映画(番外編:映画と邦題・字幕・台詞)– category –
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ついでに、もうちょっと戸田奈津子さん。
こんなにも誤訳の多さを指摘されているのに、 あいかわらず大作は彼女のところへ話が行くのはなぜ? いまでこそ、字幕の翻訳家といえば 前述のような女性の名前がごろごろ挙がりますが、 以前は男性の世界だったようです。 女性にもやれるんだということを... -
誤訳もワラける、字幕の翻訳。
昨日の新聞で目にした『週刊新潮』最新号の見出しは、 “また「誤訳騒ぎ」だよ「字幕の女王」戸田奈津子”。 この「夜な夜なシネマ」が居候させてもらっている HPの管理人さんとはたまに映画にご一緒しますが、 その管理人さんが以前、「あいかわらず字幕は... -
なんでタイトル変えました?
映画の公開時のタイトルと、 発売開始になったビデオやDVDのタイトルが なぜか変わっていることがあります。 たとえば前述の『みんなのしあわせ』。 これは公開時のタイトルで、ビデオでは『13(サーティーン)/みんなのしあわせ』に。 内容と相反する公開... -
ただし、山崎努の台詞は
前述の『13階段』について。 被害者に殺意を抱いたことを思い悩む反町に対し、 山崎が語ったこの台詞はよかったと思うので抜粋。 殺してやりたいと思う瞬間は誰にでもある。 しかし、みんな一歩手前で踏みとどまる。 なぜだと思う? それは、人間の本来持... -
続・女、女、女。
「なんたらの女」はまだまだいっぱい。 カルト的人気を誇る『白いドレスの女』(1981)。 謎の美女にハマったことから人生を狂わされる真面目な弁護士。 ムンムンと熱気の漂うフロリダを舞台に 火事に風鈴、氷風呂と、けだるさを増す風景や小道具が盛り沢山... -
女、女、女。
前述の『運命の女』以外にも「なんとかの女」や「なになにの女」みたいなタイトルの多いこと!トム・クルーズの元妻、ニコール・キッドマンが悪女ぶりを発揮して話題になった『冷たい月を抱く女』(1993)。大学に務める夫と美しい妻の幸せな家庭。妻はある... -
コレを聞き逃すなかれ。
前々述の『クリスティーナの好きなコト』で、 原題は作品中に出てくることが多いとお話しました。 ここ数か月のあいだに観た映画のなかから、 同じく原題が作品中に出てきたもので、なおかつ興味を引かれたものをご紹介。 2001年度のアカデミー賞で、 ハル... -
英語のカタカナ読み
キャサリン・ゼタ=ジョーンズの名前が出たので思いだしたネタを。外国人俳優(に限らずですが)のカタカナ読みは、出版社によって異なることも多いですね。たとえばキャサリン・ゼタ=ジョーンズ(Catherine Zeta-Jones)。雑誌によっては「ジータ=ジョーン... -
この邦題にご苦労様。
『わたしが美しくなった100の秘密』(1999)を含め、 長めの邦題で苦労の色が見えるものがいろいろあります。 『2999年異性への旅』(2000)。 男性しか存在しない星からやってきた主人公。 彼の使命は地球の女性と子どもをもうけて繁殖させ、やがて宇宙を支配... -
恋と夢とあなたとわたし〈恋編〉
原題に“Love”が含まれているものはもちろん多いですが、 そうじゃなくても邦題は「恋」だらけ。 あまりに類似したタイトルが多くて、観たかどうか思いだせないことがあります。 『恋のドッグファイト』(1991)。 今は亡きリバー・フェニックスの青春恋愛も...