポシティの4DX版を観ようかと思いましたが、
4DXってそもそも鑑賞料金が高いし、映像と座席の動きにあまり一体感がないうえに、
隣席のスイッチを切ろうとも前席から水しぶきが飛んでくるし、夏でも震えるほど寒いんです
んじゃ無理して4DXで観る必要もないなとパス、後日TOHOシネマズ伊丹にて鑑賞しました。
 
“エクスペンダブル”シリーズの第4弾。わりと最近だと思っていた第3弾は10年前の2014年。
シルヴェスター・スタローンは77歳になり、ジェイソン・ステイサムも56歳になりました。
なんといってもこのシリーズの売りは新旧アクションスターの豪華共演ということなのですが、
この第4弾を観るかぎり、新アクションスターはいませんよねぇ。
“ロッキー”の宿敵“ドラゴ”役だったドルフ・ラングレンも66歳だし、ランディ・クートゥアも還暦。
腰痛とか老眼とかを感じさせる台詞が可笑しい。
 
さてさて、80歳まで秒読みとなったスタローンにはもう動いてもらうのをやめにしたのか、
本作では早々に死亡。と思わせて絶対死んでへんやろというのは観る人みんなが思うことでしょう。
死んでるわけないやんかいさ(笑)。
 
ラフマト(イコ・ウワイス)率いる国際テロリスト集団が、リビアで核兵器の起爆装置強奪を狙っているとの情報を得て、
CIAの指揮官マーシュ(アンディ・ガルシア)は傭兵軍団“エクスペンダブルズ”にその阻止を命じる。
 
バーニー(シルヴェスター・スタローン)とクリスマス(ジェイソン・ステイサム)たちは現地へ向かうが、
ブツを積んで逃走するラフマトを追いかける途中、バーニーが操縦する飛行機が危険にさらされる。
ラフマトを追うよりもバーニーを救うことを優先したクリスマスだったが、飛行機は墜落し、
中から丸焦げになったバーニーの死体が発見される。追悼のパーティーで悲しみに暮れるクリスマス。
 
マーシュは指示を無視したクリスマスの責任を問い、このミッションチームから追放。
新たにチームリーダーに任命されたのは、クリスマスの元恋人ジーナ(ミーガン・フォックス)。
ラフマトの背後にいる黒幕オセロットの正体を暴くため、ジーナらは動きはじめる。
 
バーニーの敵をとりたいクリスマスは、ジーナに渡した武器に追跡装置を忍ばせていた。
新エクスペンダブルズが出向いた先へ自分も向かい、
その途中、生前のバーニーから聞いていたデーシャ(トニー・ジャー)なる人物と出会う。
デーシャはバーニーの旧友で、ナイフ使いの達人。
バーニーが死んだと聞き、クリスマスと共に戦いに臨むことに決めるのだが……。
 
いくら新メンバーが加わろうと、クリスマスたちの印象が強すぎて、
やっぱりこれはアクションで世界を席巻してきたオッサンたちの映画でしかありません。
 
ネタバレですが、黒幕はマーシュ。アンディ・ガルシアはこんな悪役が増えましたねぇ。
増えすぎて、本作でも最初から怪しい。やっぱりこいつかよって感じです。
 
タイのスーパースター、トニー・ジャーはオッサンっぽくはあるものの、まだ40代。
キレ味の良いアクションを見せてくれるのが嬉しい。
 
これ以上は歳を取らずにいてほしい。
さすがに全員70歳を超えると、アクションもしんどそうで観ていてつらくなるのではないかと。
時間よ止まれ。

—–

『シャクラ』

『シャクラ』(原題:天龍八部之喬峰傳)
監督:ドニー・イェン
出演:ドニー・イェン,チェン・ユーチー,リウ・ヤースー,ウー・ユエ,カラ・ワイ,
   チョン・シウファイ,グレイス・ウォン,ドゥ・ユーミン,レイ・ロイ,ツイ・シウミン他
 
同じく109シネマズ大阪エキスポシティにて。
駐車場料金サービスを受けられないかと思った話は前述しています(笑)。
 
“イップ・マン”シリーズのドニー・イェンが監督と主演の両方を務める武侠アクション。
こういうのを武侠アクションというのは今知りました。
だいたい、ふだん生活していて「武侠」なんて言葉を使う機会はないですしね。(^^;
 
本編開始には少しだけ遅刻。スクリーンに映し出されたシーンがすでにめちゃめちゃ楽しい。
おお~っ、さすが本命、観に来てよかったと思う。
 
原作は、中華圏で広く愛されている金庸の大長編武侠小説『天龍八部』。
舞台は11世紀の中国で、主人公となるのは4人。
大理国国王である段正淳の息子・段誉、丐幇(かいほう)(一種の共同体)の幇主・喬峯、
少林寺で修行をしたにもかかわらず戒律を破った僧侶・虚竹、大燕国の末裔・慕容復。
 
