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『ポッピンQ』(TOHOシネマズ1ヶ月フリーパスにて鑑賞の2本目@西宮)

『ポッピンQ』
監督:宮原直樹
声の出演:瀬戸麻沙美,井澤詩織,種崎敦美,小澤亜李,黒沢ともよ,田上真里奈,
     石原夏織,本渡楓,M・A・O,羽佐間道夫,小野大輔,島崎和歌子他

前述の『土竜の唄 香港狂騒曲』の終映が15:20、本作の開映が15:10。
TOHOシネマズの予告編を流す時間はかなり長いから、
これでも本編開始にはギリッギリで間に合うのでした。

フリーパスを持っていなかったらスルーしたにちがいない作品。
観てみれば意外に楽しく、ラストはちょっぴり泣きそうに。
原作が存在するとばかり思っていたら、
東映アニメーション創立60周年記念のオリジナル劇場アニメ。ほ〜っ。

中学3年生、15歳の少女が5人。
異なる学校にかよい、互いに面識のない5人は、それぞれに悩みを抱えている。
明日には卒業式が控えている。

小湊伊純は卒業とともに高知から東京への引っ越しが決まっているが、
陸上の県大会で自己ベストを出せず、ライバルに負けたことが心残り。
そんな気持ちも知らずに勝手に引っ越しを決めた両親に腹が立つ。

卒業式の朝を迎え、学校へは向かわずにとある駅で降りた伊純は、
浜辺でキラキラ光る石のようなものを拾う。
それは“時のカケラ”なるもので、伊純は突然“時の谷”という異世界へ飛ばされてしまう。
夢か現実かと戸惑う彼女の前に現れたのは“ポッピン族”のポコン。
ポコンは“同位体”として伊純と心が通じ合っているのだといい、伊純の言葉も理解する。
ポコンの話によれば、謎の敵のせいで時の谷が危機に瀕しているらしい。

やがて、伊純と同じく時のカケラを拾った4人の少女と出くわす。
成績は学年トップの日岡蒼は、勉強は未来への投資で、
今は友だちなんて必要ないと考えている。
ピアノが得意な友立小夏は、最近演奏を楽しむことができない。
両親の勧めで柔道と合気道に取り組んできた大道あさひは、
本当は女の子らしいものに憧れている。
ダンスが得意な都久井沙紀は、人と上手くコミュニケーションを取ることができない。
彼女たちは各々が同位体のポッピン族と行動を共にしていた。

ポッピン族の長老から時の谷を救ってほしいと頼まれる5人。
そのためには5人が心をひとつにしてダンスをしなければならないと聞き……。

一緒に踊って世界を救う。
いったいどのようにしてこんなアイデアが生まれたのか。
監督が“プリキュア”シリーズのダンス映像を手がけてきた人だということで、
ダンスありきだったのかもしれません。
ビジュアル的にも女の子受けしそう。

青春は思うほど長くない。そんな台詞にジーンともしたりして。
いやはや、やはり何でも観てみなければわからんもんです。
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