『カメの甲羅はあばら骨』
監督:モリ・マサ
声の出演:清水尋也,磯村勇斗,江口拓也,上國料萌衣,野津山幸宏,天月,
栗田航兵,四谷真佑,森本晋太郎,坂本慶介,でんでん他
イオンシネマ茨木にて。
封切り日からほとんど日が経っていないのに、そこそこ広いシアターで“おひとりさま”でした。
スクリーン独占は今年8度目か。嬉しいような寂しいような。
川崎悟司の動物図鑑をアニメ映画化したものなのだそうです。
さまざまな動物の特徴的な骨格を人体に取り入れるとどうなるか。
登場人物たちは体の一部が何かの動物です。
主人公はカメ田カメ郎、その親友はカエル川エル隆とキリン沢リン太郎。
同じ高校に通う彼らは地味な「下位グループ」に属しています。
「上位グループ」の頂点に立つのはライオン寺ライ王で、
恋人は人気雑誌で読者モデルを務めるフラミンゴ塚フラ美。
ライオン寺にはワニ渕ワニ平とワシ崎ワシ也という取り巻きもいる。
あるときキリン沢がバスケットボールの試合で活躍し、時の人となりますが、
そこで調子に乗ったキリン沢は、上位グループに痛い目に遭わされます。
それがあるから、カメ田たちはひたすら目立たずと思っていたのに、
車に轢かれかけた少年をカエル川が助ける様子がネットに出回り、カエル川も時の人に。
生徒会長に立候補したライオン寺はカエル川の人気を利用することに。
上位グループに誘われたカエル川は、カメ田から離れて行ってしまいます。
てなお話で。
最初に高らかに歌われる「骨の歌」にまずドン引き。
わりとグロテスクな画にも引き気味ながら、おおむね楽しくは観ました。
だからって、劇場で観るほどのもんじゃないというのが正直な感想ですが、
それぞれの動物の骨の特徴がわかるのはいいかもしれません。
もしもこれらのうちのどれかになるのだったら、どれがいいかなと真剣に考えたり。
いや~、やっぱりどれも嫌でしょ。(^^;
ところでカメのお腹って、ほんとにあんなにいい音するんですか。
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