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アカデミー賞、受賞したのはこんな人〈助演女優編〉

さて、助演女優賞は『コールド・マウンテン』のレネー・ゼルウィガーが受賞。
ショーン・ペンはオスカーなんて興味ないだろうと思いましたが、
ゼルウィガーは「悲願」だったでしょう。なんとなく。
授賞式当日、ムービープラス・チャンネルで
『アカデミー賞授賞式直前LIVE』を放送していました。
クリス・ペプラーとともにナビゲーターを担当していたさとう珠緒が
「レネー・ゼルウィガーさんはコミカルな役が多かったですものね」とコメントしてましたが、
コミカルな役はそんなに多くないっつうのよ。
トム・クルーズと恋に落ちる子持ちの純粋な母親役を演じた
『ザ・エージェント』(1996)でブレイク。
冒険作家のロバート・E・ハワードの伝記映画『草の上の月』(1996)では、
ロバートと親しくなる教師を彼女が演じています。
『ライアー』(1997)では殺される謎の娼婦役。
この映画の主演は『海の上のピアニスト』(1999)の1900役で有名なティム・ロスでした。
末期癌の母親と娘の関係を取りあげた『母の眠り』(1998)。
ゼルウィガーはニューヨークでジャーナリストとして働く娘の役。
母の看病のために帰郷するものの、
平凡な専業主婦として一生を終えようとしている母に
彼女は敬意を払えない。
死を前にした母と娘の心に触れる、いささか優等生的作品ですが、
母親演じるメリル・ストリープとともに演技の見応えはあります。
コメディエンヌとしての才能を発揮したのは『ベティ・サイズモア』(2000)。
暴力亭主が殺されるのを目の前で見てしまったベティは、
ショックのあまり、アタマが変に。
昼メロの人気俳優が自分に惚れていると本気で思い込んでしまい、
その俳優を追って旅に出る。
かなりブラックなコメディです。
そして大ヒットした『ブリジット・ジョーンズの日記』(2001)。
このとき、役作りのために太りに太ったカラダを、
『シカゴ』(2002)のときにはあんなに美しい体型に戻してしまうなんて、
役者魂ってやっぱりスゴイのでした。

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