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『夜に生きる』

『夜に生きる』(原題:Live By Night)
監督:ベン・アフレック
出演:ベン・アフレック,エル・ファニング,クリス・メッシーナ,
   シエナ・ミラー,ゾーイ・サルダナ,クリス・クーパー他

なんばパークスシネマで3本ハシゴの2本目。
前述の『スプリット』はポイントで無料鑑賞、
本作は1,000円で観られるクーポン券を利用して鑑賞。

原作は人気ミステリー作家デニス・ルヘインの三部作のうちのひとつ。
ベン・アフレックが自ら脚本を書いてメガホンを取りました。
プロデューサーには本人とレオナルド・ディカプリオも名を連ねています。

1910年代、禁酒法時代のボストン。
警察幹部の息子として生まれたジョー・コフリンは、厳格な父親に反発。
不良仲間のディオンと組んで強盗を働いては金を稼ぐ日々。
ある日、アイルランド系ギャングが仕切る賭博場を襲撃したジョーは、
その場にいた女エマ・グールドと恋に落ちる。

エマはギャングのボス、アルバート・ホワイトの情婦。
密会を重ねていたのがバレ、二人が殺される寸前、
ジョーの父親がパトカーで現場に乗りつけ、アルバートはエマを連れて退散。
その前の銀行強盗の犯人としてジョーは逮捕されて刑務所へ。

エマはまちがいなく殺されただろう。
父親の尽力でたった3年で出所を果たしたジョーは、アルバートへの復讐を心に誓い、
アルバートと敵対するイタリアンマフィアのボス、マソ・ペスカトーレの傘下へ。
フロリダ州タンパへと乗り込むと、アルバートを潰しにかかるのだが……。

ラム酒をめぐってギャング同士が凄絶な闘いを繰り広げていた時代。
アルバートが牛耳っていたタンパを、ジョーは知恵を働かせて奪います。
ドンパチもまぁいいけれど、裏のかきかたが小気味よい。
しかも最初はただのチンピラで女たらしにしか見えなかったジョーが
意外に優しい心の持ち主でもあり、それがアダになると思いきや……てな感じ。

とはいうものの悪事は悪事。
人の恨みを多く買った人間が幸せいっぱいのまま終われるわけもなく、
ラストはちょっぴり切ない。

原作も読んでみたいと思いました。
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