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『ピアソラ 永遠のリベルタンゴ』

『ピアソラ 永遠のリベルタンゴ』(原題:Piazzolla, Los Anos del Tiburon)
監督:ダニエル・ローゼンフェルド

12月30日は毎年固定で高校時代のクラブの忘年会がおこなわれる日。
数名の先輩・同期・後輩と豊中の“Dining & Bar fitche”で零次会。
スパークリングと白ワイン各1本を空けて一次会へ向かいました。
その前に梅田で3本ハシゴ。これも毎年固定かも(笑)。

またしても無料鑑賞の席数上限にひっかかりました
『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生』の吹替版を観逃していたので、
この機会に観ようと思ったのに。空席いっぱいあるのに。
空席がいくらあろうとも上限にひっかかると入れてくれません。
混んでいるならまだしも、なんだか納得いかない。セコイと思う。
タダで観ようとしているわけだから、どっちがセコイのかわからんけど(笑)、
少なくともその権利を手に入れるために映画50本分のお金は注ぎ込んでいるのですぞ。
ガラガラのときは入れてくれたってええんとちゃうやろか。

で、9時から上映のファンビにフラれてしまったので予定を変更。
スタバNU茶屋町プラス店でゆっくりコーヒーを飲んで、
大のお気に入り、温めてもらったホワイトチャンク&マカダミアクッキーを食し、
10時にテアトル梅田へ入場して本作を鑑賞。

フランス/アルゼンチンのドキュメンタリー作品。
説明するまでもありませんよね。
アルゼンチンタンゴに革命を起こしたと評されるバンドネオン奏者アストル・ピアソラ
チェロ奏者のヨーヨー・マが演奏する『プレイズ・ピアソラ』なんてのも有名です。
はい、大好きです。最初からファンビよりもこちらを選べばよかったか。(^^;

大好きなのに、私の勝手な思い込みだったのか、
死後に評価された人だとばかり思っていました。
このドキュメンタリーを観ればそういうわけでもない。
時代の先を行きすぎて革新的だったゆえ、
批判にはさらされ続け、苦境を味わったようではありますが、
存命中もちゃんと理解してくれる人はいた。
思い込みが解けていくようで気持ちよかったです。

20年近く前だったか、あるお店で私たち夫婦以外に客がいなかったとき、
お店のスタッフがかけてくださった曲がピアソラでした。
普通に客がいるときはかけるべきでないとほかのスタッフから言われていたそうです。
重いから、しんどいから、食事の場にはふさわしくないと。

私は食事中でも平気、むしろピアソラかかっていてほしいと思いましたが、
本作のピアソラの言葉を聴いて唸りました。
何かをしながら聴かないでほしい、考えて聴いてほしいと。
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