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『ブラザー・ベア』

『ブラザー・ベア』(原題:Brother Bear)
監督:アーロン・ブレイズ,ボブ・ウォーカー
声の出演:ホアキン・フェニックス,ジェレミー・スアレス他

『華氏911』(2004)の配給権を持ちながら、
自社の傘下であるミラマックス社に「配給するな」と命じたことで
評判を落としたと思われるディズニー。
『モンスターズ・インク』(2001)や『ファインディング・ニモ』(2003)の製作会社であるピクサーも
やはりディズニーの傘下だけど、
ディズニーとの契約を打ち切ったそうです。
最近のディズニーはピクサーに稼がせてもらってた感があるので、
稼ぎ頭を失ってたいへんかも。

これはそのディズニーの作品。

太古の村。
大自然のなか、人びとは動物とともに暮らす。
キナイは3人兄弟の末っ子。
早く一人前の大人になりたいと思っているが、
すぐ上の兄からはバカにされっぱなし。

ある日、木の枝に吊していた魚籠を熊に奪われる。
吊し方が悪いせいだと咎められたキナイは、むきになって熊を追いかけるが、
身の危険を感じた熊の逆襲を受ける。
弟を助けようとしたいちばん上の兄は
熊もろとも氷壁から落ちて死んでしまう。

キナイは復讐を心に誓い、生きているはずの熊を探し始める。
やっと見つけて熊をひと突きしたとき、不思議な光に包まれるキナイ。
そして、目覚めると、なんと熊になっていた。
天国の兄がキナイに愛の意味をわからせるため、なしたことだった。

クマになったキナイは途方に暮れる。
彼が変身させられたことを知る長老は
光の降り立つ山頂にたどり着けば兄に会えるだろうと告げる。

山頂を目指す途中、キナイは子熊のコーダと出会う。
母熊とはぐれたというコーダはキナイにまとわりつく。
仕方なく、コーダとともに旅することに。

ネタバレですが、
旅の道中、いろいろあるのはもちろん。
最後は無事山頂にたどり着き、改心して人間に戻る……と思ったら、ちゃうかったがな。
『シュレック』(2001)みたいなオチで驚いた。
けど安心して観られる85分はやっぱりディズニー。

先週、おもしろかったのは、台風の日。
人が歩くのもたいへんなほどの強風なのに、
信号待ちをしている散歩中の犬が「フんッ」と気合いを入れて風に立ち向かっている姿。
何もこないな風の強い日に散歩せんでも。
あまりのけなげさに、私ひとりでバカウケ。
あと、ネットニュースで見た、「鳩レースの鳩にドーピング疑惑」。
動物たち、がんばってます。
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