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タイに来た。〈その3〉

大規模なデモであちこち占拠されていた昨日のバンコク。
朝食後にテレビをつけてみると、確かにデモはそこここで決行中。
しかし、もしもこれが日本であれば、
どのチャンネルを回しても緊急報道番組を放送しているのでしょうが、
通常番組を放送している局もたくさん(というのか、ほとんど)。
朝からコロッケの試食をしている番組もあってワロてしまいました。

映し出される街は月曜日の通勤時間帯だというのに、
ほとんど人が歩いていません。
一方、ショッピングモールなどは普通に営業しているらしく、
オフィス街と対照的に人があふれている様子。
どうやらこのデモは「臨時の仕事休み」ぐらいの感覚か。

そういえば、2011年のタイの大洪水時、
日本では相当深刻な事態のように報道されていました。
確かに深刻だったとは思いますが、
ダンナが実際に見聞きした状況と日本での報道はかなり異なります。

小学校校舎の2階付近まで浸水し、
泥色の水を見て日本人なら病気に罹る心配もするところ。
タイ人は教師も含めて屋上からの飛び込みを楽しんでいたそうです。
なんとポジティブ思考のおおらかな国なのでしょう。

閑話休題、そんな感じなので、どこかへ行くこともできたのですが、
事態が急転して出先から帰ってこられなくなっても困ります。
ここはおとなしく、そしてせっかくスコータイホテルへ来たのですから、
ホテル内の有名なタイ料理レストラン“Celadon(セラドン)”で昼食を。
青いパパイヤのサラダ“ソムタム”は私のお気に入り。
シンハーとタイのウイスキーも飲んでデザートまで堪能、
またもや食べすぎてしまったのでした。

デモの影響がまったくないホテル前の通りにセブンイレブンを発見、
そこまでぐらいなら歩いて行っても平気。
小さな店舗だったので、あまり品数はありませんでしたが、
亀田製菓のおこめチップスやコアラのマーチはゲット。
タイでは日本語が書かれている商品が人気で、
漢字は中国語と区別がつきづらくてややこしいため、
平仮名や片仮名が書かれているのがポイントです。
化粧品や日用品にも「美しさはここから」みたいなことが
しっかり日本語で書かれていて可笑しい。

朝昼と食べすぎたにもかかわらず、
晩はふたたび“La Scala(ラ・スカラ)”へ。
皿数は減らしたものの、ロブスターとアボカドのサラダやら、
羊肉のパッパルデッレやらフォアグラとチーズのリゾットやら、
オススメにしたがって迫力のある料理ばかり食べてしまい。
帰国後は断食しないと体重を戻せないかも。(–;
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