それぞれを主人公とした続編があるのかないのか、本作の主人公は喬峯です。
 
宋代の中国。
武術集団・丐幇の幇主・喬峯は誰からも慕われる存在。
優れた武人であるうえに、その人柄は欠点を見いだすことができないほど。
 
ところがある日、奸計に遭う。
副幇主・馬大元の妻・康敏が「夫を喬峯に殺された」と訴えたばかりか、
亡き夫がしたためていた書簡の中に、「喬峯は漢人ではなく契丹人、
自分の身に何かあれば喬峯の仕業だ」と書かれていたと言う。
真偽も明らかにならぬまま、喬峯は人殺しの契丹人だと皆から罵られて追放を命じられる。
 
郷里に戻ってみると両親が何者かに殺されており、
少林寺に寄れば育ての親である師匠がこれも何者かに殺される。
その罪はすべて喬峯にかぶされて、逃げる道しかない。
 
慕容家に仕える侍女・阿朱は、慕容復の指示で少林寺に忍び込んだところ、喬峯と遭遇。
喬峯が追っ手に向かって放った技を阿朱も受けてしまい、重傷を負う。
阿朱をその場に残しておけずに連れ出すと、介抱する喬峯。
さまざまなよくない噂を聞いていた阿朱だったが、喬峯を慕うようになる。
 
阿朱の傷を完治させるには、喬峯を殺そうと皆が待ち構える聚賢荘へ向かうしかない。
聚賢荘に行けば阿朱の傷を治せる医者がいる。
しかし医者は阿朱の命を救ってやる代わりに喬峯の命を差し出せと言い……。
 
壮大な話すぎて、人間関係を掴みにくかったりもするのですが、
喬峯が謀略にはまって理不尽に追い出され、自分の出自を探る旅をするってことですよね。
その道中、いろんな敵に襲われるけれど、とにかく喬峯は強い。
序盤に自ら刀で脇腹をプスプス刺したのに無傷かい!と笑ってしまった。
 
ドニー・イェンの華麗な動きを見ているだけで楽しいし、
阿朱役のチェン・ユーチーがはかなげな美人で目が釘付けに。
 
で、やっぱりこれ、続編を作るのですよね?
じゃないとかなり中途半端。この先どうなるのか知りたい。

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『劇場版 乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…』

『劇場版 乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…』
監督:井上圭介
声の出演:内田真礼,蒼井翔太,柿原徹也,鈴木達央,松岡禎丞,岡咲美保,水瀬いのり,
     早見沙織,小野賢章,村瀬歩,鬼頭明里,上田麗奈,日笠陽子,釘宮理恵他
 
なんじゃこのタイトルのアニメは!?と思って年末からずっと気になっていたのですが、
わざわざ観に行くほどでもないかなぁとスルーしていました。
しかしこの日、本当に観たいと思っている作品が20:30からの上映で、
その前に観られそうな作品はこれしかない。
と言っても、本作は19:00~20:45の上映で、後の本命とは15分間もかぶっているのです。
 
でもまぁいいやと109シネマズ大阪エキスポシティへと向かい、
映画2本分の駐車サービスを受けるために駐車券を提示したら、
バイト女子が食い入るように私のチケット2枚を見比べる。
「えーと、上映時間が重なっている場合は1本分しかサービスできないんですけれど」。
そりゃそうだ、同じ時間帯に上映される作品を2本予約可能なら、
会員になりすまして友人知人の分を買うこともできてしまうわけですから。
 
でも、まるかぶりしているんじゃないのよ。予告編をパスして、最初のほんの数分見逃すだけ。
「ちょっと確認してきます」と奥へ引っ込むバイト女子。
戻ってくると、「今回に限り、2本分お出しします」。ありがと~。(^O^)
1本目は20:40からエンドロール、2本目は20:40に本編開始だということも教えてくれました。
年間300本以上観ようと思ったら、時にはこんなハシゴもせなあかんのです。許して。
 
さて、いつものごとく、前知識はゼロ、何にもありません。
どうせわからんやろと期待もせずに観はじめたら、ざくっと説明してくれるうえに、その説明が面白い。
原作やTVアニメシリーズで確かめてくれりゃいいのよという宣伝も忘れずに(笑)。
 
そのざっくりとした説明のうち私が覚えている部分だけで説明すると、
乙女ゲームにハマっていた女子高生が頭を強打して昇天。
目が覚めたときにはその乙女ゲームの登場人物になっていた。
しかも、彼女が転生したカタリナなる女性は、絶対に死ぬことが決まっている。
どうすれば死へまっしぐらかわかっているから、死なないように考える。
体力をつけて、食べるものに困らないように畑なんかも耕して。
おおざっぱにはこれで合っているのかしら!?
 
