『シュガー・ラッシュ:オンライン』(原題:Ralph Breaks the Internet)
監督:リッチ・ムーア,フィル・ジョンストン
出演:ジョン・C・ライリー,サラ・シルヴァーマン,ガル・ガドット,
タラジ・P・ヘンソン,アラン・テュディック,ビル・ヘイダー他
なお、「TOHOシネマズ1ヶ月フリーパスにて鑑賞の15本目」が抜けているのは、
『ボヘミアン・ラプソディ』を観たからです。
今後ももし「○本目がないやん」というときは、また『ボ・ラプ』を観たと思ってください(笑)。
前日にフリーパスで観ようとして席数上限にひっかかってアウト。
涙を呑んだので翌日にリベンジ。
前日は例のいびつな形状のシアターでの上映でしたが、
この日はTOHOシネマズ別館アネックスのシアター10で。
しかも8:50からの上映だから、まだまだ客少なし。
余裕でチケットをゲットできました。
字幕版の上映をしている劇場がいかに少ないことか。
吹替版はまだ観ていないので、比較してどうとはまだ言えませんが、
『グリンチ』を振り返ると、やっぱり字幕版のほうがよさそう。
というのか、吹替版は観逃しても悔しくないけど、字幕版は絶対観たい。
『シュガー・ラッシュ』(2012)の続編。
ゲームの中に暮らすゲームキャラたちの日々というアイデア、楽しいねぇ。
ゲームセンターの中にあるレースゲーム“シュガー・ラッシュ”。
ヴァネロペは「不具合」がプレイヤーたちにウケている天才レーサー。
レトロアーケードゲーム“フィックス・イット・フェリックス”の悪役ラルフと大の仲良しで、
ラルフはヴァネロペと一緒に過ごす時間に至福を感じている。
ある日、通常のレースに飽き飽きしていたヴァネロペを喜ばそうと、
ラルフがちょっとしたいたずらを仕掛けたところ、
案の定ヴァネロペは大喜びしたものの、プレイヤーが大慌て。
結果、ゲーム機のハンドルを壊してしまい、シュガー・ラッシュは故障する。
製造元はすでになくなっており、ハンドルの注文は無理。
ハンドルがなければシュガー・ラッシュは廃棄処分となってしまう。
住人たちをを救うためにもハンドルを手に入れようと、
ヴァネロペとラルフはインターネットの世界へ飛び込む。
オークションサイトにたどり着き、ハンドルを落札したのは良かったが、
代金を払えないことに気づいたふたり。
支払い期限までになんとか金を工面しようとかけずりまわるのだが……。
ネタバレになりますが、最後は私にはかなり衝撃的。
だって、シュガー・ラッシュを救うためにインターネットの世界へ行ったのに、
えっ、やっぱり新しい世界のほうがよくなっちゃったってか。
ヴァネロペべったりのラルフはほかにも友だちを見つけなさいと言わんばかり。
ヴァネロペに自分以外の友だちができると妬むのは、確かにちょっとキモい。
だからって、彼だけ元の世界に戻ることになるとは。
いろんな集まりに顔を出して、知り合いを増やして、ほら、寂しくないでしょって。
これって、基本的には『グリンチ』の「ひとりぼっちの人は寂しい」と同じ。
再び言わせていただきます。大きなお世話やっちゅうの。(^^;
楽しかったですけどね。ディズニーは一貫してこういう考えなのかも。
それのほうが教育的といえば教育的かしらん。
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