『新幹線大爆破』
監督:加藤弘之
出演:高倉健,山本圭,田中邦衛,織田あきら,郷鍈治,宇津井健,千葉真一,小林稔侍,志村喬,永井智雄,中田博久,千葉治郎,
志穂美悦子,渡辺文雄,竜雷太,丹波哲郎,鈴木瑞穂,青木義朗,黒部進,北大路欣也,川地民夫,林ゆたか,伊達三郎,
山内明,多岐川裕美,露木茂,近藤宏,宇津宮雅代,藤田弓子,風見章子,渡辺耐子,高月忠,清水照夫,畑中猛重,宮地謙吾他
それに合わせて1975年のオリジナル版もこのたび特別公開されています。イオンシネマ茨木にて。
東京発博多行きの新幹線“ひかり109号”の乗客、約千人を人質にとった爆弾脅迫事件が発生。
犯人からの電話によれば、爆弾は走行中の新幹線に仕掛けられており、列車の速度が80km/h以下になれば爆発するという。
どうせ悪戯だと高を括っていると、嘘ではないことを示すために同じ爆弾を仕掛けたという貨物列車が爆発。
警察は身代金15億円を米ドルで用意するようにとの指示に従わざるを得なくなる。
という話なんですが、キアヌ・リーヴスをスターダムにのし上げた『スピード』(1994)を20年先取りしたと言われています。
国鉄の協力を得られず、特撮を使用したというのは当時の技術を思えば凄いのかもしれません。
てっきり高倉健は捜査する側の役だと思っていたので、犯人役なのねとビックリ。
健さんと組むのは2人で、山本圭と織田あきらが演じています。
犠牲者を出すまいと奮闘する国鉄の運転司令長を演じるのが宇津井健。
彼からの連絡を受けて緊張感をみなぎらせながらひかり109号を操縦する運転士役が千葉真一。
とにかくいろんなことが起こります。
80km/h以下にスピードが落ちないように努めるも、前方を走る車両にトラブルがあって遅れたり、
対向車両とあわや接触するかというのを回避するのに大変だったり。
移送中の犯罪者(郷鍈治)が逃走を図るわ、それ以前に客が大騒ぎしはじめるわ。
犯人が金を受け取った後に爆弾の解除の仕方について書いたメモを預けた喫茶店が火災に遭うシーンは、
そんな上手いこと燃えるかとちょっと笑いそうになりました。
ほかにも往年の名優がいろいろと出ているから、この人まだ生きてたっけ? もうあの世に行っちゃったっけ?などと考えながら観るのも楽しい。
すみません。(^^;
リブート版もNetflixですでに公開されているので、早く観ることにします。
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