で、シリーズ初の劇場版は、原作者による書き下ろしの完全新作とのこと。
 
主人公の令嬢カタリナは、お供を連れて出かける途中、車窓から見慣れぬ商隊を発見。
「商隊」という言葉を私は初めて聞きました。
サーカスのテントのようなものを張ってつくられた移動する町なのですかね。
ここに寄ったカタリナは、動物と心を通わせることのできる青年アーキルと出会います。
 
彼やその仲間と楽しく過ごしていたカタリナですが、アーキルにどこか見覚えがあると思っていたら、
彼は前世の乙女ゲームの中に出ていた人物じゃあないですか。
アーキルには凄絶な過去があり、今は囚われの身。
自分はともかく仲間だけでも解放しようと思って、ある企みを遂行中。
その企みを果たしても囚われの身のままだと知っているカタリナは、なんとか阻止しようとします。
 
何の期待もせずに観たおかげではなく、すごく楽しいアニメでした。
登場人物たちみんな可愛げがあって、良い仲間ばかり。
自分の予想が当たる理由を言えないカタリナの脳内会議には笑いました。
 
観る機会があるならばスルーしてはいけない。何でも観なくちゃと思えたアニメです。
 
しかしだいたい乙女ゲームって何なのよ。私の場合そこから調べなきゃ。
女性向けの恋愛ゲームのうち、プレイヤーが女性のゲームを乙女ゲーム、略して「乙ゲー」と呼ぶのですと。
ひとつ物知りになったような気がするけど、気がするだけですね。(^^;

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『ビギル 勝利のホイッスル』

『ビギル 勝利のホイッスル』(原題:Bigil)
監督:アトリ
出演:ヴィジャイ,ナヤンターラー,ヨーギ・バーブ,ジャッキー・シュロフ,ヴィヴェーク,カティル他
 
2019年のインド、タミル語作品です。
主演は南インド映画界のスーパースター、ヴィジャイ
2020年9月に開催された“インディアンムービーウィーク 2020”にて上映されたときに見逃す。
 
昨年2月にDVD化されてレンタルも開始になっていたのですが、
なにしろボリウッドにありがちな超尺、177分の作品。
家で集中して観る自信がなく、借りるのが今になりました。
1年前にDVD化されてしかもタイトルが「ビ」で始まる作品なんて、
今年観た映画50音順でも出番がないので(笑)、いま書きます。
 
チェンナイの下町ロヤプラムに暮らすマイケルは、困ったときには皆が頼る兄貴分。
訳あってヤクザになったものの、スラム街を救おうと日々行動している。
相手がどれほど大きな権力者であろうと決して引かないから、敵も多いのは確か。
 
あるとき、彼の親友カティルがで監督を務める女子サッカーチームが、
全国選手権に出場するためにタミルナードゥ州からメンバーを連れてチェンナイへとやってくる。
宿泊場所へメンバーを送る役目は弟分たちに任せ、カティルとマイケルは別途車へ。
ところがマイケルを狙う集団に襲撃され、カティルが重傷を負う。
 
報せを受けたメンバーたちは憤り、なぜ監督とヤクザのマイケルが知り合いなのか、
犯人はマイケルを狙ったのに、監督がこんな目に遭うなんてと泣きわめく。
監督がいなければ全国選手権には出場できない。あきらめようとするメンバーたち。
 
病室で意識を取り戻したカティルは、自分に代わるのはマイケルしかないと言う。
ヤクザに監督が務まるわけがないと拒否するメンバーたちに、マイケルは11人対自分1人の闘いを挑む。
マイケルが3点先取すればマイケルの勝ち。君たちは1点取ればそれで勝ちとすると。
もしも自分が負ければその場を去るが、もしも勝った場合は、おまえら素直に言うことを聴けと。
 
鼻で笑っていたメンバーたちだったが、いとも簡単にマイケルが3点を取り、従わざるを得なくなるのだが……。
 
たぶん、ダンスシーンを全部カットしたら、少なくともあと30分は短縮されていたと思います(笑)。
でもやっぱりダンスはあったほうがボリウッドらしくて○。
 
毎回、たいして格好良くないと思いながら観始めるヴィジャイ主演作ですが、途中からとても可愛らしく見えてくる。
愛嬌もあって、大人気であることにも納得してしまうのですよね。
 
賄賂の国インドでは、サッカー協会もこんなに腐っているのですか。
まず、国の代表選手になれば、どんな人物であれ将来は安定。良い仕事が保証されるのだとか。
だから、親はなんとしてでも息子を代表選手にさせたいし、そうなれば自慢しまくる。
 
上級公務員であろうがサッカーの代表選手であろうが関係なし。
それが女の幸せであると男が決めつけています。
自分の妻にそれを強いていた男性に対し、ヴィジャイは言います。
内助の功と言うけれど、妻の夢を叶えようとする夫はカッコイイのだと。
 
マイケルの生い立ち、父親のこと、マイケルと恋人エンジェルの話などなど盛り込みすぎで大変。
でも終わってみればすごく楽しい作品。エンジェル役のナヤンターラー、超美人だし。
 
なお、DVDにはダンスシーンのみ観られる特典も付いています。観てしもたやんか。(^^;

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